あの日の桜の下で永遠を   作:リトルデーモンリリー

17 / 21
はい大遅刻ですね、すいません。
全然間に合わず、誕生日の次の日どころか2日後になってしまいました。
もうなんか話も纏まらず、14000字ほどいってしまいました。毎度ことながら自分でもなぜこんな話になったと思います。
まあとりあえず穂乃果ちゃん誕生日おめでとう!!


HONOKA HAPPY BIRTHDAY

さて今俺は家にて明日の準備をしているのだが。

何の準備をしているのかというと、前々から約束していた海に、海未達と行くのだ、海だけに。

 

え?面白くないって?

そんな事言うなってよ。

まあどうでもいい話は置いておいて、海に行くわけだが、その行った所の海の家で穂乃果の誕生日パーティーをする予定だ。ちゃんと少しスペースを借りることは話を通しているらしい。

ってか、こういうところって借りられるのだね。

 

まあ、一応俺なりにプレゼントも選んでみたのだが、なにぶん未経験なので何を選んだらいいのか随分と悩んだのは記憶に新しい。まあ何はともあれ、明日は楽しい楽しい一日になりそうです。

多分………

 

準備をしながらテレビを見ているのだが、何か最近は海水浴での誘拐とかが多いらしいな。人とか多いのに誘拐なんて出来るもんなのかね?

 

そんなことを考えながら準備を終わらした俺はもう眠くなって来ていた。

 

 

 

魁翔「よ〜し準備できたし寝るか〜」

 

 

 

ベッドに身を投げて、寝ようとしたところでおれの携帯が震えていることに気づいた。

 

 

 

魁翔「なんだよこんな時間に〜、って海未??珍しいな」

 

 

普段、穂乃果とかことり(まあ主に穂乃果なのだが)とかとは電話をするのだが、海未からの電話は俺の覚えている限りでは初めてのはずだ。

海未のことだからよっぽどの事がない限りは電話なんてしてこないだろうからな。

 

 

 

魁翔「どうした海未?俺の声が聴きたくなったのか?」

 

園田「いよいよ明日だと思いまして」

 

魁翔「あ、無視ですかそうですか。まあいよいよだな」

 

 

園田「はい、いよいよ………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ババ抜きで私が勝つ日が来ました!!」

 

 

魁翔「え?そっち?」

 

園田「そっちとは??」

 

魁翔「いや、穂乃果の誕生日の話かと思って」

 

園田「それもありますが、明日は私にとっての決戦の日なのです!!」

 

 

 

たかがババ抜きでこの子は何を言ってるのでしょうかね?

まあ本人にとっては今まで勝ててなかったからよっぽど楽しみにしてるのだろう。

 

 

 

魁翔「まあ、希先輩からもらったヤツをちゃんと持ってこいよ?ってかあれ何が入ってんの??」

 

園田「私もまだ開けてないので分かりませんが、これさえあれば私も勝てるはずです!!」

 

魁翔「まあ頑張れよー」

 

園田「もちろん魁翔にも負けてませんからね!!」

 

魁翔「え!?俺もやんの?」

 

 

 

マジか、ダルイなー、やりたくないなー。

 

あ、嘘ですって海未さん。そんな殺気がプンプンするような雰囲気を出さないで下さいって。

 

 

 

魁翔「まあ、とにかく早く寝ろよー。ってか俺が早く寝たいのでもう切るわーー」

 

園田「はい夜分遅くにすいませんでした。おやすみなさい」

 

魁翔「へーい」

 

 

 

明日の海未はババ抜きで勝てるのかね?

ってか希先輩から貰ったやつって結局何が入ってんだろーな。

そんな、一瞬にして強くなるよーな魔法のアイテムなんかあるもんなのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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って思ってた時期が僕にもありました。

 

 

 

現在は無事、電車に乗り込みやはりと言うべきかトランプを持ってきた穂乃果の提案によりババ抜きが始まったのだが。

しかも罰ゲーム付きだ。最下位だった人はみんなにジュース奢りという。まあ今までの事から負けないだろうという自信があるからだろうけど。

え?待ち合わせとかの話がないって?そんなの穂乃果が遅刻したぐらいしか特にないので割愛です。

 

まあ、とにかくトランプが始まろうとしたので海未にアイコンタクトを送る。

ちなみに席は、目の前に穂乃果、隣に海未、そして穂乃果の隣にことりだ。

海未が自分の中のバックに入ってるであろう、希先輩から貰った秘密道具を出そうとしていた。

 

そう、出そうとしていたのだが途中で動きが止まりフリーズしてしまった。

一体どうしたのかと思い、海未が漁っていた荷物の中を見てみると、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魁翔「ひょっとこ??」

 

園田「ひょっとこですね」

 

 

何が入ってんのかとずっと気になってたのに、まさかの予想の斜め上どころじゃ変化球できましたよあの人。何だよひょっとこのお面って、なんだ?笑わかす事で何か有利にでもなんのか?

 

 

魁翔「何故に??」

 

園田「私が聞きたいですよ!?」

 

穂乃果「ん?さっきから2人してどうしたの??」

 

 

魁翔・園田「なんでもない(です)、なんでもない(です)!」

 

 

穂乃果「???」

 

 

 

若干穂乃果に怪しまれてしまったが、ってかどうすんの?

