STRIKEWITCHES THE UNSUNG WAR   作:アレクサンデル・G・ゴリアス上級大将

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扶桑皇国宇宙軍組織改革 宇宙軍支援集団設立

クルーゼが航空自衛隊の組織をベースに宇宙向けの改良をして設立された扶桑皇国宇宙軍。
少数ながら圧倒的な戦闘力を誇る宇宙軍だが、足腰(ロジスティクス)の脆弱性の問題が顕在化してきた。
宇宙軍設立当初から補給線の崩壊を強く懸念してはいたが人材不足で詰み状態、八方塞がりで強いストレスを感じていたアンジェラ・サラス・ララサーバル航宙幕僚長だが、補給艦隊にやっと育ってきた新進気鋭の人材を惜しみなく投入し補給艦隊を倍の規模に増強し満を持して航空自衛隊の航空支援集団に匹敵する『宇宙軍支援集団』を1958年4月1日に設立予定。
初代司令官に航宙幕僚本部 防衛部長たる高坂穂乃果少将を中将に昇らせて充てる予定。



牟田英玲奈(33)

扶桑皇国陸軍中将。まんまA-RISEの統堂英玲奈。クルーゼの剣の師匠。第6代東部方面総監。次の異動で大将昇任と陸上総隊司令官就任が確実となっている。陸軍の魔導航空科初の陸軍大将となる予定。


リスちゃんリスちゃんリスちゃん、お前のナッツ(意味深)はどこだ?

雁淵孝美(68期・海軍大佐・海上幕僚本部 防衛部防衛課長)

 

雁淵孝美は大正16(1927)年10月22日生まれ。長崎県佐世保市出身の海軍軍人。海軍兵学校68期で職種は魔導飛行(MSパイロット)。

 

海上幕僚本部 防衛部防衛課長。

前職は航空母艦『伊吹』艦長であった。身内に妹の雁淵ひかり(70期相当・宇宙軍中将・第三艦隊司令官)がいる。

 

68期スーパーエリートの雁淵孝美大佐のご紹介だ。知る者も多いだろうが、『蒼い巨星』こと管野直枝中佐(70期)と共に大陸戦争前期・中期ではオラーシャ方面で縦横無尽の活躍をしたエースパイロットとして尉官時代を過ごす。この時期に大変栄誉なことに、陛下がクルーゼ元帥から献上されていた自衛用MS〈暁〉を直々に下賜されている。

少佐に昇任後直ちに第508統合戦闘航空団戦闘隊長に就任し最前線で指揮を執った。最終的な撃墜数は203。

大陸戦争終結後中佐に昇任、ガリアから独立したヴェトナム共和国の扶桑大使館駐在武官となり軍人外交を一流にこなし安保条約締結に貢献。

その功績に報いる形で1949年4月、海上幕僚本部防衛部防衛課防衛班長の座に就く。

丁度この時期は海軍から第七艦隊が独立、扶桑皇国宇宙軍が創設され陸海問わず優秀な人材が大量に流出し人事の空白が生じた時期と重なる。

68期の一・二・三選抜の海軍士官達は根こそぎ宇宙軍に転属してしまい能力には問題が無いが、前線を誰よりも好む中央(海上幕僚本部)が似合わない彼女にポストが回ってきたとのこと。絢瀬絵里・園田海未・高坂穂乃果・南ことり・星空凜・西木野真姫・佐々木原正子・小泉花陽等68期超スーパーエリート達は皆宇宙軍に流れてしまったのだ。

防衛部防衛課防衛班長として防衛計画・部隊再編に従事した後大佐に昇任、教育航空集団幕僚長→第八艦隊旗艦『伊吹』艦長に任じられ、2年程して海幕に戻り防衛部防衛課長に任じられた。魔導飛行出身としてこの上無いエリートコースを昇るエースパイロットであり遠からぬ未来の海上幕僚長候補である。

 

1955年4月 扶桑皇国軍 データベース

 

 

 

 

