人形達を守るモノ   作:NTK

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今回は前回最後に出てた第二次男性型戦術人形達が出ます!



Code-77 新たな仲間

某地区

 

()()()()()()()()()()いきなり救援要請きたから実戦兼ねて行ってらっしゃいってペルシカさんかなり無茶振りしますね⁉︎」

 

銃弾飛び交う戦場で一人の()()が手にした銃を撃ちながら叫ぶと近くにいた男性二人がそれに答えた。

 

「でも僕達、出来てすぐメンタルクロックルームで丸五日訓練しましたから実質120日は訓練してますからまぁ大丈夫でしょ。ね、()()()

 

「まぁな。()()()の戦闘記録やその他の部隊の記録を基にした割りかしハードなやつだったし。実際、この状況は訓練に比べればまだ余裕だろ」

 

「そーですけどね、初陣でオレ達だけで出撃はないでしょ⁉︎せめて先輩達のなかから一人くらい同行してもいいと思いません⁉︎」

 

「愚痴ってるとこ悪いが二つ報告があるぞ」

 

合流してした一人の男がそう言うと、先ほどの少年があることに気づいた。

 

「ん?お前、()どうした?」

 

「奇襲されかけたからそいつに投げつけた」

 

「何で投げる⁉︎盾で防げよ‼︎」

 

「何言ってんだ?盾は投げるものだろう?

 

「な訳ないだろ⁉︎()()()()()()()が聞いたら泣くぞ⁉︎」

 

「そんな事はいい、報告はなんだ?」

 

「ひとつはグリフィンの部隊はほぼ撤退が完了している。もう一つは、ガルムが五体いる。二体はリーダーと協力して倒したが、残りがこっちに来てる」

 

彼がそう言った直後、地響きが鳴り見ると先程言ったガルムが三体、こちらを見つけて向かっていた。四人は迎撃準備をするが、真ん中にいたガルムが飛来した銃弾にカメラアイを貫かれ、沈黙した。

 

「ナイスタイミングだリーダー!」

 

《問題無い。それより、いけるか?あと二体…》

 

「二体ならなんとかいけますよ」

 

「いや、あれ自分に言ってるぞ?先の二体もアイツがとどめ刺したし」

 

「初陣でガルム五体撃破はかなり目立ちますからね〜でもこのままリーダーだけ目立たせる訳にはいかないでしょ」

 

「手柄の取り合いをするな、真面目にやれ。ま、どのみちアレを倒さなきゃ撤退した部隊が追撃されるし、俺らで食い止める必要があるがな」

 

「喋ってる間に来ましたよ!」

 

二体のガルムがそれぞれミサイルを放つと彼らは散開し、迎撃を始めていった。

 

────

 

スミス救出作戦から一週間以上が経過し、グリンダが監視ののちに無害と判断され、正式にDG小隊に入隊したある日のこと、彼らはペルシカに呼び出された。

 

「今日呼んだのは新しい任務か何かか?」

 

「違うわバレット。今日呼んだのは貴方達に新しい仲間が出来たから紹介しようと思ってね」

 

「新しい仲間?何でまた?」

 

「貴方達は人形達の救出や過激派の掃討がメインだけど、過激派達も追い詰められた獣の如く数は少なくなってるものの戦力が増しているし、鉄血の方も油断はできない状況だから、元々上がってた『第二次男性型生産計画』に手を加えてDG小隊の第二部隊を編成して戦力の増加を図るってわけよ」

 

「なるほどな…」

 

他にも近々DG小隊の戦力が低下するだろうからと言うのもあるが、わざわざそれを言うほどペルシカは無神経では無いため黙っていた。

 

「ちなみに彼らは既に訓練を終えて実戦も経験済みよ。さ、入ってらっしゃい」

 

そう言うと五人の男性が部屋に入って来た。

ニット帽を被ったリーダーらしき男、薄いラベンダー色の髪に赤と黄色のバンダナを巻いた少年、水色のふんわりした髪型をした青年、黒髪に右にクリーム色のメッシュ、左に金のメッシュをしたやや髪の長い青年、その彼より短い髪型で逆の位置にメッシュをしたやや童顔の青年の五人である。

五人はバレット達の前に並ぶとそれぞれ自己紹介を始めた。

 

「適合銃、L115A3のライだ。よろしく頼む」

 

「適合銃M60E6のバラージです。はじめまして」

 

「適合銃SPAS15、ジュッターレ。よろしく」

 

「適合銃MPT-76のナロだ」

 

「適合銃MPT-55のココです」

 

五人の自己紹介を終えるとバレット達は彼らを一瞥する。

 

