令和記念 映画 プリキュア ガーディアンメモリーズ ~時空を超える奇跡の絆~ 作:うさペン
魔法使いプリキュア!
スタートゥインクルプリキュア
オリキュアが一人登場します。
令和記念ということで時代を超える奇跡の絆というテーマで書かせていただきました。
「あ、流れ星!」
夜空を流れる流れ星を指差しながらひかるは跳ねるように声をだした。
「ひかるは本当に流れ星が好きルンね」
「だって願いが叶うんだよ。あ~なにをお願いしようかな~」
「早く決めちゃわないときえちゃうルン」
「でも願いなんて多すぎるよ~」
「それでは勉学にはげめるようにするとか、しっかりしたいとかはどうでしょうか」
「それはまどかさんの願いだよ!」
観星町にある森の一角、ひかる、ララ、えれな、まどか達は観星町を一望できる小高い丘で星を眺めていた。
夜空に瞬く一面の星々は暗闇を光に変えている。そしてその星々というのはずっと遠く離れた光、近くにいけば圧倒的なスケールの星でも遠くからみれば小さな星の光の一つとしか数えることができないものだ。
その中で流れ星はただ一瞬のみ光輝く。願いを叶えようとする人の気持ちはその一瞬を大切にしようと思うもので、ひかるはまさに今その一瞬を大切にしようとしていた。
「およ、なんかあの流れ星ちょっと変ルン」
だがその流れ星はいつもの流れ星とは違っていた。なぜならその流れ星はひかる達に向かって一直線に進んでいるからである。
「あの流れ星、こちらに向かって来ています」
「もしかして、あれって隕石! キラやば~☆!」
「そんなこと言っている場合じゃないって」
「そうルン! 隕石に当たったらひとたまりもないルン」
キラキラと目を輝かせるひかるは隕石の当来にわくわくしていたが、ララは目まぐるしく走りまわりながら、えれなはまどかによりかかり、まどかは頭を抱え、隕石が来ようとしているこの状況に慌てふためいていた。
隕石は近づいていくにつれてその輪郭をあらわにしていく。ララ達は慌てふためていたのでその隕石がなんなのか直視していなかったが、ひかるだけは真っ直ぐとその隕石をみつめていた。
「隕石……さん?」
隕石が近づくにつれて
追いかけてきたのは隕石ではない、距離が近づいたことでひかるは直感でそう感じた。
「おひさしぶりピト」
ひかるの直感どおりそれは隕石ではなく、かつてミラクルライトの工場で出会ったピトンだった。
「ピトン~!」
ひかるは挨拶がわりのハグをピトンにする。ずっと会いたかった、そんなひかるの心の衝動がそうさせたのだ。
「ひかる痛いピトン」
「あ~ごめんごめん」
人形サイズの抱きここちのよいピトンをひかるは抱きしめるのを止め、落ち着くようにして息を吐いた。
「チャオ、ピトン。どうしたのさ」
「ひかる達プリキュアに手伝って欲しいことがあるから来たピト」
「え~なになに!」
「それはこの先行く所でまとめて説明してくれるピト。だから早くピトンのロケットに乗るピト」
ピトンは小さなカプセルからロケットを出現させ、ひかる達はピトンが用意してくれたロケットに乗りこんだ。
ロケットの内装はララが持っているロケットとそれほど大差はない。違いがあるとすればミラクルライトが大量に詰まった箱があることくらいだ。
「ピトンもロケット持ってるんだ。ひよこみたいでかわいいよね~」
「ララの星で使われていたロケットと似たようなものピト。それとかっこいいといって欲しいピト! それじゃあいくピト~」
ひよこの形をしたララの所有しているロケットと同じくらいの大きさのピトンのロケットは、ピトンの操縦のもと大気圏を抜け、ワームホールをつくり、願いの大樹がある時空へ向かった。
願いの大樹がある時空の銀河は地球の宇宙空間とは異なる星の輝き方をしている。
赤くみえたり緑にみえる星、うさぎさんみたいにお耳が生えた星、水しぶきが常にあがり続けている星、地球の星々に比べてそのありようは様々だ。
それはこの時空が地球とは違う物理法則や理で存在しているからというのがあるんだろう。
