バカとテストと召喚獣<神と仮面と先導者>-Remake- 作:Nirkxi
また遅れるかもしれませんが、よろしくお願いします
「行くぞ!!」
「おぉ!!」
時間は12:00になり、ついに今年度初の試験召喚戦争が開戦された。この試験召喚戦争は“最後に受けた試験”がそのまま自分の戦力になる。彼らが最後に受けた試験は「振り分け試験」、つまり…
Fクラス 雑兵A 数学 31点
VS
Dクラス 雑兵A 数学 102点
今所属しているクラス相応の戦力を持つこととなる。
ザク
Fクラス 雑兵A 数学 0点
そして、FクラスとDクラスは2クラス差あるため、点差がそのまま戦力差となるため一撃で倒されてしまう。
「戦死者は補習!!」
自分の持ち点数が0になる。それは戦死を意味し、戦争終了まで補習室へ送られる。
「て、鉄人!?嫌だ!!鬼の補習はいやだぁ!!」
「あんなの補習じゃない!!拷問だ!!」
「これは立派な教育だ。補習が終わる頃には趣味が勉強、尊敬するのは二宮金次郎、といった理想的な生徒に仕立ててやるから覚悟しろ!!」
そう言って鉄人こと西村先生は、戦死した生徒を軽々と担いで、前線から去っていった。
SIDE CHANGE
「まぁそうなるよな」
戦争開始から5分が経過し、戦況は圧倒的にこちら側が不利。相手クラスの前線に“600点越え”の召喚者が前線を押し上げいて、こちらの前線は戦意喪失してきているからだ。
まさか、あいつらが光輝の言っていた神の先導者なのか?
『こちら光輝。4人とも、準備はいいか?』
「光輝?」
別の場所で隠れていた光輝から無線で指示が入ってきた。生徒会で3年間使ってきた年季のあるものだが、光輝が全員分の無線機を保管していたらしい、物持ちがいいな。
『合図をくれ』
『こちら皐、いいわよ』
『こちら潤、大丈夫だ』
『こちら歌憐、何時でも良いよ』
「…明久、OKだ」
俺たち5人は、互いにOKサインを出した。
『行くぞ!!』
『『『「了解!!」』』』
全員が無線を切り、前線に出る。さて、一暴れしてやるか!
「吉井明久、参戦する。サモン!!」
俺は自分自身の召喚獣を召喚し、戦場に立った。足元には赤い魔方陣が現れ、目の前には自分の3頭身サイズの自分が現れた。青を基準とした服の上に、銀色に輝く鎧とマントを着用していて、右手には剣を持っている。
Fクラス 吉井明久 数学 631点
振り分け試験はかなり本気でやった。本来なら学年主席なんだがな。
「な、何だあの点数」
「か、敵うはずねぇ、逃げろ!!」
「逃がすかよ!!」
俺はすかさず剣を構え、逃げようとした相手の背後を突き刺した。召喚獣は粒子となり、消滅した。
ザシュ
Dクラス 雑兵A 数学 0点
「い、一撃だ」
「に、逃げろ!!」
俺に恐れたDクラスの面子は、さっさと撤退した。
「逃がさねぇ」
「行くわよ!!」
「喰らいな」
「仕留めるわ」
その逃げようとした相手を光輝達は逃走ルートで待ち伏せをして、裁いていた。
Fクラス 真藤光輝 数学 812点
Fクラス 水城歌憐 数学 711点
Fクラス 影月潤 数学 803点
Fクラス 軌条皐 数学 639点
俺以上の点数かよ、そら簡単に倒せるわ。
「なんだよ、その点数」
「お前が言うなと言いたいが」
「Vクラスは全員、全科目600点以上だからね」
マジかよ、ってことは俺も全科目600点取れたってことか。
「前線で喋る余裕があるのか!光輝!!」
「その背中貰ったぜ!!」
「!?光輝、危ない!!」
「まずい!」
カキン
歌憐が光輝の召喚獣を突き飛ばし光輝への奇襲を防いだが、歌憐が光輝の召喚獣を突き飛ばした影響で、光輝の点数が減少した。
「助かったぜ、歌憐」
「ったく、油断してんじゃねぇよ光輝」
「まぁまぁ潤、私は大丈夫だから」
「喧嘩は後よ、目当ての人が来たようね」
そこには、前線で戦っていた4人だった。
「あんたがエトランジェの神の先導者、吉井明久か」
「なんで俺の事を知っている」
「光輝から聞いたわ」
「てへぺろ」
アイツ、後で一発ぶん殴る。
「行くぞ!!」
「チッ」
キン
いきなり襲い掛かってきた敵の攻撃を何とか防いだ。
5対4で人数はこっちの方が有利だが、戦力はさほど変わらない以上五分と言っても良いだろう。
「悪いけど、手加減無しよ!」
そういって相手は、腰のホルスターから拳銃を取り出して頭に構えた。
「なっ」
「『ペルソナコール』、『レディ・ボム』!!」
バン
発砲と同時に、相手召喚獣の足元から青い結晶が現れ、その結晶が合体して徐々に巨大化していった、すると…
パキッ パリン
結晶にヒビが入りそのまま割れた。
すると結晶の中から現れたのは、3頭身サイズに縮んだヴァンガードのユニット、《メガコロニー》『レディ・ボム』だった。
「ヴァンガードのユニットが、なんで!?」
「まずい、『ペルソナコール』!!『ブラスター・ダーク』!!」
バン
そういって、潤が銃を取り出し、同じように発砲すると。今度は3頭身サイズの『ブラスター・ダーク』が現れた。
「行け!」
「させるか!」
スパァン ドカーン
『レディ・ボム』が投げた爆弾を『ブラスター・ダーク』が一刀両断し、爆風が周囲を覆った。
「その隙もらった!」
「なっ!?」
爆風に紛れて放たれた弓矢を躱しきれず、召喚獣の肩に刺さり、受けたダメージに比例して点数が減少する。
Fクラス 吉井明久 数学 483点
一発でこれか、気を抜けば即死ってことか。
「明久、これを使え!!」
そう言いながら、光輝がバックから一丁の銃を投げてきた。俺はそれをキャッチし、よく見るとそれは、さっき2人が使用していた。白銀に輝く銃だった。
すると…
「な、なんだこれ」
まるで時間が止まったように、自分以外の全てが動かなくなった。よく見渡せば、周囲は色を失ったようにモノクロになっている。
『主』
突如響き渡る声に、俺は思わず声がした方向を向く。
「お前は!?」
『吾輩は主の相棒…』
そこには、俺がよく知っているヴァンガードの………俺が最も愛用しているお気に入りのユニット。
『吾輩が主の剣となり、盾となるであります』
SIDE CHANGE
「………」
「トドメだ!!」
周辺が色を取り戻し、時間が再び動き出すと、放心状態の明久に攻撃を仕掛けてきた。
カキン
しかし明久は剣で攻撃を弾き、バックステップで距離をとる。
「ペルソナコール………」
自分の頭に銃を突き付けながらそう言うと、召喚獣の足元にヴァンガードサークルが出現した。
そして
「『ブラスター・ケロロ』!!」
バン
発砲と同時に、召喚獣の足元から同じように結晶が現れた。
結晶にヒビが入りそのまま割れると、3頭身サイズに縮んだヴァンガードのユニットであり、吉井明久の相棒でもある《エトランジェ》のユニット『ブラスター・ケロロ』が現れた。
誤字等ありましたらお願いします。