えー 家庭の事情により夜にしかネットにつなげないため
書く一方となっています
真に申し訳ございません
ガララララララ
引き戸を開ける音が響く
「はいはーい って 蒼真さん!? 久しぶりです」
天狗が一人 おで迎えしてくれた
「ああ 久しぶり 天魔は?」
「天魔様なら自室です いかれないほうが……」
顔をそらしながら言う
またあいつ 部屋散らかしたのか
「いいよ とりあえずいく」
天狗は少し気まずそうにすると
わかりました 私は勤めに戻ります
そういって戻っていった
「さーて 天魔の部屋に行くか」
天魔の部屋に向かう
だんだんと息苦しくなる気がした
居心地の悪さが伝わってくる まだついてもいないのに
戸の前に立つと天魔の声が聞こえる
「なぜすぐ帰ってこないのですか まったく 私は待っているのに」
どこかの天狗におつかいでも頼んだのだろうか?
戸に手をかける あえてノックはしない(キリッ
さぁ 一番 蒼真 いっきまーす
「天魔―、ひさしぶりー」
ガラララ っと戸が開く
天魔が硬直した
しかし、それもつかの間 顔が青ざめる
前もあった 見たことある感じ
ところが、その青を塗り替える赤 いや紅や緋色
どんどん顔が高潮していく
一体なんだというのか
頭が真っ赤に染まりあがると
ボフッ と頭から煙が上がった
人間にはけっして起きない いや妖怪に起きたことも見たこと無い
天魔はそのまま後ろに倒れこむと そのまま動かなくなった
……つついてみようか
「おーい 天魔?」
つんつん つついてみるが
……返事が無い ただの屍のようだ 死んで無いけど
「おーい おーい」
駄目だ 起きない
少し身を起こして 天魔の上に覆いかぶさるような形になる
もちろん 頬を叩くためだ
「おーい 天魔――」
ぺちぺち と叩いていると
「天魔様、お夕食がーーーーーー」
天狗が戸を開ける
夕食ができたようだ
しっかし なんで固まってるんだ
今日はアレか? みんな固まりたがるのか?
そんな事を考えていると、天狗の顔が赤くなる
「しっ……失礼しましたーーーーーーーーーーーーーー」
ピシャッ
勢いよく 戸が閉まる
その天狗は天魔様が、天魔様が、と騒ぎながら出て行った
まったく 天狗といい天魔といい
一体全体なにがそんなに恥ずかしいんだ
戸を開けることや、喋ることが恥ずかしいなんていうことはありえない
なんなのだろうか
そんなことを考えながら 部屋を後にする
もちろん腹がへったからな
「夕食、夕食」
ガララっと 居間の戸を開けた
そこにはたくさんの天狗がとーーーーーっても豪華な料理がものすごい速さで用意されていった
天狗たちは嬉しそうに、寂しそうに、ぱっぱと並べていく
「ハハハ、今日はなんか良いことあったのか?」
……何が悪かったのだろう
ぴくっ と天狗たちの動きが止まる
固まった表情でこっちを見つめる天狗たち
「あれ、早くない?」「もしかして、はやとちりした?」
「てか、気づいてない?」
と、色々な言葉が聞こえてくる
呆れ声 戸惑う声 色々だ
「なぁ、なにがあったんだ?」
もう一度聞く 答えを聞いてないからな
すると、一匹の天狗が前に出てきて 口を開いた
「あの、蒼真さんは えと 天魔様と その 」
この後はよく聞こえなかったが、要するに天魔と俺が何かをしていると思ったらしい
興味津々といったごようすの天狗たちがこっちを見てくる
文なんてメモる気満々だ
「いや? なにもなかったが?」
なにもなかったよな 入ったら気絶したんだもん
それを起こそうとしただけ
いや、起こそうとする所作がしていることだとしても、天魔とした そういえるものじゃない
「ホントに? ホントに何も無かったんですか??」
文がぐいぐいくる
「いや、気絶したから起こそうとしただけだが?」
「じゃぁ、なんで気絶したんですか?」
そんな事いわれても知らんがな
「さぁ? 部屋見られたからじゃない?」
文はしょぼーんとして「そうですか」といってさっていった
まだぶつぶついっているが気にしない
「んで 結局なにがあったんだ?」
もう一回聞く 俺の好奇心は尽きない(キリッ
「えーと うーんと 蒼真さんが帰ってきたからです」
うんうん とか そうそう とか言っているから、きっとそうなのだろう
皆の汗が少し凄い気もするが 一応相手は「女の子」だ
言わないでいることにしよう
その後 夕飯となった
皆で和気藹々と食べる夕飯はとても久しぶりで懐かしかった
途中で、天魔が起きてきた
俺が天魔の方を見ると、気まずいのか何なのか顔を背ける
まぁ そういうこともあるだろうと思い深くは考えない
さて ご馳走様も終わった
部屋に戻ろう
すたすたと歩いて 見慣れたような 忘れたような
そんな部屋に着く
戸を開けると ちょっとした部屋と一本の刀
「ひさしぶり 椿」
俺はそういった
「ようやく帰ったか、蒼真 最後の思い出くらい楽しくさせてくれよ」
最後? いったいどういうことなのだろうか
「最後って なんだよ?」
気になる 凄く気になる
言葉のニュアンス的には 自分はもうすぐいなくなる
そんな感じがした
「蒼真 今は知らなくていい いやじきにわかる」
椿ははぐらかすようにそういった
コイツには何がわかっているのだろうか
俺にはわからない
いや、命の恩人? がいなくなるのは定番
ということは コイツもいなくなるのだろうか
結局 はぐらかされたまま 今日は終わってしまった