あの日の桜の下で永遠を   作:リトルデーモンリリー

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なんとか今日中に投稿できましたそれではどうぞ!


5話 ~ happy birthday~

 

 

さあ今日も始まるぞ〜〜。あた〜らしいあ〜さが来た希望〜〜の朝〜。

二度あることは三度あるって事で今回もやって参りました。え?しつこいってか?それはさーせん。

あれから日はすぐに過ぎて行き、今日は俺の誕生日だ。さっき携帯を開いてみるとおじさんからお祝いのメールが届いていた。

 

魁翔「誕生日おめでとうか…」

 

こんな俺のことを祝ってくれる事には感謝をしている。けれども素直に喜べない自分に嫌気がさし、そんな感情を紛らわすかのように俺はドアを開ける。

 

魁翔「行ってきます…」

 

俺の誰に言ったかも分からない声は、部屋の中を反響して消えていった。

 

 

 

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今俺は穂乃果の家の前に立っている。一緒に行く約束があるのだが、穂乃果は朝は相当弱いほうなので、最近は穂乃果を起こしにくる事が日課となりつつある。その事に内心苦笑しながら俺はドアを叩いた。

 

魁翔「すいませーん、魁翔でーす!」

 

俺が声を出すと中からはーいと返事をしながらドスドスと誰かが走って来る音がする。まあ聞こえた声てきにあの子なのだろうけど。そこでドアが勢いよく開かれた。

 

雪穂「魁翔さんおはようございます!」

 

魁翔「雪穂ちゃんおはよう」

 

この礼儀正しい少女は高坂雪穂、穂乃果の妹だ。どことなく雰囲気は似ているが、目つきもキリッとしており姉とは対照的でしっかりとした性格の少女である。

 

魁翔「穂乃果は起きてるかー?」

 

雪穂「それがー…いつも道理で…、すみません…」

 

雪穂ちゃんが申し訳なさそうに言い、ついつい苦笑いが出てしまう。先ほども言ったとうり穂乃果は朝に弱いので、俺がきた時には大抵の場合寝たままの時が多いのだ。

 

雪穂「ほっんとうに毎日毎日すみません!もう別に置いていってもらってもいいんですよ??」

 

おぉー実の姉に対してこの言いよう。なんとも口が辛いことで。俺も可愛い妹にこんな扱いされたら辛過ぎて自殺しようかと思って、屋上までいって、やっぱり怖くなって戻って来るまであるぞ!

いや、戻ってきちゃうのかよ。ってか妹なんていねぇし。

 

魁翔「あぁー別にいいよ、ってか連れて行かないと海未に怒られるし」

 

そんな他愛もない話をしばらくしてると、

 

穂乃果「ごめ〜ん魁翔君!!すぐ準備してくるからちょっとまってて!!」

 

二階から降りてきた穂乃果はそう言うとまた二階へと戻っていった。

何というか嵐のようだなと感じる。

 

雪穂「あ、そうだ!魁翔さん朝ごはん食べましたか?」

 

魁翔「いや特には食べてないけど?」

 

俺は基本的には朝食は食わない派なんだよなー。何ていうかあんまり食う気分にならないんだよな。そんな事を考えていると、

 

雪穂「じゃあちょっと饅頭食べていきませんか??新作の試作品作り過ぎちゃって中々減らないんですよ」

 

魁翔「お!じゃあ少しいただいていこうかな」

 

最近こうやって饅頭をよく食べさせて貰えている。ってかいつも高坂家の親父さんは作り過ぎてしまい余らしてしまうらしい。まあこうして俺へのお裾分けらとなる事で、親父さんもいっぱい作れるし俺も食費が浮くでwin winの関係だね!!

って事で穂乃果の準備が終わるまで俺は饅頭を食べながら待つこととした。

 

 

 

 

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園田「二人とも遅いです!!」

 

穂乃果「ごめ〜ん!!」

魁翔「うっぅー、苦しい…」

 

南「大丈夫魁翔くん??」

 

すぐに心配してきてくれることりはまるで女神のようだ。俺も転生したらこんな女神に会いたていな!

 

園田「はぁーどうせまた穂乃果が寝坊してそれをまっている間に調子に乗って饅頭を食べ過ぎたのでしょう、早くいきますよ」

 

魁翔「なぜばれた!?」

 

俺が驚愕の顔をしていたら、

 

園田「先週も同じことをしてたじゃないですか、なぜ学習しないのですか」

 

あーそういえばしたな。てっきり海未が何か能力に目覚めてしまったのかとおもったわ。

 

魁翔「まあ大丈夫だって、昨日も夜飯食ってなかったし」

 

園田「余計に体に悪いですよ…、本当に大丈夫何ですか??」

 

今言ったとうり俺はたまに夜飯を食わない時がある。別にダイエットだとかそんなものではないんだからね!いや誰得だよこれ…

まあただ家に食い物がなく買いに行くのがめんどいだけだ!!

