Fate/SEED Destiny 運命篇:聖女と悪魔 作:シャイニングさん
どうもこんにちは、シャイニングさんです。思った以上に反響があり、驚きを隠せないでいます。今のところ全六話の予定ですが、もしかしたら増えるかもしれません。それではどうぞ。
“家族を失って身寄りのない僕は、あの時助けてくれた軍の将校さんの勧めと計らいで、一人宇宙へと向かった。祖国にはもう戻りたくなかった。その後、世界は平和条約で結ばれたけど、僕は考えた末に軍に入った。力がなかったのが悔しかった。一瞬のうちに家族を吹き飛ばされてしまった事は、何故だか理解できなかった。国は、その理念は守り通したかも知れないけど、俺の家族は守ってはくれなかった。”
半壊した建物の中で彼は目を覚ました。全身が倦怠感に襲われて起き上がる気力もないので、とりあえず目を上下左右に動かして現状確認をする。少なくとも、自分がさっきまでいた場所とは全く別の場所に連れて来られたということで間違いないようだ。
「…余計なことをしてくれるよな、アンタも。」
ハァとため息をつくと、
「…フ、ハハハッ。」
自然と、笑みがこぼれる。スケルトン共にはお互いに地獄へ逝くべきだ、などとほざいておきながら、自分はザムザザーにやられそうな時、生き延びることに必死になっていたではないか。そして、偶然拾ったルーラーのサーヴァントに助けられ、そしてこのとりあえずの安全地帯にいることに安心感を覚えている。既に死んでいる命だとしても。結局、自分はこの仮初めの生にしがみ付きたいという感情を抑えられないのだ。どれだけ本心を隠そうとも、生への執着だけは隠せそうになさそうだ。自分は何と滑稽で哀れなピエロなんだろう。
“どんな命でも、生きられるなら生きたいだろう。”
それでも、とC.E.のバーサーカーはふと思い出す。それは、生前の友人が呟いた何気ない一言だったのかもしれない。それとも、残る寿命の少なかった友人の魂の叫びだったのかもしれない。でも、彼には忘れられない言葉だった。
「…ああ、分かってるよレイ。俺はまだ死にたくないんだ。」
そう言って寂しそうに笑うと、彼は閉じている部屋のドアに手を伸ばした。
(…ここは。)
自分は今地面の上に立っている。それだけしか認識することが出来ない、真っ暗な世界。前も後ろも、上を見上げても、ただ視界に入ってくるのは黒。闇、闇、闇。見渡す限りの漆黒は、そこにいる人間の恐怖心を煽り、冷静な判断力や思考能力を削る。しかし、ジャンヌは、不思議とこの空間に警戒心を抱くことができなかった。それどころか、この空間が心地よいとすら思えた。
(…!そうだ、バーサーカーは?)
ついさっきまで、自分はC.E.のバーサーカーを名乗るサーヴァントと共にあの蟹のような巨大な怪物と戦い、そして彼の宝具によって倒した。そして気絶した彼を保護した後、自分は…。
「それなら、プラントへ行く気はないか?」
「プラン、ト…?」
「ああ。コーディネイターを嫌うナチュラルが多い地球にいるよりは、何倍も住み心地がいいはずだ。宇宙に出たことがないなら初めの内は戸惑うことも多いかもしれないが、君はまだ若い。きっとすぐに慣れるだろう。ほら、シャトルのチケットだ。」
二人の男性の声が聞こえてくる。片方は低い声の大人の男性。もう片方は、声変わりが始まったばかりの少し高めの少年の声だった。会話の内容に耳を傾けると、プラント、コーディネイター、ナチュラル…。二人から発せられる聞き慣れない単語が数多く入ってきて困惑するが、ここでジャンヌは一つあることに気がついた。
「トダカさん…、その、僕、なんてお礼を言えば…。」
(今の声…さっき夢で見た彼がいるのでしょうか?)
聞き覚えのある声。それは、先程自分が夢の中で見た少年のものと同じだった。
(つまり、ここは…。私はまた、夢を見ているのでしょうか?)
いつの間に、自分はまた意識を失ってしまったのだろうか。僅かな戸惑いがジャンヌに生まれるが、その後にトダカと呼ばれた大人の男性が発したある言葉は、ジャンヌに大きな衝撃を与えた。
「…C.E.71年6月15日。オーブはこの先、この日のことを絶対に忘れないだろう。」
(C.E.!?)
C.E.のバーサーカーが言っていた、西暦とは違う平行世界。彼の宝具を巨大化させたような大型ロボットや、先程の会話から分かるように西暦より遥かに進んでいる宇宙進出など、心の何処かでそんな気はしていたが…。少年が生きているこの世界が、C.E.で間違いなさそうだ。
(でも、それならば何故あの少年は私の前に現れるのでしょうか?)