「あの光の筋ってなんだろう。あ、あそこにうさぎさんみたいな形の星があるよ」
ひかるはさっそくそんな銀河の取り込になり、ガラスに頭をめり込ませていた。
「ひかるはあいからわずだね~」
「えへへへ」
「でもほどほどにするルンよ。ここには遊びに来たわけじゃないルンから」
「わかってる。ピトン、これからどこへ行くの」
「まずはプリキュア博物館へ行くピト!」
「プリキュア博物館! なにそれキラやば~☆ でもなんでわたし達はそこに?」
「いけば解るピト」
なにも教えてくれないピトンに少し不満なひかるではあったものの、プリキュア博物館、そんな素敵な場所があることを知って心をときめかせていた。
「これがプリキュア博物館……」
「すごい大きいね」
「それに可愛らしいです
あれから数十分、ピトンのロケットはプリキュア博物館を一望できる場所まで来ていた。
プリキュア博物館は宇宙ステーションのような大きな構造物であるのは間違いないのだが、その外見は大きく異なっている。お城のような形をし、壁面は白を基本としているが、屋根はピンク色で可愛らしさを取り入れている。その上で柱や壁は隕石を加工したものを使っており、地球でいうと西洋風の建築様式が目立っていた。
古代ヨーロッパに建てられたような純白のお城、そこに可愛さをたっぷりとのせている。それがプリキュア博物館を一目みたひかる達の印象だった。
プリキュア博物館はお城のような形をしているが中身は近代的。ロケットの離着陸用の場所は設けられており、そこにピトン達はロケットを止めた。
ロケットが離着陸するプラットホームには、様々な人が行き交い、小さな子ども達や親子連れもたくさんいた。それはなにも人間だけではない、エイリアンや人間のように二足歩行で歩くうさ人間、宇宙人を含めてである。
「宇宙人がこんなにもいるなんて」
「すごいルン」
「驚きだね~」
「それだけプリキュア博物館が人気だということなのですね」
その人の数に驚き、圧倒されるひかる達。プリキュア博物館という名前だけあってプリキュア達を観に来ている。それは自分達自信を観られているということでもあり、その自覚が圧倒される原因だといえるのだろう。
「ひかる達、エントランスに行くピトよ~」
ピトンの後ろをついて、大変な人混みの中をあるいていく。
プラットホームからエントランスでつながる道には、ふたりはプリキュアからスタートゥインクルプリキュアまで、歴代のプリキュア達の活躍が描かれていた。
やがてエントランスにたどり着くと、一人の女性がひかる達を出迎えた。
「プリキュア博物館へようこそ、スタートゥインクルプリキュアの皆様、ピトン。わたしはさくら。この博物館の責任者です。急な申し出に応じていただきありがとうございました」
さくらという名前にふさわしいような淡いピンク色をしたショートヘアがとてもチャーミング。瞳はエメラルドグリーンのように光輝き、やさしい草原の匂いを感じるほどのぬくもりを感じる。博物館の責任者ではあるのだが二十代前半の顔だちで、プリキュア達よりも大人ではあるが少し年上程度でとても若くみえる。
博物館の関係者だから普通の私服ではなく艦内スタッフ達と同じ制服を、いや、艦内をまわっているスタッフよりも上品な星のようにきらびやかなキラキラがついたさくら色のドレスを着ていて、それが管理者の証ともいえた。
「いえいえ、プリキュアとして当然のことですから」
「そう言っていただきありがたいです。これから現状の説明をさせていだだくのですが、まずは他のプリキュア達がいる場所へ向かいましょうか」
「わたし達意外のプリキュアも呼ばれているのですか」
「すごいやばそうな感じだね」
「いずれはそうなっていく可能性はありますが今の所は急を要するということはございません。ご安心ください」
プリキュアの力を結集させなければいけない事態ということを知ってひかる達の顔つきが変わっていく。守るためにここに来た、プリキュアとしての顔へ。
