EDF日本支部召喚   作:クローサー

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-お知らせ-
少しだけ勇気を出して匿名を解除し、活動報告にてリクエストを受け付ける事にしました。
あらゆるリクエストを受け付けます、リンクは此方に。

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=218251&uid=56685


今話は本編の更新ではありません。
現在、第5章までの設定を纏めています。
当然山のようにネタバレがありますので、初見の方々はこれより下は決して閲覧しないようにお願いします。























それでは、設定集をご覧下さい。


第0章
設定集&本編前時系列(1/31更新)


国家

 

EDF

厳密に言うと国家ではないが、此処に記述する。連合地球軍。2015年2月1日に結成された超法規軍であり、かつては150万人とアメリカと同等の戦力を持っていたが、フォーリナー襲来によって壊滅。2028年現在は3000万人と大幅に縮小したが、フォーリナーのテクノロジーを吸収した事により、襲来前にも劣らない戦力となった。

フォーリナー大戦によって世界各国が崩壊した為、世界政府としての機能も併せ持っている。

 

EDF日本支部

本作品に登場する国家の主人公枠。

日本に駐屯するEDF部隊の司令塔であり、日本統治機構。フォーリナー大戦に於いて、最後まで部隊の指揮を取っていた唯一の本部。マザーシップ撃墜の功績により、転移前はEDF総司令部にも劣らぬ発言力があった。

しかし2028年6月28日、突如としてEDF日本支部…つまりは日本列島が異世界に転移。約2日間の混乱の後、空軍及び海軍による周辺探索を開始。その際にロデニウス大陸のクワ・トイネ公国を発見し、隣国クイラ公国と共に国交を締結。フォーリナー大戦以前のインフラを輸出し、対価に貴重な天然食料と地下資源を手に入れることに成功する。

その直後、ロウリア王国がクワ・トイネ公国に宣戦布告してギムの虐殺を引き起こす。それを聞いたEDF日本支部は直ちにクワ・トイネ公国防衛とロウリア王国撃滅の為に宣戦布告及び、第7艦隊と第3師団をロデニウス大陸に派遣。超過火力でロウリア軍とロウリア領土を蹂躙し、戦争を早期集結させる。その後、オペレーション・パルヴァライゼーションに基づいてパーパルディア皇国に宣戦布告。電撃戦によってパーパルディア皇国を骨抜きにし、元パーパルディア皇国植民地にフィルアデス連邦を建国。事実上、第三文明圏の盟主となる。

人口は3600万人。フォーリナー大戦によって決意(覚悟)をキメきってる為、国家単位のジェノサイドにも殆ど抵抗が無い。寧ろ敵ならそれを推奨してしまうレベルでキメている(狂ってる)。そのような背景もあり、ストーリーの再構成の遠因になってしまったが…

 

グラ・バルカス帝国

もう一つの主人公枠。

転移する7年前、惑星ユグドに降下して来た惑星外侵略存在「アグレッサー」と5年間の星間戦争を経験。最終的にグラ・バルカス本国以外の世界に大打撃を負い、残存していた生存者や軍を別け隔てなく、可能な限り本国に集結させて反撃の時を待った。しかしその矢先に転移現象が発生。周辺の調査を行った後、周辺国家との国交開設の締結を試みた。しかし接触した第二文明圏の多くの国が攻撃的で、グラ・バルカス帝国への認識が文明圏外国であった為に各国にさんざん軽くあしらわれ、それでも諦めずに国交開設に出向いていた皇族を含んだ使者団が、パガンダ王国によって処刑される事件が発生。この行いによってグラ・バルカス帝国の全臣民と皇帝の怒りを買い、今まで接触をしてきた全ての第二文明圏文明圏外国に宣戦を布告。その最中、パガンダ王国を保護していた第二文明圏列強国レイフォルが宣戦布告したものの、グレード・アトラスターによってレイフォル首都は灰燼と化し、植民地化する。

その後、オペレーション・パルヴァライゼーションによって世界にその存在を知らしめたEDF日本支部と接触。自国の歴史を公開し、国交開設及び軍事同盟締結に成功した。

 