 

穂乃果「魁翔くんうち近くなんだから来てもいいんだよ?」

 

やだ!この子優し過ぎ!そんなんじゃ勘違いしちゃうよ!!

 

魁翔「いや流石にそこまで迷惑はかけれないって」

 

園田「でも流石に見てられませんよ、お昼ご飯も購買で買ったパンとかしか食べてないじゃないですか」

 

南「もしよかったらお昼ご飯でも作ってこようか?」

 

翔魁「え!まじで?ことりが作って来てくれるのか!?いやでもなー…」

 

穂乃果「じゃあ私が作ってくれる!!」

 

魁翔「あーそれは却下で」

 

穂乃果「何で〜〜」

 

いやなんか、穂乃果はまずい気がする。なんというか飯マズヒロインみたいな香りがしてならない。クッキー作ってみたら木炭ができちゃう系ヒロインみたいな!どんなヒロインだよ…

 

園田「じゃ、じゃあ私が作ってきましょうか……?」

 

いやそんな顔を赤くして照れながら言われても。しばらく過ごして分かってきたが海未はもの凄い人見知りで照れ屋だ。普段はシャキッとしててカッコいい系なんだけどな。まあそういうギャップも、グッとくるんだけどね!

 

魁翔「別にそこまで気を使わなくてもいいよ、それより早く学校行って、ちゃっちゃっと勉強して放課後を楽しもうぜ」

 

穂乃果「そうだね!今日は魁翔くんの誕生日だから盛り上げようーー」

 

俺と穂乃果で握りこぶしを上に上げている姿をことりと海未は微笑みながら見ていた。

 

 

 

 

 

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さぁやってまいりました!!放課後です!!

after schoolです!

なんか俺のテンション朝からおかしいなぁ…

え?元からだって?今言ったやつ先生怒らないから正直に名乗り出なさい。

ってかこういう教師は大抵怒るんだよなぁーすぐ嘘つくんだよなー。って俺は何を言ってるんだ。

くだらないことを考えると、バンッと俺の机が叩かれた。

 

穂乃果「さぁ魁翔くん、行こう!!」

 

魁翔「おーう、ってかなんか嬉しそうだな?」

 

穂乃果「そりゃそうだよ!誕生日パーティーだよ!!」

 

そう言いながら穂乃果は顔をぐいぐい近づけてくる。いやどんだけ近づいてくるんだよ。てか改めて近くから見てみると海未とかことりもそうだけど、穂乃果もすげー美少女なんだよなー、ってじゃなくて!!

 

魁翔「お、おう、顔近いんだけど」

 

穂乃果「あ…ご、ごめん…」

 

そう言い穂乃果は顔を赤くして離れた。近すぎるとなんか女の子特有の甘い匂いがしてくるし。ってか女の子ってなんであんないい匂いしてんの?体内でアロマでも生成してんの?

両者とも視線が合わせられずモジモジしていると、

 

園田「何してるんですかあなたたちは…」

 

魁翔「にゃ、にゃんのことでりゅか?」

 

園田「どんだけ動揺してるんですかもう…」

 

南「あははーー…」

 

海未には呆れられてしまい、ことりには苦笑いをされる始末だ。だってしょうがないだろう!穂乃果は性格は少しちゃらんぽらんだがこれでも美少女だぞ!それが顔の目の前までくると照れるだろーが!!

 

穂乃果「は、早く行くよ3人とも!!」

 

そう穂乃果も顔を赤くしながらもそうせかす。

 

魁翔「そ、そうだぞ!はやく俺の誕生を祝いたまえ!」

 

園田「はぁー、じゃあいきますよ」

 

南「そうだね!まずはスーパーにでも行こう!」

 

顔を真っ赤にした二人が二人を引っ張るようにして俺たちは学校を後にした。

 

 

 

 

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魁翔「で、なんでスーパーに来たの?オードブルかなんか買って帰るの??」

 

園田「違います」

 

ですよねーと俺は相槌を打ちことりの方を見てどういうことっと表情で訴えかけた。するとニッコリと笑顔を返してくれた。

え?どういうこと?

俺のことが好きってことですか?僕勘違いしちゃいますよ?

