EDF日本支部召喚   作:クローサー

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明日になれば投稿開始から1ヶ月かー…え、まだ1ヶ月なの?(震え声)
閑話は気が乗ったら書く感じですので、其処はご了承を。


駄作の残骸(閲覧不必要)
旧第20話 其々の行動


世界は、大きく変わりつつある。

 

その始まりは、中央暦1639年8月の事だった。

第二文明圏ムー大陸の西…西の果てに突如としてある国家が現れる。

 

その名は、グラ・バルカス帝国

 

通称を第八帝国とする彼等は、周辺国の第二文明圏外国や列強国への接触を開始。しかし第二文明圏の多くの国が攻撃的であり、尚且つグラ・バルカス帝国への認識が文明圏外国ということもあって各国にさんざん軽くあしらわれ、遂には第二文明圏列強国 レイフォルの保護国であるパガンダ王国が、国交開設に出向いていた皇族を含んだ使者団を処刑する事件が起きた。この事件にグラ・バルカス帝国は遂に怒り、パガンダ王国を含んだ第二文明圏への侵略を開始。パガンダ王国を僅か4日間で滅ぼす。保護国を滅ぼされた第二文明圏列強国 レイフォルはこの行動に怒りを表し、グラ・バルカス帝国に対して軍事行動を開始した。列強最弱国とはいえ、それでも100門級戦列艦や竜母を含んだ43隻の艦隊。これだけでも並の文明圏の海軍は敵わなかっただろう。

 

しかし、グラ・バルカス帝国はそれを遥かに超える超兵器を投入したのだ。

レイフォル艦隊殲滅の為に出撃したのは、「グレード・アトラスター」単艦のみ。しかし300mを超えるその巨体に搭載された武装と能力は恐るべき戦闘能力を発揮し、レイフォル艦隊を20分足らずで殲滅。その勢いをそのままに、グレード・アトラスターはレイフォル首都 レイフォリアに向かい、全力攻撃を開始。その結果レイフォリアは灰燼に帰し、レイフォル皇帝は居城にて砲撃に巻き込まれて死亡。残存した軍部はグラ・バルカスに対して無条件降伏。戦争勃発より僅か3日間でレイフォルは滅亡。グラ・バルカス帝国はレイフォルを自国領に編入し、入植を開始。

グレード・アトラスターが単艦でレイフォル艦隊43隻を撃滅し、その足でレイフォル首都レイフォリアを焼き尽くして列強国を降伏させた事はこの世界の歴史に激震を起こし、グレード・アトラスターは世界最大最強の艦として恐れられる事となった。

 

 

それからたった2ヶ月後、今度は東の果てで同等以上の激震を走らせる事件が起こった。

中央歴1639年11月12日12時、世界のニュースにて「イーディーエフ」と名乗る国家が、突如第三文明圏列強国 パーパルディア皇国に宣戦布告と1週間後の本土殲滅戦を宣言したのだ。この発表に対し当初の各国はイーディーエフを、侵略を開始する前のグラ・バルカス帝国と同じように文明圏外国と認識して、丁寧に行った避難勧告の一切を無視。パーパルディア皇国に居る国民達はほぼ全員が留まる事となった。

ところが予想に反し、かつイーディーエフの宣言通り、パーパルディア皇国は僅か数日で文字通り殲滅された。パーパルディア本国は焼け野原となり、約7000万のパーパルディア人が、パーパルディア民族そのものが劫火の中に消えた。巻き添えで、約2万の第三国人の命も塵となった。

 

世界は震えた。

第二文明圏の列強国が併合された矢先に、今度は第三文明圏の列強国が滅ぼされ、第三文明圏全域が完全にイーディーエフの支配下に置かれたのだ。残された第一文明圏、第二文明圏の国々はイーディーエフとグラ・バルカス帝国に対する警戒を強め、調査を開始する。

 

しかしその成果は殆ど上がらない。それは、両国が共通して閉鎖的であるという事に起因する。

グラ・バルカス帝国は、当初の接触に於ける各国の対応が原因で、完全に他国不信となっていた。自国領化もしくは隷下となった国に対して以外、積極的な交流は一切行わず、本国の位置は徹底的に秘匿している。対してイーディーエフは、既に第三文明圏の92ヶ国と国交を結んでおり、その調査はグラ・バルカス帝国と比べれば容易だった。しかし此方もイーディーエフの本国(日本列島)に入れる者は事実上皆無な状態であり、果たしてどのような国であるのかは、人聞きする以外に方法が無かった。そして殆どの国々がイーディーエフをよく知らず、その力の庇護下に入る為に国交を結んでいるだけだった為、結果として大した事は分からずじまいだった。

 

しかし、確実に言えるとしたら。今現在の世界は平和だ。

 

 

 

 

 

 

