もしも夢の続きが叶うなら   作:シート

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第八話 幼馴染なアイツは夢を見ているような提案をしてくる

「けんちゃ~ん、暇~宿題なんかせんと遊ぼう~」

 

「何言ってんだ。馬鹿言ってないでさっさとしろよ。明日、水族館行くんだろ?」

 

「そーやけどぉ~」

 

 向かい側でごねる銀華をなだめながら何とか宿題をさせる。

 俺だって本当は宿題なんかしたくない。

 学校から帰って来たのに遊ばず真っ先に宿題をする。普段では考えられない。でも、それもこれも明日水族館に行く為だ。

 

「ちゃんとしないと明日遊びに行けないし、何より母さん達怖いぞ」

 

「うぅ~怖いこと言わんといてや~なんで小学校って宿題あるんやろ~勉強きら~い! 幼稚園のままがよかった~!」

 

 出た。お決まりの台詞。

 まあ、ただをこねているけど手は動かしてるからいいか。

 気持ちは分かるけど言っても何も変わらない。

 

「中学生になったらもっと大変らしいぞ」

 

「にゃー!? けんちゃんのいけず~!」

 

「うっさ、幼稚園のままだったらこうして好きに水族館にも行けないんだぞ」

 

 それだけじゃない。

 幼稚園のままだったら大きく、大人になれない。

 今はお小遣いとお年玉しかないけど、もっと大きくなって父さん達みたいに稼げるようになってお金いっぱいゲットできたら、もっと銀華にいろいろしてあげられる。

 だから、幼稚園のままは嫌だ。

 

 銀華も分かってはいるみたいだけど、納得できないみたい。

 

「分かっとうけど~ほんま、けんちゃんの意地悪~」

 

 そんなこと言われてもな。

 ただ目の前でこんなにしょんぼりされたら困った。

 いい感じに銀華が進めていた宿題の手がすっかり止まってしまったのはよくない。どうしよう、母さん達に怒られるのは嫌だし、明日行けなくなったりしても嫌だ。

 考えを巡らせていると銀華がぽつりと言った。

 

「ん~けんちゃんは勉強できるほうがええの?」

 

「そりゃ……できないよりかはできる方がいいよな。クールじゃん」

 

 クラスに勉強できる奴がいるけど、授業で問題が出た時、当てられたり自分から手を上げて答えをすらすら言う姿はかっこいい。

 ああなりたいと思う。無理だろうけど。

 

「そうなんや……」

 

 納得した様子。

 その点銀華はクールになれる可能性はある。

 宿題、勉強嫌いではあるけど頭と要領はいいから、やる気さえあればいいんだけどな。

 

「まあ何だ。さっさと終わらせて遊ぼうぜ。俺よりも早く終わらせられたらどんなことでも一つだけ言うこと聞いてやるよ」

 

「ほまーに!?」

 

「あ、言っておくけどお金かかるのはダメだからな」

 

「うんっ! よ~し、頑張るぞ~!」

 

 やる気出たみたいだ。

 でも、何言われるかちょっと怖いな……。

 

 

 

 

「あの……これ」

 

 突然、銀華から渡された一冊のノート。

 何だろう、これ。

 夜飯と風呂を済ませ、これから部屋に行こうと二階に上がって来た時のことだった。

 突然、銀華が部屋から出てきて今に至る。

 

「……これは?」

 

「ノート。ほら……そろそろ期末試験だから、その対策ノート」

 

 一学期の期末テストがそろそろある。

 その結果によって、夏休みがきっちりあるかどうかか決まってくる。

 その為にバイトを休みにして今日これから勉強しようとしていたところ。

 だから、対策ノートはありがたい。銀華が作ってくれたものなら確かだろう。しかし。

 

「いいよ、悪い」

 

「迷惑……だったよね……?」

 

「そういうわけじゃないけど……どうしてそれを? 銀華もそれ必要だろう」

 

 銀華の頭の良さなら俺が心配する必要なんていらないだろうが自分が使うものを渡し来てたのならそれを受け取るのは悪いというか何と言うか。

 そもそも渡してくる理由が分からない。試験前だからなのは分かるけど、こんなことは初めてだ。

 

「これは健太用のノート。それで、これはその……この間、看病してもらったお詫びに……」

 

 そんな気はしていた。

 銀華は気にし過ぎなところがある。

 大分前のことだ。気にしなくても……と言っても銀華は気にするか。現に今この通り。

 わざわざ俺用のノートまで作ってくれたみたいだから、ここは受け受け取ろう。気持ちは無下にしたくはない。断れば、迷惑だったんだとショック受けるだろうし。後は現金な話になるけど銀華が作ってくれた対策ノートがあるのなら今回の期末は百人力だ。

 

「そっか……ありがとな。そういうことならありがたく使わせてもらうわ」

 