「この度、宇宙軍支援集団が設立され、初代司令官の栄誉を授かりました高坂穂乃果です。長く得難い経験を積んだ旧補給艦隊の諸君と、育ってきた中々に得難い新進気鋭の若者の諸君の指揮を預かる立場として私が諸君に期待することは3つだけです。『即動・必遂 一緒にやり遂げる』これだけです。諸君の働きに期待します。 以上」

 

高坂穂乃果 中将 宇宙軍支援集団司令官 着任挨拶

 

 

 

 

「おはようございます。集まりいただきありがとうございます。新官房長官の〇〇です。初仕事の前にまずは極当たり前のことを言わせていただく。嘘を報道したり偏向的な報道を行おうとする不届者は、直ちにここから出ていきなさい。今のネット社会、賢明な国民の皆さんは不届者の報道には騙されない。『報道の自由が自分達にはあるのだからその逆の自由の自由もある』等と考えている愚か者は、直ちにここから出ていきなさい。自由には相応の責任が伴う。それさえもわからない愚か者は、直ちにここから出ていきなさい。」

 

ラウ・ル・クルーゼ(偽) 前世 官房長官就任にあたっての挨拶

 

 

 

 

「扶桑皇国宇宙軍が創立以来初めての組織改革」

 

扶桑皇国宇宙軍に実戦部隊である宇宙艦隊の作戦遂行を支援、必要に応じて陸海軍・ISAF各国軍にも補給任務を遂行する専門部隊『宇宙軍支援集団』が設立されました。これに先立ち防衛省 航宙幕僚本部は会見を開き、航宙幕僚副長 絢瀬絵里 中将は『宇宙軍のみならず陸海軍にも補給ができ、そして各国で大陸戦争のような事態が発生したとしても確実且つ大量に必要な物資を提供できるようになります。』と強い自信を示しました。

 

読売新聞 一面より

 

 

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「では本日より訓練を開始します。ですがその前に小学生ですが訓練に志願した勇者が3人程いたので飛び級扱いで本科に引き入れることにしました。紹介します、どうぞ。」

 

教室に彼女達が入ってきた。そうだよな。Aqoursは9人なんだから彼女達もいないと話にならんわな。

 

「皆さんご存知かと思いますが国木田花丸さん、黒澤ルビィさん、津島善子さんです。」

 

「「「よろしくお願いします。」」」

 

「そしてもう二人。どうぞ。」

 

「はーい。渡辺曜のいとこの渡辺月です。ヨーソロー!」敬礼

 

「マリア・サラス・ララサーバル。コールサインはメビウス7だ。固定コールサインだからTACネームは無い。よろしく!」

 

「で、我が部隊ですが公式名称は『浦の星学院教育航空群』となります。非公式名称、つまり愛称をついでに決める必要があります。私からの腹案は『Aqours』です。」

 

そう言い私は黒板にでかでかと『Aqours』と書く。

 

「水を示すAquaとourの複数形oursを合わせた造語ですが、如何でしょうか?皆さんの団結と絆を示すoursと海辺の町内浦を示すAquaでかけてみました。貴女がた一人一人がかのエースパイロット『メビウス1』をも容易く凌ぐパイロットになれるだろうと確信できるから提案しました。反対の方は?」

 

「「「・・・。」」」 シーン

 

「では決定ということで。」

 

ガラガラガラ

 

教室の扉が開く。シナプスが戻ってきたようだ。

 

「宙幕からお前に贈り物だ。」箱を渡す

 

中身は何だ?マント?ゲーリング国家元帥が着けてた蒼いマントに似てるな。ご丁寧に金の留め具付だ。

 

「『勤務中は原則羽織ってろ』だと。」

 

「原則?なら夏は羽織らなくて良いな?絶対蒸し焼きになる。」

 

「そうだな。そういえば出張の件はちゃんと生徒諸君に話したか?」

 

「いやまだだ。」

 

「ならさっさと説明しとけ。」

 

「フロンタル君出張って何?」

 

「千歌さん、来週ですがちょっとオラーシャに用事がありますからしばらくいなくなります。既に千歌さんの姉君達には通達してあります。申し訳ないのですが一週間程料理が作れませんが我慢して下さい。代わりにシナプスに作らせますので。」

 

「私が作るのか!?」

 