そんなことを考えていた時、急に辺りが明るくなった。
(…!これは。)
そこはまた戦場になっていた。実際に見たことはないため何となくの考察でしかないが、ここは軍の基地だろうか。緑や黒の軍服、もしくは同じ色のパイロットスーツに身を包んだ兵士達、作業着の整備士達や白衣の人物数名が、慌ただしく周囲を駆け回っている。瓦礫や鉄屑などが散らばっている地面は、あちこちに火の手が回っていて、所々には血の跡も見られる。繰り返される爆風に吹き飛ばされる人や車は後を絶えない。そして、さっきまで命だったモノが辺り一面に散らばる。阿鼻叫喚なその光景に思わず目を背けたくなる。やはり、こんな景色は何度目にしようと慣れるものではない。
(…争いは、いつまでたっても終わることはないのですね。)
顔を上げると、深緑、水色、黒の三機の人型ロボットがそれ以外のロボットを圧倒的な強さで蹂躙していた。最早争いというよりも虐殺に等しい。ビームの銃で、剣で、時には周辺の施設も容赦なく破壊していく。多少の差異はあるが、三機にはある共通の特徴があった。それは額についたV字型のアンテナ、二つの目、そして、突き出した赤い顎。その顔に、ジャンヌは見覚えがあった。
(…バーサーカーの宝具が全身を纏っていた時も、こんな顔をしていました。)
そうだ、この特徴的な顔を間違えるはずもない。目の下の赤いラインなど、微妙に違うところはあるが、彼の使っていたあの宝具は、彼に関わりの深いC.E.の巨大ロボットが何らかの形で人型の鎧となったものなのだろう。
(C.E.、巨大ロボット、そしてバーサーカー…。これらの情報が、あの空間の謎を解き明かす要素になるのでしょうか…?)
「だからやめるべきだと言ったのだ!強すぎる力は争いを呼ぶと何故分からない!?」
夢の中で得られる多くの情報に困惑しつつも、得られた情報を元に考察するジャンヌ。すると、どこからか急に甲高い声が聞こえてきたので、ジャンヌはそちらの方に目を向ける。まだ攻撃を受けていない建物の中で、声の主と思われる女性が背の高い男性に怒鳴りついていた。
(彼女は…っ!)
男性は女性に背中を向けていたが、それを聞いてゆっくりと振り返る。彼は常に穏やかな笑みで、オレンジの瞳は常に曇りのない光が宿っている。一見、大人の色気を持つ優しそうな男性に見えるが、その何を考えているか分からない不気味な笑顔がジャンヌはとても恐ろしいと感じた。男性が口を開く。
(何故でしょうか。この男性からはあまり快くない気配を感じます…。)
「いいえ、姫。争いが無くならぬから、力が必要なのです。」
駄々をこねる子供をあやすような、物静かな口調で男は言葉を発した。そしてそれを合図にしたかのように、深緑色の機体がミサイルで攻撃され、体勢を崩した。上空からの突然の攻撃に驚いたのか、機体は攻撃の手を止めて空を見上げる。
(あれは!?)
上空では四機の戦闘機がそれぞれ合体、変形しながらその姿を変えていき、そして一機の人型ロボットになった。ロボットは背中に備えつけられている二本の大剣を連結し、それをひとしきり振り回した後突き出すように構える。それはこれまで散々好き勝手をした相手へ向けた宣戦布告の合図か、それともこれから始まるであろう戦争への嘆きを隠すための行動だったのか…。新たに現れたそのロボットにも、他の三機同様V字型の角が二つずつあり、顎の赤いパーツが突き出ている。ボディは全体的に白で、胸部は赤い。
「また新たな『ガンダム』か!?」
(ガン…ダム。)
その姿を見た金髪の女性が驚いた表情でそれを見る。そして、彼女が発した『ガンダム』という名前…。つまり、この特徴的な顔つきのロボット達は『ガンダム』と呼ばれるタイプのロボットらしい。
「何でこんなこと…また戦争がしたいのか、アンタたちは!?」
今現れたガンダムに乗っているであろう人物から発せられた、悲痛な叫び。きっと彼は、こんな争いが始まることを望んではいなかったのだろう。どんなに皆が平和でいられる世界を望もうが、結局そんな理想は争いを望む誰かによっていとも簡単に壊されてしまう。
(どうして、彼らはこんなにも争いあうのでしょうか。)
(それこそが、人が人である証だからさ!)
(!?あなたは…?)
不意に、夢の世界で誰かに話しかけられたジャンヌは驚愕の表情で振り返る。しかし、そこには誰もいない。
(今のは、一体…っ!)