「う、うん……そうしてもらえると嬉しい」

 

 手渡されたノートを受け取った。

 心なしか嬉しそうにしている銀華が見えた。

 

「じゃあ、部屋に戻る」

 

 このままここにいても仕方ない。

 勉強をしに部屋に戻ろうとする。

 

「ま、待って」

 

「……何だよ」

 

 話が終わったと思ったら呼び止められた。

 上手く話を済ませられたと思ったのがよくなったか。

 正直、立ち話を続けるのは話すようなこともないからしんどい。

 

「ぅ……ごめんなさい。やっぱり、何でも、ない」

 

 俺の気持ちが伝わってしまったのかもしれない。

 伸ばした手を引っ込めるように言うのを銀華はやめた。

 

 悪いことをした。

 ここであえて俺から何かあるのかと聞くべきなのか。

 いや……言いにくくさせといてそれはあんまりだ。閉じた口を割らせるようなそんなことはしたくない。

 

「そうか? まあ、何かあったら気軽に言ってくれ」

 

「うん……そっちも何か分からないところあったらメッセでもいいから言って」

 

 俺の精一杯の言葉に銀華は返事を返してくれた。

 そして、ようやく俺は部屋に戻っていく。

 背の向こう側では銀華が部屋に戻っていく音が聞こえた。

 

 

 

 

 銀華が作ってくれた期末試験対策ノート。

 その内容は言うまでもなく完璧だった。試験科目の授業を分かりやすく且つ簡略にまとめられている。それだけじゃなく分かりやすい解説付き。至れり尽くせりとはこのこと。わざわざ俺の為にここまでしてくれたなんて理由が理由だけど、嬉しい。

 おかげで期末試験の勉強が捗った。

 

「こんな感じにノート作るんだな……昔とは違うな」

 

 昔って言っても小学校低学年の頃。

 それもかなりおぼろげ。昔とは違うのは当たり前のことだけど、ノートのまとめ方といい、昔は丸かった文字が今は綺麗にきっちりとした字といい、疎遠になっていた時間というものを感じた。

 

「女々しい……寝るか」

 

 捗ったのはよかったけど、おかげで日を跨いでしまった。

 勉強の手を止めたから、感じずにいた疲れが押し寄せてきた。

 疲れてると変なことを考えてしまう。例えば今みたいに女々しい事とかを。

 

 明日も学校。テスト前日日。

 早く寝るに限るが、こう言う時に限ってやってくる。

 

「う~……」

 

「本当に来た」

 

 噂をすれば影が差す。

 と言うべきか、本当に銀華が部屋に来た。

 相変わらず、寝ている方の銀華だ。しかし、寝ていてもこういう事に限ってちゃんと聞こえている。

 

「きたらあかんの~?」

 

「いや、アカンやろ。大人しくベットで寝てろよ、って、話を聞け」

 

「ん~?」

 

 聞きたくない話は耳に入らないらしい。

 聞く耳もたず、我が物顔で俺のベットで寝転がってる。

 

「まったく、お前は」

 

「それはこっちのせりふ~けんちゃんからめっせくるのまっとったのに」

 

「メッセ? 何で?」

 

「なんかわからないところあったらいってゆうたのに~!」

 

「ああ……そのことか」

 

 お世辞とかそう言う類のものだと思っていた。

 でも、違っていたと。

 この拗ねた様子を見るに。

 

「まさか、寝るまでメッセ来るの待っていたのか」

 

「うん。せやのにけんちゃん、ぜんぜんめっせくれへんかったもん。いつくるかどきどきしとったのに」

 

「んなこと言われても起きてる時にお前がくれた対策ノートで充分だったからな」

 

 あれだけ分かりやすいノートがあったら聞く必要はない。

 実際、分からないところあってもノートを見れば解決した。

 だから、あの言葉を真に受けていたとしても聞くことはなかっただろう。

 

「わからへんところほんとーになかったの?」

 

「今のところは。あのノートは完璧って言ってていいぐらいの出来だからな」

 

「そんな~」

 

 しょんぼりしたような声を上げながら、銀華は枕に顔を埋める。

 

「私のあほ~! けんちゃんのためにってはりきりすぎ~! けいかくがだいなしや~!」

 

 顔を埋めた銀華は今度じたばたとしだす。

 何か悶えているし、一見自分に言っているみたいだけど一方で誰かに言っているような口ぶり。

 それに計画って……。

 

「け~んちゃ~ん」

 

「何だよ、情けない声出して」

 

「つかれた~もうねよ~」

 

「つかれたって勝手だな。というか、元々寝るところだったんだよ、こっちは」

 

 ぼやきながら寝る準備をして、銀華がいるベッドに入る。

 部屋に帰す云々は今から言い出したら余計疲れそうだからやめておく。

 俺も疲れたからさっさと寝たい。

 