取り敢えずそのひょっとこのお面をどうするのか、隣の海未と話し合う。

 

魁翔「で、どうすんだよ?一応付けてやってみるか?」

 

園田「そうですね、もしかしたら何か意味があるのかもしれませんし」

 

 

穂乃果がカードを配り終えたところで、いざ始めようとしたところで、海未がお面を手に取り装着した。

 

まあ、当然の如く何も知らない2人は唖然とした表情で目を見開いている。

俺も何も知らなかったら同じような表情をして、海未が狂ったのかと疑うだろう。

 

 

 

穂乃果「海未ちゃんが勝てないからっておかしくなった!?」

 

園田「勝てないわけじゃありませんし、おかしくなってなんかありません!!

これはただ………今日のラッキーアイテムです!!」

 

 

 

スゲーゴリ押ししてるんすけど。言い訳下手くそかよ。ってかこっち向かないでよ、結構こえーんだよ。

 

 

 

南「えっと……海未ちゃんはそれでするの?」

 

園田「もちろんです!ラッキーアイテムを持ってるのだから負けるはずがありません!!」

 

魁翔「別にラッキーアイテム持ってるからって負けないわけではなくねーか?」

 

穂乃果「てゆーか、本当にどうしたの?悩みがあるなら穂乃果がのるよ?」

 

園田「だからそんなんじゃありませんって!ほら、早くやりますよ!!」

 

 

 

めちゃくちゃ心配されてますよ。まあ、たしかに何かあったのかと思いますよねこれは。

 

って事でババ抜きが始まったわけなのだが……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

南「えっとこっちかな〜………」

 

園田「………」

 

南「それともこっちかな〜………」

 

園田「………」

 

 

案外ひょっとこお面大作戦が成功した模様だ。

なるほどな、希先輩が五分五分に持ち込めるはずって言ってたのはこういう事か。確かに、表情さえ見えなければ後は運勝負に持ち込めるからな。

ちなみに順番は席順に引いてるから俺は穂乃果をとる、海未は俺のをとって、ことりが海未のをとるって感じだ。

 

いやでもなー、電車の中でひょっとこがババ抜きしてるってのは、何ともシュールな絵面だな。

まあそんなこんなで、運勝負は海未に軍配が上がったようだ。

 

 

 

園田「やりましたよ!!魁翔!!1番ですよ1番!!」

 

魁翔「いや分かったから、顔近いって!」

 

 

 

あろうことか、喜びでテンションが頂点になってしまった海未は俺に抱きついてきた。

何かいい匂いがしたし、全体的に柔らかくてなんとも言えない感じ…………ゴホンゴホンなんでもないですよ。

 

 

 

園田「は、破廉恥です!!」

 

魁翔「え?俺のせいですか?俺何もしてなくない?」

 

 

 

何も俺悪くないのに怒られるという、理不尽極まりないですよ。

 

そしてババ抜きが再開されて、次にことりが抜けていよいよ俺と穂乃果の一騎討ちとなった。

穂乃果が二枚持っており、俺が穂乃果からスペードの7を取れば勝ちだ。

 

 

魁翔「さーてとこっちかなー」

 

 

 

そう言い、探りを入れてみるが意外なことに穂乃果はポーカーフェイスが上手く全くわからない。

 

 

 

魁翔「もしかしてこっちかなー」

 

 

 

俺が話しかけても真剣な表情で顔一つ動かしてくれない。ってかなんか無視されてるみたいで地味に傷つくすけど。

 

 

 

魁翔「よし、じゃあこれ……って」

 

穂乃果「んんー……」

 

 

 

いや、取ろうとしてんのに何で取らせてくんないんだよ。

 

そんな上目遣いの涙目で見られたって俺は決して諦めないぞ。俺は男女平等主義者だから決して手加減なんてせんぞ。

だから、そんな可愛らしい目でこっちを見ないで下さい。

 

 

 

魁翔「あのー穂乃果さん?取りたいんすけど?」

 

穂乃果「んんー…」

 

 

くそー力強いなコイツ。

引っ張ってもビクともしないんだけど。いや俺が弱いだけかもしれないけど。

どんだけこの子はジュースを奢りたくないんだよ。

 

10秒ほどこの状態が続きいい加減どうしようかと思ったが、、、

 

 

 

 

魁翔「あぁー分かったよこっちを取りゃいいんだろ」

 

 

 

結局、根負けした俺が諦めて違うカードを取った。まあ結果は当然の如くジョーカーだけどな。

次は穂乃果が俺のカードを引く番だ。

 

 

 

魁翔「はいどうぞ」

 

穂乃果「うーんこれは何で上げてるの?」

 

魁翔「スペードの7を上げてみた」

 

穂乃果「ほんと!?」

 

 

 

 

今のやり取りから分かるように、俺は片方のカードを上にズラして上げている。まあしかも言ったとうり当たりの方をな。

 

よっぽど勝ちたいようだし、まあ誕生日だしな。

 

 

 

穂乃果「じゃあもらーい!

