東方黒鉄伝   作:荒無 時竜

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再びパチュリーww


前夜祭でもはちゃめちゃな

お詫びの菓子折りを天狗の屋敷や守矢神社に配るうちに、時間はすぎていった

終焉の秋姉妹(笑)がもっとも輝く深い秋の今日

 

家に届いた招待状を握り締めてパーティー会場へと向かった

「え~ 本日はお集まりいただき ありがとうございます」

と、主催者レミリア・スカーレットのよこで咲夜さんが司会を始める

その威厳たるや否や、逆に低く見えるくらい鼻を高くしている

 

見ている参加者は「ハハハ……」と、微妙な顔つきでレミリアを見る

椅子にふんぞり返ってクスクス笑ってるお嬢様

しかも、自分が特に何もしていない となればこの空気の正体はわかっていただけるであろう

用意された机には小悪魔+美鈴がせっせと料理を運んでいる

さっ と味見してみたが咲夜さんの味付けだ しかも冷めてない

……咲夜さんの苦労には涙が出てくる

 

涙ぐんでいる俺   それに高速の七色妹が飛んでくる

ズババアアン!! 改心の一撃 9999ダメージ

と、どこかのなんとかクエストばりの文字が出てきそうな攻撃だった

思わずそこを抑えると、胸と腕の間から笑顔のフラン

攻撃は特性の「がんじょう」で耐えたが、さすがにおいうちは耐えられなかったよ

消費MP0 フランの笑顔 ……相手は萌え死ぬ

 

みたいなそんな感じだ みがわりでもそらをとぶでも、シャドーダイブでも当たるという反則仕様

勝てる気がしない 

「蒼真ァ? 話を聞いているのかしら?」

隣から青髪ショートロリペチャパイフリフリドレス吸血鬼の声が……

「うおおおらあああ!!」

レミリアキックが俺の顔面に無慈悲に炸裂 会場騒然

 

「なっ!! レミリアなにすん……「あんた、絶対失礼なこと考えたでしょ」

「……、いや 本当のことしか……「うおおおおらああああ!!!」

右手から鮮やかなる槍 もはやレミリアEX 

そのうちメガなんたらもするんじゃなかろうか

って呑気なことを考えてる場合ではなく、逃げる

後ろから迫るロリ吸血鬼(以下略)から逃げるのだが、背中のフランが正直邪魔

 

「フランちゃん! どいて!!」

「いやだぁ! 壊れたら直してあげるからー!!」

「壊れること前提じゃん!!」

「まあああああああああああてえええええええええ!!」

追いつかれ…… あれ? 

 

俺は図書館にいた パチュリーが目を見張っている

「「咲夜(さんか)(ね)」」

顔を見合わせて、軽い苦笑い

「ふふふっ ……丁度良かったわ ロケットに違和感を感じるの」

「それは、きっとアレのせいだろう」

俺はロケットの先端に指を向ける

指の延長線上 そこには僅かながらにゆれる布切れがあった

 

「……なに あれ?」

「月の羽衣だろうね 宇宙空間で帰らぬ人にはなって欲しくないのかな?」

「その言い草からして、月にいけるようになる道具 そう解釈していいのかしら?」

「ご名答 まれにスペースデブリ 小惑星群で死ぬけどね」

そんなことにならないことを祈るわ なんてパチュリーは言う

地上に戻って襲われても嫌だからお茶でも貰いたいかな

なんて思い 視線で思いを伝える フォーリンラブ!!

「なにその気持ち悪い視線は?」

「客人にお茶くらい出してくれないかな? って」

 

言うや否や パチン!と音が鳴り目の前に紅茶

咲夜さんは地獄耳ってことでいいだろうか 少なくとも時間とめまくってるんじゃなかろうか

ずずっ と飲んだ紅茶は、正直甘ったるかった

「甘いや、パチュリーもこんなに甘いの飲むの?」

「私は最近 これでも運動してるのよ?」

「……え?」

「何よその疑わしいと言わんばかりの目は」

皆落ち着け、いいか、 パチュリーが運動って言ったんだよ

あの根暗引きこもり読書家紫もやしがだ!!

 

ごつ!! 頭に辞書がぶつかった

「ほら、物も投げられるのよ?」

「俺に投げなくたっ「な・げ・ら・れ・る・の・よ?」

途端に低い声で新しい辞書を手に取るパチュリー

どうやら皆さん、3つ目の目を持っているらしい(悪口限定)

俺は全力で逃げた 後ろから辞書が飛んでくる 

 

ホントに運動してるっぽい てか、本が追尾してくる 明らかに魔法!!

目の前の曲がり角を曲がって、ドアを開けると……

「「「「「……」」」」」

外でした てへ☆

目の前から勢い良く槍が飛んできます 後ろから本が飛んできます

少しでいいから食事を分けて  という事を考えた直後、俺の意識は沈んだ

 

「ん? んふぁ~~」

目が覚めるとベットの上 知らない天井が見える

横には椅子があり、美鈴が昼寝をしていた

「ぐぅ……ふぇ!?」

鼻ちょうちんを割ったら起きた 首を左右に激しく振って「此処はだれ 私はどこ」状態

目はバッテンマーク もしくは3でもいいかもしれない

この後、美鈴を締めに来た咲夜さんから 昨日ロケットが出発したことを聞いたのであった

……発射 見たかったなぁ

 

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