目を開ければ天国の自宅に帰ってきていた。
ここは転生の間である。
「おかえりなさいませ旦那様。」
執事の挨拶が聞こえた。
妻もいないのに旦那様と呼ぶ使用人と執事にただいまと返しながらアイテムボックスを確認した。
やはり、空島は収納されていた。
だが、大きすぎるし空島の動かしかたもわからないのでインテリアみたいにして自宅の上空に浮かべてみた。
インテリアでは断じてないし、むしろ外のしかも遥か上空に浮遊していてここからでは点に見えてしまうほどちっさくなってしまっていた。
でも、自宅のモニターにはちゃんと空島も浮かんでいてモニターが空島と屋敷を繋いでくれたのでいつでも空島に移動出来る。
空島はもう良いとして、手に入れた物を倉庫にしまったりして整理した。
今回は転生先の世界にとって良い事や影響力のある事をいつもよりできたと思うので、獲得カルマも大分増えただろう。
アイテムボックスの収納限界も大きく変わったようだ。
持ってきたアイテムから物を選んで魔人ブウさんの店に行き売ると更にカルマを得られた。
試しに念石を持って来世占い師に会いに行ったがやはりダメであった。
5回目の転生で知れたのはラグナロクの遺物や神々や悪魔達の残した物がもしかしたら転生先の世界に存在していて、見つければ今回のように沢山のアイテムが手に入り、運が良ければ権能でさえ手にはいるということである。
そして、密かな企みとしては空島を集めて自宅に空中庭園をつくることである。
空島コレクションである。
俺は密かな野望?を胸に抱き早くも次の転生へ心踊らせているのであった。
沢山増えたカルマで買ったのは真実の書(世界編)だ。
久々に神に面会できた俺はラグナロクの遺産の事や空島の許可を貰おうと思って話をした。
話がついて、立ち去ろうとした時に神から転生するなら世界にどんな種類が、あるのか知っとくと良いと言われて真実の書をすすめられたのである。
で、買ったわけだが面白い事が書いてあった。
本によると、世界には沢山の種類があるわけだが世界には自由に暮らせる世界や使命を持った世界、特殊なものだと本のようにストーリーが存在する世界もあるようだ。
俺はまだ大別すると人々が自由に暮らす世界にしか転生してないわけだが、もしストーリーのある世界に転生したのならばその世界には主人公やヒロイン、敵の王であったり、ライバル等当たり前に存在しているのだそうだ。
すごく面白そうな世界だと思う。
真実の書は読む価値があった。
後他にもう1つ神から教えて貰ったことがある。
『語りの巫女』の話である。
話によると、来世占い師が来世に自分がなる種族であったり性別であったりと部分的な所を詳しく知れるのに対して語りの巫女は来世の世界についてのみ語ってくれる巫女なのだそうだ。
つまりは転生先がどういった世界なのか、その世界の種類やストーリーを教えてくれる存在だそうだ。
自分の事は何も聞けないが次にいく世界限定で教えてくれるようだ。
大変便利なので是非使っていこうと思う。