原作に向かうために複数のことを同時進行で書いてるおかげでギリギリ一話分になってるんだなぁ
と思います。設定とか考えるのが好きなんです。
てな訳で視点変更多用が多い原因を理解したところでのんびり読んでもろて。
〜柳韻side〜
束を交えて桜叶さん、
内容としては束が行ったことの報酬について、それからルクーゼンブルグ公国国王と話す必要があるだろう。ということだった。
そして今束は鉱石を見に部屋を出ている。桜叶さんとハスターさん、大人のみとの話し合いである。
「確かに束は記憶力がいいとは思ってましたが……世界初のことまでしてしまうとは……。」
「それは私たちも驚いています。ただ、実際してしまった。これは事実です。」
正直とても驚いてる。頭がいいとは思っていたが娘が
「はぁ……。正直私には小難しいことはわかりませんが……束がすごいことを成し遂げたということだけ理解しておきます。」
「えぇ、それで十分です。それと」
「?」
「成し遂げたことは子供とは思えませんが束ちゃんはまだまだ子供です。柳韻さん、彼女をしっかり褒めてあげてください。」
「それはもちろんです。束は私の……私たち家族の誇りです。」
束がすごいことをした。なら褒めるのは親の責務だろう。それを聞くと桜叶さんは満足そうに頷いた。
〜束sidie〜
お父さんたちが話してる間
……このエネルギー、変質していることを利用できるとは思うけど加工の目処がまだ立たない。うーん……エネルギー源というより補助的な機能に使いたい……この前構築した慣性を制御するための装置に使えないかな?
「束。」
「あ、お父さん。終わったの?」
「あぁ。全部は理解できていないが……すごいなぁ束は。うん。……私の誇りだ。」
「お父さん……。ありがとう!」
普段は厳格なお父さんが柔和な表情で言ったのは手放しで嬉しくなるようなことだった。
〜Out side〜
「これがナノマシンのデータとサンプルよ。」
「解析班に回しといて。これで本物なら……ね?」
「織斑秀十を消すのね……。」
「うん、だってアイツ嫌いだし。」
男は『嫌いだから消す』そんなことを軽く言う。その表情はヘラヘラと笑っているが目は全く笑っていない。女はこの男が苦手だった。挙動から真意が掴めない。どれが演技でどれが本気か……いっそ全部演技かもしれない。そう思わされるほどに。
「分かったわ。解析にはどれくらいかかるのかしら?」
「5時間もあれば終わるんじゃない?」
「適当ね……。」
「僕は最終目的が達成できれば時間がかかってもいいからね。」
「はいはい。その話は聞き飽きたわ。」
男の最終目的。それを何度も聞いている女からすればとっくに聞き飽きた話だった。それに最終目的と言ってもあまりに抽象的で計画の話ですらない。そんなものに毎度付き合う女ではなかった。
〜桜叶side〜
あー……疲れた。
「お疲れ様です、社長。」
「んー……。いやぁ流石に緊張するねー……。リモートとはいえ
「その割には楽しそうなお顔ですね。」
「ん?まー、束ちゃんのことが認められたからね。」
そう、ルクーゼンブルグ公国国王に束ちゃんのことが認められた。彼女の天才性、行い、将来性、特異性。これらが国に認められた。つまり、彼女は最悪日本を抜けても公国で研究をすることができる。けど
「彼女なんだかんだ人見知りだからなぁ。」
「人見知りとなんの関係が……?」
「いや、束ちゃんのことだけどさ。目上の人と話すのはまだ得意そうだから国王との対談はいいとしても将来的によそ行った時に大丈夫かなぁと。」
よそと言っても外国の可能性もあるし……。言語は良さそうだけど。
「なるほど。それで社長。篠ノ之さんにはいつ国王に認められたことをお伝えするおつもりで?」
「今日は遅いから明日。それより問題は報酬なんだよなぁ……。」
「篠ノ之さんはちゃんとした社員ではありませんし何より子供ですからね。」
「一応社内の機器で計測したことは公開できるけど鉱石が変質したのは束ちゃんじゃないとできないレベルのことなんだけど
……」
「それが明るみになれば篠ノ之さんの身に危険が及ぶ可能性があると。」
「そ。国王と話して束ちゃんの公表に関してはしない。でいいけど鉱石のことについては解析待ちって感じになったんだけど。」
「まだ何か?」
「今の機器で解析がほとんどできてないらしいんだ。」
これが大きな問題点。
解析ができない。というのもエネルギーの種類が切り替わる都合上一つの機器に入れた際に一つのエネルギーデータしか取れず複数種類あるエネルギーの一部しか発見できていない。これはまずい。非常に効率が悪い。
「エネルギーが複数……。これは厄介ですね。」
「うん。サンプルが複数あれば変わるかもしれないけどどうしようもないんだよ。」
「それこそ先方に掛け合っては?」
「それも考えたけど利益が確実じゃない。エネルギーが複数あるのはいいけどそれをどう扱えると思う?電気エネルギーだけなら新たなエネルギー源として使える。熱エネルギーなら暖房とかいいかもね。でもそれらの多くを内包してるコレはそう簡単に制御もできない。それが現状の答えだよ。」
「それは……失礼しました。」
「まぁ仕方ないさ。ゆっくり考えよう。」
早くISを……ISを登場させたい!
ここまできたらあと少しで試作ISが作れるはずなんだ!
てな訳でISを登場させるのをモチベに設定をネリネリしながら同時進行的に話を進める雪音の図。
14話目「夢への一歩」を読んだ方へ質問です。今回視点切り替えの数が多いかなと思ったのですが皆さんからしたらどうでしたか?
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多くて読みにくい。
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多いけど読める。
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ちょうどいい。
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少ない。