 

穂乃果「今日は海未ちゃんとことりちゃんが日頃から栄養が偏ってる魁翔くんのために料理を作ってくれるんだよ!!」

 

魁翔「あぁーなるほどなー!って穂乃果はしないのか?」

 

穂乃果「ほ、穂乃果は二人が料理してる間に魁翔くんが暇にならないように相手してあげるんだよ!!」

 

魁翔「なるほど、つまり穂乃果は料理ができないのか」

 

まあ予想道理っちゃ予想道理だな。

 

穂乃果「穂乃果だって家の手伝いしてるんだから和菓子ぐらいなら作れるもん!!」

 

プクーっと頰を膨らまして抗議してくる穂乃果。可愛いなおい!指でほっぺた突きたくなっちゃうだろ!

 

魁翔「あー、はいはい」

 

ぎゃーぎゃーと騒ぐ俺たち二人に対して後ろでことりと海未は何をつくろーかと相談していた。

 

園田「魁翔は何か食べたいものがありますか?」

 

南「あ!ちなみにケーキは私が家で作ってきてるからデザート以外でね!」

 

魁翔「え!まじで?」

 

南「うん!お菓子作りは好きだから今回のも頑張って作ったんだ〜」

 

おおーことりの作ったお菓子かー、これは今から心がぴょんぴょんしてくるな!

…なんか俺がいうと気持ち悪いな。

 

魁翔「うーん食いたいものかー、野菜以外なら大抵何でも食えるんだが」

 

園田「野菜以外ってどれだけ好き嫌いするんですか」

 

いやーだってあんまり美味しくなくね?料理すれば美味しくなるもんもあるけどそのままだとどうしても苦手なんだよなー」

 

南「じゃあ、お鍋とかどうかな?」

 

穂乃果「お鍋がいいーー賛成ーー!!」

 

園田「今日の主役は魁翔なんですから穂乃果の意見は聞いてません」

 

魁翔「いや別にいいぜ鍋で、でよかったらだけど俺的にはチゲ鍋がいいかなーって?もう春だげど」

 

園田「私はそれで構いませんよ」

 

南「私もいいよ〜」

 

穂乃果「よーしじゃあチゲ鍋の材料を取りに行こうー!えーと…チゲ鍋ってなに??」

 

園田「穂乃果……」

南「穂乃果ちゃん……」

 

これには海未だけじゃなくことりも絶句してしまった。

 

魁翔「ま、まぁ気を取り直して買いにいくか」

 

園田「そうですね行きましょう」

 

穂乃果「ねぇ!チゲ鍋ってなに!?チゲってなーーに!?」

 

そう叫ぶ穂乃果を無視しつつ俺と海未前を歩いていく。その後ろで優しくことりが意味を教えてあげていた。

 

 

 

 

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魁翔「悪いな何個か持ってもらって」

 

園田「いえ、私は普段から部活などで鍛えていますから」

 

いま家に帰っている途中だが、買った物の袋は俺と海未で持っている。最初は意地からか、俺が全て持とうとしたが体も弱くインドア派の俺には無理だったのだ。それで仕方なく海未にも持ってもらってるわけだ。

ことりと穂乃果も気を使って持とうとしてくれたがそれは流石に断った。

それにことりの手が傷ついたりしたら大変だからな!!

 

魁翔「あー、やっと着いたー。ここのアパートの二階の部屋のとこに住んでんだ」

 

穂乃果「私も来るのは初めてなんだよねー」

 

魁翔「まあそれじゃあ入るか」

 

そう言い部屋の前まで行き鍵を開けドアを開いた。中はちゃんと整理整頓されており綺麗なはずだ。まあ昨日の夜に念入りに掃除したからな。

 

園田「じゃあ私とことりで鍋の準備をするので二人は何かしててください。魁翔、キッチンにあるものは借りても大丈夫ですか?」

 

いちいち確認までしてくるなんて本当に律儀な子だなっと思いつつ、

 

魁翔「あぁ、何でも使ってくれていいよ。って言ってもあんまりものは揃ってないんだけどね」

 

そういうと、海未はありがとうございますと言い作業に取り掛かっていった。

 

穂乃果「じゃあわたし達はなにする??」

 

魁翔「そうだなー、特にこれといってうちには遊び道具もないしなー」

 

穂乃果「じゃあ!魁翔君の小さい頃の話が聞きたい!!」

 

魁翔「小さい頃の話かー…」

 

べつに話すのはいいのだが、話せない部分も沢山ある。全てを話してしまうと彼女たちとこれからの関係次第では傷つけることとなり得る。だから言える部分だけ面白おかしく話してやるか。そう決めると俺は話を始める。

 

魁翔「じゃあまずこのことからはなそーかなあれはな・・・・・

 