さくらさんの案内のもと、ひかる達はエントランスを出て関係者以外は立入禁止のエリアに入った。そこは倉庫のようにもなっており、プリキュアに関連するグッズや展示物が保管されている。さらに博物館の空調システムや重力装置の管理なども裏方でおこない、エンジニアのような格好をした人達も歩いていた。
関係者が入れる廊下を五分程度歩くと、関係者が打ち合わせをするときに使う大きな部屋に入った。
「すでにご存知かと思われますが改めてご紹介させていただきます。こちらはハートキャッチプリキュアの皆様と、魔法使いプリキュアの皆様です」
すでに部屋の中には、つぼみ、えりか、いつき、ゆり、妖精達で構成されるハートキャッチプリキュアと、みらい、リコ、ことは、モフルンで構成される魔法使いプリキュア達が待っており、
「ひかるちゃん達だ、ひさしぶり!」
「お元気にされていましたでしょうか」
「もちろん、みらいさんもつぼみさんもお元気そうでなによりです」
ひかるが部屋に入ってくるなり、つぼみとみらいがあいさつをした。それはひかる達以外も同様だった。
「そろそろあいさつもこのへんして、どうしてわたし達だけなのかという所も含めて説明してくれるからしら」
ゆりは紫色の髪をかきあげながら場の空気を引き締める落ち着いた声色でそう尋ねると、さっきまで和やかだったムードが一瞬にして緊張感のあるものへ変わった。
「今回みなさんにお集まりいただいたのは願いの大樹に潜む闇の消滅をしていただきたいからです」
「願いの大樹、それはいったい」
「詳しいことは省略させていただきますが、願いの大樹とは人々やプリキュアへの願いが集まったもの。そしてその願いの大樹が闇に染まってしまえば願いやプリキュア達がいない世界になってしまう。そうならないように願いの大樹に潜む闇を止めていただきたいのです」
願いの大樹、その概要はまだ解らないもののプリキュア達はその願いがなくなってしまうことがどれほどの悲しみを生むのかは理解はできる。
願いがない世界、それは漆黒の闇に染まった宇宙そのものだ。
「流れ星にお願いできない世界なんて絶対に嫌。具体的にはどうすればいいんですか!」
中でもひかるはたくさんの願いを流れ星にお願いしてきた。ずっとずっと遠い過去まで。だから願いがなくなる世界なんて絶対にさせたくはないのだ。
「願いの大樹に潜む闇を消すためには願いの大樹の力を解放する必要があり、その鍵となるのは魔法、心、星、それぞれの力を合わせることだと伝承では語り継がれています」
「魔法は魔法つかいプリキュア、心はハートキャッチプリキュア、星はスタートゥインクルプリキュア、なるほどわたし達が呼ばれた理由が解りました」
「それと願いの大樹は星のように今は大きいのですが、負担をかけたくもないのでこの人数までとさせていただいております」
「じゃあわたし達が力を合わせれば、願いは守れるんだ」
「いえ、さきほども言いましたが願いの大樹の力を解放する必要があります。そのために願いの大樹にある封印の間で行われる試練をのりこえ“メモリーストーン”を手に入れ、願いの大樹を輝かせることができる封印の祭壇に封印された“キュアメモリー”を復活させてほしいのです」
「キュアメモリー。願いの大樹に封印されたプリキュアがいるんですか」
「伝承ではそうかかれています」
「キュアメモリー、きっとものすごく強いんだろうな」
キュアメモリーがどんなものか解っていないが、封印しなければならないほどの大きな力を持っている。その創造だけでひかるは強いと思い込むには十分だった。
「しかしその前に試練か~いろいろ思い出すな~」
腕を後ろで組んだえりかが、試練の思い出を懐かしんでいた。
「ハートキャッチミラージュの力を解放するために過去の自分自身とわたし達は戦いました。それと同じようなものなのでしょうか」
つぼみ達はかつてデザートデビルと呼ばれる巨大な砂漠の使徒に対抗するため、プリキュアパレスで過去の自分自身と戦い、それを受け入れることで試練を乗り越えてきた。
「それとはまた違う形です。伝承にはそれぞれ違う時空から来たプリキュア達の絆を試す儀式だと記されています」