 

やったー揃ったーー!!」

 

 

 

目の前で騒いでする穂乃果を見て、トランプ一つでこんなに楽しめるなんて幸せな奴だなーっと考える。

穂乃果が騒いでる隣ではことりが良かったねとやら声掛けをして上げている。

 

 

 

園田「何で教えてあげたのですか?」

 

魁翔「まあ誕生日ぐら……ってビビったー!そのお面付けたまま顔を近づけるなって!?」

 

園田「あ、これは失敬」

 

 

 

コイツまだ付けてたのかよ。気づいたらあの顔が横にあるのはマジでビビったわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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魁翔「あ〜あちぃ〜」

 

 

どうもこんにちは魁翔くんです。現在パラソルの下で3人を待っている最中です。もう動く気力もないので、うつむせで寝ています。

何を待っているかといえば、それはもちろんお着替えです。俺自体は着替えなんて1分もかかりませんでしたがね。

女子はまあ色々あるんでしょうね。何があるかは知りませんが。

 

ってかマジで熱いんすけど。もうパラソルの下から一歩も動きたくないんすけど。

むしろもう帰りたいんで帰っていいっすかね?

 

 

 

 

園田「言い訳ないでしょうが」

 

魁翔「いい加減、人の心を読むのはやめてもらえませんかね?」

 

園田「声に出てましたよ」

 

魁翔「え?マジで?」

 

園田「マジです」

 

 

 

そこで、ようやく上を向き海未へと顔を向けた。向けたのだが………

 

 

 

 

魁翔「何で上着てんの?」

 

園田「べ、別にいいじゃないですか!!あんまりジロジロ見ないでください!!」

 

 

 

あろうことか上からパーカーのようなものを羽織っていた。

いやだが、これはこれでいいのかもしれないな。パーカーで水着の下が見えそうで見えなくなっており、なんともエロそうな……ゴホンゴホンなんでもありませんって海未さん、だから殴ろうとしないでくださいよ。

 

ちなみに水着は前回買い物に行った時の、白色のやつかな?あんまり見えないので分からないが。

 

 

 

穂乃果「お待たせー」

 

ことり「ごめんねー遅くなっちゃって」

 

 

 

魁翔「あー別にいいよそんぐらい」

 

 

 

ことりも前回買い物で買ったであろう、緑を基調とした白のフリルがついた水着で、穂乃果は青と白のストライプで下にはなんかピンク色のリボンがついたようなやつだ。あと麦わら帽子を被ってる。なんか似合ってて悔しい。

俺の語彙力じゃこの程度の説明しかできない。ってか何で俺はさっきから説明をしてるのだろう。

 

 

 

穂乃果「どうどう!似合ってる!?」

 

魁翔「おー似合ってるぞ、だからあんまり近寄ってこないでください」

 

穂乃果「おぉー今度は噛まずに褒めてくれた!」

 

魁翔「やかましいわ!」

 

 

 

 

いつまでひきづってやがんだよ。あれは黒歴史だから思い出したくもないのに。

 

ってか何でこの女の子たちは普通に距離を近づいてくるの。俺のパーソナルスペースにあんまり入ってこられると勘違いしちゃいますよ?

しかも、ちょっと今回だけは本当に勘弁して欲しいんすけど。水着とかどこに目を向けたらいいかとか分かんないんすけど。

 

 

 

魁翔「まあそれじゃあ楽しんでこいよー、荷物番はしといてやるから」

 

穂乃果「えぇー魁翔くんも行こうよー」

 

魁翔「暑くて動きたくない……」

 

穂乃果「じゃあ海未ちゃんにおんぶしてもらおう!!」

 

魁翔「それは勘弁してください」

 

穂乃果「あぁーもう!海未ちゃんはそっちの手持って、ことりちゃんは左足ね!」

 

魁翔「え!?おいちょっと待てよ!?」

 

 

 

 

まさかとは思うが、俺の手足を全部掴んで海の前まで移動したと思ったら……

 

 

 

 

 

穂乃果「いっくよーいちにのさん!!」

 

 

おもっいきし海に向かって投げられましたとさ。

 

 

いやマジで飛んでる間、怖いんですけど。

 

 

 

魁翔「ぶはぁ!!おい無理矢理すぎるだろ!ふつうに怖かったし!!」

 

 

 

 

なんか3人とも大笑いしてるし、マジで怖かったんだけど。

 

 

 

魁翔「よーし、そんなにやる気なら俺にだって考えがあるぞ!海未!ことり!!」

 

 

 

そういうと、先ほどやられたように穂乃果の手足を掴んでそのまま…

 

 

 

 

 

魁翔「おらぁーーー!!」

 

 

バッシャーーーーっと水しぶきが散った。

 

 

穂乃果「ぶはぁ!!何すんのさ!ぜんぜん嬉しくないよ!!」

 

 

魁翔「うるせー、さっきの仕返しじゃー!!」

 

 

 

 

まあ、それからはワイワイと色々やりましたわ。

 

水鉄砲で撃ち合いしようとしたら、なんかことりだけ相当でかいのを持ってきてて何故か俺が集中狙いされたんすけど、マジで海の水はしょっぱい。

次に謎の相撲大会が始まって、1回目の海未に俺は3メートルほどぶっ飛ばされた。ってか触れてもないのにぶっ飛ばされたんすけどどうやったんですかね。

他にもビーチバレーをして穂乃果のスパイクを顔面レシーブで返してやったぜ!!

