さーて、コレクターリンチ作戦の開始です‼︎
I05地区
「ん…?来たみたいだね、じゃあ君には眠ってもらうよ。起きた時には全部終わってると思うよ。起きてすぐ見えるように仲間の死体は目の前に置いてくから楽しみにね」
「あいつらを甘く見るなよ、寝起きで見るのは死体じゃなくて、起きない俺見て今にも泣きそうな顔したバルカンの顔だと俺は思うがね」
「あっそ」
バレット達救出部隊が来たという知らせを受けたコレクターはスミスを気絶させて置くとアーキテクトを呼び、彼の監視を任せた。
「じゃあ頼んだよ建ちゃん。あ、一応大丈夫だと思うけど…ごめんね」
そういうとコレクターはアーキテクトの指を1本掴んでへし折った。
「…ッあ"あ"ぁ⁉︎な、何で…⁉︎」
「土壇場で余計な真似されても困るからね。少しでも妙な真似したらすぐテレポートして今度は耳をちぎるからね。わかったら監視頼むね?」
「ヒィ⁉︎わ、わかった…」
コレクターは部屋を出ると部下からの報告を聞きながら考えを巡らせた。
(ふーん…結構裏切り者達も来てるね。特にキャロル…エリザ様のダミーでルーラー攻略の懐刀でありながら死人とルーラーの言葉に絆されたあいつは是が非でも始末しなきゃ…さて、救ちゃんはどこに向かわせようかな?)
そう考えるコレクターだが、そのキャロルを始末するのに代理人含めた3名のハイエンドが向かって返り討ちに遭った事を思い出してさえいれば、のちの彼女の運命は少し変わっていたのかもしれなかったが、もう手遅れであった。
────
「こちらバレット。全員配置についたか?」
バレットが各部隊に尋ねると、全員配置完了との連絡が返ってきた。
「よし…これよりI05地区奪還及びスミス救出作戦を開始する‼︎各自行動開始‼︎」
「了解!さーて、行くよゲーちゃん!【
「【
「んあ?やっぱあの噂そっち由来か。なら俺も鳴らすかね」
少々真実は違うが、アーキテクトとゲーガーがそれぞれの武器の認証コードを通信越しに聞いたリバイバーはそれに倣い鈴の音色を鳴らした。
まず先陣を切ったのはバルカンであった。彼女の行手を阻もうとマンティコアが二機近寄るが、
「邪ァァ魔だァァァァ‼︎」
バルカンは即座に
他のEA小隊のメンバーも各々の武器で鉄血兵を仕留めていく。だがフレイムはいつもの火炎放射器では今作戦では絶望的に相性が悪いため、サブ武器のジャイロジェット・カービンにて対処していった。
「バルカンさん、いつに増して攻撃が激しいですね…」
「そりゃ彼から貰ったリストバンド見るたび乙女の顔になるくらい愛してやまないスミスがあんな目に逢えばあぁなるわよねぇ?でも、このままだと復讐心に囚われて、うっかり死ぬかもしれないわよ?」
「マーダーさんにしては珍しくまともな意見ですね…でもあのままだと確かに危ないのは確かです。アーキテクトさん、ゲーガーさん。何かあったら頼みます」
「任せてくれ。あのままだと盾も破壊しかねないからな…ハッ‼︎」
「あの子どんどん進んでくから早く追いつかないと囲まれてちゃうもん…ねっ‼︎」
ゲーガーが蛇腹剣で、アーキテクトが小手でそれぞれ盾持ちの頭を破壊しながら返事をし、先行していくバルカンを追いかけていく。
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西側
「フッ‼︎」
キャロルがダウルダウラの銅線で器用にアイギスとガードのみを捕縛するとそのまま焼き切った。
「基地の部隊より火力が低い方の私達ですが、今回はこの方が都合が良いです‼︎」
「トゥーマーンもこれなら活躍できるんじゃない?」
「そーですねッ!こいつら盾がアレなだけで、あとはその辺の奴と変わらないですし!どっちかというとジャウカーンがやりづらいでしょ?」
「大丈夫です!レーザー出さなくてもそのままガリガリすれば問題ないです!うりゃー‼︎」
(あれ?俺要らなくない?)