しかし願いの大樹の試練はそれとは違う。彼らはときおりミラクルライトの力によって他の銀河の救援へとかけつけているのだが、今回はそれ以上の絆を試されることになる。
「今、プリキュア達の絆を試すっていいました! それってすごいわくわくもんだぁ!」
腕を太鼓をまるで叩くかのように上下に振りながら、みらいは絆を試す試練にわくわくしはじめていた。
「みらい、そんなわくわくするような事態じゃないからこれ」
そんなみらいに頭を抱えるリコ。とはいってもそんな変わらない姿に内心、嬉しく思っていた。
「でも普段会えないみんなときずなを試せるなんてやっぱりわくわくが抑えられないよ」
「わかる、わかる! わたしもすごいキラやば~☆な感じです」
ひかるとみらいは意気投合し、手を合わせ顔を向き合い、わくわくを抑えられず目をキラキラと輝かせる。わくわくとキラやば~の融合、それはさきほどまであった緊張感を喪失させるのに十分だった。
「みらいに意気投合しちゃうだなんて」
「ひかるだからしょうがないルン」
思わぬひかるの反応にリコはがっくりと肩をさげると、その肩をいたわるかのようにララはリコの方を叩いていた。
「その絆の試練って、全員で行うものなんですか!」
わくわく状態のみらいが前のめりになってさくらさんに質問をした。
「封印の間は全部で四つ、なので四チームに分かれて行動してもらいます」
「四チーム……どうしましょうチーム分けは」
「いつものメンバーっていうわけにはいかないものね」
つぼみ、えりかを筆頭に頭を悩ませるプリキュア達。
「そもそも時空の違うプリキュアと言っておりました。なので必然的に違う時空から来たプリキュア同士がチームを組むことになると思います」
「とはいえ、誰と誰が最善かと言われると難しいわね」
まどかやゆりは時空が違うプリキュア同士だという部分が重要だときずいてはいるものの、一番最善なチームがなんなのかまでは提示できないでいた。
プリキュア同士で戦ったことがあるが、別々のチームで戦うという経験は少ない。
ハートキャッチプリキュア達は経験値こそ高いものの、魔法つかいプリキュアやスタートゥインクルプリキュア達ときずなを深めるほどのことはやってはいなかった。願いの力によって集まり同じプリキュアをしてる、そう捉えられてもしかたのない関係ではあった。
「それならばプリキュア博物館のオーナーとしてチーム分けをさせてもらってもよろしいでしょうか」
「さくらさんが」
「はい。博物館のオーナーとしてプリキュアの知識については誰にも負けませんから」
「どうする? みんな」
ひかるは内心はその提案を受け入れるつもりだったが、みんながその提案を受け入れるかをどうかを聞いていく。相手のことを考え、どのようにしていくべきか。宇宙やプリキュア博物館にわくわくはしているものの、プリキュアとしての使命を忘れているわけではないのだ。
「このままなにも決まらず時間だけがすぎるよりはいいんじゃないかしら」
まずそう言ったのはゆり。今自分たちの置かれている状況を分析し、これがもっとも妥当な答えだと判断をし、
「そうですね。わたしもそれがいい」
「はーちゃんもいいよ」
次々にプリキュア達もさくらさんの意見に同意していった。
「ではわたしからさっそくチーム分けを発表させてもらいます」
ホログラムで映像を出力し、事前に決めておいたチームをさくらさんは発表した。
わくわく大好きピンクチーム 『ひかる、みらい、つぼみ』
クールで陽気な海風に咲く電撃チーム 『ララ、はーちゃん、えりか』
笑顔を守る太陽チーム 『えれな、いつき、モフルン、妖精達」
月の優等生チーム 『まどか、リコ、ゆり』
「色の統一感、属性、生い立ち、性格、能力、様々な点を考慮して、個人的に合っていると考えたチーム構成を考えてみました」
「うふふ、優等生チーム、よくわかってじゃない」
今にでも高笑いをしてしまいそうなほど、リコは優等生チームに入れたことが満足していた。見栄を優先するタイプ、それはこのような場においてもあまり変わっていないようだ。