 

 

 

………なんか俺ばっかやられてんすけど気のせいかな?これはイジメってやつですかね?

まあ、遊ぶペースとかも合わせてくれたのでそんなにしんどくはならなかったから良かったけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時間もお昼時となり昼食タイムとなり、海の家に行き早速準備に取り掛かる。まあ、ことりと海未がやってくれるので俺は穂乃果と一緒に待つだけなのだが。

いや、別にただまってるだけじゃなきいぞ?一応テーブル拭いたり皿とかの準備はしたからな?

 

今回は端っこの方のスペースを使いやらせていただける。料理などはある程度は作っていて店に置かせていただけてるようで、何から何まで感謝感激雨あられってやつだな。

 

穂乃果と他愛もない話をしばらくしてると、料理を持った2人が来たのでその皿を受け取り机の上に並べていく。

っにしても前回の俺の誕生日の時といい、2人とも料理が上手いなー。それに比べて穂乃果は…………うん、料理できるかなんて人それぞれだし比べちゃダメだな。

俺が穂乃果を見ていたことに気づいたのか、、、

 

 

 

穂乃果「どうしたの?私の顔を見て?」

 

魁翔「なんでもないよ穂乃果……人間人それぞれだもんな……」

 

穂乃果「なんかよく分からないけど私バカにされてる!?」

 

魁翔「おうよく分かったなエラいな」

 

穂乃果「褒められても全然嬉しくない!!」

 

 

 

園田「はいはい、くだらない事言ってないで食べますよ」

 

 

2人で、はーいっと返事をした。そのあとお母さんみたいだなって褒めたら頭を叩かれた。解せぬ。

 

 

 

魁翔「じゃあやっぱ誕生日の人が乾杯しないな」

 

園田「それもそうですね」

 

南「頑張って穂乃果ちゃん!!」

 

穂乃果「わかった!!えっと……何言えばいいんだろ?」

 

 

 

ガクッとみんなで倒れてしまった。まあ穂乃果らしいっちゃらしいけど。

 

 

 

魁翔「何でもいいから思った事でいいよ」

 

穂乃果「うーんっとね……本日はお日柄もよくこんな足元の悪い中来ていただいて…」

 

 

 

園田「何で無理をして畏まった言い方をしてるんですか……」

 

魁翔「ってかお日柄が良いのか悪いのかぐっちゃぐちゃになってるし」

 

南「アハハー…」

 

 

 

海未は呆れたように頭を押さえ、ことりは苦笑いの様子だ。かくいう俺もツッコミをするので必死だ。

なんだよお日柄が良くて足元が悪いって、天気が良すぎて道路でも溶けたんですかね??聞いたことのあるセリフを無理矢理使ってる感がすごいな。

 

 

 

穂乃果「ぶー、せっかく頑張って喋ろうとしてるのに!」

 

 

 

そんな口を尖らせてブーっとか言っても、可愛いだけだぞ。

いや、可愛いのかよ。

 

 

 

魁翔「ほらほら、もう何でもいいから」

 

穂乃果「もぉー、じゃあコホン!今日は私のためにこんなステキな会を開いてくれてありがとう!!私も今年で16なので大人の女性となりたいと思います!!」

 

 

 

園田「大人の?」

 

魁翔「女性とは?」

 

 

 

穂乃果「もうー2人とも邪魔しないでよ!もういいよ!!じゃあいくよーー!カンパーイ!!」

 

「カンパーーーーーーイ!!」

 

 

 

 

魁翔「お!上手いなこれ!」

 

穂乃果「ホントだ!美味しい!!」

 

園田「こら!はしたないですよ2人とも!」

 

魁翔「そんなこと言うなってお母さん」

穂乃果「お母さん!!」

 

 

園田「誰がお母さんですか!!って何回目ですかこのやり取り!!」

 

穂乃果「うわーんお父さん!お母さんがいじめるよー!」

 

南「よしよし、お母さんは今日は疲れてるんだよ〜」

 

園田「こ、ことりまで〜」

 

魁翔「よしよしお母さん、頭ナデナデしてやろうか?」

 

園田「調子に乗らないでください!!

 

 

あっ!!??」

 

 

 

怒ってしまった海未は、手元にあった物を無意識に俺に投げて来てしまった。

 

そう手元にあったケーキを

 

 

 

穂乃果ことり「あ!!??」

 

 

魁翔「それは誕生日の人にやるやつだろ………ガクっ!!」

 

 

 

海未の気合の入った一発は俺の意識を刈り取るのに十分すぎる威力を持っており、俺はあえなく意識を手放す羽目になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

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うーん、どこだここ?なんかさっき顔面に強い衝撃を受けた気がするけど。

ってか今のおれ変な体勢になってないか?普通に寝てるような感じだけど、妙に頭の位置が高くて、頭の下にはなんか柔らかくて暖かいものが………

 

そこまで考えて思考を一旦やめにして、目を開けてみると顔の目の前に穂乃果がいた。

 

 

 

 

 

ん??

何で目の前に穂乃果の顔が??

 

もしかしてこれは?ってかもしかしなくてもこれは……ひ、ひ、ひ、膝枕!?!?