「ねぇ、けんちゃん」

 

 ベットに入って目を閉じていると静かだった銀華が声をかけてきた。

 

「どうした?」

 

「わたしがけんちゃんにべんきょうおしえたり、いっしょにしたらめいわく?」

 

「お前が?」

 

 銀華に勉強を想像つかないな。

 と思ったがすっかり幼い頃の銀華はいる気分だったけど、寝ている方じゃなくて起きている方の銀華になるのか。

 どう言えばいいんだ。

 

「迷惑じゃないけど……」

 

「ほんま!? じゃあ、たのしみにしとって! おやすみ~」

 

「お、おいっ。本当に寝やがった……」

 

 言いたいこと言って満足したようで騒がしかったのが嘘のような寝つきの早さ。

 心地よさそうに寝息を立てるその顔は幸せそのもの。嵐だな、まったく。

 それに楽しみにって……勉強教えてくれるつもりなのか。

 まあ、寝てる銀華が言ったんだ。寝言みたいなもの。真に受けても仕方ない。

 

 

「何だよ……」

 

「……何が」

 

 夕飯を食べていた時のことだった。

 こちらの様子を伺うように銀華がしきりに見てきた。

 間違いや気のせいということはないだろう。今日も今日とて母さん達は夜遅くなるとのことで今、リビングには俺と銀華しかいない。

 銀華で間違いなく、しらを切っているのが何よりもの証拠。

 何事もないふりしていても目が動揺して泳いでいるのが分かる。

 

「何か気になることでもあるみたいだけど、言いたいことあるなら言ってくれ。そんな見られると食いづらい」

 

「うっ……それはその……そうっ、今夜のごはんはどう? それが気になってて……」

 

「美味い。でも、それじゃないだろ」

 

 白状するか迷って、とっさに目についた夕食のことを聞いた。

 そんな感じがありありと伝わってきた。

 言いにくいようなことが気になっていたのか? ご飯粒ついてるとかそういう俺の格好がおかしいのを気にしているとかではなさそうだし。

 

「……」

 

「……」

 

 訪れた沈黙の時。

 こうなったら言い出すまでとことん待ってやる。

 

「……わたし(・・・)に背中押してもらったんだもん。私が勇気出さなきゃ……」

 

 しばらくした後、何やらぽつりと言ってから言い始めた。

 

「あの……ごはん食べた後って時間ある……?」

 

「あるけど……」

 

「じゃあ、健太さえよかったらだけど……一緒に勉強しない……? ほらっ、明日から期末テストだから」

 

 そう言われて昨夜寝る前の時のことを思い出した。

 楽しみにってこの事だったのか。

 寝てる時のことを覚えていた? いやでも、たまたま似たようなことを言ったとも考えられるけど……。

 

「あっ、い、嫌なら大丈夫っ。忘れてくれていいからっ」

 

「嫌じゃないよ。やるか、一緒に勉強」

 

 戸惑いは大きいけど嫌じゃない。

 それに銀華が勇気を出して言ってくれたんだ。

 無下にはできない。

 

「ほ、ほんまに!?」

 

「あ、ああっ」

 

 机に乗り出してくる銀華は嬉しそうだ。

 思わず、方言が出るほど。

 俺は少し呆気に取られながらも頷いた。

 

「場所は……俺の部屋、でいいか」

 

「う、うん」

 

 俺の部屋ということを意識してなのか、銀華が静かに頷く。

 リビングが場所として一番適切かもしれないが、母さん達がいつ帰ってくるか分からない。茶化されたらアレだ。

 正直、起きている銀華を自分から部屋に招くのは何処か気恥ずかしさがあるけども、いろいろな意味で今更だろう。

 

 で夜飯を食べ終え、風呂に入り、準備が整った時。

 約束の時間となった。

 

「お、お邪魔します……」

 

 おずおずと銀華が部屋の中へと入ってくる。

 その姿からは緊張しているのが伝わってくる。

 起きている時にこうやって部屋に来るのはそうあることではないからそれでなんだろう。かくいう俺も緊張ないし、落ち着かない気分だ。

 

「まあ、そこら辺に座ってくれ」

 

「うん……」

 

 ベッドとPCデスクの間に用意した机に着く銀華。

 そして、持ってきたノートや教科書とかを並べていく。その一連の動きをする銀華はまるでロボットみたいにカチコチな動きをしていた。

 俺も同じく机、銀華の前に着く。PCデスクでもいいいいけど、それだと背を向けることになる。向かい合うのは緊張を強めるだけだけど、呼んどいてそれは失礼だろう。

 

「じゃあ、始めるか」

 

「えっと……どれから始める……?」

 

「とりあえずまずは……」

 

