東方黒鉄伝   作:荒無 時竜

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この小説を書き始めるきっかけが
「あーラピュター」
って言うことなんですよ皆さん!!
というわけで、次話は超熱を込めて書きます(ただし、ご満足いただけるかはわかりません)



天空の箱庭

がやがやがや ざわざわざわ

騒々しく皆が皆浮かれる

 

ある所ではフランがチルノや大ちゃんとおっかけっこをしていたり

ある所では美鈴と魔理沙が大食い競争をしていたり

挑発された咲夜が、霊夢とイッキ飲みをしていたり

 

なんやかんやで、紅魔館の面々もすっかり打ち解け 中に混じっていた

一番静かなパチュリーも、美鈴や咲夜の身体を気遣ってオドオドし

いつのまにかレミリアも、追いかけっこに加わっていた

俺はそんな様子をただ眺めていた 右手にお酒をもって

 

「今回は裏方にまわったそうですねぇ」

顔を赤らめた文が歩いてくる

「お前、顔赤いぞ」

「少々、飲みすぎてしまいまして」

だろうな タコみたいに真っ赤だ

文は俺の酒を見るなり、少々驚いた

 

「なんですか、このお酒 あちらには無いものですよ?」

「黄金の蜂蜜酒、さっき紫に頼んだんだ」

宴会が始まって直、紫が飲みたいお酒を取ってきてあげるわ と、いうので頼んだ というわけである

蜂蜜でできているので甘いといえば甘い

 

「まぁ、いいです それよりも 取材させてください」

また始まったよ 新聞記者の性

「やだよ、今は食べて飲もうぜ」

うーん、それもそうなんですけど でも、私には新聞で幻想郷中に事件を広めるという大役がありまして

なーんて話し始めるので酒を飲ませて泥酔させる

 

少し、宴会の中を歩くと「おおーー」と言う声と共に美鈴が勝負に勝ち

霊夢がどうよと言う顔で、酔いつぶれそうな咲夜を見ていた

空には幼子達が弾幕で花火を散らし、笑いあう

 

「今だけでこんななのに、これからもっと増えるのか」

「ふーん、後何回異変があるのかしら?」

また紫が現れる 藍も一緒だ

「お前らは酒飲まないのか?」

「私は少し飲んだわ 藍は飲んでないけど」

「私は飲んでしまうと、式神の意味が無いので」

俺は酔いつぶれた方たちの机から酒瓶を取ると二人に杯を渡す

 

「まぁ、話の前に少し飲もうぜ」

二人は少し苦い顔をしたが、すぐに笑って酒を飲んだ

まぁ、俺は飲まないんだが

紫は飲み終わると俺に話す

 

「実はね、私月の技術が欲しいのよ」

うん、知ってる

「一回向かったんだけど、うまくいかなくて」

でしょうね、そんな甘くは無いよ

「で、頼みなんだけど ちょっと仕返ししてやりたいのよ」

うん、わかってた あそこはぶっちゃけ、負ける気がしない

「仕返しね、OK 今度送ってくれるならやってやる」

「本当? でもあそこの人たち、強いわよ?」

「お前、あそこの建物は何でできてる?」

A,金属 つまり俺のステージ 負ける訳ねぇだろ?

 

でも、少し特訓が居ることはわかっている

土に戻されるとか、極めて厄介だからな

第三の能力が見事コントロールできれば、勝ちは確実

 

「仕返ししてやるからさ、こっちの頼みも聞いてくれないか?」

「なにかしら?」

俺は少し離れた名も無い山を指す

 

「あそこら一帯の領空が欲しい」

紫は、首を傾げた

俺が欲しい理由がわからないからだ 

「いいけれど、理由は?」

「あそこに、俺の新居を建てたい」

ますますこんがらがる紫 藍は話を聞いてすらおらず、橙をなでていた

 

「まぁ、今聞いてもわから無そうね いいわよ」

「ありがとう、恩にきるよ」

俺はそう言うとそこを離れた

 

名も無き山に向かう いや、丘といっても良いかもしれない

幻想郷はまだ、金属を使えるほどの技術が無い せいぜい使えて鉄ぐらい

けれど、ここの地下深くには相当の鉱物資源が埋まっている

 

きっと、掘りつくされなくなった名も無き鉱物たちが眠っているのだろう

俺は頭にちょっとした設計図を思い描く

 

その形はいつぞや思い浮かべたラピュタににている

金属の器のようなものの中に土をひき 草木を生やす

丘や池、川を作る 用は箱庭のようなものだ

 

この丘の領空を選んだのは、基本人が寄り付かず 里や村が近くに無いからである

ここなら迷惑をかけることは無かった

俺は暗くなった空を見上げる

偽の月が輝く 星も輝く

俺はごろんと寝そべった そしてそのまま寝る

 

次の日の朝から俺は家作りを始めた

半径何mあるかわからない巨大な円形の器に土を敷いていく

 

器の淵より5m程ひくくしてひいたため、土があふれる心配も無い

そこに石や砂、腐葉土なんかもまぜこんで、丘をつくる

次に少し離れた所に川を、その最終地点に池を作った

近くの川の水を引いて中に流し込むと、それなりに立派な景色ができる

山の邪魔な木や、草を抜いては植えていく

 

もちろん、訓練も欠かさない 第三の能力ももうすぐ物にできる

そんなことをすること2週間 

 

文々。新聞には「蒼真、行方不明」とか、「山に円盤の目撃情報」とか書いてあった

そこに気をつけてちゃ気づかないよね リリーホワイトが出れそうで出れないことを

多分、あと一週間位したら気づくんじゃないかな?

俺のやりたい作業は家作りを残すのみだし、大丈夫だろう

適当な木を切ったりして、家のある程度の骨組みをつくっていく

最終的には鉄であちこち固めるからいいとして

 

フローリングの床、吹き抜け あちこち欲張るうちに二階建ての家になった

それなりに広く、それなりにいい感じ 

我ながらいい出来だった

 

俺は器の淵に立つと能力を使用してそれを宙に浮かせた

ぐんぐん高度は上がっていく

地上1500m位で停止させた 少し上を雲が流れていく

冬だからか、それなりに寒い

 

「ふーん、こういうことだったのね」

家の戸を開けたら紫が椅子でお茶を飲んでいた

ずうずうしいなオイ

 

「いいじゃない? 領空をあげたのは私なんだから」

「まぁな でもその分働くんだからさ」

「それよりも、いいの? こんな目立つことしたら霊夢たちが来るわよ?」

だろうね でも、俺だってただ箱庭を作っていただけじゃない

操りの性能も格段に上がったし、もう命令で動かせるくらいには成長した

キラーマシン君も、改造を重ねた末に戦闘時の俺の鎧に良く似た形に変わっている

 

「大丈夫だよ、来ても6匹の獣が向かい打つから」

そう、6の機獣がいるのだ

さしずめ俺はEXボス その6匹は相当強い

 

「ふーん お手並み拝見ね」

「良く見とけよ、この子達は月の都も占領するんだからな」

6匹それぞれが唸る

鳥、龍、虎、亀、馬、狼 この表現が一番正しい

それぞれに、一枚ずつスペカを搭載してある

 

「もうすぐ、つくわよ? あの子達」

「本気はださない 手加減してあげるから全力でかかってこい」

まずは鳥がその体躯を振るわせた

 

 




先に言いますが、狼は数合わせみたいなもんです
本当はフェンリルをベースに考えています
他の5匹とは少し違うのであしからず
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