 

 

 

魁翔「うわぁーー!!っていってー!」

穂乃果「いったーー!!」

 

 

勢いよく頭をあげたので、おれの上にあった穂乃果と当然のごとくぶつかりお互いおでこを抑えてうずくまるという、なんとも間抜けな姿でいる。

 

 

 

穂乃果「もぉー!何すんのさ!!」

 

魁翔「いやだってお前こそ…ひ、ひ、膝枕なんて何でしてんだよ!?」

 

穂乃果「ん?だって何もないところで寝てたら首痛くならない?」

 

魁翔「いやだからってなー…あーもうなんでもないよありがとな」

 

穂乃果「うんどういたしまして!」

 

 

あーもうそんな純粋な思いでやって貰ってたんなら文句なんか言えないな。

まあ別にいい思いが出来たので文句があるわけじゃないんだけど。

 

 

 

魁翔「あー、ところで海未とことりは?」

 

穂乃果「ケーキダメにしちゃったから責任持って買ってくるって行っちゃったよ」

 

魁翔「そういえば顔面にシュートされたんだったな…」

 

穂乃果「アハハー……起きたら謝っといてくれって言ってたよ?」

 

 

 

ハハっ海未らしいな、責任感が強いから何だかんだ言って謝ってくるしケーキも自分のせいって思って買いに行ったんだろーしな。

 

 

 

穂乃果「魁翔くんも大丈夫?なんか飲み物買ってくるけど何が欲しい?」

 

 

 

俺が行ってくるって言おうかと思ったけどせっかく気を遣ってくれているのだろうからありがたく甘えることにしよう。

 

 

 

魁翔「普通に水とかでいいよ、悪いな」

 

穂乃果「大丈夫だよ!倒れてたんだからしばらく安静にしててね?じゃあちょっと待っててね!」

 

魁翔「あぁ行ってらっしゃい」

 

 

 

あぁーそれにしても情けないな、海未の一発てまダウンするとは。まあ海未の威力にも問題があると思うけど、俺自身も相当だよな。

まああともう少しだけ持ってくれたらいいかな、せめてコイツら3人といる間だけはな。

 

それにしてもまだ眠いしちょっとだけ寝させてもらおうかね〜。

 

そう思っているとすぐに眠気は来て、俺は深い眠りの中に誘われていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?「さ……てくだ…い」

 

魁翔「うーんちょっと待ってくれよ〜」

 

?「さきと!!!」

 

 

魁翔「はい!?!?どうした!?!?」

 

 

耳元で叫ばれたので俺の意識は一気に覚醒して、目が覚めた。

勢いよく飛び起きて、目の前には必死な顔をした海未と心配そうな顔をしたことりがいた。

 

 

 

魁翔「どうしたんだよそんなに慌てて?」

 

園田「穂乃果はどこですか!?連絡も通じないんです!!」

 

魁翔「さっき飲み物買いに行くっていってたけど?」

 

園田「それは何時頃ですか!?」

 

魁翔「えっと確かさっき見たときは3時半ぐらいだったかな?」

 

園田「それは本当ですか!?今は4時を超えてますよ!?」

 

 

は!?

一瞬俺は海未の言っている意味が理解できなかった。いや、理解したくなかったのかもしれない。

 

 

 

魁翔「クソが!!」

 

 

 

勢いよく俺は立ち上がり走り出した。海未とことりが後ろで何か叫んでいるが、俺はそんな声聞く余裕なんてなく、ただ必死に走り出した。

 

あの時、俺が代わりに行かなかったばっかりにこんな事になるなんて!!何であの時、穂乃果に任せてしまったんだよ!

俺は走るのがダメな事なんて頭から抜け落ちてしまって必死に周囲を探し回った。

 

 

 

魁翔「くそ!範囲が広すぎる!!どこに行ったんだ!」

 

 

俺の頭の中では昨日のテレビのニュースがよぎった。海水浴場での誘拐。

それが今考えられる最悪のパターンだ。

 

 

闇雲に探しても見つかりっこない。考えるんだ。穂乃果は飲み物を買いに行くって言ってたな。つまり自販機だ。

確かこの辺で1番近くにある自販機……

 

道具とかの貸し出しをしているあそこだ!!

 

 

 

 

魁翔「すいません!さっき麦わら帽子被ったオレンジの髪の女の子見ませんでしたか!?」

 

店員「あーさっきそこで飲み物買ってたわねー。可愛らしい子だったからよく覚えてるわ」

 

魁翔「どっちに行ったとか見てませんか!?」

 

店員「そうねぇー、なんか男の人と話してて向こうの方に行ってたかしらね?」

 

 

魁翔「人気の少ないほうじゃないかよクソが!!」

 

 

 

俺は店員さんにお礼を言うのを忘れて駆け出していた。

 

魁翔「ハァ……ハァハァゼェイ……うぅ…」

 

 

 

さっきから走りっぱなしで心臓がすごい鼓動していて、激痛が走っているが今はそんなこと気にしている暇はない。

俺の直感が急がないとヤバイと告げている。

 

 

 

走って行くにつれてどんどん人気の少なくなっていき、岩場の近くに一つの麦わら帽子が落ちていた。

 

 

魁翔「ハァハァ…穂乃果の帽子だ……どこだ!」

 

 

ようやく見つけた穂乃果の手がかりが見つかった岩場は当然のごとく人気はなく、先ほどまでいた場所とは大きく変わって静けさに満ちていた。

けれどもそこで………

 

