って事でどうぞ。
さあ今日も始まるぞ〜〜。あた〜らしいあ〜さが来た希望〜〜の朝〜。
なんか昨日の朝も言ってた気がするな、デジャヴだな。ってかデジャヴって使い方がいまいちわかんないだがどう使うのが正解なんだ?
まあそんなこんなで今日も今日とて始まりますよ。
魁翔「今日は確かに体力測定とかがある日だっけかな?まあ適当に見学でもしとこーかねー」
俺は考えながらバックの中に荷物を入れて学校へ向かった。
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今日は特に寄り道もせずに学校へ来たのだが何か忘れてる気がしてならないんだよなー。
魁翔「う〜〜ん??なんか忘れてる気がするだけどなー?」
誰しもが経験したことがあろうこの出てきそうで出てこない気持ち悪さ。そんな風に机の上で俺が唸っているとドアが勢いよく開け放たれた。
穂乃果「希咲君!!なんで先に行っちゃうの!?昨日一緒に行こうって言ったじゃん!!」
そこで俺はあっ!と思い出した。
魁翔「そうだそうだ!高坂と待ち合わせしてたんだったわ!いやーやっと出てきたよー」
そんな風にヘラヘラとしている俺の前で高坂はプリプリと怒っている。
穂乃果「もうー笑い事じゃないよ!心配したんだからね!」
魁翔「心配??」
俺は意味が分からず首を傾げた。
穂乃果「そうだよ!事故とかにでもあったのかと思ったよ!」
そこまで聞いたところで俺は肩を後ろから叩かれたことに気づいた。そこには園田さんが立っていた。ただなぜかとても笑顔なのが気になる。
魁翔「おー、どうした園田さん??」
園田「どうした、じゃありません!!どれだけ心配したと思ってるんですか!」
魁翔「いやー、そこまで心配しなくてもー」
これは正直なところ俺の本音だった。これまで親友と呼べるものもいなかった俺は他人に対して心配するなどと言った強い感情は持ったことがなかった。
園田「そりゃあ心配しますよ!!そのー・・・一応昨日から友達なんですから…」
後半は声が小さくなって聞き取りずらかったがちゃんと俺の耳には届いた。彼女は恥ずかしかったのか顔を赤くしながら下を俯いてた。いつのまにかいたのか園田さんの横に南さんも来て笑顔で微笑んでいる。
魁翔「そっかー…、それは本当にごめんなさい!!すっかり約束を忘れていました。これからはしっかり気をつけます! 南さんもごめんな、待ちぼうけさせちゃって」
南「希咲君に何かあったわけじゃないからよかったよー」
そう言いながら笑ってくれた。
魁翔「とりあえず三人ともすまなかった!!お詫びになにか言う事を聞くので何か考えといてくれ」
穂乃果「ほんと!!なににしよっかなー」
そう高坂は言うと満面の笑みで飛び跳ねるように喜んでいる。まあ一つぐらいならそこまで無茶な要求もされないだろうし大丈夫だろう。まあ金銭的なことならなるべく安い物にしてもらいたいとこではあるが。
園田「別に私はいいですよ」
南「私もそんな怒ってないし大丈夫だよ」
お!この二人は天使なのかな?
穂乃果「えぇー二人とも何かしてもらおうよ!」
そしてここには悪魔がいた。
穂乃果「そうだ!!じゃあ私のこと名前で呼んでよ!!」
魁翔「へぇ??」
なにが来るかと思っていたら、予想の斜め上な答えが来たので変な声が出てしまった。
魁翔「そんな事でいいのか??」
穂乃果「うん!なんか苗字で呼ばれるの変だなーって思ってたから呼んで欲しいな!!」
思った以上に簡単な頼みごとだったので正直なところ拍子抜けだ。
魁翔「うん、まあ……穂乃果??」
穂乃果「はーーい!!」
魁翔「いや、なんでそんな大きな声で返事すんだよ耳が壊れちゃうよ」
穂乃果「いやーつい嬉しくてー、エヘヘー」
だから可愛いなちくしょうめ!!
なんで俺に呼ばれたぐらいでそんな嬉しそうにしちゃうんだよ。そんなんじゃ好きなのかと勘違いしちゃって告白して振られちゃうじゃん!いや、振られちゃうとこまでセットなのかよ。嫌なハッピーセットだなおい!!
南「じゃあ私も名前で呼んで欲しいなー」
おっと!さっきまで別にいいと言ってたのに南さんまで便乗してきたぞ。
魁翔「まあ別にこんぐらい全然いいけど。えっと、ことり?」
南「はぁい!」
いや、だから可愛いな!!また振られちゃうよ!!