気のせいかと顔を前に戻すと、目と鼻のすぐ先に先程までいなかった見知らぬ人物が立っていた。急なことなので、つい驚いて後ろに飛び下がろうとするが、ここは夢の中である。自由に身体を動かすことはできない。そしてもう一つ気づいたこと、それは周りに見えるのが先程までの戦場ではなく、また最初の真っ暗な空間に戻っていたことだった。
(心配せずとも、君に危害を加えるつもりはない。君はこの世界とは何の関係もないからな。いや、それとも君ならこう答えるかな?「知ってしまった以上、知らぬふりはできない。」と。救国の聖女『ジャンヌ・ダルク』君。)
顔に奇妙なマスクをつけた、金髪の人物。顔は分からないが、直接脳内に語りかけられるその声や体格は明らかに男性のものである。彼は先程見た兵士達が着ていた緑の軍服と同じ種類の、白い軍服を着ていた。
(私のことも知って…!あなたはサーヴァント…いや、違いますね。ステータスが分からないどころか、あなたからは魔力を一切感じません。)
(フッ、そうだとも。残念ながら私はサーヴァントではない。まぁ、亡霊のようなものさ。しかし、私は君を知っているぞ。祖国の解放を胸に戦場の最前線で旗を振り、幾度もの戦を勝ち抜け、そして最期は私欲に走った愚かな政府に切り捨てられ、炎の中で人の世を怨み、その命を散らせた可哀想な女。)
(そんなことは!)
(ないと言い切れるのかね?君がどれだけ表面的に否定しようと、君の
ジャンヌの言葉を遮るように、仮面の男はこちらを挑発するような言葉を囁く。つい、相手の安い挑発に乗ってしてしまうところだった。ジャンヌは冷静に、謎の男の正体を突き止めることにした。
(あなたは一体何者ですか?まずはお名前をお聞かせください。)
(ふむ。人に名前を尋ねる際は、自分から名乗るのが礼儀だと私は教えられたのだが…。いや、私は既に君のことを知っているな。ククク、これは失敬…。私は『ラウ・ル・クルーゼ』という者だ。)
ジャンヌを小馬鹿にしたように笑うと、クルーゼと名乗ったその男は手を前に出して丁寧にお辞儀をする。
(クルーゼ、ここは一体何なのですか?あなたが私に見せている夢ですか?)
(そうだと言えるし、そうでないとも言える。)
(あなたは…!)
ジャンヌの問いに、クルーゼは白々しくはぐらかす。飄々とした彼の態度は気に食わないが、自分は今自由に動ける訳ではないのでどうすることもできない。
(ただ一つ言えること。それはここがC.E.73年の世界だということだ。)
(C.E.73年…つまり、あの時の戦争から二年が経過した世界、ですね。)
(その通り。それを経た結果はこれだがね。)
つまり、あんな悲惨な戦争があっても、僅か二年で人はまた新たな戦争を始めたというのか。ジャンヌは深く悲しい感情に包まれたが、おちおち泣いていられる場合でもない。まずは目の前の男から話を聞くべきだ。
(クルーゼ、あなたのその仮面は何の為のものですか?)
(この仮面には深い意味はない。ただ、この醜い素顔を人前に晒すことができる程の度胸は私にはない、ということさ。)
こう見えて私はシャイなのだよ、とクルーゼは付け足す。とてもじゃないが、ジャンヌにはクルーゼがそんな人間には見えなかった。もっと、恐ろしい何かを秘めているような、一言では表せない謎の魅力がその男にはあった。
(…ではクルーゼ、あなたは先程「人が人である証だから。」と仰いましたが、それはどういうことですか?)
(そのままの意味だよ、ジャンヌ君。)
ずっと話しているとこの男のペースに呑まれてしまいそうで、手早く話を終わらせたいと思ってしまう。クルーゼはそんなジャンヌを見据えてフッと鼻で笑い、そのまま言葉を続ける。
(争いあうこと。それは他でもない人の夢、人の望み、人の業なのだよ。他者より強く、他者より先へ、他者より上に。競い、妬み、憎んで、その身を食い合うのさ。全ては自分の願いのため、自分の幸福のために。それが誤ちだということから目を背け、あろうことか自分自身が正義だと信じ、知らなかったことからは分からぬと逃げ、知ろうとせず、他者の言葉を聞く耳を持たず…。そうして人は武器を手に、他者の幸福を奪おうとする。そうすることで自分が幸福になることができるから。そして攻撃された方もまた、今以上の幸福を、争いを求める。その果てに望む物を得られなかった時、愚かにもまた、人は再び争いあうのさ。仮にそうして望みを叶えたとしても、さらにそれ以上の物を求めて結局争いは止まらない、終わらない。人間とはつくづく度し難いものだと思わないか?君も。)
それは怒りか、嘆きか…。クルーゼは饒舌に、自分が抱いている人間という生き物の価値観について述べていく。それは確かに間違いとは言い切れないものだが、彼の言っていることは明らかに度を超えた極論だ。
(それは…、確かに人はそういった側面を持っているかもしれません。しかしあなたは間違っている。人間の全てが、あなたの仰っているような愚かな生き物ではありません。何故なら、どんな人にも、誰かを慈しむ優しい心があるからです。)
(ほう、何が違う?何故違う?一度戦争の悲惨さを経験して、それでも尚引き金を引く指しか持たぬ者たちの世界で、何を信じる、何故信じる?あの争いは何だね?あの惨劇は、戦火に包まれた軍事基地は?繰り返される過ち。それが人という生物の愚かさを示していると思うのだが?仮に君の言うように心優しい人がいたとしても、そんな人間はすぐに食い潰されてしまうだろう。)
そう言ってパチン、と指を鳴らすと、まるで3D映画でも見ているかのように、次々と人がロボット等の兵器によって惨殺される映像が流れる。そしてその中には、ジャンヌが以前見た少年の姿もあった。彼等は皆、自分の身に起きた不幸を嘆いた。そしてやるせない思いは怒りに、深い悲しみは憎悪へと変わっていき、銃を、兵器をその手に取る。
(最早、人に生きる価値はないと?人は滅ぶべきだと、そう言いたいのですか?)