 

 

 

穂乃果「離してください!!」

 

 

 

 

 

 

 

魁翔「穂乃果!?!?」

 

 

 

 

俺は声の聞こえた方に、もう限界を迎えた体に鞭を打って走り始めた。

 

そして声の聞こえて来た岩場の方に近づいて来たとこで、いつも見ているオレンジの髪が目に入った。

 

 

魁翔「穂乃果!!」

 

穂乃果「魁翔くん!?」

 

 

ようやく穂乃果を見つけた俺が見たのは、3人の男たちに囲まれている穂乃果だった。

穂乃果は男たちを振り切り俺の後ろに隠れた。目には涙が浮かんでおり相当怖かったようだ。まあそりゃそうだよな、こんな奴らなんかにここまで連れてこられちゃっていたらな。

 

 

魁翔「ハァハァ……もう探し回ったんだぞ?ゼェ…ほら帰るぞ?」

 

 

そう言い、さっき拾っておいた麦わら帽子を穂乃果の頭に被せてあげた。

俺は穂乃果の手を取り男たちに背を向けて逃げようとしたが、そんなに簡単に行く相手じゃないようだ。

 

 

 

 

男「オイオイなに邪魔してんの?その子の彼氏かなんかかな?もうちょっとで良いとこだったからちょっとだけ引っ込んでいてくれるかな!!」

 

 

 

そう言うと、振り向こうとした俺の顔を殴りつけてきた。海未とかに普段殴られるとかとは全く違った感覚だ。

あー普段は海未も手加減してくれてたんだなっとくだらない事を考えながら俺は殴り飛ばされた。

 

 

 

 

穂乃果「魁翔くん!?」

 

男「ほらほら君はこっちだよ!」

 

 

 

 

そう言うと、俺が顔を上げて喋った奴の顔を見ると、もう1人の男が穂乃果の首を絞める形で捕まえていた。

 

クソ!最悪の展開だ!俺1人じゃどうやっても勝てるわけがない。こんな事なら海未も連れてくるべきだった!

今できる最善手は、もしかしたら穂乃果を助けれるかもしれない。けどミスったら穂乃果にも危険が及ぶかもしれない。

 

でも迷ってる暇はない。やるだけやってダメだったらその時だ。

 

 

 

俺は立ち上がり男に殴りかかった。

けど俺の弱々しいパンチは当たる事なく避けられてしまった。

そして倒れ込んだ俺を男は首を掴んで持ち上げた。

 

人を1人持ち上げるなんてすげーパワーだな。俺にもこんな力があったら普通に守れたのに。

 

 

 

穂乃果「魁翔くん!?!?」

 

 

 

あぁーもうそんな心配そうな顔すんなって。この作戦さえ成功すれば助かるんだから大人しく待ってろって。

 

 

 

 

魁翔「あーあ首締められるのは流石に苦しいわ、流石だよ暴力を振るうしかないゴミはスゲーな」

 

 

男「あん?」

 

あーそうだ怒れ怒れ。もっと俺に起こるんだ。

 

 

 

魁翔「だってそうだろ?そっちの男2人と女の子に寄ってたかってこんなとこまで連れてきて、この時点でゴミなのに、助けが来た途端そいつには暴力を振るってなんとかしようなんて低脳で頭の悪いゴミクズのする事じゃねーか。ここにいる3人とも本当にゴミみたいな人間なんだろーな」

 

俺はそこまで言うと、持ち上げられてるので男よりも高い位置にいるのでそこから唾を吐きかけてやった。

 

 

魁翔「本当にゴミみたいなお前らにはそれがお似合いだよ」

 

 

 

 

 

 

男「おいお前ら予定変更だ、コイツよっぽど死にてーみたいだしやるか」

 

そう言った瞬間、俺の顔面に激痛が走った。後ろから穂乃果の悲鳴が聞こえるが、正直意識も朦朧としているのであんまり声が入って来ていない。恐らく血も大量に出てるだろう。

顔の前にゴツゴツしたものがあるしおそらく、岩にでも顔から投げられたんだろう。

 

あーいってなークソが。

俺は消えそうになっている意識の中で、必死に叫ぶ穂乃果の声が聞こえてくる。

 

 

 

穂乃果「魁翔くんを離してよ!?私のことなら良いから魁翔くんには手を出さないでよ!?」

 

男「うるせーな!お前は黙ってろ!」

 

穂乃果「きゃあ!!」

 

 

 

あー、もう失敗したな。穂乃果に怪我をさせないように頑張ったつもりだったのに、穂乃果がおれを助けようしてくれるのは予想外だったな。

 

このままじゃあちょっと不味いな。あと一つ何かできることはないか、時間稼ぎでもいい。海未たちも探してくれてるはずだから時間さえ稼げたらまだ可能性はある。

って言っても、血が流れすぎてるせいか頭の考えもまとまらず思考も遅い。今おれが出来ることを必死に考えるが全然出てこない。

 

もう考えても仕方がないやれるタゲやるだけだな。

俺はもう動きそうにない体に無理やり喝を入れ立ち上がる。頭はフラつき焦点も定まらない感じだが、石を掴んでなんとか立ち上がれた。

 

 

 