そこで横の方から視線感じて見てみると園田さんがじっとこちらを見ていた。
魁翔「ん?もしかして園田さんも名前で呼んで欲しいの?」
園田「な!!そんなことあるわけないじゃないですか!!ただ二人だけ名前なのに私だけ苗字なのは何というか…不公平というか…」
なんと言うかモジモジしながら言う園田さんを見ているとちょっとSっ気が刺激される感じがしてきてならない。まあやり過ぎると仕返しが怖そうなので、定番のあれをやっておくか。
魁翔「じゃあいくぞ!!」
そこで俺はスゥーと息を吸い大きな声で、
魁翔「よしこーーー!!!!」
園田「だから誰なんですか!!!」
おぉ!ナイスツッコミだなと感心していると先生が教室へと入ってきたてHRの時間となった。
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ところ変わって現在俺は校庭の隅っこで体育座りをしている。べ、別に女の子が見たくてこんなとこにいるわけじゃないぞ??
簡潔に言うと暇だからである。現在身体測定が終わり体力測定も少し終わったところで昼休みを挟み、昼からの体力測定が始まったところだ。俺は自分のできる測定項目は終わってしまって暇なのでここにいる。
ちなみに隣では穂乃果が死んでいる。
魁翔「お〜〜い大丈夫か〜」
俺は持っているうちわで穂乃果をあおいでいる。
穂乃果「はぁはぁ、こんなに全力で走ったのは一年ぶりだよ〜」
こんな様子になってしまっているのは体力測定の持久走をしたからである。ちなみにクラスの半分づつしているので現在は海未とことりが走っている。走っているのだが……
魁翔「なんだあの体力お化けは……」
先頭では海未が独走していた。それは俺がドン引きをするぐらいのスピードでだ。そしてことりは最下位の方を走っていた。
穂乃果「海未ちゃんは昔から家で日本舞踊とか習い事してるから体力すごいんだよねー」
え?これはそれだけで説明できるレベルなのだろうか?めっちゃ笑顔で喋りながら走っているので、なんかもう奇声をあげて走っているヤバい奴に見えるレベルなんだが。
魁翔「なんか海未を見てると怖いけど、ことりを見てると癒されるな〜」
もう前の方の鬼神の様な走りをしているやつは見ずに、後ろで精一杯走っていることりを見て俺は癒されていた。
園田「一位をとってきました!」
指でVマークを作って喜びを伝えようとする海未。
魁翔「あーよくやったよくやった」
っと棒読みで迎えてやった。
ことり「ひ〜〜ん疲れた〜〜」
隣ではことりが疲れ果てて倒れこんできた。
魁翔「大丈夫かことり!飲み物やるぞ!ことりはよく頑張ったな〜、ことりは偉い!!」
と言って頭を撫でてあげた。
南「う〜〜んくすぐったいよ〜〜」
と言いつつもことりは目を細めながら気持ち良さそうにしている。ってか自然と頭を撫でているのだがこれ大丈夫だよな?後から警察が来て捕まって俺の人生をがゲームセットしたりしないよな??
と、くだらない事を考えていると、
園田「なんで私の時と態度が全然違うんですか!!」
魁翔「いやーだって海未こわかったし、正直引いたし」
園田「うぅ…私だって頑張ったのに」
魁翔「え?なんで落ち込んでんの??海未も頭撫でて欲しいの??」
園田「違いますよ!!」
穂乃果「じゃあ代わりに私撫でて!!褒めて!!」
えぇー、なんでなの??最近の女子高生は頭撫でてもらうのがブームなんですか??それとも今日の占いでラッキーアイテムは人に頭を撫でてもらうとかなの!?アイテムじゃねーし。
魁翔「よーしよし、ほれほれー」
なるべく棒読みかつ無心で穂乃果の頭を撫でる。 そうだ!これは犬だ!俺は今ペットショップにきてて犬たちに囲まれてるんだ!
穂乃果「くぅーんー」
え!?こいつ本当に犬なの!?確かに喜ぶ時とかシッポがブンブン振っているのが見えるのかごとく喜んでいるけど。
魁翔「(やばいこれは…少しでも集中が切れると変な気持ちになってしまう!)」
1分ほど撫でたとこで二人とも満足したのかニコニコしながら離れていった。
魁翔「よーし!!それじゃあ海未も撫でてやろう!!こい!!」
そういうと海未はうつむいたまま俺の目の前まで来て手を振りかぶり、ってえ?手を振りかぶり??