クワ・トイネ公国

EDF日本支部がこの世界に転移した直後に、初の接触が行われた国家。天然食料に飢えていたEDF日本支部にとって、天然食料が腐る程にある国家が天然食料を(EDF日本支部から見て)超安値で輸出してくれているのはとてもありがたい事であり、EDF日本支部の対応は地下資源を輸出しているクイラ王国と同等の最恵国待遇としている。

ロウリア戦争に於いて亡国の危機となったが、参戦したEDF日本支部によって免れる。その代わりとして、ロウリア戦争の戦後処理の殆どを丸投げされたが。

 

ロウリア王国

クワ・トイネ公国の隣国。人間至上主義と亜人殲滅を国是としていた為、パーパルディア皇国の軍事支援を受けて宣戦布告。国境の街 ギムにてクワ・トイネ公国の国民を虐殺した結果、EDF日本支部の逆鱗に触れて亡国となった。

本編では特に触れて無かったが、ストームチームとオメガチームによって捕らえられた国王 ハーク・ロウリア34世は戦争終結後、クワ・トイネ公国に引き渡されて処刑された。

 

パーパルディア皇国

第三文明列強国。極めて強硬な政策で72ヶ国を併合し、属領の疲弊を無視した急激な領土拡大政策や強権支配を行なっている。

第4章であまりにも一方的にフルボッコし過ぎた為、戦争経過の再構成が決定。どちらにしろボコボコにされる運命は変わらないが。

再構成後はEDF日本支部との戦争で敗北し、ヤマト条約と呼ばれる終戦条約を締結。全属領全奴隷を失い、魔導技術と工業力を喪失するなど、多大なダメージを受ける事となる。更に半年後、元属領のフィルアデス連邦より、報復戦争を布告され、滅亡した。

 

フィルアデス連邦

再構成後、ヤマト条約によって独立した72ヶ国をEDF日本支部が主導の下、72ヶ国を連邦化してマルタ州(元マルタ王国)に首都を置いた新興国。

EDF日本支部の対フォーリナー戦略により強力な技術支援と復興支援、ヤマト条約によるパーパルディア皇国の多大な賠償金を受けて半年で急速に発展。

国力と軍事力を付け、怨敵パーパルディア皇国に対して報復戦争(殲滅戦)を宣言した。

フィルアデス連邦に関する設定リクエスト(州名及びその州に関するプチ設定など)も受付中。

 

アルタラス王国

第三文明圏外国。再構成による影響はほぼ無く、EDF日本支部の援軍によって亡国になる事も無かった。

 

パガンダ王国

グラ・バルカス帝国との接触時、国交締結に際して色々と吹っかけて外交団を怒らせた挙句、傲慢にも不当に拘束して処刑した。その結果グラ・バルカス帝国の逆鱗に触れ、文字通りのジェノサイドをされる事となった。

 

レイフォル

第二文明圏列強国。保護国のパガンダ王国を滅ぼされた事に怒り、宣戦布告するものの逆に滅ぼされる。

 

ムー

第二文明圏列強国。古代地球のムー大陸が転移してきた国家なのだが…EDF日本支部の指針も関係し、かなり空気な不憫枠。

 

神聖ミリシアル帝国

第一文明圏列強国であり、世界最強(笑)な国家。

技術自体は転移国家のEDF日本支部やグラ・バルカス帝国を除けば確かに世界一だが、ラヴァーナル帝国の置き土産を解析、複製したに過ぎない。しかもその複製の仕方もかなり悪く、ジェットエンジンのバイパス比がめちゃくちゃで510km/hが精々だったり、大艦巨砲主義の面もあって海軍や空軍の実力は思う以上に高くない。陸軍はそれなりだが、逆に言うとそれなり程度の実力しかない。しかも決戦兵器もラヴァーナル帝国の古代兵器を半端な性能でどうにか動かしてるだけ。軍事兵器関連での独自技術は恐らくほとんどない。

古代技術の根本をよく理解せずに複製したりしているため、そのような事になっている。…こんなんでラヴァーナル帝国と本気で殺り合う気なのか?

