東方黒鉄伝   作:荒無 時竜

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こんにちはです、竜です
現在テスト期間です 4月から受験生です 勘弁して欲しいです

頑張って連載するつもりでいますが、遅くなると思います
暇なときに書いてはいますが

前回のタイトル、元ネタわかって人っています?
いたら 嬉しいなぁ
雪、無音、窓辺にて です 


事前対策

 

「迷った……」

 

広大な竹の中 さす光もほんの僅かで、薄暗い

獣道のような後だけが延びており、道なのかもわからない

あたりを見回しても、目に映るのは 同じような景色ばかり

 

まさか、これほどまで無様に迷うとは思っていなかった

最初はまだ引き返せたものの、もう無理だ

 

「しょうがないなぁ」

俺は大きさ数ミリの鉄の球体を大量に浮かせる

これを一斉に竹林にばら撒く

こいつらはそれぞれのほうにまっすぐ飛んでいき、永遠亭についた奴がこっちに戻ってくるわけだ

バラバラと、無数に球体が飛んでいく 

 

その光景はハエの大群がエサを求めているようにも見える

そのくらい気持ち悪いのだ

全て視界から消えたのを、俺は確認すると メモ帖と、ペンをもっていろんなことを考える

たとえば、これからの商売について とかね

 

最近、お鍋や包丁を売れば儲かる気がしている

かなり安い値段で修理もします!! とかやったらさ いけそうじゃん?

生計を立てるには、色々楽な能力なのです

3つもあると、汎用性高いしね

 

でもなぁ、依姫と豊姫 後ツクヨミか、 倒しちゃっていいのかなぁ

一応勝利って事で終わってるからいいのかなぁ

霊夢達もいくことになっているハズだけど

まぁ、まだまだ先の話だし いいか

 

俺はぱっと思いついたスペカなんかをメモりながら、いろんなことに思いをはせていた

すると、4つほどの偵察機が帰ってきた

俺はその偵察機が示すがままに、竹林を歩いていく

 

もう、獣道すらなかった

がっさがっさ、細い竹の間をくぐりぬける

10分くらい、がんばって歩いていると 目の前に永遠亭が見えてきた

相変わらずの広さである

 

ウサギたちがせっせと働いている姿を見ると、思わず応援したくなる

でも、それが目的できたんじゃないんだよなぁ

 

俺は永遠亭に向かって歩く

足音が聞こえたのか、ウサギたちはこっちを向くが すぐに仕事に戻っていった

ちょこちょこっと、会釈をしてくれる子がいるためとても嬉しい

俺は永遠亭の戸を開けた

 

「こんにちわーー」

「はーい」

すぐに返答がある この声は優曇華だ

とててて と、可愛らしく走ってくる優曇華

ちょっと嬉しそうなのは気のせいかな?

 

「風邪、ぶり返したりしてませんか?」

「三人も余計なのがきたからね また引いたらどうなるか」

「ハハハ…… で、今日はどうしました?」

「ちょっとね、優曇華 輝夜と永琳をつれて来い 話がある」

「あ、はい」

そそくさと優曇華は中に入っていく

 

俺も、前に通された応接間に上がらせてもらった

ウサギが一匹 お茶をいれたり、お菓子をだしてくれた

失礼します といって部屋を出ようとするその子を捕まえて、頭をなでる

しばらく撫でていると優曇華が二人をつれてきた

そのウサギ(後で聞いたら霜月というらしい 覚えておこう)は名残惜しそうに仕事にもどった

 

「それで、あなたがここに 何の用かしら?」

「……誤解を、招かないようにな」

「誤解? なんのかしら?」

俺はお茶をズズッ と飲む 

永琳は、次の言葉を待っていた

「月から手紙はきたか?」

「……いいえ ないわ」

「そうか……」

一呼吸おく

考えるそぶりを見せておく ここでのちょっとした行動というのは、相手の錯乱に効果があるからだ

 

「もうすぐ、信頼のあるウサギから通信がある 内容はお前らを見つけたから、捕まえに来る だ」

「なっ!! なら、早めに対策を……」

席を立とうとする永琳を、俺は引き止めて 話を続ける

 

「大丈夫だ 博霊大結界がある だから、んな通信は無視して良い」

「本当に? 平気なの?」

「あぁ 大丈夫だ」

ならいいわ ありがとう 

そういって永琳は話を切った

 

輝夜が不思議そうな顔をする

永琳も一度会話を切ったものの 疑問が浮上したようだ

口を開いたのは輝夜だった

 

「月から通信がくるって なんで知ってるの?」

「それに、月と関係があることも話してないじゃない」

「あー 気づいちゃったかー」

俺は笑みを浮かべる

気づいてもらったほうが面白いからだ

 

「さーて なんででしょうね?」

俺は薄気味悪い声で言う

「教えろ、なんて言葉で教えられないんだ 紫にさえ言えない トップシークレットなのさ」

「その割りには、言いふらしてるみたいじゃない?」

「トランプでたとえると、俺はスペードの3なんだ」

「何を言っているかわからないわ」

「依姫と、豊姫に せいぜいいいアドバイスをしてあげなさいよ」

俺はそういい残して部屋をでる

 

二人の名前が出たことに驚きを隠せない3人

俺はそのまま永遠亭をでて、空を飛ぶ

目指す所はまだ決めていない

 

これから少し空いて、萃香が顔を覗かせてくるだろう

これは紅偽のストレス発散にあてる

俺は喧嘩しないけれど、楽しみだ

 

その後、ブランクが空いて 来年かな?

そのくらいに花の異変があるだろう

人間の名残で、毎日を毎日と感じているが

その内、一年が一日とか そういう感覚になるのだろうか?

なりたくないものである

 

お金はあるしな なんか買おうか?

あぁ、まだ昼時だし 今から演奏でも聴きに行こうか

 

俺は村に寄って 美味しそうなお菓子なんかを買いあさる

プリズムリバーの好きな食べ物 なんてしらないからなぁ

甘いもの 好きだといいんだけどなぁ 

俺は魔法の森に向かって飛び始める

 

それから数日後の永遠亭―――

「師匠!!師匠!!」

「なに、優曇華?」

優曇華は一つのCDを持っていた

さっきウサギがコレを渡してきた

それを聞いて欲しいとの事だった

なかから聞こえてきた音声は 予想外のものだった

懐かしい声がこう告げたのだ

 永琳、輝夜 久しいな

 もうすぐ会えることになるだろう

 われわれのレーダーが君たちの居場所を特定したのだ

 どんな裁きが下るか楽しみだよ ――と

私と優曇華は震えた

放たれた言葉より、もっと恐ろしいこと

蒼真とは、何者なのか と

 

 




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