園田「そんなものいりません!!」
パチーンっと気持ちの良い音が聞こえたのを最後に俺の意識は刈り取られることとなった。
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気がつくと目の前には白い天井が広がっていた。
魁翔「おぉー!これがかの有名な気がついた瞬間目の前に白い天井が飛び込んでくるというやつか!!」
俺がくだらない事に感動していると、足の方に重みを感じるのと寝息が聞こえることに気づいた。
ん?っと思い見てみるとそこには穂乃果とことりが俺の足にもたれるように寝ていた。
そこでドアが開き海未が入ってきた。
園田「気がつきましか。すみません私も看病しておこうと言ったんですが二人が見てるから部活に行ってきてよって言われるもんですから…」
なるほどなっと俺は納得した。まだ知り合って数日しか経ってないが、この園田海未という少女は責任感が相当強いように見受けられる。自分が迷惑かけた相手には自分で看病しなきゃと思うだろう。それでもこの場を離れたのはこの二人の親友の言葉のおかげだろうな。
本当に羨ましい関係だなっと思いつつ、
魁翔「あぁー別にいいよ、さっきのは俺も悪かったしな」
園田「いや!さっきのは私の責任です!!なにがお詫びをしないと…」
やっぱり責任感が強い子だなっと俺は思う。根っからの真面目な子で他の人からなんて言われようと自分が納得しないと納得するまでこの状態が続くのだろう。
そこで昨日穂乃果が言っていたことを思い出し、
魁翔「あ〜、急に饅頭が食いたくなってきたなー!!」
俺の言葉の意味が分からず海未は首を傾げている。
魁翔「あーアンコが食いたくてしょうがないな!これは穂むらで饅頭を食うしかないなー!でも一人で食いに行くのもなーー、誰か付いてきてくれて奢ってあげるから一緒に食べてくれる優しい人はいないかなー」
俺はまくしたてるように早口で喋ると、海未はようやく言葉の意味が分かったのか少し驚きながらも口を開いた。
園田「じゃ、じゃあ私が行きましょうか??」
恐る恐ると言った感じで俺に申し出る海未。
魁翔「おぉー、本当か海未は優しいなー」
魁翔「よし!じゃあこれが俺からのお願いってことでさっきのことはチャラな」
そう言うと海未はなにか可笑しかったのか笑い出してしまった。
魁翔「え?どうしたの??」
園田「いやー、魁翔は案外優しいのだなっと思って…ウフフっ」
そう言い海未はまた笑い出してしまった。
ちなみに俺が三人のことを名前で呼び始めたので、三人も俺のことは名前で呼んでいる。
それにしても俺が優しいか。確かにこの3人に対してはなぜか今まで関わってきた人たちよりも考えて行動している自分がいるのかもしれない。もしかしたらこの3人の関係が羨ましくてこの輪に入りたいと無意識に思っているのかもしれない。だがそれは良くないことだ。
俺はイレギュラーな存在だ。いついなくなるかも分からない。だから深く関わるわけにはいかないだろう。そう頭では理解しているのだが、今はこの3人と一緒に居たいと思ってしまう自分がいる。だから今だけは、今だけは近くでこの3人を見ていたいと思う。
魁翔「はいはい、俺はめんどくさくて不器用な男ですよ」
そう俺は言うと、寝ている二人の耳元まで行き、
魁翔「よーし、穂乃果!ことり!!起きろーー!!」
穂乃果・ことり「うわっ!!」
耳元で大きな声を出すと二人とも飛び上がるように起きた。
ことり「あ〜、魁翔君おきてたんだ〜」
いかにも寝起きといったフワフワとした感じことりは目をこすりながら口を開いた。
穂乃果「大丈夫?魁翔君結構な距離飛んでたけど?」
魁翔「え!?そうなの??」
この事実を初めて知り、確認の意味をこめて海未の方を向くと顔を逸らされてしまった。
魁翔「(真姫といい海未といい女の本気の一撃は恐ろしいな、寿命の前に殺されるかもなー)」
内心苦笑しながら下らないことを考えて、
魁翔「よーしじゃあこれから穂むらにいって饅頭食いに行こーぜー、今日は俺の奢りだー」
そう言うと穂乃果からえーっという声が聞こえた。
穂乃果「私アンコはもう飽きたよー」
穂乃果の苦痛の悲鳴が保健室で響き渡った。
今はまだこの3人に俺の本当のことは話せない。いつか話せる時が来るかもいまは分からない。それでも今だけこの3人のそばにいて俺が本当に欲しいものがなんなのかを見て行きたいと思う。
今回はいつもより少し短めとなってしまいました。
それにしても考えがまとまらず全然進みませんね笑
まだ物語の中では3日しか経ってないという笑笑
いつになったら終わることやら…
って事で何かアドバイスや感想などがあったら是非言ってください!!頑張って毎週日曜に更新できるようにしたいです!
では次回!!