魁翔「おー穂乃果大丈夫かー?ちょっと俺はキツイから先に逃げてろーっとあぶねー」

 

 

喋ってる途中も足がおぼつかず倒れそうになってしまうが、あと少しだけと体に鞭を打ちなんとか持ちこたえた。

ここで穂乃果が逃げてくれたらこっちの勝ちだ。

 

さあ聞き分けよ 「嫌だ!!」 く逃げてくれないのかよ。

 

 

穂乃果「絶対に魁翔くんを見捨てないもん!!」

 

 

あーもうそんな涙で顔ぐちゃぐちゃにしちゃって、せっかくの可愛い顔が台無しだよ。

まあ口に出すのは恥ずかしいし言わないけどさ。

 

 

 

男「おーおー大した絆だな。じゃあそこの女にコイツが死ぬとこを見届けてもらおうか」

 

男はポケットからナイフを取り出してこちらに向けて来た。いや反則だろ。

そんだけ体格良さそうなのに武器使うとかないわー。

ピンチだと言うのに俺はこんなくだらない事を考えていた。

 

まあこの賭けは俺の勝ちみたいだしな。自然と口元が緩んでしまった俺を見た男が、、、

 

 

 

男「何笑ってんだよ?こいつが!死ねぇーー!」

 

 

男がナイフを振りかぶってくるのと同時に俺の横に1人の男が飛んできた。

ってかあぶねーよ俺に当たったらどうするつもりだったんだよ。

 

 

 

魁翔「あぁーもうおせーよ海未」

 

園田「すいません探すのに手間取ってしまって」

 

 

 

海未は穂乃果を捕まえていた男を投げ飛ばしてきたようだ。しかも俺の真横に。

いやマジで飛んで来てる時、俺に直撃するんじゃないかとビビったんすけど。

 

 

 

南「魁翔くん!!」

 

 

 

ことりも来ていたようで俺のそばに来てくれた。あぁー女の子に助けてもらってるって格好つかねーな俺って。

 

 

 

魁翔「おうありがとーな、けど血が付きそうだろーしあんま近寄らないほうがいいぞ?」

 

南「そんな事言ってる場合じゃないよ!!魁翔くん大丈夫なの!?」

 

魁翔「だいじょーぶだいじょーっとおっとっと」

 

 

心配をかけまいと一人で立とうとしたが、やはり立てず倒れてしまった。

ことりに介抱されながら、俺は意識が遠のいていった。

遠ざかる意識の中で最後に見たのは、海未がもう一人の男も投げ飛ばし最期のナイフを持った男のみぞおちに一発入れてるとこだった。

 

武器持ってる相手に一方的って、マジでチートじゃん。そんなくだらない事を考えながら、今日二度目の意識が消えていく感覚を味わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目が覚めると、目の前には知らない部屋の天井があった。まあ恐らくは病院とかだろう。

これが良くアニメの主人公とかが味わう、気絶した後の天井を見るやつかと俺は訳のわからない事を考えていた。

 

意識もはっきりとしてきて辺りを見回して見ると俺のベットに寄りかかるように穂乃果が寝ており、少し離れたところの椅子にことりと海未が寄り添うように寝ていた。

ふむ、中良きことは良いことだな眼福ですわ。

 

うーんと今何時だろうね、辺りが暗いから夜ってことは分かるけど。

取り敢えずケータイケータイっと。

近くに俺のバックが置いてありその中にケータイがあった。オマケに穂乃果に渡しそびれたプレゼントも。

ふむ、夜の9時か。大分時間が経っちゃってるな。パーティを台無しにしちゃったこと謝らないとな。

 

っとそこで音をたててしまったのが悪かったのか穂乃果を起こしてしまったようだ。

半目で俺の顔を見ているのだが、焦点もあっておらず恐らく寝ぼけているのだろう。

 

 

 

魁翔「おはよう穂乃果」

 

穂乃果「んーおはよ〜魁翔く〜ん

 

 

 

って魁翔くん!?!?」

 

 

魁翔「ん?どうした??」

 

穂乃果「どうしたじゃないよ!!なかなか起きないから心配したんだよー!!」

 

魁翔「あーそうかそうかすまんな」

 

穂乃果「なんか軽いよ!!もう本当に心配したんだから……」

 

 

そう言っている穂乃果を見てみると、目に涙を溜めている姿が映った。

 

あー、もうちょいしっかり出来てたらなーと悔いが残ってしまう。あの時にもう少し早く、もう少しうまく出来ていたら結果はかわっていて、穂乃果にこんな顔をさせずに済んだのかもしれないのにとり

 

 

 

 

魁翔「なんかゴメンな、もうちょっと上手く助けれたら良かったんだけどな何分おれ弱くてさ」

 

 

冗談めかした言い方で場を和まそうとしたが、穂乃果の顔は優れず、むしろより曇ったように映る。

 

 

穂乃果「違うよ!!穂乃果のせいで魁翔くんに怪我させちゃったのに!!魁翔くんは何も悪くないよ………悪いのは全部私なんだ……」

 

魁翔「だから気にすんなって、俺はこうして生きてるし穂乃果も無事だったんだし」

 

穂乃果「でも私のせいで魁翔くんが……」

 