 

ラヴァーナル帝国

かつて全世界を支配していたと言われる魔法帝国。神話でしかその存在が語り継がれていない。

 

 

登場兵器

AF20

EDF日本支部レンジャーの標準装備の一つ。フォーリナー大戦後期に開発されたアサルトライフルだが、安定した性能と信頼性の高さが評価され、10年経過した現在も標準装備の一つとして採用されている。

 

AF100

ストームチームレンジャーの標準装備。フォーリナー大戦最後期に開発されたアサルトライフルであり、その威力はAF20の2倍を誇る。しかし製造技術はフォーリナー大戦時に失われており、再製造は現在不可能。

 

ストリンガーJ9

AF100と同じく、製造技術が失われた兵器。反物質弾を発射し、射程内に存在するあらゆる物質を消滅させながら咲き進む。

 

E551ギガンテス

140mm砲を装備したEDFの主力戦車であり、フォーリナー大戦の教訓を活かして製造された第5世代戦車。

140mm砲の火力、戦車ならではの強靭な装甲、強力なエンジンによって生み出される軽快な機動性。全てに於いてバランスが取れた性能であり、EDF機甲部隊の中核を担う、信頼性が極めて高い兵器である。

 

E651タイタン

全長25mの重戦車。36cm主砲を装備し、主砲砲塔の上に更に140mm砲塔を2つ搭載し、副砲としている。

EDF兵士の間ではタイタンの事を「陸上戦艦」と呼ぶ者もいる。

 

BM03ベガルタ

ギガンテスやタイタンのような戦車と異なり、ベガルタは二足歩行兵器となっている。当初ベガルタは閉所に於ける機甲戦力として製造されたが、今現在では汎用型、重装型、接近戦闘特化型、対空型の計4つのシリーズに分かれ、其々の運用目的に合わせた武装やスペックとなっている。

 

BMX10プロテウス

全長25mの巨大人型ロボット、通称ギガンティック・バトルマシンとも呼ばれている。

この巨体の装甲は最早小型要塞にも匹敵する強靭さであり、武装は203mm砲を速射するバスターカノン2門、30連装マルチミサイルランチャー。単純だがそれ故に分かりやすい超火力を持つこのプロテウスは、各EDF機甲部隊の最高火力を担っている。

 

ファイター

フォーリナー大戦後に生まれた第6世代戦闘機であり、フォーリナーのテクノロジーをふんだんに使用したEDF最強かつ唯一無二の制空機。

カナード付きデルタ翼機であり、推進力となる双発エンジンには3枚パドル式左右独立三次元推力偏向ノズルを採用。更に各所に補助用の小型ブースターを取り付けており、低速時には小型ブースターを使用して戦闘機とは思えぬ超機動を行う事が出来る。

搭載兵器は30mmレーザー砲2門、最大24の目標を同時に撃破可能な全方位多目的ミサイル誘導システム「ADMM」、汎用レールガンユニット「EML」の3種。

最高速度はマッハ4に達し、巡航速度もスーパークルーズとなるマッハ2を発揮する。

 

爆撃機ミッドナイト

フォーリナーの機甲戦力に対して投入される大型爆撃機。

最高速度マッハ3、巡航速度マッハ1.4、爆弾積載量420t、爆弾倉1つ。

 

爆撃機カロン

フォーリナーの主戦力、巨大生物に対して投入される中型爆撃機。

最高速度マッハ3.4、巡航速度マッハ1.8、爆弾積載量300t、爆弾倉3つ。

 

要塞空母デスピナ

全長1400mもの超巨大空母であり、決戦要塞X5としてEDFの総力を持って建造された、対フォーリナー決戦兵器。

空母としての機能は勿論として、マザーシップの攻撃にも耐え得る強靭な装甲を持つ。

武装面は汎用主砲として4基8門の51cmレールガン連装砲、対空兵装として360基の巡行ミサイルVLS、420基の35mmCIWS、対地支援用として4基の超大型巡行ミサイルVLSを搭載。