クワ・トイネ公国。

EDF日本支部がこの世界に転移した直後に、初の接触が行われた国家。天然食料に飢えていたEDF日本支部にとって、天然食料が腐る程にある国家が天然食料を(EDF日本支部から見て)超安値で輸出してくれているのはとてもありがたい事であり、EDF日本支部の対応は地下資源を輸出しているクイラ王国と同等の最恵国待遇であり、EDF日本支部が国交を結んでいる国の中で唯一、インフラ整備と駐在軍の両方が行われている。それ程にEDF日本支部にとってクワ・トイネ公国は大切な国であり、クワ・トイネ公国もEDF日本支部によって国を発展させて貰い、そしてロウリア戦争の際に国を救ってくれた恩があった。

だがその内心は、少しの恐れがあった。

ロウリア戦争の際にクワ・トイネ公国を救う為に参戦したEDF日本支部は、その力で50万のロウリア軍を殲滅するのみならず、ロウリア王国の各都市を壊滅させ、ロウリア王国を滅亡させた。その光景を目の前で見ていたクワ・トイネ公国は感謝よりも恐怖が優った。もしあの力がこの国に向けば、ロウリア王国と同じ運命を辿る事となると。

しかしそんな懸念と恐れとは真逆で、EDF日本支部は純度100%の笑顔でこれまでの対応を変わらず続けてくる(ロウリア戦争の後始末の殆どは此方に丸投げしてきたが)。それを暫く見続けていたクワ・トイネ公国は「此方がとんでもないヘマをしなければ大丈夫だ」という確信を得て、これまでと変わらぬ対応を続ける事とした。

そして現在では、EDF日本支部の援助もあって第三文明圏外国とは思えぬ繁栄を遂げ、国はとても豊かとなった。EDF日本支部の駐在軍があるとはいえ、依存し過ぎると万が一の際に大変な事になりかねない為、軍の増強もゆっくりではあるが行なっている。

今もクワ・トイネ公国はEDF日本支部へ天然食料を送り、国を豊かにする努力を怠っていない。

 

 

 

 

 

 

アルタラス王国。

かつて存在していた第三文明圏列強国 パーパルディア皇国の隣国であり、パーパルディア戦争勃発の安全装置を外した国でもある。

パーパルディア戦争勃発前、アルタラス王国はパーパルディア皇国の半保護国的な立場に置かれていた。その国力差を背景に、パーパルディア皇国は毎年奴隷の献上を要求して来ていたが…今年は何を思ったのか、国の発展の中枢であるシルウトラス鉱山の献上と、王女ルミエスの奴隷化という余りにも理不尽な要求を突きつけてきた。しかもルミエスの奴隷化に関しては、第3外務局所属在アルタラス大使の私的な要求という、国家として余りにも度が過ぎた傲慢な物であった。

当然アルタラス王国の国民達は怒り、例え王国が滅んだとしても列強に痛烈な一撃を与える事を望み、そして国王も愛する娘を守る為にパーパルディア皇国との戦争を決意した。普通なら、戦う前から負けが確定している絶望的な戦争。しかしアルタラス王国は一つ、何よりも強烈な幸運があった。

 

それは開戦より僅か1ヶ月前に、EDF日本支部と国交開設と防衛軍事同盟を締結していた事だ。

 

アルタラス王国は即座に、防衛軍事同盟に基づいた参戦要請を行い、EDF日本支部は即座にそれを承認。その日の内に、アルタラス王国を通じて世界のニュースに向け発表する声明文を届け、アルタラス王国はそれを確かに通達した。しかしアルタラス王国にとっても、まさかパーパルディア皇国相手に単独で、かつ先手を打つ形で宣戦布告と本土殲滅戦まで宣言するのは想定外だった。だが、アルタラス王国は目の前の事に集中するべく、全軍を召集し、守りを固めた。

3日後、アルタラス王国を懲罰する(滅ぼす)為にパーパルディア皇国の主力艦隊がやってきた。その戦力は砲艦211隻、竜母12隻、揚陸艦101隻の計324隻。対するアルタラス王国海軍の総戦力は100隻にも満たない。彼我の差は圧倒的。それでも祖国を守る為、王女を守る為に、彼等は列強との戦いに挑もうとしたその瞬間。

 

空より現れた守護神が、人工の太陽を創り出した。

 

アルタラス王国の危機を知ったEDF日本支部が派遣した、最新鋭の航空戦艦ヴァーベナが戦闘に介入。パーパルディア皇国の主力艦隊を僅か10分で殲滅し、その後はアルタラス王国を見守るように首都ル・ブリアスの上空に留まり、アルタラス王国に住まう全員がアルタラス王国の危機を救ってくれた守護神の姿を目と脳裏に焼き付けた。