ジャンヌがそう言うと、クルーゼは少し考える仕草をしてこう答えた。
(…遅かれ早かれ、このC.E.の人間はじきに滅びるだろう。自分達の争いによって。)
最初から、話し合う余地はなかったのだろう。彼はとっくに、人間に対して絶望している。人間に生きる価値はないなどと心から思っている。ジャンヌは議論するのを諦め、何故彼がここまで人に絶望しているのかを知ろうとする。
(何故あなたは、そこまで人を嫌っているのですか?)
(君には、私が何に見えるかな?)
その質問を待っていたと言わんばかりに、クルーゼは口元を釣り上げてジャンヌに聞き返す。
(…あなたは、人間、ではない…のですか?)
(フフフ…ハハハハハ!そうだとも!私はある人間のエゴによって生み出された
笑いを堪えられないと言わんばかりに高笑いをして、クルーゼは自身の存在について告白する。これにはジャンヌも驚かされる。ロボット開発や宇宙進出など、西暦より遥かに技術力の高い世界だということは分かっていたが、まさか命を人工的に作ることもできるとは考えていなかった。
(クローン!?この世界は、そんな技術まであるのですか?)
(ああ。とは言っても、そんなに良いものでもない。私の出生も、褒められたものではないからね。私はこの世界のある資産家の跡取りとして作られた。彼はとても優れた能力を持つ人物で、その能力をそのまま引き継いだ人間こそが自分の跡取りに相応しいと考えていたらしい。故に私も彼同様素晴らしい能力を得て生まれた。)
ジャンヌの返答を待たずに、クルーゼは早口で喋り出す。それ程自分のことについて知って欲しい理由とは何なのだろう、とジャンヌには少し気になったが、その答えは話の中で出てくるだろうと思い、黙って話を聞き続ける。
(しかし、私には致命的な欠点があった。クローンは普通の人間よりも細胞の劣化が早く、寿命も短かったのだ。私の命は持って二十五年程度だった。それを知ったオリジナルは、すぐさま私を家から追い出した。自分の都合のために私を作り、そして短命だと知るとすぐさま切り捨てたのだ。私のことなど全く考えずに。そして、私の存在価値は無くなった。当たり前だ。私は彼の跡取りとして、それだけのために生み出され、生かされる命だったのだ。だから跡取りとしての役割を失うことは、その存在意義を失うことなのだ。私は絶望の淵に落とされた。そして恨んだ。私のような哀れな命を生み出した罪深き人を、世界を。そして滅ぼそうとした。この私自らの手で。まぁ、それは残念ながら止められてしまったがね。)
そう言っているクルーゼの表情は、心なしかとても嬉しそうに見えた。もしかしたら、いや、きっと彼は、人間を滅ぼそうとした自分の行動を止めてもらえたことを喜んでいるのだろう。口では人間は愚かだとか、滅んで当然だなどと言っているものの、彼もやはり心のどこかでは人間を愛しているのだ。しかし、そんなことを口走ろうものなら彼が怒るかもしれないので、ジャンヌは敢えてそのことには触れないでおくことにした。
(つまり、こんな自分を生み出した世界をあなたは許せないのですね。)
(ああ、許せなかった。しかし、私は既に故人だ。故に私はもう自らの手で滅びを招くことはできない。だから傍観者としてこの世界の行方を見続けているに過ぎない。私が消えた後、人は、世界はどうなっていくのか。もしかしたら、人はあの争いを経て改心してくれたのかもしれないと思っていた時期もあった。私が唯一友と呼んだ男達が、世界を変えてくれるかもしれないと期待した。しかし、やはり人は変わらない、変えられない。過ちは、再び繰り返される。)
クルーゼはもう一度、指をパチンと鳴らす。数機のロボットが宇宙空間で戦闘を繰り広げているが、何よりも目を引いたのはその後ろにある巨大な人口建造物、俗に言う宇宙コロニーだ。それが地球に向かって堕ちていく中、先程の赤いガンダムを青くしたようなガンダムを含めた数機のロボットが、その建造物を破壊しようとしている。しかし、敵に邪魔されて上手く作業ができないうちに、それは地球へ衝突してしまった。地球は火の海に包まれ、発生した津波や地震によって数多くの人々が命を落とし、怪我を負っている。そして、それを引き起こしたとされる側への怒りが新たな争いへと繋がっていく。そうやって生まれていく負の連鎖を止められない、止める術はない。