そう話していると時間は立つのは早いものでもう料理ができようとしていた。俺と穂乃果が楽しく会話をして、たまに海未とことりが相槌や言葉を挟む。このやり取りはなんとも気持ちがよく今まで誰かと話して感じなかったような何かにより、俺の心が満たされていく感じがしていた。

 

南「もうできるよ〜」

 

園田「なので二人とも少し準備を手伝ってください」

 

はーい、と二人で返事をして海未たちのいるとこへ向かう。俺たちは机を拭いたり、皿を出したりなどまあ料理以外の手伝いをさせてもらえた。

 

そして部屋の机の上に鍋を持っていき準備が完了した。

そこで音頭をとるのはやはり穂乃果のようで穂乃果が立ち上がり、

 

穂乃果「それじゃあ魁翔くんの誕生日を祝って〜〜〜

穂乃果海未ことり「誕生日おめでとうーー!!」

 

パァーンと音が響き渡った。いつ用意してたか気づかなかったがクラッカーを持ってきていたようだ。

 

魁翔「いや嬉しいけど、いきなりはちょっとびっくりするし、てかアパートなんでクラッカーはちょっと…」

 

園田「私はやめようと言ったのですが、穂乃果がどうしてもやりたいと…」

 

穂乃果「だって誕生日なんだよ!誕生日といえばクラッカーだよ!!」

 

南「穂乃果ちゃんそれはちょっと無理がー」

 

魁翔「どういう方程式なんだよそれは」

 

てか、穂乃果は俺にめがけてやらないで欲しいんだが。海未とことりは天井に向けて打っていたが穂乃果だけは俺の顔面めがけて打ってきやがった。紙とかが飛んできてマジでビビるからやめて欲しいんですけど。

 

魁翔「ま、まぁとりあえず冷める前に食べるか」

 

俺がそう言いみんなで食べ始めた。

 

魁翔「お!うめぇな!二人ともやっぱり料理上手いんだな!!」

 

南「うーん?お鍋だったらそこまで変わらないと思うけどな〜」

 

園田「そうですね、基本的に具材を入れて煮込むだけですから」

 

魁翔「うーんでも今まで食べた鍋の中で一番うまく感じるんだよな」

 

園田「そ、そんな褒めてもなにも出ませんよ!!」

 

顔を赤らめながら照れている海未を見ながらみんなで笑った。

それからはしばらく談笑をしながら食事続けた。

 

魁翔「みんなありがとなわざわざ俺なんかのために」

 

穂乃果「友達だから当然だよ!!」

 

他の二人も同じ思いなのか頷いている。

友達だからか…正直こんな言葉は俺はあまり好きではない。綺麗事にしか聞こえないからだ。

こんな事を言う奴は大抵裏ではなにを考えているのか分からない。

だが綺麗事のような事を本気で言う人間もいるのだろう。この三人がいい例だ。だからこそこの三人とは関わるべきではないのじゃないかと再度考える。

だが何度考えても答えは出そうにない。

 

魁翔「そっかー…友達だからか…」

 

南「魁翔くん??」

 

俺の反応を不審に感じたのかことりは心配そうに俺の名前をよぶ。

 

魁翔「なんでもないよ!それよりことりのケーキが食べたいかなー、なんて!」

 

ことり「じゃあ切り分けてくるからちょっと待っててね!」

 

そう言いことりはキッチンに向かって箱を持って移動していく。

 

穂乃果「ことりちゃんのケーキはとっーーても美味しいんだよ!!」

 

魁翔「へぇー、それは嬉しい限りだな」

 

穂乃果「今年からは食べれる回数が増えるから嬉しいなー!」

 

魁翔「そうなんだ、なんか分からんが良かったな」

 

そう言うと不思議そうに穂乃果がこちらを見てきた。え、なんか俺変な事言っちゃった??なんかやばい事言っちゃったの??

そうすると海未が

 

園田「今年からは魁翔の分のお祝いが増えるからという意味ですよ」

 

魁翔「あー、そういうことね…」

 

そっか穂乃果たちにとってはそれが当たり前なんだよな。俺が来年もこの時にこの場所にいてお祝いができるっていうことが。俺自身先のことはいつ無くなる分からない状態なので考えたこともなかった。

 

魁翔「そっかーそうだよな…、ありがとうな」

 

穂乃果「魁翔くん??」

 

なにのお礼なのか分からなかったのか穂乃果は首をかしげる。

 

南「みんなーできたよー、今年は魁翔くんがチョコが好きということでチョコケーキにして見ました!」

 

へぇーよく覚えてるなっと俺は思った。確か最初の方にちらっと言った気はするがよく人の話を覚えてくれているもんだな。

 