軽口を叩きながら次々に撃破していくオートスコアラー組を見てリバイバーは軽く唖然としていた。なんなら自分があのまま鉄血に居続けたら彼女達と戦うハメになってたかと思うとゾッとするやら味方で頼もしいやらと複雑な心境だったが、気持ちを切り替えて宙を舞い、空から出力を絞ったV.S.L.Cを的確に当てて撃破していく。その途中、キャロルの死角からニーマムが狙ってるのを見たリバイバーはニーマムを狙い撃ちにした。
「大丈夫か?」
「助かった。感謝する」
「ついでだが、お前さんと部下のおかげで、この辺りは殆ど盾持ちが居なくなった。あとは装甲兵が大多数だ」
「了解だ。あと、『部下』じゃない、『家族』だ」
「ん、それは失礼」
その後リバイバー達は敵戦力を次々に撃破していき、そのまま北側の部隊の援護に向かって行った。
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西側の部隊が圧倒的スピードで壊滅していくのを聞き、コレクターはほくそ笑んでいた。
「ハハ!このスピードだと盾ごと破壊してるんだね!綺麗事並べてもやっぱり君たちは鉄血…」
『いえ、コレクター様…奴ら、
「…え?馬鹿な⁉︎あのスピードで盾を破壊してない⁉︎こんな戦力があるなんて…!」
コレクターは動揺していた。まさかここまでキャロル達が強いとは思っていなかったからだ。だがよく考えれば元々彼女達は『あの』P基地を攻め落とす為の部隊である。それが弱くないはずは無いのである。『弱いから役目を放棄して裏切る』と考えていたコレクターにとってこれは予想外であり、初めてコレクターは怒りを露わにした。
「冗談じゃない…‼︎その力は鉄血のために振るうものの筈なのに…あいつらは今どこに⁉︎」
『北側に向かっていま…しまっ⁉︎見つか…』
ザザッと通信が切れるとコレクターは舌打ちし、北側に救済者を向かわせようとした時であった。突如として複数の轟音が北側から鳴り響き、味方の反応が次々に消えていった。何事かとコレクターは北側の方を向くとあるものが目に映る。それを見たコレクターは思わず怒鳴りつけた。
「…いつもいつも、どうしてお前は私達の邪魔をする⁉︎……万能者‼︎」
────
北側 少し前
盾持ちが少ないとはいえ、普通の部隊はそれなりの数がいるため、M16A4達は苦戦とはいかないがやや侵攻が遅れ気味だった。
「クソッ!せっかくバレットさんが盾持ちの少ないところに回してくれたのに、このままじゃスミスさんが…!」
「M16A4、ここは余に任せてくれ… Ruck-Zurück!」
マンリヒャーが自身のスキルを発動し前になると鉄血兵に向けて乱射する。スキルで下がった命中は射速と火力で補って敵を撃破し、隙が生まれた。
「今だ‼︎」
それを合図にM16A4達は突撃し、敵の陣形を崩しながら先に進んでいく。途中ガードが盾を前に出して攻撃を加えるも、M16A4は攻撃を躱し、懐に潜り込んだ。
「ハァァァ‼︎」
そのまま銃を突き出し、セットされた銃剣をガードの喉に突き刺すとそのまま引き金を引いてガードの頭を吹き飛ばす。
そんななか、倒したと思ったイェーガーが上半身のみ起き上がり、JS9に向けて銃を向けた。
「JS9さん、後ろ‼︎」
「っ⁉︎」
M38SDMRに声をかけられ回避しようとするが到底間に合いそうになかった。
…ここで、彼女の持ち前の幸運が起きた。
彼女を撃とうとしたイェーガーは空から降ってきた銃撃の豪雨に晒され、破壊された。それだけでなく彼らの近くで爆発が起き、辺りの鉄血部隊は壊滅した。しかも、盾持ちは本体のみ破壊され盾には被害がなかった。
彼らが空を見上げると、何やら尋常じゃない雰囲気の万能者が滞空していた。
「飯の恨みで来たが…こんなひでぇ真似して…道徳のどの字から教えてほしいみたいだな…!」
そして、現在に至っていた。万能者を確認したコレクターはある指示を出した。
「救ちゃん、仕事だよ。万能者の相手をお願い。私は南側に行く」
「りょ、了解です…」
万能者の乱入により、事態は混沌と化していく。
────
現場から少し離れたところで04達は回収された盾の解析を行なっていた。
「これを解析すればこれを使ってるやつの動きを抑えられるかもね…ふむ、だいぶ防護壁があるけど、私にかかればザルね…」
04は凄まじい勢いでキーボードをたたいて盾のデータ設計内に侵入していく。すると、あるものを見つけた。
「…え?これって…まさか⁉︎」
圧倒的じゃないかグリフィンは(悦)
まぁ盾が特徴なだけであとはちょっと強いアイギスとガードですからね。
南側の戦闘は次回出します。
上手くコラボ元のキャラを扱えたでしょうか…?
なんなら補足回書いても構いませんよ…?(体の良いブン投げ)
最後に04が見つけたものとは…?
次回をお楽しみに!