機関は核融合炉であり、その恩恵を受けて最大速力は30kt。

デスピナ内部に簡易的な兵器製造機構、食料生産機構を備える等、無補給でも暫くは継続戦闘が可能となっており、正に「要塞空母」と言わしめるに相応しい性能を持つ。

 

セントエルモ級イージス戦艦

EDFが誇るイージス戦艦であり、ベースはイージス艦であるものの、あらゆる状況に対応するように様々な改造が施されている為、原型はあまり残っていない。船体は三胴船型と波浪貫通タンブルホーム船型を掛け合わせたような形状になっている。

全長は310.1m。

武装は38cmレールガン連装砲7基14門、連装型35mmCIWS24基48門、8連装水平ミサイル発射機9基、ミサイルVLS72基、組み立て式小型テンペストA0ミサイルVLS1基を搭載。装甲はマザーシップの主砲を除く攻撃に有効的に耐える事が可能。

最大速力は40kt。ヘリやVTOL機を離発着させる小型飛行甲板まで装備しており、EDF海軍の主力艦として採用されている。

 

アイオワ級フリゲート艦

EDF海軍艦隊の直衛艦として近接防空力に特化するよう設計された。その際にアイオワ級戦艦を参考に設計された為、まるでアイオワ級がスケールダウンしたような印象を持つ。中でも多数配備されている20mm機関砲は自動迎撃システムが不具合を起こした際に備え、手動照準と手動発射が行えるように設計されている。

全長241m。

武装は28cmレールガン3連装砲3基9門、12.7cm連装砲8基16門、20mm自動迎撃システム付き連装機関砲80基160門。

 

120cm対地対空両用磁気火薬複合加速方式半自動固定砲 ストーンヘンジ(登場作品:エースコンバット)

EDFが開発した決戦要塞X6。

対宙迎撃砲リニアキャノンはマザーシップを破壊するには十分な威力を持っていたが、赤道上にしか設置できないという欠点があり、万が一迎撃に失敗した際には、リニアキャノンは地球上の支援砲撃には一切使用出来ないという欠点があった。その為、能力を落としてでも対空用に転用可能かつ、赤道上以外の箇所も配備できるような対宙砲が求められた。

火薬による発砲と電磁加速を併用したハイブリッド式地対空宙レールガンであり、大気圏内の射程は1200kmにも及ぶ。使用砲弾は榴弾、対フォーリナー装甲用特殊貫通弾 グラインドバスター。その威力は対マザーシップ以外では余りにも強力な為、対地対空支援として使用するには、着弾地点が廃墟となる事は必然である。その為通常の作戦で使用される事はまず無いと言ってよく、使用される作戦は大規模作戦…つまりは数万以上の巨大生物や四つ足歩行要塞などと言った場合にのみ使用される。

欠点として、ストーンヘンジの超射程を達成する為には専用の核融合炉と1基につき数百の超大型コンデンサーを必要とする為、ストーンヘンジの建造は実質的な要塞化を強制される。その為、ストーンヘンジは例外的に決戦要塞X6としてのナンバリングを持つ。

ストーンヘンジは試作型を含めて9基製造されており、其々がタイプXとしてナンバリングされる。日本支部も建造を検討したが、立地的問題により頓挫する。そこで日本支部は立地的問題を解決する為、決戦要塞X7…全長1800mの船体に、砲口径を100cmにスケールダウンしたストーンヘンジを2基も搭載するなどと言う、狂気の沙汰としか思えない()兵器を独自に発案、建造する事になる。

 

要塞戦艦ヤマト

EDF日本支部が発案、3年もの歳月を掛けて建造した決戦要塞X7。

第二次世界大戦時に建造された世界最大の戦艦大和の設計をベースに、超拡大発展させた対フォーリナー決戦兵器。

全長は1800mにも及ぶ超巨大戦艦であり、単艦でマザーシップを撃破可能とする能力を保有する。対マザーシップ戦闘に特化する為、搭載兵器はテンペストミサイルを除き、全てが艦砲となっている。

主砲は決戦要塞X6から転用された100cm磁気火薬複合加速方式艦砲2基、副砲として38cmレールガン連装砲を24基48門、両用砲として12cmレールガン3連装砲を300基900門装備。そして煙突型装甲に守られたテンペスト発射機を1基搭載。