「マニュアルと材料は置いといてやる。」

 

「・・・わかった。何とかしよう。」

 

「大佐、オラーシャに何用で出張なさるのですか?」

 

「モスクワでのオラーシャ帝国軍創設250周年記念式典に呼ばれたんですよダイヤさん。流石にこれは断れませんから。」

 

オラーシャ帝国軍創設250周年記念式典には我が軍から私と統合幕僚長の天野さんと航宙幕僚副長たる絵里ママが出席する。世界中の軍の要人・政治家達が呼ばれる一大ページェント。上物の取引相手であり勲章を沢山くれた相手の招待は無碍にはできない。つうか行かないとエゴロフ元帥に何言われるかわかったもんじゃない。

 

「まあそれは置いといて・・・まず本科の教育目的から再確認しましょう。本科は統合幕僚本部直轄の教育組織であり、あらゆる状況に対応できる扶桑皇国宇宙軍の将校を育成する機関です。優秀なMSパイロットの育成機関も兼ねております。また将校育成機関ではありますが、本科は東京の虹ヶ咲学園『軍事幕僚 及び 法制研究科』と連携し優秀な司令官の育成が求められている機関です。つまり与えられた情報を基に決断を迫られる重責を皆さんは負うことになります。適切な判断を迅速に下す訓練を肉体修練に加え行うので頑張りましょう!」

 

 

 

まずは最初の1ヶ月でAqours+月ちゃん+ウチの長女が以下の条件に合格できるよう身体を急ピッチで鍛えねばならない。

 

• 9分以下から12分30秒で460メートルを平泳ぎ又は横泳ぎで泳ぐ

• 2分以内に50回から90回以上の腕立て伏せを行う

• 2分以内に50回から90回以上の腹筋運動を行う

• 時間制限なしで10回から18回以上の懸垂を行う

• 9分以下から10分30秒で2.4キロメートルをブーツを着用して走る

 

そう SEALsの基本、基礎水中爆破訓練〈BUD/S〉を受ける為の最低条件の達成だ。スーパーコーディネイターたる私と、アンジェラと私の血を引くマリア、大英雄モドキ(果南ちゃん)は大丈夫だろうが、他の面々が心配だ。ライーサママの指導に期待しよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「皆さん、只今戻りました。如何でしたかペットゲン大佐の扱きは?」

 

「・・・死ぬかと思いましたわ大佐。」

 

「お疲れ様でしたダイヤさん。座学は全く問題無しとシナプスから報告を受けています。引き続き体力錬成に励んでいただきたい。」

 

前世では国際教養大学をかなり上位で卒業したシナプスだ。文系科目は元より理系科目もお手のものだ。そんなシナプスが太鼓判押すなら信じるべきだ。

 

「逆は果南さんですね。ペットゲン大佐から問題無しと報告がありましたが、あまりの座学の悪さにシナプスから悲鳴が上がったらしいですからね?」

 

「しょうがないじゃん大佐。わかんないんだもん。」

 

「果南さんには優秀な司令官になって貰わねばなりません。判断力が求められます。せめて情報処理能力位は磨いて下さい。その他は目を瞑りますが、あまりに酷いと私が統幕から怒られますのでお願いしますよ。」

 

「そう言えば明日講師が来るが、誰を呼んだんだ?」

 

「海上幕僚長。」

 

「また大物を呼んだな!」

 

「皆さん、明日は休日返上で講演会を開きますのでノートと筆記具を持ってきて下さい。記念すべき最初の講師は・・・我が海軍の最高責任者、中山貞子 海上幕僚長です。」

 

「「「!?」」」

 

「ついでと言ってはなんですが、海上幕僚本部 防衛部 防衛課長 雁淵孝美 大佐も来られます。粗相なきようお願いします。レポートの提出は求めません。所感文を出してくれれば大丈夫です。それと今更ながら紹介します。皆さんの新しい教官、航宙幕僚副長 絢瀬絵里 中将です。」

 

「皆さんはじめまして。航宙幕僚副長、絢瀬です。一緒に宇宙軍を作っていきましょう。本日よりよろしくお願いします!」

 

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