その4日後、パーパルディア皇国の本土殲滅戦が開始される日の朝。不動であった守護神(ヴァーベナ)は遂に動き出し、ゆっくりとル・ブリアス上空を周回し始めた。それを見ていたアルタラス人達は、パーパルディア皇国に対し鉄槌が下される日が遂に来たのだと、改めて確信。特別な感情を持って、パーパルディア皇国に向けて空を行く守護神の姿を見送った。

 

更に数日が経過した頃、世界のニュースよりパーパルディア皇国の滅亡とその属国72ヶ国の独立が宣言された。そしてその直後、EDF日本支部より改めてパーパルディア皇国の滅亡と、「パーパルディア皇国元属国にて、奴隷とされていたアルタラス人の保護に成功した」という連絡が届いたのだ。

この大吉報に、アルタラス王国は湧いた。EDF日本支部はアルタラス王国の亡国の危機を救っただけでは無く、憎きパーパルディア皇国を滅ぼし、今まで奴隷として送られていた国民達が戻ってくるというのだ。湧かない筈がない。奴隷とされた全員が今まで過酷な環境に置かれていた為、栄養失調や怪我等などの治療を完了するのに少しの時間を必要としたが、そんな事は些細な事。

数週間後。EDF空軍が所有する旅客機を総動員して元奴隷のアルタラス人が、全員が待ち望んでいた帰還を果たした。しかし元奴隷の全員が帰還出来た訳ではない。鉱山などの過酷な環境に耐え切れずに死んでいった者達や、パーパルディア人の拷問(娯楽)によって死んでいった者達も居た。しかし、その仇もEDF日本支部が取ってくれた。

 

パーパルディア戦争を通じて、アルタラス王国にとってEDF日本支部は余りにも大き過ぎる恩を持つ国であり、アルタラス王国最大の友好国となる。

現在のアルタラス王国では、人々の記憶に深く焼き付いた守護神を讃える、様々な芸術品や絵画などが作られている。中にはフルーツを山盛りに盛って盛って盛り上げた「ヴァーベナ盛り」なるフルーツ盛り合わせを開発する変わった者もいるらしい。

 

 

 

 

 

 

一方、フェン王国。

此方はアルタラス王国の様子とは変わって、やや不穏な空気を保ったままだった。

何故なら、フェン王国は第三文明圏国に於いて唯一、EDF日本支部との国交開設が出来ていないのだ。

その理由は、やはりフェン軍祭に於ける出来事だろう。その少し前から、フェン王国はパーパルディア皇国との紛争になる可能性が出てきていた。そんな時に接触してきたEDF日本支部に対して剣王シハンは、力を見極める為に自国の事情を隠し、海軍の親善訪問と、もうすぐ開催される軍祭に参加して欲しいと要請した。

その結果EDF海軍は、フェン軍祭の途中にやってきたパーパルディア皇国監察軍の攻撃に巻き込まれ、ワイバーン20騎と監察軍を殲滅して、その力を見せ付けた。しかし、フェン王国が自国の事情を話さなかったために、このような危険に晒されたEDF日本支部の心象は極めて悪化。国交開設の交渉は打ち切りとなり、再度交渉を試みようと準備している間にパーパルディア戦争が勃発。EDF日本支部はそれに掛り切りとなって国交開設の交渉に一切見向きもしなかった。

パーパルディア戦争終了後、今度はフェン王国が出向いて国交開設の交渉に挑んだが、やはりフェン軍祭の事が足を引っ張って全く交渉の目処が立たない。むしろEDF日本支部が門前払いにしないだけまだ良心的だと思えるレベルだ。こうしている間も、フェン王国は第三文明圏の中で孤立した国になりつつある。

フェン王国の受難は続いている。そしてその苦労が報われる日が、果たして来るのだろうか?

 

 

 

 

 

 

そして、EDF日本支部。

パーパルディア戦争を通じて消費した弾薬の補充、使用した兵器のメンテナンス、保護した元奴隷の治療と引き渡し、元属国の復興と発展協力、兵器開発部の暴走阻止(へ殴り込み)…戦争が終わっても、やる事は大量にある。戦争が終われば書類戦争。EDF日本支部は、種類を問わなければ毎日何かしらの戦争を行なっているものだ。

しかしこれも、10年前のフォーリナー大戦と比べればどれ程平和な事か。あの地獄の記憶がまだ真新しい(蘇る)彼等にとって、戦後処理の苦労など大したそれでは無い。

EDF日本支部も、パーパルディア戦争を通じて状況は大きく変わりつつあった。パーパルディア戦争前に結んでいた国交は僅かに20だったが、パーパルディア戦争にて解放した72ヶ国を保護する為に全ての国と国交を結び、今現在では92ヶ国もの国と国交を結び、事実上第三文明圏をEDF日本支部の支配下に置く状況となった。

