昨日カノーネ…相方と会ってきまして本当は昨日投稿しようって話も出てましたけど日和ました。すいません缶を投げないでください。
とにかく2話目、よろしくお願いします。
~星宮side~
「束、おはよー」
「あーくんおはよー!」
教室に行くともう束が居た。これでも頑張って早く家を出てきたのにそれより早い束は凄いと思う。
「束は早いね」
「あーくんとお喋りするのが楽しみで仕方なかったからね!」
「そっかー。あ、そうだ束。『けいこ』って今日もあるの?」
「稽古は基本的に毎日あるよ。しっかりと続けないと身にならないからって。なんでそんなこと聞くの?」
「えーっと…今日見に行けないかなぁって思って…」
「あーくんなら大歓迎だよ!稽古は16時からだよ。」
「4時からだね?わかった!」
「ちーちゃんもいるし楽しくなるね!」
「ちーちゃんって?」
「ちーちゃんはねぇ…
「篠ノ之さん、星宮くん、もうすぐチャイム鳴るから席に座ってくれるかな?」
先生に言われて時計を見たらチャイムが鳴り始めちゃった。
「束、また後でね!」
「あ、うん」
そういえば『けんどう』ってどんな事するんだろ…。まぁ今日見ればいっか!
~篠ノ之side~
あーくんも一緒に剣道するのかな~。そしたらちーちゃんと3人一緒できっと楽しいよね?楽しいに決まってる!
…のさん?篠ノ之さん!」
あ、授業中だった…。
「先生ごめんなさい。ちょっと考え事してました。」
いくら退屈でもちゃんと聞かなきゃね。怒られるのもやだし先生が偶にする話も面白いし。
「今は音読の時間ですよ?次からは気をつけてくださいね。」
「はーい。」
「では篠ノ之さん、57ページの2行目からお願いします。」
「はーい。ーーー…」
早く学校終わらないかなー。あと30分…。
~星宮side~
休み時間に束と話そうとしたけどドッジボールに誘われて話せなかったや…。けんじくんめ…。でももうすぐ授業終わるし…5…4…3…2…1…。……あ、ズレた。あの時計とチャイムってバラバラなんだ…。そんなことより!
「束。4時からだよね?」
「そうだよ。あ、でもちょっと早く来た方が良いかも。色んなこと話すと思うしちーちゃんともお喋り出来るし!」
「分かったよ。」
そういえば…
「ちーちゃんって誰?」
「ん?あぁ、そういえば言えなかったね。あーくんってば遊びに行っちゃうし。」
「けんじくんが誘ってきたんだもん。」
「仕方ないなぁ…。ならちーちゃんとは会ってからのお楽しみにして許してあげよう!ほらほら、早く帰ってお昼ご飯食べた方がいいよ~。」
さっきお腹が鳴ったのバレてた…。
「う、じゃあまた後でね!」
「うん、待ってるからね~。」
今日のお昼ご飯なにかな~。
~篠ノ之side~
「ただいまー。」
「あぁ、束。おかえり。今日はどうだった?」
「うーん、いつも通りかな。あ、そうだ。今日新しい子が見学に来るって」
「そうか。わかったよ。伝えてくれてありがとう。」
うーん…やっぱりお父さんは嫌いじゃないけどちょっと苦手だなぁ…。素っ気ないし…。
「あら、束おかえり~。学校は楽しかった?」
「楽しかったよ。あーくんが今日見に来るって。」
「あーくんってこの前言ってた新しいお友達?」
「そうだよ!同じクラスの子。」
「なら今日はお友達に良いところ見せなきゃね。」
「うん!」
さて、ご飯食べて宿題終わらせちゃおー。
~星宮side~
束の家がある『篠ノ之神社』に『どうじょう』があるって言ってたけど…。
「大きいなぁ…。」
階段のとこにある『とりい』が凄い大きい。
「ほら、天斗行くよ?」
「あ、うん」
お母さんと一緒に『とりい』を超えて奥の建物に行く。何かを数える声が聞こえる。まだ3時30分くらいだと思うけど…。もしかして時間間違えちゃってもう始まってるのかな…。
「こんにちは~。」
「こ、こんにちは!」
お母さんが入っていくからつられて挨拶しながら入ったけど…。
「あれ?1人だけ?」
動きながら棒を振ってる女の子1人しかいない。
「あれ?」
「まだちょっと早かったみたいね。」
「うん…。」
束もいないし…。30分前じゃ早いのかな?