「RFにMGにSG、ARが二人か…」

 

「MGとSGの男性型は初だったな、そっちの二人は兄弟であってるか?」

 

スミスの質問にナロとココはハイ、と答えたあと、ライがバレットに話しかける。

 

「一応この第二部隊の隊長は自分だが、合同作戦の場合はバレットさん、貴方の指示に従うことになるのでよろしく頼む」

 

「わかった。あと、別に呼び捨てでも構わないから」

 

「了承した。それで、後日日を改めてそちらと模擬戦を行いたいのだが、如何だろうか?」

 

「電子空間内で良ければ構わないが。リバイバーはいない方がいいだろ?」

 

「その方がありがたい」

 

「んじゃ、やる日はあとで連絡しよう。リバイバーは当日観戦な」

 

「へいへい」

 

「ありがとう。では後日に」

 

その後幾つが雑談を交わしたあと彼らは解散し、バレット達は第二部隊のデータを見ていた。もちろん向こうにもこちらのデータは渡してある。

 

「あのライって奴…初陣で協力しながらとはいえ、ガルムを五体撃破しているな」

 

「ジュッターレは背部にもう一丁銃をマウントしてて、セミオートにした時に二丁待ちにするみたいだな。あと、盾の裏に取り付けた予備マガジンを全部取り替えたらその盾を投擲する癖がある。だからあの名前なのか」

 

※ジュッターレはイタリア語で『投げる、投げるために』の意

 

「バラージはMGの割に命中率が高いな、あとこいつも二丁持ち出来るが普段は一丁らしい」

 

「ナロとココは兄弟だけあって息のあった連携が特徴的ですね」

 

それぞれのデータを見たバレットは顎に手を当てて考えを巡らす。

彼らにとって自分らは先輩にあたるため、すぐに負けるなんて事にはなりたく無い。向こうも勝ちに行くはずなので全力で相手するつもりである。

しばらくしてバレットはライに模擬戦の日を連絡し、スミス達に大まかな作戦案を伝え、そのための訓練を開始した。

 

そして、模擬戦の日がやって来たのであった。




解説

『ライ(L115A3)』DG小隊第二部隊の隊長。
実銃解説: AWMの英軍採用型を改良したもの。あのデザイン好き。
補足: キャラモデルはコナンの赤井さん。てかほぼまんま。名前も赤井さんのコードネームより。しかし赤井さんが使ってるのは本銃ではなくL96A1であるのであしからず。じゃあなんで合わせないのか?私がAWMの方が好きだからです。ガルム五体撃破は中の人繋がりのシャアのオマージュ。

『バラージ(M60E6)』DG小隊第二部隊の火力支援、及び制圧射撃担当。
実銃解説: M60ファミリーの最新型。サンドカラーの方が自分は好み。
補足: 名前の由来は弾幕の英語のバラージより。バンダナの色は姉のヘルメットの柄がモチーフ。正直コイツの名前に一番手間取った。良識があり、トリガーハッピーじゃないけど染められたらそうなりそう。マシンガンを讃えよ‼︎

『ジュッターレ(SPAS15)』DG小隊第二部隊のタンク役。
実銃解説: SPAS12の後継。見た目がARみたいなのがカッコいい。
補足: 姉と同じくよく食べる。盾の形は姉(デフォルトスキン)と同じだがクイックローダー部分も盾。そしてよくそれを投げる。イー○スやデスサ○ズやキャ○テン・アメ○カ並に投げる。

『ナロ&ココ(MPT-76及びMPT-55)』DG小隊第二部隊遊撃役。名前の由来は語呂合わせ。
実銃解説: トルコ産の銃。76が7.62mm仕様で55が5.56mm仕様モデル。開発元曰く、G3のように効果的で、AK-47のように信頼性が高く、M16のように実用的だと評価しているとのこと。ただし設計の参考元は416及び417という殺伐としたスレに〜みたいな銃。ちなみに見た目は417に似てるが機関部設計に明確な差異があるそうで部品の共通性はないそうで。
補足: 髪の色は先程の評価よりそれぞれの人形より(黒=M16、クリーム色=G3、金髪=AK-47)
本当はココの代わりにKAC-PDWを採用したかったが念のため実装してないか見たらつい最近実装されてたのでいっそ兄弟にしたろと思い今の形に。

プロトタイプが僅かに出たくらいの奴だから大丈夫だろと思ってたのに…運営と発想が被ったことを誇るべきか否か…

そろそろ人物資料書こうかな…
本編次回は模擬戦の予定なのでお楽しみに‼︎
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