もともと少ないですけどww
此処から挽回していきたいと思ったりしています
では、どうぞ
AM8時30分
俺は紅魔館に向かっていた
昨日紫に誘われたからだ
右手に箱を持って、湖の隣をつーっと歩いていく
「昨日の奴――!!」
⑨が俺の方に向かってくる
昨日とは格好が違うのに良くわかったなコイツ なんて感心しつつ、きた瞬間に首根っこを掴む
「チルノちゃーーーーーん」
大ちゃんが大急ぎで飛んでくる
俺はチルノを地面に降ろすと、そのまま去る
「コラー逃げるなー アイシクルフォール」
真ん中にいれば当たらないやつを、良く平然と使うよね
俺はあたらない位置をまっすぐ進んでいく
歩いているだけで直に時間切れ 相手にならないってか、相手にできなくね?
「あ、昨日の食えないやつ!」
なんで馬鹿なのに俺の事がわかるんだ 昨日は素顔見せてないだろ?
「お前、ホントに食えないのか?」
「そんなに食いたいか?」
「いいのか?」
俺は大口開けてるルーミアを手招きして……
口の中にわさびをひょいっと
「うわあああああああああああああああああ」
だろうね 俺だってやりたくない
……え? なんでわさび持ってるかって?
俺は調味料だけは持ち歩いてるのさ
醤油とか、お酢とか 無いと困るだろ?
ルーミアは転げまわった後 飛んで逃げてった
「可愛そうなことしますね」
前から声がかかる
緑のチャイナ服 龍の星が輝いている
「昨日振りだな 美鈴」
「そうですね 紫?さんと用件は一緒で?」
「そうだな」
では、こちらへ と門の中へ通される
昨日の傷跡が何一つ無い屋敷 フランががんばったんだな
「貴方には感謝しています 威厳は失われましたけど」
廊下を歩く途中 美鈴は言葉を切り、振り返る
「もっと、大事なものが見つかりました」
いい笑顔だった なんか照れるな
「なら良かったよ さぁ早く行こう」
長い長い廊下を再び歩き始める
途中、擦れ違う妖精に少し睨まれながら進んでいくと
「美鈴、なにやってるの そちらの方は?」
咲夜さんだ そうだよな、わかんないほうが普通だよな
「咲夜さん、何言ってるんですか 蒼真さんですよ」
美鈴がそう言うと「へ?」とって黙り込む
馬鹿には馬鹿の特殊能力があるっぽいな 研究したら、論文かけそうだ
「まぁまぁ、普通はわからないですよ」
俺が言った瞬間 声でピンときたのか、申し訳なさそうに顔を赤らめた
「わからなくて、すいません」
「いえいえ、わかるやつが可笑しいですよ」
「さりげなく馬鹿にされました!?」
そんなやり取りがあってまた廊下を歩く
「にしても不思議ですねぇ 昨日は戦ってたのに」
「昨日の敵は今日の友 ですか」
階段を歩きながらそんなことを話す
ココだけは二人より先に行く
二人は不思議そうだったが、皆はわかるよな?
がちゃっ 咲夜が昇り終わってすぐの扉を開く
すると、中には紫とフラン
銀?白?青?なんともいいがたい色の髪に細い指
キリッとした目、幼い容姿ながらもカリスマあふれる気品
レミリアがそこにはいた
つい見とれてしまいそうになるが、椅子を引いてくれた咲夜さんの声で我に返る
「おはよう、私はレミリア この紅魔館の主よ」
「俺は蒼真です 以後よろしくおねがいします」
そんな挨拶を交わすと咲夜が隣に来る
「蒼真さん、飲み物はどうしますか?」
「咲夜さん、そんな固くなくていいですよ コーヒーってできますか?」
「コーヒーですね、それでは」
すすすっと咲夜が去る
改めて席を見渡すと、レミリアと紫が座っており、フランがつまんなそうに足をぶらぶらさせている
「フランちゃん、暇そうだね」
「だって、お話難しいんだもん」
俺は苦笑すると、机の上にとんと箱を置く
その箱を開けると、美味しそうなお菓子が顔を覗かせる
「フランちゃんにおみあげ」
そういって一つ差し出すと、ひょいっと受け取って食べ始める
「そのお菓子、どうしたの」
「昨日、村に寄ったら団子屋の店主が、試作してみたからってくれた」
「こんなにたくさん?」
「うん」
箱の中には大量のお菓子がはいっている
一人でどうしたものかと思っていたので丁度よかった
フランもニコニコしている
コホン
咳払いを一つ、レミリアがする
「とりあえず、幻想郷のルールに従えばいいのでしょう?」
「ええ、そうしてくれるとありがたいわ」
「そっちの方がよさそうね、いいわ同意してあげる」
話はまとまっていたようだ コレでようやく一件落着でいいのかな?
「コーヒーお持ちしました」
咲夜さんが、話し終わったのを見計らって渡してくれる
……うん、美味しい
「美味しいです」
咲夜さんは、それを聞くと当然ですとばかりに笑う
「ところで、レミリアは蒼真と面識はあったのかしら?」
紫が言う
「いいえ? 今あったのがはじめてよ 自己紹介もしたでしょう?」
紫は俺のほうをじっと見つめる
またあのことだろう
「紫、何度も言うが 俺はまだ話せないからな」
「わかったわよ でも、いつかは話してもらうわ」
はいはい あ、そうそう
「紫次のヒントだ」
「ちょっと待ちなさいよ 私がわからないわ」
「次にまた異変が起こることを、この人は知っているのよ なぜかはわからないけどね」
「ふーん 運命を見れるけれども そこまで詳しくは私もわからないわね」
「まぁ、いいじゃないか 次のヒントだ、結構直だと思うぞ」
――――第二の異変は咲かない桜
その木の下に眠るは誰か
言い終えると紫がガタッと席を立つ
「桜って、白玉楼!?」
紫は大急ぎでスキマをだして行ってしまった
「なんだったのかしら」
「そうですね、お話も終わっちゃいましたし」
ドンドン 窓を叩く音がした
黒い翼の少女 文だ
窓を開ける
「文、どうした?」
「いいところにいますね 今日、宴会を神社で開くので皆さんもどうかと」
「だそうだ、どうする?」
「そうね、行きましょう」
OKだそうだ それを聞くとブン屋は飛んでいく
フランも宴会だーっとはしゃいでいる
宴会は夜 それまで俺は紅魔館の面々と話していることとなった
馬鹿っていうのは規格外だから馬鹿なんですよねぇ