主砲発射の反動は、例え1基のみの発射でも1800mの巨体でも吸収しきれず、何の対策もなく行えば転覆等の船体バランスの崩壊は必至。その対策として「対反動装置」として超高出力の人工重力発生装置を2基搭載。発射時にはヤマトに対して発射の反動を打ち消す程の超重力を一瞬のみ発生させ、同時にヤマト内部にその超重力に押し潰されないよう、船外重力とは異なる重力を展開して上書きする事により、強引ではあるが、事実上の低反動で主砲の発射を可能とした。尚、対反動装置の使用方法を応用すれば、空中を「落下」することによって超高速で航行する事も不可能ではない。

機関として核融合炉2基を使用しているが、主砲と人工重力発生装置の必要電力量は極めて多く、核融合炉から生み出される電力を以ってしても全武装の同時使用は不可能。主砲と副砲、副砲と両用砲の同時使用が限界である。

対空戦闘時には、副砲と両用砲全門の交互撃ち方によって速射性能を限界まで高め、合計秒間948発の弾幕によって飛行ドローンの物量に対抗する。全弾がマッハ7で飛来する対空弾幕の前に、幾千幾万の飛行ドローンは悉く撃墜されていくであろう事は、言うまでもない。さらにその火力は対地…幾万の巨大生物に対しても圧倒的な殲滅力となるだろう。

防御面は四つ足歩行要塞に搭載されていたフォースシールドを流用して搭載。ヤマト全域を覆うフォースシールドは、マザーシップの巨大主砲の火力さえも完全防御可能であるが、使用のためにはコンデンサー内の電力を大量に放出する必要がある為、此処ぞという場面でしか使用する事が出来ない。

余談だが…ヤマト建造を決定した事を総司令部や各支部に発表した際、総員から「変態の所業とか言うレベルじゃないの分かってる?」とやんわりとした形で正気を疑われた。

 

かんしゃく玉兵器

言わずと知れたEDFのネタ兵器。当初は登場させる予定は一切無かったのだが、感想欄に於いて登場を期待する声が複数挙がった為、一から設定作ってシリアスに登場するよう調整された。

現時点で登場したかんしゃく玉兵器は「1t級クラスター式かんしゃく玉爆弾」、「対地対空両用近接信管型キャニスター式かんしゃく玉砲弾」、「対空用近接信管型全方位拡散式かんしゃく玉砲弾」の3つ。

尚、キャニスター式かんしゃく玉砲弾は試作品止まりの為、再登場する予定は現在無い。

 

 

時系列(フォーリナー大戦:日本列島/抜粋)

2013年7月17日

宇宙からの電波を受信、地球外生命体の存在を確認。

 

2015年2月1日

有事に備え、連合地球軍「EDF」結成。

 

2017年4月1日

地球外生命体「フォーリナー」襲来、地球侵略開始。

 

4月1日〜10日

世界各国が混乱状態。巨大生物と輸送船団との関係性が掴めず、攻撃しなかった事が災いし、輸送船団が巨大生物を投下されるのを確認されるまで、フォーリナーは悠々と巨大生物を投下していった。

 

4月16日

大空戦。世界各国の空軍が集結し、マザーシップの撃墜を試みた。結果、マザーシップ到達前に飛行ドローンの迎撃を受け、壊滅。以降全世界の制空権はフォーリナーの物となり、EDF及び各国軍は陸海軍のみの抵抗戦を強いられる。

 

4月24日

円盤撃墜作戦。強靭な装甲に守られた輸送船の弱点を発見し、世界初の撃墜に成功する。

 

5月2日

フォーリナーの戦闘兵器 ヘクトル兵団に対して津川浦海岸と千条ヶ原海岸に防衛線を展開。津川浦防衛線は作戦成功するも、千条ヶ原防衛線は崩壊。翌日には市街戦に突入、決して少なくない損害を払ってヘクトル兵団の殲滅を完了する。

 

5月13日

巨大生物の巣を確認。直ちに歩兵部隊が突入するが、想定を遥かに超える物量を前に撤退を余儀なくされる。

 