「あ、あーくん早かったね。」
「ちょっと早めの方が良いってお母さんも言ってたからね。ダメだった?」
「ううん、ダメじゃないよ。今お父さん呼んでくるね。」
行っちゃった…。
「今のが束ちゃん?」
「うん。」
「ただいまー!」
「君が今日見学する子かな?」
「うん。あ、はい!」
「私は篠ノ之柳韻。ここの師範で…剣道を教える先生をしている。君の名前はなんて言うのかな?」
「
「天斗君か。」
すごい真面目そうな人だなぁ。
「確か束と同じクラスだったかな。」
「はい。」
「ということは2年生か…。今日はよろしく頼むよ。」
「は、はい。」
「こちらこそ今日はよろしくお願いします。」
そういえば…。
「あの子は?」
「あぁ、あの子は…千冬ちゃん、ちょっと来てくれるかな。」
「は、はい。」
棒を振ってた女の子…『ちふゆ』って言うのか…。
「えっと…お、織斑千冬です…。」
「おりむら…。あぁ、貴女が織斑さんの娘さんね。私たちはお隣に住んでる『星宮』って言います。これからよろしくね?」
「星宮天斗です。よろしく!」
「よろしくお願いします。」
〜織斑side〜
今日も家に居てもひとりぼっちで仕方ないからいつも通り稽古前から素振りをしていた。扉が開いた音がしたから束かと思って見てみたら男の子とそのお母さんらしき人だった。
自己紹介を聞くと隣の『星宮』さんらしい…。
「よ、よろしくお願いします。」
大人の人と喋ることはあまりないけど学校の先生とは少し違う感じの優しそうな人だなぁ。
「あ、そうだ!あーくんにはちーちゃんのことは会ってからのお楽しみって言ってたね。この子が『織斑千冬』、千冬だから『ちーちゃん』だよ!」
「そんなの聞いてないぞ⁉︎」
「あれ?そーだっけ?」
「よろしくね、ちーちゃん!」
「ほ、星宮までちーちゃんって呼ぶのか⁉︎」
「ダメ?」
「ダメなの〜?」
2人とも本当に分からないのか…いや、束は面白がってるだけだろうけど…聞いてくれるなら…ちょっと恥ずかしいから。
「出来れば名前がいいな…。」
「分かったよ千冬ー。」
分かってくれたようで良かった。
「さて、そろそろ話はいいかな?星宮さんとはこの道場についても説明しなくてはいけないしな。」
「はい。」
仲良くなれるといいな。
〜星宮side〜
お母さんと一緒に柳韻さんから『どうじょう』の説明を聞いてるけど…。
「
「剣道と剣術?ってなにが違うんでしょうか。」
「はい。剣道はスポーツとしてルールも確約され、礼儀や心身の練磨といった自己の修養を心構えとするものです。一方剣術、格闘術は戦の中でいかに敵を倒すか、自分が生き抜くために発展したものと考えてください。」
よく分からないや…。
「あの…、そう聞くと剣術や格闘術がとても…その、危ないもののように思えてしまうのですが…。」
「そうですね。星宮さんのおっしゃることはご尤もです。確かに剣術や格闘術では誰かを傷つけることができます。しかしそれらの『力』は使い方次第なのです。」
「使い方?」
お母さんは何か分かったのかな。でも誰かが怪我をするのは嫌だなぁ…。
「そうだよ、天斗君。そうだな…ハサミを使うときに気を付けていることはあるかな?」
「ハサミは…持ってるときはふざけちゃダメってお母さんも先生も言うよ。」
「そうだね。じゃあどうしてふざけちゃいけないかわかるかい?」
「うーん…。」
ハサミは紙が切れるし…
「ハサミを持ってふざけて友達に当たっちゃったりしたら怪我しちゃうから?」
「そうだね。ハサミは紙を切るものだけど人を怪我させることができてしまう。だからちゃんと注意して使わないといけない。剣術や格闘術も同じで倒すためのものだけど使う人が気を付ければ友達を傷付けることもないし、逆に剣道の技を使って友達を傷付けてしまうこともある。だから最後は使う人間が大事ということだ。」
