おれは少しだけ浮いたカルマで帰りにもう一度魔人ブウさんの店を訪れてさっき買ったものをもう4個ずつ買って各種5個ずつにした。
そして、寄ったついでに少し話していたら来世占い師というものを教えてくれて、気になったので少し詳しく聞いていた。
来世占い師とはその人が生まれ変わる来世を占ってくれる人らしい。
俺はそれを聞いてそんな便利な方がいるんだ!っと内心少し失礼な物言いをしていたのだが、その通りで便利だ。
後、他にも基本的な事としてここの世界でもし家を買わずに1000カルマ未満で転生をして転生先で合計1000カルマを越えていなかったら天国にこれなくなるというのをさらっと教えてもらった。
内心びくびくで背中は冷や汗でぐっしょりだったが、そんなことはおくびにも出さずにあぁ、知ってる知ってる~って感じな態度をとっていた。
どうやらこの世界は元からわかってたが知らない事が多すぎるみたいだ。
一度一段落転生に疲れたらこの世界を勉強してこの世界を冒険するのも悪くないかもしれない。
タメになる話を聞いて更には紹介状や連絡をいれてくれた魔人ブウさんの優しさに感動した俺は次の転生で手にいれた物を此処で売るという約束をした。
これは俺もカルマを稼げるし、魔人ブウさんもカルマを稼げるので良い取引だと思う。
それに俺にとって要らないものなどを売る予定であるため、アイテムボックスの整理も出来るという腹積もりである。
まぁ、俺の家には倉庫がありそこの時間は止まっているので貴重なものや使いそうな物を保存しておくことが可能であるし、要らないものが売れるルートが出来たと思えばやはり魔人ブウ様々であるな。
とりあえず口約束ではあるが商談を終えて魔人ブウさんの店を後にするとさっそく教えてもらった来世占い師の場所にやって来た。
その場所は大通りを外れた細い道を右折左折しながら進むと緩やかな坂がありそこを登った先にその来世占い師のいる場所がある。
たどり着いた俺がみたのは綺麗な夕日が見える場所でそこにある大きな神木の下で占い師風の格好をしたおばあさんが座っている光景であった。
目を閉じていたはずのおばあさんは来たねと言った。
それはまるでここにくるのがわかっていたかのようであった。
「はじめまして。あの、なんで俺がここに来るってわかったんですか?」
「予見だよ。この同じ世界にいる限りわたし見えないことはあまりない。しかし、神や神の使徒は見えないし、それか特殊な魂の持ち主達は見えにくいよ。お主も特殊な魂の持ち主だろ?魔人ブウの店からここまでそんなに遠くないってのに占いが当たる確率が完全ではなかった。」
「はぁ、なるほど。占いってのは凄いもんですね。貴方の能力は権能なんですか?凄い能力だ。」
「あぁ、そうだよ。しかし、これは生まれつきだからね。生前も死後も重用してるよ。まぁ、良いことばかりではないからお前さんも権能を取得するときは気を付けると良いよ。いくら忘れられると言っても権能の値段はバカにならないしね。」
「そうですね。ご助言感謝します。それで来世を占って貰えると聞いたんですが...。」
「残念だけど、今は無理だよ。普通の魂の持ち主なら誰でも5カルラで見てあげれるんだが、お前さんの場合は魂が特殊過ぎて私の能力じゃ不可能だ。ただ、もし拳大くらいの魔石をもってきてくれればお前さんの来世を9割くらいの確率で言い当てる事ができてるであろう。ただ、拳大でなくても確率は下がるがみることができるだろうから一応持ってきてくれ。」
「なるほど、わかりました。転生先で手にいれたら持ってきます。では、今度からお世話になるかもしれません。よろしくお願いします」
俺はそういうとその場を後にした。
仕方ないが、ノーヒントで頑張るしかない。