魁翔「だから違うって、元はと言えば穂乃果一人に飲み物を頼んだ俺も悪かったし」

 

穂乃果「いやでも!穂乃果だって

 

魁翔「あーもう!さっきから自分のせい自分のせいってそんなんどうでもいいだろ!!悪いのはあの男たちです、はい終わり!!」

 

穂乃果「違うもん!!あの人達も悪かったけどやっぱり私が悪いんだもん!!」

 

 

【う〜】っと二人で一通り睨み合って、何が可笑しかったのかもよく分からないけど二人して笑いあった。

あの時から久しぶりに見た穂乃果の笑顔は輝いていて、何よりも綺麗に見えた。

 

 

魁翔「アハハ、もうじゃあいいよそれで、その代わりコレは貸し1な」

 

穂乃果「うん!だから今度はいつか絶対に魁翔くんが困った時は穂乃果が絶対に助けてあげるから!!」

 

魁翔「あぁ期待せずに待っておくよ」

 

 

 

 

なんでさー、っと穂乃果が言っているがそんなの無視して俺は荷物から一つの物を取り出していた。

こんな事になってしまってすっかり渡しそびれてしまっていたプレゼントだ。

 

 

 

魁翔「ホラっ、穂乃果やるよ」

 

穂乃果「おっとっとと、急に投げないでよ〜」

 

魁翔「はいはい、色々あったし渡しそびれた誕生日プレゼントだ」

 

穂乃果「ホント!!開けて見てもいい!?」

 

 

魁翔「あぁもうお前の物だしご自由にどうぞ」

 

 

 

何かな何かなー、っと嬉しそうにしている穂乃果を見て思わず頰が緩んでしまっている。

やはり穂乃果はさっきの暗い顔よりこっちの顔に方が魅力的だ。まあ本人には死んでもいわねぇけどな。だって恥ずかしいじゃん。

 

 

穂乃果「コレは麦わら帽子??」

 

魁翔「見た時に穂乃果に似合いそうだと思ってな、まぁもう持ってたみたいだけどな」

 

穂乃果「でも嬉しいよ魁翔くんがくれたプレゼントだもん!!」

 

 

 

そんな恥ずかしいことを笑顔で言われてしまいきっと俺の顔は真っ赤になっていることだろう。

幸い傷が多くてガーゼやら何やら貼ってあって見えにくくなっているのが救いだ。

 

 

魁翔「あーそうかい、よかったな」

 

穂乃果「うん!ありがとう魁くん!!」

 

 

 

ん?今なんか違和感をかんじたきがしたんだけど気のせいかな?

俺の感覚が間違ってなかったらなんか名前が変わってた気がするんだけど。

 

 

 

魁翔「なんかよく聞こえなかったんだが」

 

穂乃果「ありがとう魁くん!!」

 

魁翔「聞き違いじゃなかった………」

 

穂乃果「だってこっちの方が呼びやすいし、かわいいじゃん!」

 

魁翔「いやかわいさなんて求めてないんだけど」

 

 

 

いや、別に嫌なわけじゃないんだけどね、なんか照れくさくないか?

今まで違った名前で呼ばれるのってな、なんか分かるだろ?ってか分かってくださいよ。

 

 

 

魁翔「別に今更変えなくてもいいだろ」

 

穂乃果「もしかして……ダメだった……?」

 

 

 

あーもう!そんな目をウルウルさせてこっちを見ないでくれ!!

なんか可愛らしいし、愛くるしくてなんでもOKしちゃいそうじゃないか!!

なんか最近どんどん穂乃果に甘くなっている気がする。

 

 

 

魁翔「別に…いいけど…」

 

穂乃果「ありがとう魁くん!!」

 

 

そう言いながらあろうことか穂乃果が俺に抱きついてきた。

いや、いつもなら恥ずかしいので離して欲しかったけど、今日は走り回ったり怪我したりで全身がボロボロだったので、身体的にきついんですが。

 

 

まあ簡単に言うと……

 

 

魁翔「マジでそれだけは勘弁してくだしいー!!!死ぬーーーー!!!」

 

 

 

 

 

こんな騒がしくしたせいで、当然ことりや海未も目を覚まして、しかも看護師の人にうるさいと叱られてしまった。しかもそのあとは海未にも怒られてもうヘロヘロだ。

 

ってか今回も俺悪くなくねーか?一方的にやられただけなんですけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果の誕生日は一見、最悪の結果となってしまったがそれでも最後にこうやって笑顔で入れたことはせめてもの救いだっただろう。

 

だが今回の事で穂乃果達にも迷惑をかけてしまって、改めて俺とあいつらとの関係を見直す必要があるかもしれないと感じた。

俺がいるせいで良くないことが起きるなら、俺はあの中に居るべきではないだろう。もしそうなら、俺はどうするべきなのだろうか。

 

 

 

 

答えはまだ出ない

 

 

 

 

 

 

 

 

 




って事で穂乃果ちゃんの誕生日の話でしたが、自分でもよく分からない感じになりました。一体何がしたかったのだろうか笑

私事ですが、スクフェス で無事穂乃果ちゃんの限定URをゲットしました!!次は梨子ちゃん狙って頑張ります!

まあ次回からまたボチボチ日常の話を書きたいと思います。それでは興味のある方はまた来週も見てください。
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