リバイバーの強化計画とあとは…ねぇ?
酸性雨ウイルスを完成させたリバイバーは先程の成果を記録した映像をペルシカに見せていた。映像を見たペルシカは感心した様子でリバイバーを見ていた。
「…すごいわね、完璧に『傘』を消滅させているわ。それで、このあと酸性雨はどうなるの?」
「『傘』を消滅後、半日ほど留まったあと自壊するようになってる。その間にまた『傘』が侵入したら随時消滅させるようにはしてある」
「なるほどね…ちなみに、何で酸性雨?」
「傘を溶かすって意味合いだ。それと、これがその完成品が入ったメモリー二つと設計データな。2セット用意したから一つはP基地のアーキテクトに、もう一つはD08のドリーマーに送っておいてくれ。向こうならいい使い方や応用を考えるだろうし」
「わかったわ…それで、あなたのボディのアップグレードの件だけど、許可が下りたわ」
AIの制限が無くなったことで結果的に性能が上がり、今のボディがそれに合わなくなった件で以前ダメ元で話してみたのだが、意外な結果にリバイバーは驚いていた。
「え、マジ?危険視されるかと思ってたが…」
「あなたの提案した三つの開発プランをみた上層部が流石におかしいってなって問い詰められてね。仕方無しにあなたのAIについて正直に話したの。そしたら、それを聞いたハーヴェル…
「なるほどな…社長が許可すればI.O.Pとしては従うしかないし、さらにI.O.Pと提携してるグリフィンも俺の強化に賛成すると。強化されるのは良いが、AIの出所が不明の俺を強くさせるなんて、おたくの社長だいぶぶっ飛んでんな?」
よく言われてるわ、とペルシカは苦笑し強化の内容を説明し始める。
「まず、脚だけど機動性の向上のために完全に義足にしてブースターを内蔵させるわ。ジャッジとかのをイメージすれば分かり易いわね。というより、今のあなたの性能に合わせた新しいボディを作る予定ね。それと、あなたコンピューターウイルスを現場で作成できたりできそう?」
「多分出来ると思うが…あー、お前さんが俺に何しようとしてるかわかったぞ。コンピューターウイルスをその場で作成、散布させるような装備をつける気だな?」
「その通りよ。小型のコンピューターウイルス作成ユニットを背中の中央あたりに装備させて、あなたのボディからアームを介してナノマシン生成・散布機能を持たせたF.E.F.Gに送って散布させるつもりね」
そこまで聞いたリバイバーはナノマシンの作成という部分に着目し、ある事実に気がついた。
「…もしかしてよ、俺に逆崩壊液技術、もとい崩壊液入りカプセルを付ける気か?」
「そうよ。じゃないとナノマシンなんて生成出来ないでしょう?もちろんカプセルはかなり頑丈にするから崩壊液漏れの危険性は少ないわよ」
「その心配をしてるんじゃねぇよ。いやそれも大事だが…そんな御大層なモンを付ける許可を社長さんは出したってのか?正気?強化と言っても限度があるだろ?」
「逆崩壊液技術自体、バルカンやP基地のノアにも付いてるし今更よ」
そこまで言われれば納得するリバイバーだが、今度は別の懸念を口にした。
「流石に正規軍に目ぇ付けられないか?」
「その時は前にあなたを半殺しにした過激派のアレを引き合いに出せば、ある程度は黙らせられるはずよ。あとは万能者対策って言えば確実ね。最悪あなたを正規軍に移籍させるわ」
「待て、正規軍移籍も万能者と戦うのも勘弁してくれ」
結構ガチ目のトーンでリバイバーが言うとそうならないように手は打つわとペルシカは答えた。ボディの製作はすでに始めているらしく、完成には一週間ほどかかるそうである。ちなみに作成にはグリンダも関わるそうである。
ところ変わり、医務室でPPSh-41は二人の診察をしていた。診察の相手はレストとノア…ではなく、バレットとアスターである。正確には診察したのは
「初めに言っておきますが、事前に
「それはありがとうございます。それと、そう話すということはつまり…?」
「はい。アスターさん…妊娠しています。おめでとうございます。栄養剤の方を出しておくので欠かさず飲んでくださいね」
「…‼︎良かった…!バレット…」
「あぁ。よくやったよアスター。あとでみんなに報告しなきゃな」
PPSh-41の言葉を聞き、アスターは口に手を当てて喜びを露わにし、バレットも嬉しそうに目を細めていた。
焔薙様、ムメイ様、本文通り酸性雨ウイルスをそちらにお送りしますので扱いの方は任せますね。
リバイバー、意図せずに本来の運用計画に近づきつつあります。
今後予定としては、本格的に対鉄血に切り出すつもりですね。
そしてアスターご懐妊です。新スキンが出た記念ってのもありますね。
あの衣装をOKしたリンゴに…忠誠を誓おぉぉう‼︎(唐突の内海)