5月17日

蜘蛛型巨大生物の出現を確認。

 

6月2日

マザーシップが日本近海に飛来。四つ足歩行要塞を投下。四つ足歩行要塞のプラズマ砲撃により、一つの市街地が壊滅的被害を被る。

 

6月3日

四つ足歩行要塞進行阻止作戦。関東壊滅を阻止するために発令されたが、余りにも性急過ぎたためにEDF日本支部及び陸上自衛隊の両軍の戦力が随時投入された為、多大な被害を被った上に作戦も失敗する。これにより、関東全域は四つ足歩行要塞のプラズマ砲撃に晒される事となる。

 

6月4日

関東郊外に複数の巨大生物の巣穴が確認。破壊に成功。

 

6月9日

地底再突入。しかし作戦途中、全長40m以上の超巨大生物 ヴァラクが出現し、作戦は中止される。

 

6月11日

対超巨大生物作戦発動。討伐に成功する。

 

7月3日

遠距離支援型ヘクトルの兵団を確認。プラズマ砲撃を受けながらも撃破に成功。

 

7月14日

赤蟻型巨大生物出現。

 

7月20日

地底進攻作戦(第三次巣穴掃討作戦)開始。2週間にも及ぶ戦闘及び侵攻の末、巨大生物の女王の撃破に成功。しかし突入部隊の7割が壊滅する大損害を負った。

 

8月10日

輸送船より小型ヘクトルが投下。防衛線を突破した空挺急襲により、降下地点は大きな被害を受ける。

 

8月22日

ヘクトルの大兵団との市街戦。投入された機甲部隊及び歩兵部隊の6割の損害と引き換えに殲滅に成功。

 

9月7日

蜘蛛型巨大生物の大軍団と狙撃大隊が交戦。壊滅的被害を被りつつも殲滅に成功。

 

9月18日

四つ足歩行要塞が停止。EDF陸軍が急襲を試みるものの、撃破に失敗。

 

9月20日

四つ足歩行要塞破壊作戦。EDF日本支部陸軍と陸上自衛隊の総力を投入し、撃破に成功。しかしこの作戦により、EDF日本支部陸軍は戦力の大半を喪失。陸上自衛隊は壊滅状態に陥り、単独の組織的行動が事実上不可能となる。以降の陸上自衛隊は、EDF日本支部陸軍の指揮下に入る。

 

9月24日

マザーシップ撃墜作戦。結果はマザーシップの砲撃により攻撃部隊が壊滅し、失敗。

 

10月1日

関東に2体のヴァラクが出現。ALレーザー銃を装備した特殊歩兵部隊の活躍により、撃破に成功。

 

同日

人類の人口はフォーリナー大戦前の半数以下となる。

 

10月10日

巨大生物の巣穴に強行突入。多大な被害を受けながらも掃討に成功。

 

10月12日

巣穴掃討を逃れた女王型巨大生物数体及び子体の大群を掃討。

 

10月15日

日本全土の巨大生物が関東地方に行進。十数万の巨大生物との交戦に入る。辛勝するも、残存機甲戦力は壊滅。海軍もこれを支援しようとしたヘクトル兵団と交戦し、相討ちとなる。

 

同日

数十万との巨大生物の戦闘により、関東平野は壊滅。自律軍事衛星ライカとの通信が途絶。

 

10月16日

精鋭飛行ドローン、別名「レッドカラー」が欧州司令部に飛来。欧州司令部は壊滅する。

 

10月18日

レッドカラーが関東に出現。決死隊によって全機撃墜に成功。

 

同日

北米戦線完全崩壊。マザーシップの砲撃により、EDF総司令部壊滅。総司令部権限が南米支部に移行。

 

10月25日

超巨大生物 ヴァラク・サイボーグが出現。出撃部隊の半壊と引き換えに討伐に成功。

 

同日

欧州司令部、北米司令部に続き、南米司令部も壊滅。中東、極東、シベリアからの連絡も途絶え、組織的な抵抗を行えているのは日本支部のみとなる。

 

