最悪、パスワード改変のためお預けとなってしまいます
古いPCでも、ハーメルンは綺麗に動いているので投稿の心配は無さそうです
テストも終わったので、また書いていこうと思います
「ゲホッ!」
「蒼真さん。大丈夫ですか?」
「ああ、悪い……ゴホッ!」
優曇華が心配そうにしながらおかゆを持ってきてくれた
俺は差し出されるそれを、おとなしく食べる事にする
地底から帰ってきた後、極度の心身疲労とストレスで俺は体調を崩した
気の利く朱雀が永遠亭に飛んで行ってくれたおかげで、熱は38.5分ほどですんでいる
(まぁ、話を聞く限り歩いていた優曇華を口ばしで掴んで連れてきたらしいが)
今の状態は正直辛いの一言で、関節痛や頭痛に熱など
「自分の体にどれだけ相性が悪いか」というのが実感できた
しかし、だからと言って空が嫌いなわけではなく、むしろ好きだったりもするのだが
結局体が受け付けてくれないのである
その上、今は満足に行動もできず、宴会や地底にもう一度など無理が過ぎる
自分の体がこんなにも恨めしいと思ったのは、生涯で2度目だろうか
いや、どちらにしろ理由……発端は同じなのだ
戦争して、原爆を落とされた
あの頃の日本が、いや世界が憎らしくてたまらない
「……蒼真さん」
突然声がかかる、見ると優曇華が心配そうにこちらを見ていた
心配されて看病してもらえるというのも悪くは無いのだが
やっぱり、元気な自分を見せたいなぁなんて思う
「なんだい、優曇華?」
かかった声に反応して返事をすると、少し紅くなりながらも近づいてきた
俺の御でこに、その秀麗な手が触れる
……ひんやりして気持ちがいい
「蒼真さん、大分下がりましたね」
どうやら下がったらしかった
身体を起こしてたから、上がってても可笑しくは無いかな?
なんて思ったのだが、体の細胞は着々とウイルスバスターしているらしい
「優曇華のおかげだな」
なんて、言いながらその手を掴んで離し
今度何かお礼をさせてくれよ、なんて言ってみる
すると、緋色に染め上がり口をパクパクさせ始めた
「なななっ!なら、今度デーt……」
「蒼真ー、居るかい?」
玄関から声がかかり、優曇華がうなだれる
優曇華が言おうとして事はまた後で聞くとして、今は誰が来たか知る事が先決かな?
そう思いお願いして誘導、家の中に通してもらう
ガララッと開いたとの向こうには
「すまないな、蒼真」
神奈子が立っていた
「いや、気にしてないさ」
俺はそれに返すように言った
実際、神奈子は友人?であったヤタガラスを連れて来ただけに過ぎない
核の力の事も、結局は友人のため
そんな仲間思いの神へ誰が攻められるだろうか?
本当は裏で頑張っている健気な神奈子
俺がそのヤタガラスだとしたら、司会が歪んでしまうかもしれない
「そうか……?でも、身体を壊したのは事実だ。
何かしてやれる事はないか?」
「俺がお願いするのは精々地底で謝ってあげてはくれないか?って事だけさ
まぁ、俺も人の事を言えないんだけどね」
「そうか、そうだよな。
やっぱり、落とし前ぐらいは付けてくるよ」
「あの、お茶です……」
優曇華が神奈子にそっと湯飲みを渡した
「ありがとう、……君は蓬莱人の所の兎かい?」
「あ、はい」
「ハハハ、可愛いじゃないか
蒼真、大事にしろよ」
「「なっ!!」」
神奈子が突然変な事を言い出した
思わず紅くなる顔を抑えて、反論する
「なななっ、変な事いうなおっ!」
焦りすぎて呂律が回らず、思いっきり舌をかんだ
優曇華も黙り込んでしまうし、この慌てようは肯定しているようだ
「……なんか、私はお邪魔みたいだね
頑張って早く直せよ」
そういって神奈子は腰を挙げ、出て行った
どれぐらいボーッとしていただろうか
あの大きな背中を見たまま、恥ずかしさでまったく動けなくなっていた
ビックリした、凄く慌てた、てか絶対誤解だって事に気づいてないよ
「……蒼真さん、覚えてますか」
やっぱり何かと突然だ、沈黙を破るように優曇華の声がした
「お礼か、そういや聞いてなかったな。
何がいいんだい?」
「あの……その、デッ……」
「で?でがどうしたんだ?」
「……デッ、デートに行きたいですっ!!」
吹っ切れたかのように優曇華が言った
なんかもう、頑張りすぎて眼が潤んできている
まぁ、買い物か何かに付き合って欲しいって事だろうし
「ああ、いいよ。
どこ行こうか?」
俺は軽く返事をした
その声に対して、優曇華はとても嬉しそうに笑ったのだった
そのまま、計画をたててなんとか~と、やっていたら
いつの間にか朝が来て、体調は悪化
結局、熱はぶり返ししなかったものの、復活するのに3日ほどかかってしまった