 適当な教科を選び、始まった一緒に勉強する時間。

 とは名ばかり。一緒の教科を勉強しているだけで聞くこともなければ、教えられることもない。

 ただ同じ空間でそれぞれの勉強をしているだけ。まあ、それ自体はあると言えばある。山田ともファミレスとかで勉強する時は各々の勉強をする。それでも話しながらの勉強ではある、俺と銀華の間には会話なんてものはない。黙々と自分の勉強をしている。あるのは紙を捲る音、シャーペンが走る音、時計が進む針の音。会話がない分、それらがやけに耳に付く。

 第一、各々で勉強しても今更、勉強するようなこともない。最終確認する程度。

 銀華から貰った対策ノートが優秀過ぎた。

 

「そうだ、対策ノート」

 

「へっ?」

 

「あ、いや……」

 

 声に出してしまい口を紡ぐ。

 不意に沈黙を破ってしまった。どうしよう。これで沈黙を再開させると返って、俺の中の気まずい気持ちが強くなる。

 いや、待てよ。これは沈黙をどうにかするチャンスだ。何より、ノートのお礼を言えてない。ちゃんと伝えないと。

 

「対策ノートなんだけどさ、すごく助かったよ。ありがとな」

 

「そんなお礼だなんて……迷惑にならずにちゃんと役に立てたみたいでよかった。分からなかったところとかない……?」

 

「特には……ない、な。ノート分かりやすかったし、困ったことがあったらノート見れば済んだしよ。それだけ完璧なノートだった」

 

「完璧……そう言ってもらえるなら嬉しい……」

 

 嬉しそうと言いほんのり小さく笑みを浮かべているのに、それでいて何処か残念そうな顔をしている。

 何だか寝る前のことを思い出す。あの時も残念そうにしていた。やっぱり……。

 それにまた会話が途切れるのが分かった。会話なんて無理に続けるものじゃないが、また沈黙が流れるようなことは避けたい。

 だから、無理やりにでも会話を続けることにした。

 

「でも、何だ。銀華がこんな勉強できるなんて。そりゃ中学あそこ通ってたし、いろいろ話は聞いたから知ってるけど本当凄いな。勉強嫌いだったのが懐かしい」

 

「もう、それは小さい頃の話でしょ。それこそ、小学校低学年ぐらいの……でも、ありがとう……いろいろ頑張ったから」

 

「そうだな……だったらテスト、余裕そうだ」

 

「余裕とは言いきれないけど、まあやれることはやったから自信はある。健太は?」

 

「俺は……いつもよりかは点数取れると思う」

 

「そう。頑張ろうお互い」

 

「ああ」

 

 やっぱり、会話は途切れ、沈黙が流れてしまう。

 どうやらこうなるのは避けられないらしい。

 このまま無理やり会話を続けても手を止めるばかりで、銀華の邪魔に慣れかねない。

 やるだけのことはし終ってもテスト前日、もう少しだけ集中しておくか。

 

「あの、ね……」

 

 しかし、今度は銀華から沈黙を破ってきた。

 

「どうした?」

 

「や、大したことじゃないんだけど……昔、私が宿題するの嫌がった時にけんちゃんが自分よりも早く終わらせられたらどんなことでも一つだけ言うこと聞いてやるって言ってくれたことがあったでしょ」

 

「そんなことあったな……」

 

 何となくではあるけど、覚えている。

 勉強嫌いな銀華に勉強や宿題とかをさせる為に昔はあれこれいろいろやった。

 とまた懐かしんでしまった。

 

「それで?」

 

「それでね……期末テストの結果で勝負しない? いい結果出せた方が相手にどんなことでも一つ言うこと聞かせられるって感じで」

 

「それは俺が不利すぎないか」

 

 昔ならともかく、今の銀華とテストで勝負しても結果は目に見えてる。

 勝負する意味ないだろ。

 

「じゃ、じゃあっ、私今回のテスト全教科百点取れなかったらダメでいいからっ」

 

「ほぼ一緒だろ。というか、そんなにしてほしいことがあるならそんなの関係なしに言ってくれれば……」

 

「こうじゃないとダメなのッ」

 

 いつもよりも少し強めにそう銀華は言った。

 ダメ……何がダメなのかはよく分からないが、銀華がここまで言うのならよほどのことなんだろう。

 銀華の妥協案はまったく妥協案には思えないが。

 

「分かったよ。仕方ないな。なら、勝負だ」

 

「うんっ、負けないからっ」

 

「結果は見えてるだろうが、俺だって負けねぇから」

 

 銀華からの売り言葉に買い言葉を返す。

 やるだけのことはやってやる。

 それにまあ、結局銀華が勝ったとしてもそんな変なことを言われないはずだ。

 

 そう言えば、昔はどっちが勝って、どんなお願いだったけか。

 


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