11月2日

廃墟となった東京にフォーリナーの大軍団が集結。少数の決死隊により撃破に成功。

 

11月9日

再びフォーリナーの大軍団が日本列島に襲来。包囲下に置かれたEDF日本支部は総力を以って抵抗し、奇跡的に撃退に成功。

 

11月14日

マザーシップが日本近海に飛来。EDF日本支部は最終決戦に向け、最後の攻撃部隊を編成。

 

11月16日 10:00

最終作戦「アイアンレイン」発動。マザーシップ及び護衛飛行船団への攻撃を開始。

 

10:17

世界中のレジスタンスの連合組織「カインドレッド・レベリオン」が、EDF日本支部の援護の為決起。マザーシップを孤立させる為、市民達の決死の攻撃が全世界で行われる。

 

10:37

護衛飛行船団壊滅。攻撃部隊がマザーシップへの肉薄に成功する。

 

10:38

マザーシップの巨大主砲が出現。砲撃により2割の攻撃部隊が壊滅。

 

10:51

マザーシップの巨大主砲の破壊に成功。

 

10:52

約200の浮遊砲台がマザーシップより展開。苛烈な砲撃を開始。

 

10:59

マザーシップの下部に弱点を発見。しかし攻撃部隊は壊滅状態に陥り、単独の肉薄は不可能な状態だった。

 

11:08

攻撃部隊を再度マザーシップ直下に肉薄させる為、EDF日本支部及び航空自衛隊の残存航空戦力が決死の突撃を開始。

 

11:19

残存航空戦力全滅。しかし元航空自衛隊隊長機の特攻により、マザーシップ活動停止。

 

11:20

マザーシップが再稼働、戦闘形態に移行。10本の巨大砲台が出現。本当の総火力が攻撃部隊に向けられた。

 

11:27

攻撃部隊との通信途絶。

 

11:30

戦線離脱した攻撃部隊の生存者により、ストーム1がマザーシップと交戦状態を継続している事が判明する。

 

11:32

一部の兵士達がストーム1を援護する為、独自に戦線復帰。

 

11:38

レンジャーチーム2名、ストーム1との合流に成功。

 

11:42

自律軍事衛星 ライカの通信が復旧。独自行動を開始。

 

11:45

ライカ、マザーシップに対して主砲メガリスを発射。砲身が融解するも、6割の上部浮遊砲台を破壊。同時にNX大型巡航ミサイル50発を発射。

 

11:48

マザーシップの迎撃を掻い潜ったNX大型巡航ミサイル24発が巨大砲台4基に着弾、破壊に成功。マザーシップの火力は大きく削がれた上、火力網に穴が生まれたことにより、戦線に復帰する兵士達のストーム1への合流を可能にした。

 

12:03

マザーシップ、大破。

 

2017年11月16日 12:19

マザーシップ、撃墜。

 

同日

マザーシップ撃墜後、残存飛行船団は地球より撤退。

 

2017年11月20日〜2018年12月23日

EDF日本支部、地球奪還作戦(オペレーション・リィーカァプチャ)第一フェーズ発動。日本列島奪還を開始する。その最中、人類支配領域外にて資源不足による「人類内戦」も勃発する。

 

2018年

化学食糧開発により、極めて逼迫していた食糧事情の改善に成功。

 

同年12月24日〜2021年10月30日

日本列島の巨大生物を完全掃討、日本列島完全奪還。地球奪還作戦(オペレーション・リィーカァプチャ)第二フェーズ発動。必要最低限の戦力を残し、全戦力を世界各地に投射。ゲリラ抵抗を続けていたEDF部隊やカインドレッド・レベリオンと合流しつつ、世界各地に残存する巨大生物の掃討戦を開始。また、EDF日本支部より化学食糧が提供され始めた事により、人類支配領域内に於ける人類内戦も終息へと向かう。

 

2021年10月30日

アリゾナにて最後の巨大生物が撃滅。巨大生物の駆逐が宣言される。

 

2021年10月31日〜2028年6月27日

世界復興が本格的となる。

 

2028年6月28日

EDF日本支部及び日本列島、異世界に転移。


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