リアス達はケルベロスを撃破しコカビエルとフリード・ゼルゼンと研究者のような男ガルパー・ガリレイがいた。祐斗は直撃こそ避けたがコカビエルの攻撃をくらった。ギルはハデスの隠れ兜をとり準備はすでに終わっている。エクスカリバーはどうやら四本が一本になったようだがギルにとって大差はない。贋作は贋作。取るに足らない物である。ギルは祐斗を見てある可能性予想した。神と魔王どちらも死んだ今だからこそできる物。
「少し加勢してやる。天を仰ぎ見よ
コカビエルよりも遥か上空に浮く王座の上に座り宝物庫を開けた。コカビエルの方に集中していた。一瞬でコカビエルが傷だらけになった。
「余計な横やりをいれるなよ雑種」
「貴様何者だ!」
「
「え!?ギルどうして!」
「イッセーよ。説明はあとでしてやる。質問はあとだ」
「君に1つ教えてあげよう。君達は聖剣の因子を持ち合わせていなかったのではない。ただ、少なかっただけだ」
「何を、言って・・・!」
「言葉通りだよ。聖剣を扱うための因子が君たちには不足していた・・・ならば不足している出来損ないはどうすればいい?・・・・答えは簡単。因子を抜けばいいんだよ」
ガルパーの説明に祐斗は戸惑っていた。言ってる意味がよくわからないようだった。聖剣計画で行われたことだ。ガルパーは祐斗を含む実験体達の聖剣の因子を抜いたと言ったのだ。
「因子を抜いて、それを集めれて結晶化出来れば、聖剣が第三者が扱うことが出来る!たとえ才能がなくてもな!そして私は研究の末、ソレを完成させた!だがどうしたものだ!!教会は私を異端者と追放した挙句、私の研究成果を奪う!」
「だったら、木場達を殺す必要はなかったはずだろ!?因子を抜いて捨てれば、木場達は・・・・!」
ガルパーのやったことにイッセーは怒って言うがガルパーがなんでもないかのように。いったって当然のように答えた。
「ははは。何を言っている?貴様たちは実験動物だ。使い終わったモルモットは、殺すに決まっているだろう?」
祐斗はガックリとしていた。ガルパーは祐斗に青い塊を投げた。
「今、君の足元に落ちているのは君たちから抜き去った因子の残りだよ・・・・そんな残り屑、君にあげよう。そんなゴミは私にはもう必要ない」
「バルパー・ガリレイ!貴方と言う人は何処まで人の命を!?」
リアスもガルパーに怒りを向けた。
「僕は、ずっと思っていた・・・・。何で僕が生き残っていたんだろうって……」
涙を流しながら、祐斗は胸に留めてた想いを吐き出した。
「僕は生き残って、それで部長の眷属になって、学校に通えて、友達が出来て・・・・僕だけが幸せになっていいのかと考えた・・・・僕は復讐者だ・・・・そして、僕はずっと独りだ!!」
「戯けたことを言う。しっかり耳を傾けよ戦士よ。そして受け入れよ!」
自分が生き残った事を後悔しているようだった。他の人を生かすべきだったのではないかとギルは助言を言った。
《貴方一人じゃないよ》
祐斗が拾った青い塊から何人もの人の魂のようなものが出てきた。龍、堕天使、悪魔、聖剣、英雄女帝この要因重なりあってできた奇跡。
《泣かないで。どうして一人なんて寂しいことを言うの?》
《死ぬなんて、悲しいよ・・・・》
《君は生きていいんだよ。だって僕達の希望なんだから》
「どう、して・・・・。皆!」
その影は木場を囲むように声を掛ける。
「僕は何も出来なかった!何も・・・・皆を見捨てて、今は平和に暮らすなんてそんなこと許されるはずがない!」
祐斗は結晶を両手で握り締めて震え泣きながら叫ぶ。
《見捨ててなんかないよ》
《だって君はずっと、僕達のことを想ってくれていた》
《たとえそれが復讐なんだとしても、君が私たちを忘れた日はなかった》
《それに・・・・今も涙を流してくれている》
祐斗は何度も何度も涙を拭うも、それは後から後から溢れてくる。
《私達もあなたを大切に想う》
《あなたはひとりじゃない》
《一人の力は弱くても、みんなと一緒なら大丈夫だ》
《だから受け入れよう・・・》
人影達は祐斗の手に、自らの手を添える。祐斗の手の中の青い結晶を指した。
《歌おう。みんなで歌った歌を……》
祐斗の周りの光から、聖歌のようなものが響く。
《聖剣を受け入れよう》
《神が僕達を見放しても、君には神なんていらない》
《君には私達がいる》
《たとえ神が僕達を見ていなくても僕達はきっと・・・・》
【一つだ】
結晶が祐斗の中入っていきた。祐斗は
「至ったか」
「木場!お前の、お前の同士達の想いが詰まった剣が、エクスカリバーなんかに負けやしねぇ!!だから勝てよ!ダチ公!!」
「イッセー君・・・・」
イッセーは祐斗の応援をした。イッセーだけではない。
「負けないで下さい!祐斗さん!!」
「やっちゃって下さい・・・・祐斗先輩!」
「祐斗君、負けたらお仕置きですわ」
「祐斗!貴方は私の、グレモリー眷属の『騎士』よ!だから・・・・思いっきりやりなさい!!」
イッセーだけではなくリアス眷属皆が応援してきた。
「…はい!」
「その様なこけおどしに、私のエクスカリバーが負けるとでも?フリード!」
「あいあいさ!」
聖剣と聖魔剣が始まろうとしていた。