(人類は確かに進歩したかもしれない。宇宙進出、機械工学、遺伝子操作…。どれも人類の武器とも言える科学が生み出した素晴らしい産物だ。そう、人には不可能を可能にする力があると言えるだろう。だが、それによって驕り高ぶった人類は道徳を捨て、躊躇という言葉さえ忘れて思うがままに、望むままに他者から奪い、奪われるようになった。それがC.E.。それが、この歪んだ世界の真実。)
クルーゼはそう言うと、仮面に右手を添えてこちらに向き直った。最初の飄々とした態度は何処へやら、右手の下に見えるその表情は明らかに笑っていなかった。
(それでも…。)
ジャンヌは顔を上げ、真っ直ぐにクルーゼを見つめる。その目に迷いはない。
(人が人を信じることができなければ、私達は本当に生きる価値のない生物に成り下がってしまいます。人は、決して一人で生きていくことはできません。多くの人々と関わり合い、時にぶつかり、そしてまた分かり合い、そうやって共に成長する。それこそが、人が誇れる営みではないのでしょうか?争うことも、裏切ることもあるかもしれません。しかし、全ての人間がそうならば、仲間や友達、家族、なんて言葉は存在しません。だから、きっと人はあなたが思っている程愚かな生き物ではないと私は信じています。)
生前、自身も戦争に参加する中で沢山の人を殺し、信じてくれていた筈の祖国からも最終的には裏切られてしまったと言えるかもしれない。しかし、それ以上に自分は、田舎娘として色んな人と出会い、そして支えられて成長したことが強く印象に残っている。だから、人に絶望などしない。生きている限り、大なり小なり人は罪を犯すのだ。しかし、罪を悔い改めることができれば人は必ず救われると、ジャンヌは信じて疑わない。そして人にはその力がある。
(たとえ、そう思っているのが君だけだったとしても?)
(ええ。私は皆を信じ続けるでしょう。それが生きがいのようなものですから。)
(それならば、私のことも信じられるのかな?)
クルーゼはいやらしい笑みを浮かべてジャンヌに問いかける。
(ええ。勿論です。あなたは確かに極度の
クルーゼの問いに即答するジャンヌ。彼は確かに人類を憎んでいるかもしれない。だが、彼は心の何処かで人間を信じたいと思っているに違いない。だから、ジャンヌは逆に問いかける。人間を信じても良いのではないかと思ったきっかけが、彼にもあるのではないかと思って。
(…そうだな。私にも、心を許した友がいる。自分と同じクローンでありながら、自分とは違う道を選んだ知人がいる。)
(彼等も、あなたを信頼していたのでしょう?)
(…!さぁ、どうだろうな。)
その答えを、クルーゼははぐらかした。そうまでして彼は、人間への憎しみを否定することができないのだろう。何と、哀れで悲しい存在なのだろうか。
(そう言って、あなたは逃げるのですか?人を信じることからも、辛く苦しい現実からも。)
(何だと…?君こそ、まだ苦しみたいのかね!いつかは、やがていつかはと!そんな甘い毒に踊らされ、一体どれほどの時を戦い続けて来た!?聖女様と謳われ、自由を掲げて敵兵を殺し、国には捨てられ、その果てに君は何を得た!?何を求めた!?)
ジャンヌの言葉に憤りを感じたのか、クルーゼは激昂して喚き出す。しかし、もう彼の安い挑発に乗せられるようなジャンヌではなかった。
(くどいですよ、クルーゼ。何と言おうと、私の考えが変わることはありません。)
(ハッ、この怨嗟の声も君には届かぬという訳か。まぁ、そうだろうな。それでこそ、ジャンヌ・ダルクと言うべきかな?しかし、君がそう主張している一方で、愚かな人間達は争い合い、憎み合い、何の罪もない被害者達ばかりが血を、涙を流しているぞ?自分の主張が無意味だということに気付けないのなら、よかろう。苦痛にまみれた人間どもの中で絶望するがいい!)
