転生したら英雄女帝   作:ダークネスムーン

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この話の2からはレイナーレを撃破後の話です。因みにイッセーは天野夕麻の告白は断っています。その直後に殺されています。断った理由については何れ本編でやります


第1話英雄女帝と赤龍帝

1

イッセーとギルガメッシュの出会いは一年前に遡る。ギルは気紛れで駒王町に訪れていた。よそ見をしているとギルは誰かに当たった。

 

「すいません・・・・うお」

 

ふとイッセーをみた。するとギルは気がついた。イッセーの中に眠る神器を。そして自分の胸に視線が行っていることに。

 

(・・・・引き寄せられたのか(わたし)を?もしくは偶然か?だが・・・・面白い・・・・現赤龍帝気に入ったわよ・・・・だけど精神も大きく影響してきているわね)

 

イッセーのことを面白いと感じた。偶然かもしくは引き寄せたかどっちにしろギルが興じさせるのには十分であった。後半は本音でもある。転生した影響で精神までギルガメッシュになっていた。

 

「ところでさっきから何故(わたし)の胸ばかりみているのかしら?」

 

「そこにおっぱいがあるからです」

 

登山家のような事を言うイッセーにギルは思わず笑いだした。余計に気に入ったギルはイッセーに名を聞いた。

 

「フ、フハハハハ。面白いわ。初めてよ貴方みたいな人は。名前を聞こうかしら?」

 

「俺は兵藤一誠。駒王学園に通う高校生だぜ。君は」

 

「ふむ・・・・ギルと名乗っておくわ」

 

(流石にギルガメッシュは分かるだろう。見たところ迫害は受けてないように見える。無理矢理こちらにふみこませる必要はないだろうが・・・・しばらく様子見といこうか)

 

ギルも無理矢理引き込むつもりはない。それではギルが雑種と呼ぶ質の悪い悪魔と変わらない。

 

そこでまだ目覚めぬ赤龍帝と英雄女帝はであった。

 

2

英雄女帝ギルガメッシュは赤龍帝兵藤一誠を気に入ったとは違う感情を抱いていた。ギルはこの世界で初めて自分を王と扱わない者に触れた影響だろう。

転生者も確かにいるがギルガメッシュのカリスマ性で敬語になったり女帝と呼ぶ。スカサハは例外だが彼女も少なからずギルを王として扱っている。しかしイッセーは知らぬとはいえギルにとって初めて王ではない・・・・女帝ギルガメッシュではなく、人間ギルガメッシュを見てくれているそう感じたのだ。ギルガメッシュに変化していない部分であった。

しかし久し振りにイッセーと会って感じたことがある。イッセーから人間の気配が無くなっている事と悪魔の気配がすることだった。

 

(一体誰かは知らぬが。(わたし)のイッセーに手を出すとは余程命が惜しくないらしい。あいつらに調べさせるか)

 

後にスカサハとこの事で騒動になるのだがそれはまた別の話。

 

「どうしたんだギル?・・・・遅れたことを怒ってるのか?それは本当にすまん!」

 

「それはもうよい。あの店に行くぞ」

 

謝るイッセーにギルはあきれて言った直後ケーキ屋を指差した。イッセーを引っ張り入っていった。

 

 

3

店の中に入るとイッセー達は席に座ろうとすると

 

「・・・・先輩?」

 

「小猫ちゃん!?」

 

イッセーは隣の席にいた塔城小猫がいた。彼女はイッセーと同じ元ソロモン72柱グレモリー家次期当主リアス・グレモリーの眷属である。

ギルは直ぐに正体にきがついた。転生悪魔である事と妖怪の猫又の中でも猫魈と呼ばれる上位の猫又である事に。

 

「イッセーよ。妾《わたし》の目の前で他の雑・・・・女の名前を出すとは何事だ?」

 

「え!いや、すまん!」

 

「わかればよい」

 

「・・・・」

 

小猫はじっとイッセーとギルを見ているのだが

 

「・・・・先輩・・壺とか売られるかもしれません。気を付けてください」

 

「小猫ちゃん!?詐欺に合ってるとかじゃないから!」

 

小猫は心配そうに言ってきたがイッセーは心外だと言うように返した。

 

「じゃあ、いくら払ったんですか?」

 

「小猫ちゃん・・・・小猫ちゃんが俺の事をどう思ってるか分かったよ!」

 

小猫がイッセーの事をそう言う目で見ていたことに血の涙を流していた。ただ、小猫は選択を誤っていた事に変わりはない。ギルはキレていた。

 

「おい、雑種。貴様よりもよって(わたし)を詐欺師などと間違えるとは余程命知らずか?」

 

本気で小猫を肉片一つ残らず攻撃をしようとするとイッセーは

 

「ぎ、ギル落ち着いてくれ!頼む!」

 

「いかにイッセーの頼みとはいえこの雑種は許しておけぬ」

 

「そこを・・・・」

 

約一時間説得にかかった。イッセーが言うことを何でも聞くと言うことで手を打った。

 

4

「・・・・すいませんでした。イッセー先輩が女の人といるのが信じられなくて」

 

「そこまで言う!?」

 

小猫が言った言葉にイッセーは突っ込みを入れたが小猫は気にしていない。

 

「ならば仕方ない。特別許そう」

 

「ちょっと待って!ギルまで!?」

 

ギルまであっさり納得したのでイッセーは涙目であった。

 

「「当たり前だ(です)」」

 

「クソー!なんであって間もなく息ぴったりなんだよー!!」

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