魁翔「ってかクオリティすげーな、店で売ってるやつみたいだな」

 

南「そんなにはすごくないよー、気に入ってもらえるといいけど…」

 

俺が一口パクッと食べる。

程よく甘く、決して甘すぎないこの感じは俺にはちょうど良い味だった。

 

魁翔「うっま!!ことりめっちゃ上手いよ!!ことりは料理ができてすごいなー」

 

穂乃果「ことりちゃんは本当にお菓子作りが上手いからねー」

 

そう言いながら穂乃果も口に持っていき食べている。

 

園田「そうですね、ことりは料理がとても上手です!」

 

南「そんなことないよ、二人と比べたら私なんて…」

 

最後の方の声は声が小さく近くにいた俺にしか聞こえなかったかもしれないな。

先ほどの言葉からしてもしかしたら二人に対してことりも何か思うことがあるかもしれないな。俺にできることは今はないからどうする事も出来ないんだけどなー。

 

魁翔「うん本当に上手いよ、この俺が言うんだ自信を持っていいぞ!!」

 

園田「なぜ魁翔に褒められと自信を持っていいのですか…」

 

南「あははー…ありがとう魁翔くん!」

 

みんなケーキが食べ終わり片付けでもするかと思っていると三人ともが俺の方へ向いている。

 

魁翔「な、なんだ、俺なんかした??」

 

穂乃果「違うよもうー、はいっ!これプレゼント!!」

 

そう言うと穂乃果は小さい箱が入った袋を渡してきた。

 

魁翔「え?いいのかパーティをしてもらっただけじゃなくプレゼントまで?」

 

穂乃果「うん!そのために選んだんだから!って言ってもそんなに高いものじゃ無いんだけどね〜」

 

魁翔「そっかー、ありがとな!開けてみてもいいか?」

 

穂乃果「うん!いいよ!!」

 

そう言ってもらい俺は袋から取り出した箱を開けた。そこには桜の形をしたキーホルダーが入っていた。

 

魁翔「これは…桜??」

 

穂乃果「そうだよ!最初に魁翔くんと会ったのが確か桜の木のとこだった気がして、もしかして嫌いだった…??」

 

俺の反応が薄いので気に入らなかったのかと思ったのか穂乃果がそう尋ねてきた。

 

魁翔「いや、よく覚えてたなって思ってな」

 

穂乃果「なんか選んでいる時にふと思い出してね!それにこれ!!」

 

そう言うと穂乃果たち三人は携帯を出し付けているキーホルダーを見せた。

 

魁翔「あ、もしかしてお揃いのやつなのか??」

 

園田「そうです、中学生の時に三人でお揃いのをかったんです」

 

南「それで穂乃果ちゃんがせっかく友達になった魁翔くんともお揃いのをつけて欲しいって言ってね」

 

そう言われながら俺は三人のキーホルダーを眺めていた。穂乃果はヒマワリ、ことりはユリ、海未はアジサイをモチーフにしたものだろう。しかしこれは…

 

魁翔「でも俺が貰ってもいいのか?なんていうか三人の友情の証とみたいなものじゃないのか??」

 

穂乃果「魁翔くんは嬉しくなかった…??」

 

魁翔「いやー、嬉しいんだがなんていうかな…」

 

穂乃果「もーういいの!!私達が魁翔くんとこれからもずっと友達でいようねっていう証なんだから!!」

 

魁翔「そうか…じゃあありがたく付けさせてもらうよ」

 

そう言うと三人とも満面の笑みを見せてくれた。

それにしても桜か…。俺が母さんとの記憶で一番残っているものかもしれないな。あの日母さんと一緒に見た桜だけは色褪せることなく俺の心の中に残り続けている。もしかしたらあの時穂乃果と会ったのが桜の下だったのももしかしたら……そこまで考えておれは頭を振った。

今はこんな事を考えても仕方がないことだ。

 

魁翔「よーしそれじゃあ夜はまだまだこれからじゃーー」

 

俺がそう叫ぶと穂乃果がノリノリでわーーと言いったり、ことりは拍手をしながら笑顔を向けてきたり、海未は頭を押さえながらやれやれといった感じだった。

 

これから先のことなんて分からないけど今一つ言えることは、今この瞬間を生き続けていこうという考えだけだった。

 




てな訳で主人公の誕生日回でしたね。
本当に終わりの見えない小説を作っている感じでこれはどうなるんでしょうね。
まあ話は変わりまして明日からは6周年のAqours2年生のキャラがガチャに勧誘が始まるので私も梨子が引けるように頑張りたいと思います!
では作品のアドバイスやコメントなどぜひなんでも言ってください!それでは来週も見てください!
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