そう言い残して、クルーゼはその姿を消した。
(結局、私は彼を救うことはできなかった…。)
ジャンヌの頭の中は、今でもクルーゼの言葉の数々が反響していた。彼の言う通り、自分がいくら人を信じていようと、その裏で憎み合い、争いあって死んでいく人だっている。彼も、元はといえば被害者なのだ。だからこそ、自分が救ってやらねばならなかったのかもしれない。しかし、過ぎたことを悔やんでも仕方はない。
「慰霊碑、ですか…?」
(今の声…。)
また、少年の声が聞こえた。それと同時に周囲は明るくなる。時は夕方、場所は恐らく、あの日彼が家族を失った所のすぐ近くだろう。あの時とは少し違う服を着た彼の姿は、二年の時を経ても尚あの時とあまり変わっていないように見えた。それは、あの日に彼の時間は止まってしまったことを暗に示しているのかもしれない。彼は小さな慰霊碑の前に佇む男性に声をかけていた。
「うん、そうみたいだね。…よくは知らないんだ。僕も此処へは初めてだから。…自分でちゃんと来るのは。」
少年より少し年上くらいの、茶髪にアメジストのように綺麗な紫色の目をした青年は、舌足らずな喋り方で少年の問いに答える。その声は何とも弱々しく、まるで生気を感じられなかった。
「せっかく花が咲いたのに、波を被ったからまた枯れちゃうね…。」
青年は物悲しそうに、慰霊碑の元に置いてある千切れた花を拾い上げた。その行動には何の意図があったのかは分からない。しかし、その青年もその花のように何とも言えない儚さを感じる。
「…誤魔化せない、ってことかも。」
「え?」
不意に、少年は呟いた。
「どんなに綺麗に花が咲いても、人はまた吹き飛ばす。」
『花』とは平和か、それとも人の命を例えて言ったのか、ジャンヌには知る術はない。でも、その言葉から少なからず彼は人間に絶望しているのではないかと思えた。あのラウ・ル・クルーゼのように。恐らくそれは、家族を失った喪失感から来ているものだろうということもジャンヌは見抜いていた。だからこそ、どうすることもできない自分が一番悔しかった。
「君…?」
「すみません、変なこと言って。」
そう言って青年にお辞儀をすると、少年は慰霊碑に背を向けて歩き出した。と、ここで辺りは暗くなり、また明るくなった時には別の場所になっていた。
(今度は海ですか…。)
ジャンヌは今、海上に乗るようにして佇んでいる。周辺には数多くの戦艦が並び、一つの船に総攻撃をしかけている。
「こんなことで…こんなことで俺はあっ!」
海の遥か向こうでは、先程の青い胸部に赤い羽、白い胴体のガンダムが緑色の蟹のようなロボットに足を千切られ落下していた。その蟹のロボットに既視感を覚えたジャンヌは、ようやくそれが『ザムザザー』だということに気がつく。
(!?、ザムザザー!いえ、私が戦ったものより遥かに巨大ですね…。)
ザムザザーは圧倒的な力でガンダムを倒したように見えた。しかし、突然ガンダムの動きが比べ物にならない程素早くなり、あっという間に自分達があれほど手間取ったザムザザーを倒してしまった。その背中を見ていると、少年のことが思い浮かぶ。
(あのガンダムに乗っているのは…あの少年なのでしょうか。)
何故かはわからないが、ジャンヌにはそう思えた。これは啓示なのだろうか、それとも…。
どれだけ争いを繰り返せばいい?あと何回戦えば戦争は終わってくれる?あと何人死ねば…何人殺せば、平和で誰も殺さなくていい世界になってくれる?
そのガンダムは戦い続けた。逆境に立たされても尚、それを跳ね返して。ある時は軍事基地に囚われていた人間を助けるために。またある時は占拠された街を助けるために。幾千もの戦を越えて尚、その身体は傷一つなかった。それはそうだ。戦う度についた傷は修理されるのだから。でも、心についた傷を治すことは容易ではない。戦い続ける度に、その背中はより深い哀しみを背負っているように見えた。
「君は死なない!俺が…俺が守るから!」
ガンダムに乗る彼は、激化する戦いの中でも自分を捨てなかった。まるで、
「だーかーら、ハイネだって…!」
「いやああああああああああっ!」
それでも、力は、争いは彼から何もかもを奪っていく。大切な仲間も、守りたいと願った少女も。力に出会い、魅了された彼は、次第に狂気に取り憑かれたように争いを求める。全ては自分から全てを奪った顔も知らない敵を倒すため、平和な世界を作るために。
「これで、この力であいつを…フリーダムを、俺が撃つんだ…!」
そして、少年は新たな力を手に入れた。立ちはだかる強敵を倒すため、自由をその手で殺すために。腕や脚部は灰色の、青い胸部の装甲。黄金の二本の角に血涙のような赤いフェイスライン。そして、真紅の翼を持つ…ガンダム。
「アンタは俺が撃つんだ!今日、ここで!」
戦争によって全てを失った少年は、もう二度と同じ悲劇を繰り返させないために軍人になった。自分が力を持つことで、大切な全てを守ろうとした。自分自身の手で。しかし、守るために敵を撃つということは、人を殺すことだった。多くの人を手にかけて、自分が守ろうとしてきた平和は余りにも小さすぎるものだった。その力は、少年を救ってくれるものではなかったのだ。
「うおおおおおおおおおおっ!」
大剣を突き出し、蒼い翼の純白のガンダムに特攻する悪魔。天使は海に沈み、爆発が周囲に甚大な被害をもたらす。
「ククク…ハハハハハ…。やった…ステラ…。」
助けたかった女の子がいた。彼女は見た目の割にどこか幼くて、しかも死ぬって言葉を聞くと手がつけられないくらい暴れ回った。でも、その姿を見ていると、二年前に死んだマユのことを思い出すんだ。だから、今度こそ俺が守らなくちゃって思ったんだ。後から知ったけど、彼女は戦争のために薬物投与や人体改造を受けた改造人間で、寿命も残り少なかったらしい。だからこそ、何とか彼女を救ってあげたかったんだ。それが、家族の皆を救うことだと思ったから…。でも、彼女は結局死んだ。いや、殺されたんだ。大切な仲間を殺したあいつ、いつも戦闘に割り込んできて両方を攻撃する訳わかんないアイツに…フリーダムに。戦争だから、仕方のないことだって分かってるよ。でも、俺はアイツを許せなかった。だから…!