「リコさんは優等生なのですね」
「そうだよ! リコは学校のテストで満点ばっかり、すごい勉強ができるんだ」
「満点ってことでしたら、ゆりさんもすごいですよ。高校生で学内トップの成績をとっておられますから」
「時空の違うプリキュアの方々にもこのような方が、さすがです」
まどかはリコとゆりが自分と同じように校内トップの成績だということを知って、感銘を受けていた。それは成績を維持するためには並々ならぬ努力をしなければならないと知っているからでもある。
「でもこのチーム分けだとわたし達の変身ってどうなるんだろう」
「あ、そうか、モフルンがいないと変身できないものね」
みらいとリコはモフルンと手をつなぎあうことでプリキュアに変身をする。しかし別々のチームに分かれてしまっては変身すらできない。疑問に思うのは当然のことだった。
「その点は大丈夫です。願いの大樹に突入する前に変身しておけば変身した状態で赴くことができます」
「なるほど」
みらいは納得したと言わんばかりにぽんと手をたたいてからいつきの眼の前に立ち、
「いつきさんモフルンのことお願いしますね」
モフルンを手渡そうとした。
「ちょっと待ってくれないか、こころの準備が」
「ど、どうしたんですか、いつきさん」
いつきは片手で心臓を抑え鼓動の高鳴りを抑えようとする。今のいつきはモフルンのモフかわ光線をもろに浴びてかわいさの虜になってしまっている。もしそのまま触ってしまったらどうなるか解らないのだ。
「いつきはかわいいものが好きすぎてこうなってるんです」
人差し指をいつきにむけながら、つぼみがいつきの今の状態がかわいいもののせいだと解説をしてくれた。
「いつきさん、かわいいものが好きって本当ですか!」
「ああ、それは本当だ」
「モフ~だからいつもいつきはモフルンのこと観てたモフね」
いつきはみらいがプリキュアになってからというものの、モフルンとは出会うたびにモフルンを観察していた。しかもモフルンがきずく程の熱い視線でだ。
「そ、そんなきずかれていたなんて」
「そっかそんなにもかわいいものが好きなんですね。だったら安心です。好きなものは何倍も大事にしてくれるものだから。モフルンはわたしと一緒にいる大切な友達なんです。いつきさんもこれを機会に友達になってあげてください」
かわい死にしそうないつきをみらいは奇異な目ではみず、あくまで好きを大事にしているからと捉え肯定的に受け入れ、みらいはモフルンをいつきにあずけた。
「ああ、そうせてもらうよ。よろしくモフルン、えへへっ」
「よろしくモフ~」
みらいのやさしい言葉で正気をいくぶんか取り戻したいつきは、かわい死にはしなかったものの、おもわず笑みがこぼれてしまうくらいにはモフルンのかわいさの虜になっていた。
「みなさん、今日は博物館を一緒にまわって絆を深める時間とします。お互いにお互いにことをたくさん知れるよい機会だと思いますのでぜひ楽しんで交流しにいってください。ピトンはどうしますか」
「用事がありますのでこれで失礼するピト」
「ピトンはどこかいっちゃうの」
「大統領様に報告とミラクルライトをつくる原料をとって来て欲しいとも言われてるピト」
「そっか、それじゃあしかたないね。お仕事頑張ってね! ピトン」
「当然ピト。ひかる達も願いの大樹のことお願いするピトよ」
この場から去っていくピトンにひかる達は手をふり見送った。
「よ~し、それじゃあいこうか。つぼみさん、みらいさん」
「わたしもお供させていただきます」
「さくらさんも」
「はい、おなじピンクチームとして参加させていただきます。わたしもプリキュア達と交流してみたいですから」
淡いさくら色の髪がなによりの証拠だと言わんばかりの顔をさくらはしている。
プリキュア博物館の責任者としての責務はあるものの、プリキュア好きとしてプリキュアと交流したい。好きを抑えられないのはさくらもこのチームでは同じといえるだろう。