その影響力は、第三文明圏に於いては最早この世界の大国と同等。結果的にここまでの影響力を手に入れた訳であるが、ここでEDF日本支部の戦略部の一部が、ある戦略を提言した。

 

それは、「第三文明圏全体の要塞化」。

 

その提言は、余りにも性急過ぎるもの。日本列島でさえ10年かけても完全な復興、完全な要塞化を施すにはまるで足りていない。もしこの世界でフォーリナーを相手取るのならば、現状のEDF日本支部では戦力、人材、弾薬、技術力。その全てが不足しているのだ。だからこそ他国との関わりを必要最低限にしてEDF日本支部の戦力を増強させているというのに、いきなり92ヶ国に対しての要塞化を行える訳がない。技術啓蒙、武器輸出、インフラ整備等を92ヶ国に行うのは無理だ。

しかし、この提言が完全に却下される事は無かった。やはりフォーリナーに備えるのならば、EDF日本支部単体ではあの戦力に敵わない。フォーリナー大戦は、全世界に極めて大きな爪痕を残して漸く勝利をその手に収める事が出来たのだ。この世界では、殆どの国がEDF日本支部より技術力が遥かに劣っている。故に戦略部の提言は、短期的に見るより超長期的に見るならば、間違っているどころか「一つの正解」でさえあるのだ。

だが課題は多く、その最適解は全く見えない。しかしEDF日本支部は、出来る限りの事を成していくだけだ。備えあれば憂いなし、とは言うが。彼等のそれは幾ら備えても、仮想敵(フォーリナー)の前には未だ足りてないのだ。

 

 

 

 

 

ある日。

転移前に於ける日本列島の経済的排他水域に相当する周辺370kmの一部を哨戒していた、EDF空軍第37飛行小隊が何かをレーダーに捕捉した。

即座に司令部に報告した第37飛行小隊のファイターは、目視の為にレーダーの反応に向けて接近する。

 

そこに居たのは。40ノットで航海している戦艦大和に良く似た印象を持つ、しかし大和よりも巨大な船体を持つ戦艦だった。

 

この世界に転移してからは見たことも無い近代的な戦艦の出現に、第4艦隊の分艦隊が緊急出航が決定。第37飛行小隊が不明艦を監視している間、アイオワ級フリゲート艦4隻が60ノットの全速で不明艦への接触に向かう。

数日後に第4艦隊分艦隊は、不明艦への接触に成功。不明艦には敵意は無く、程なく臨検を受け入れた。その臨検の際、「シエリア」と名乗る外交官の女性が現れ、自らの所属と航海目的を述べた。

 

 

曰く、「私達はグラ・バルカス帝国の使者団であり、我々の目的は貴国との国交を開設。そして友好関係を築き、願わくば貴国との同盟を結ぶ事を望んでいる」との事だ。

 

 

今までの国ならば、EDF日本支部はそれまで通りに丁重に断っていたのだろうが、不明艦…否、グレード・アトラスターの姿を見たEDF日本支部は、まずは国交開設の交渉を開く事を決定。その際に於いて、使者団を通じてグラ・バルカス帝国の本質を見極める事とした。

その決定が成された後、グレード・アトラスターは第4艦隊分艦隊の案内の元、東京湾へとその足を向かわせる。

 

果たして、グラ・バルカスの真意は如何に?




用語解説&状況説明
クワ・トイネ公国
EDF日本支部の力に少し怯えながらも、順調に天然食料輸出中。とはいえ、クワ・トイネ公国の懸念はまず起こり得ないのだが。

アルタラス王国
パーパルディア戦争にて、EDF日本支部に亡国の危機を救ってくれたのみならず、元属国に居たアルタラス人を救出してくれたお陰で、今現在もお祭りムード。
一瞬ターラ14世を雑に病死させようかと考えたが、結局存命。ルミエスに不幸は降りかかる事は無かった。

フェン王国
アルタラス王国とは真逆に扱いが悪くなった。そしてフェン王国の苦労は多分報われない。

EDF日本支部
戦後処理特有の書類戦争をこなしつつパーパルディア皇国元属国に居た奴隷を母国に全員引き渡し、戦略部より提言された第三文明圏要塞化に付いて検討する。その最中、グラ・バルカス帝国の使者団が現れ…?

グラ・バルカス帝国
パーパルディア戦争前、第二文明圏列強国 レイフォルを併合した謎の帝国。グレード・アトラスターと呼ばれる戦艦でEDF日本支部にやって来たが、その真意は…?

グレード・アトラスター
EDF日本支部(第三文明圏)を除く世界各国から、第二文明圏列強国 レイフォルを滅ぼした世界最大最強の戦艦として恐れられている戦艦。
戦艦大和に見た目は似ているが、全長が300m超えである等の差異がある。

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