それが、俺の運命だったんだ。
(…これが。)
C.E.73年に起きた、一人の少年の哀しい人生の一端。C.E.のバーサーカー…『シン・アスカ』の生前。
(…だから彼は、心を閉ざしてしまったのでしょうね。)
「…おい。」
(しかし、この先彼はどんな道を歩むのでしょうか?)
「…ラー。」
(もしかしたら、彼の末路は…。)
「ルーラー!」
「!、はっ!」
突然の怒声に、ジャンヌははっと我に帰った。目の前には、彼の姿もある。どうやら自分は、気絶してしまった彼をこの崩れかけの建物の中に運んだ後、彼を寝かせた部屋の前で自分も寝てしまったようだ。
「…ったく、介抱してくれたのは嬉しいけど、アンタ不用心すぎるんじゃ…。」
「…シン、アスカ…。」
「っ!?」
呆れたような態度で話しかける彼は、ジャンヌの呟いたその一言を聞くと即座に表情を変える。光のないその赤い瞳には、隠しようのない戸惑いの色が映ったように見えた。
「…何で、アンタが。」
その名前を知ってるんだ。と、彼は言葉を続けたかったのだろうが、口元が震えて上手く言葉になっていない。それ程までに、C.E.のバーサーカー…シンは自分の真名を知られたことがショックだったのだろう。
「…夢の中で、私は一人の少年の姿を見ていました。彼は、戦争の中で家族を失い、自身の無力さを嘆き、そして強い力を求めてその身を戦火に投じたのです。その中で彼は多くの人と出会い、死別し、次第にその心を壊して…。」
「っ!…そうさ、それが俺の…シン・アスカの生前だ。」
先程までの取り乱しぶりは何処へやら、シンは至って冷静にジャンヌの言葉を遮って自身がその夢の中の人物であることを認める。最早、どうにでもなれといった様子だ。
「あれだけの苦難にぶつかってきたのです。頑なに心を開こうとしない気持ちも充分理解できます。」
「…だから、どうしたっていうんだよ。」
ジャンヌは、しっかりとシンの目を見据え、彼の青白い二つの手を取って微笑む。そして、こう続けた。
「だから、私が頑張って元の素直なシン君に戻して差し上げます。」
「黙れ、余計なお世話だ。あとそのシン君ってのやめろ。何か気分が悪くなる。」
聖女の微笑みも、真紅の悪魔には効果がなかったようである。シンは以前も見せた心底嫌そうな顔でジャンヌを睨み付ける。勿論、それに怖じ気づくジャンヌでもない訳であって…。
「いつまで一緒に居られるかは分かりませんが、頑張りましょう!」
「…ハイハイ、分かりましたよ。」
話が通じないと考え、諦めたシンは話を切り替えるためにとりあえずの返事をする。話が通じないルーラーと一応は人の話をしっかりと聞くバーサーカー。側から見れば異様な光景だ。
「…それで、アンタは俺の生前についてどこまで知っているんだよ?まさか俺が死ぬところまで全部見たって訳じゃないんだろ?」
その一言で、周囲は緊迫とした空気に包まれる。理由は、シンの放つ殺気にも似たどす黒いオーラだ。光の宿っていない二つの紅が真っ直ぐにジャンヌを見据えている。思わず息を呑むジャンヌ。回答次第で、彼が何か良からぬことをしでかすかもしれない。
「…はい。私が見たのは、シン君が『フリーダム』と呼ばれた『ガンダム』を倒したところまでです。」
「成る程な。
シンは顔色一つ変えない。
「…はい。あなたの過去を見て多く情報が得られました。」
その言葉を聞いた時、シンはジャンヌを睨みつけた。
「ハッ、それは良かったな。あんな醜い争いを見て、お勉強になったかよ。…暖かくて優しい居場所なんて、あんな世界にはなかった。いや、どこにもあるわけがない。…理想を追い続けたアンタには、こんなこと言っても無駄だろうがな、この偽善者が!」
怒りの篭った目でシンはジャンヌを睨み続ける。その目に映っているのは凄惨な過去か、明日をも知れない現状か。赤黒いその瞳は、生きていない血液のように見えた。
(クルーゼの瞳も、きっとこんな風に淀んでいたのでしょうか。)
敢えて、クルーゼの名前は出さずにいた。シンが、彼のようになってしまうような気がして。悲しみを繰り返した結果、彼はやるせない思いを怒りに変えることで自我を保っていたのだろう。何と、哀れで惨めな
「…悪い、言い過ぎだな。」
思いがけない言葉が聞こえ、ジャンヌははっと我に帰る。どうやら自分がさっきのシンの暴言に何も言い返さなかったため、心を痛めてしまったと思っているのだろう。
「…ふふっ。」
「…何だよ。」
「いえ、やっぱりシン君は可愛らしいですね。」
「う、五月蝿いな。」
