他にもガンアーク弐式様作『MALE DOLLS外伝集』
焔薙様作『それいけポンコツ指揮官とM1895おばあちゃん‼︎』
試作強化型アサルト様作『危険指定存在徘徊中』
白黒モンブラン様作『Devils front line』
も参加しております。
まずは作戦前の準備です
作戦地域についたバレット達はもう一度装備の確認を行なっていた。今回の作戦に参加したのは彼らの他にはバルカン、ナイトメア、パラケルススの魔剣にS09P基地のランページゴースト、S07のBB小隊と何名かの人形がいた。
「S07の部隊はリーとM38SDMR、MP5、スコーピオン、それにM1911と03式が俺らと同じく地下道を進むらしい」
「ん、そうか。(P228とは気まずいからある意味助かったな…まぁいても気にしなければいい話だが)」
「リー兄さんも一緒なのですか、どういう戦い方をするか気になりま…⁉︎」
「どうしたウェイター?…ん⁉︎」
何かに驚いたような顔をしたウェイターの視線の先を見ると、茶色のセーラー服を着たリーの姿があった。元から中性的な童顔をしてることもあり、知らなければ女の子と見間違えるほどの格好であり、ウェイターをはじめとしたDG小隊は軽くフリーズしていた。
「え、え?リー兄さんは姉さんだった?それとも何かの懲罰行為…?まさかサクラ指揮官にそんな趣味が…⁉︎」
何度も目を瞬かせ動揺し、挙げ句の果てにあらぬ誤解をしているウェイターにバレットが声をかけた。
「珍しく動揺してるが落ち着けウェイター。あいつは男だし、多分あれは本人が好きでやってるみたいだぞ?嫌そうな顔してないだろ?」
「え…?確かにそうですね…一周回って吹っ切れた感じでも無さそうですし。でも何故リー兄さんはあのような格好を?」
「ウェイター…世の中には"そういう趣味"の奴がいるんだ、受け入れてやれ」
「いえ、拒絶するつもりはありませんよ。ただ、少々驚いただけです…」
そんな会話をしてる中、リバイバーは参加人形達のもとを駆け回り、あるものを手渡していた。
「ほい、これ」
「ん?何だコレ?」
渡された注射器状のもの二種四本を見てランページゴーストの面々は訝しげな顔をしていた。リバイバーは手渡したものの説明をし始めた。
「そっちのラベルがない方が『酸性雨Ver.3.2」で、赤ラベル貼ってんのが解毒剤」
「解毒剤?」
「前にバルカンが戦ったっていう死神が出す酸化ナノマシンを無効化ないし侵攻を抑える効果のあるナノマシンだ。急ピッチで作ったから期待はあまりできないがないよりマシだ。ノア本人にはそもそも効かないだろうけど、飛行ユニットやられたらマズイだろうから渡しとく」
「ん、ありがとな」
「それで、このVer.3.2って何?」
「前にそっちに寄越した『酸性雨』を改良したやつ。具体的にはそれを無効化する『傘』が作られたとしてさらにそれを無効化させるやつがVer.2.0。さらにそれを無効化する『傘』を無効化するVer.3.0に効果が出るまでの時間とかを短縮させたのがそれ。俺と同等かそれ以上のAIをもった奴を仮想敵に設定したら上手くいった。使わなかったら持ち帰っていいから」
『うわぁ…』
鉄血が『傘』を使用する、または即戦力として『傘』を打ち込んだこちら側の人形がいた場合に備えて持ち込んできたものだが、作る過程を聞いたランページゴーストの三人は先に渡しておいたS07や、バルカン達と同じようにリバイバーの貪欲なまでの向上心に引いていた。
また、『傘』がそのままの場合、理論上では完全に『傘』にやられても十秒足らずで完治できるらしい。ここまで効果発動を短縮させたのは一重に、『効果が出るまでにそいつに殺されて、そのあとでそいつが戻ったら仲間を手にかけた事になるのでその悲劇を防ぐため』という思いがあったからである。
「てかオメェ、そんな奴だったか?」
「色々と訳ありでね。じゃ、地上は頼んだぞ」
そう言ってリバイバーはパラケルススの魔剣の元に向かって行った。
「あ、いたいた。お前さんにさっき渡し忘れたのがあるからこれ渡すぞ」
「何これ?弾頭?」
「俺が開発した『ダインスレイブ』の弾頭。お前さんのに合わせて造ったから撃てるはずだ。お前さんの銃の出力なら大概の奴は偏差障壁とかの小細工あっても一撃で仕留められるが威力が高すぎるから気を付けろ。一発しかないから外すなよ」
「ん…わかった…」
パラケルススの魔剣に弾頭を渡し、リバイバーはこれから進む地下道をバイザーの索敵機能で見据えた。
(見た感じ、結構な数がいるな…奥の方にハイエンドと思しき
一方で、スミスはバルカンの元を訪れていた。バルカンが持つ異様な雰囲気に嫌な予感を感じずにいられなかったからだ。
「なぁ、バルカン…」
「ん?何だスミス?」
「その…あまり無茶すんなよ?前にその装備で暴走したんだろ?次暴走してお前の身に何かあったら…」
「心配してくれてありがとな、
「なるべくじゃない!絶対にしないって今、約束してくれ…!」
バルカンの肩を掴んでその目を見ながら訴えるように話すスミスだったが、バルカンは気まずそうに目を逸らした。
「…ごめん、それはできない…そうでもしなきゃ助けられないときもあると思うし、そうしない事で助けられるはずの誰かが傷つくのは嫌なんだ…」
それを聞きスミスは、以前自分が言ったことをバルカンは曲解してる事を悟り、戦慄していた。
(マズイ…このままだと、自分を犠牲にしてでも助けようとしちまう…!だがどうやって止める?そこまでの力がない俺が…)
そう考えているうちに、作戦開始の時刻が迫っていった。
はい、というわけで直接作戦に参加する全員に『酸性雨Ver.3.2』と『解毒剤』(試作)を、それとパラケルススの魔剣には『ダインスレイブ』弾頭を渡しておくのでお好きにどうぞです。
何か要望が有ればメッセージお願いします。