ちょっと難しいけどちょっと分かった気がする。
「後は実際に稽古を見ながらお話しましょうか。」
「はい。」
柳韻さんとお母さんの後ろについて行きながら使う道具の名前とかを教えてもらう。来た時に千冬が振ってたのは竹刀って言うのか…。今は束と千冬はどんな
〜織斑side〜
さっきまでとは違って束と一緒に稽古をする。
足捌きの確認、打ち込みを束とお互いに正しいか見る。なんでも先生が言うには「理解をしていれば見て正しいかどうか分かる」らしい。
「ちーちゃんちょっと斜めになってるよ。真っ直ぐ振り下ろさなきゃ。」
「真っ直ぐ…。」
自分ではあまり気付かないところも教えてくれる。
「束、また胴の時腕と一緒に頭も振ってる…。」
「まだ直ってないか〜。どうしよう?」
「大きく振りすぎなんじゃないか?」
「ふむふむ。」
自分も見て気付く事で復習にもなる。
「肩から振ると大きくなる。もう少し肘を支点にして振ってみなさい。」
「え?あ、はい。」
先生が帰ってきた。束も気付いてなかったようでびっくりしてる。星宮も帰ってきて隅でこっちを見ている。
「束、右手が左手の前に来るように出してみるといい。」
「はい。」
「そう、それで大分変わる。」
「ありがとうございました。」
〜星宮side〜
束と千冬がお互いに竹刀を振って考えてって何度か繰り返してる。時々柳韻さんに何か聞いてるみたいだけどまだ分からないや。
「そろそろ地稽古に入ろう。」
「「はい!」」
じげいこってどんなだろ…。
「天斗くんももう少し近くで見るといい。」
「え?」
四角に囲んだ中からは出ないから近くで見ていいんだ…。
「それでは1本目…始め!」
束も千冬も向かい合ったとこから一歩で近づく。千冬の「面」って声に合わせて振られる竹刀を束が竹刀で受け止める。あっ、千冬が後ろに跳んだ。束が逃げた千冬に追いついて「胴」って声と一緒に千冬に竹刀を当てた。
「そこまで。」
柳韻さんの声で2人が最初のとこに戻る。
「「ありがとうございました。」」
2人が礼をして防具を取る。
「千冬ちゃん、束、それぞれで気付いたことはあるかな。」
「ちーちゃんが面の後距離を取ろうとしたから胴までもっていけたけど…。」
「束と同時に一歩出たから面を打ったけどそれが止められて小手を狙われたくないから下がって仕切り直そうとして…。」
「後ろに跳んでたけど右か左に動けばよかったんじゃないの?」
「あのまま胴を入れられるかと思って…」
二人が話し合ってるけどさっぱりわからない。そこに柳韻さんも入って二人が頷いてる。また束と千冬が防具をつけて向き合う。今度は千冬が勝ったみたいだ。また話し合って向き合う。何回かしたらそれでもう終わったみたい。
「今日はここまで。」
「「ありがとうございました。」」
2人とも柳韻さんに礼をして防具と竹刀を片付けてる。
「さて、天斗君、実際に見てどう感じたかな?」
「2人とも凄かったしカッコよかった!」
振るのは速いし相手と一緒に動けてて…
「やってみたいな…。」
「天斗、やってみる?」
「やる!」
僕もあんな風になってみたい!
「そうか…なら明日は動きやすい服で来なさい。」
「はい!」
「あーくんもやるんだね〜。一緒に頑張ろ!」
「明日からはよろしく…。」
「よろしくね!束!千冬!」
えー、いかがでしたでしょうか?
書いてる側としては書いてる間は時間長いです。読み直すとアホみたいに文量少ないです。サブタイ通りサブタイに悩みます。なんなら前書き後書きも悩みます。でも書いてる間は楽しいからタチが悪いと言いますか…。
まぁ愚痴はこれくらいにして次は7割程出来てるし…一週間で持ってかれるといいなと思ってます。
それまで待ってくださる方、よろしくお願いします。