照れているのか、耳を赤くしてシンは顔を背ける。少ししてゴホン、とわざとらしい咳払いをする。
「…とりあえず、そんなことが分かったところでここから脱出できる訳じゃないんだ。もう少しだけ休憩したら移動するぞ。」
「そうですね。…とりあえず、何か食べるものをいただけませんか?」
ジャンヌがそう言うのと同時に、腹の虫が鳴る音が周囲に響き渡る。誰のものかは、言うまでもないだろう。
「…ほらよ。」
「あ、ありがとうございます!」
顔から耳まで真っ赤になったジャンヌは、シンから渡された携帯食料を素早く受け取ると、ガツガツと勢いよく口に詰め込んだ。
「…クククッ。」
「…な、なんでふか?」
口に詰めた携帯食料をまだ飲み込めていないのか、口元を手で隠してジャンヌはシンに問いかける。
「いや、やっぱりジャンヌは可愛らしいらしいな!」
馬鹿にするように大きな声で、シンはさっきジャンヌに言われたことを真似る。
「あ、ありがとうございます…。」
流石にこれは応えたのか、ジャンヌはそっぽを向いてしまう。横目でシンを見ると、彼はしたり顔でガッツポーズを取っていた。少し恥ずかしかったが、何だかその笑顔を見ているとホッとした。それは、悲劇的な運命を背負ってきた彼への同情心がそう見せているだけなのかもしれない。それでも、自分の目に映る彼はとても幸せそうに見えた。なら、それで良いではないか。
「ええ。きっとそれで良いんです。」
そう、自分に言い聞かせた。
「…っと、馬鹿みたいにはしゃぎ過ぎたな。俺も飯を食うから、その間にここを出る準備をしといてくれ。」
「はい。それでは、準備をしてきますね。」
そう言って、ジャンヌがその場を移動しようとしたその時。
“ルナ…俺が…俺のせいで、そんな…。”
(今のは…生前のシン君?)
一瞬、ほんの一瞬だけだった。しかし、ジャンヌは確かに見た。シンが、操縦席のような場所で全身を震わせて泣いている姿が。そして、ジャンヌがシンの方向に振り返ったその時だった。
「危ない!」
シンが、ジャンヌに被さるように倒れこんで来た。それと同時に、建物の半分が強い衝撃に吹き飛んだのだ。
「ぐっ…!シン君!?」
「…面倒な奴が出てきたな。」
シンは鬼のような形相で剥き出しになった空の一点を睨んでいた。そこには、『ソレ』がいた。
「フリー…ダム?」
全長はおよそ二メートル。白と黒のボディに、晴天を思わせる蒼の翼。ジャンヌはそれに見覚えがあった。忘れるはずもない、それは…。
『ZGMF-X10A FREEDOM』通称『フリーダムガンダム』である。
「ハッ、分かったよ。そんなにやりたきゃ相手してやる。」
そう言って、シンは大剣『アロンダイト』を召喚してフリーダムに突き立てるように構える。
今、運命の悪魔を刈り取るために、天空より自由の剣が舞い降りた。
クラス:バーサーカー
真名:シン・アスカ
出典:コズミック・イラ
属性:秩序・悪・人
ステータス
筋力(A) 耐久(A-) 敏捷(A+) 魔力(D) 幸運(E) 宝具(EX)
スキル
SEED(EX) コーディネイター(D) 怒れる瞳(A+)
狂化(EX) 騎乗(EX) 不屈の意志(C)
宝具
『
全身から放出されるエネルギーを大剣に纏って敵に特攻する。Aランク対城宝具
『
全身を灰色の機械的な鎧に包む。様々な武器を内包。EXランク 対人(自身)宝具
『???』
詳細不明。『狂化』により封印されているが…?
ジャンヌ・ダルクら英霊達が生きた西暦の世界に対する平行世界『コズミック・イラ』の少年。C.E.の世界に存在する遺伝子を組み替えられて生まれた『コーディネイター』と呼ばれる人間で、戦闘能力以外にも様々な才能を持つ。戦争によって14歳にして目の前で家族を失い、大切なモノを守れなかった悔しさから強大な力を求めるようになる。軍に入隊し、エースパイロットになって自らの望んだ力を手にするも、戦争は彼が守りたかったモノを次々と奪っていく。次第に彼は、力に呑まれ狂気へと堕ちていくのだった…。
小学生の頃:キラアスラン大好き!シンタヒね!
中学生の頃:いやシン悪くないやん…。キラアスランタヒね!
現在:シンもキラもアスランも好きだよ。
成長って凄いですね(棒)。
そして改めて思いました。俺文章下手糞すぎるだろ!
次回予告
フリーダム…!厄介な相手ですね。
いや、まだ終わっていない。
やめろ…!見るな、見ないでくれ!
シン!俺に構わず撃て!俺を呪縛から解き放ってくれ!
この…馬鹿野郎!
次回、Fate/SEED Destiny ③自由の剣、終わる運命
ジャンヌ・ダルク。お前は…ここで死ね。