死なない程度に行って見よう!   作:夜狐丸

1 / 14
その場のノリでずっと煮詰めていて、出すつもりのなかった話を出してしまいました。
初投稿なのでどうか生暖かい目で見てやってください。
では、はじまりはじまり。



死なない程度に行ってみよう!

なんでだろう、どうしてこうなったんだろう。

 

いや、確かにね?

「もし転生できるんなら、fgoの世界で藤丸くんの事をダ・ヴィンチちゃんやロマ二と一緒にサポートするような立ち位置になりたいな」

とは思ってたけどね?

 

 

なんで妹なんですか!!??

 

 

事の始まりは十数年前、私が前の世界の充実ライフを、転落事故で終えた所から始まる。

本当に不注意だった、寝不足でフラフラしていたのもあったんだろう。階段の踊り場から落ちて死んだ。簡単に言う事かよ、と思うだろうが懐かしすぎるぐらい前で、いかんせん記憶が曖昧だ。

その後、気がつくと私は産声を上げていた。

今でもその時のことをなんとなく覚えている。何かよく分からない不安感と息苦しさで年甲斐もなく泣いた。まぁ、赤ちゃんに年甲斐も何もあったもんじゃないけど。

しかしその後、母親であろう人が言った一言で、私の頭は真っ白になった。

「ありがとう!本当に、生まれて来てくれてありがとう!初めまして、赤ちゃん、貴方の名前は藤丸(・・)風香よ!」

息も絶え絶えに生まれて来た命を抱きしめながら、辛いであろう体を動かし、生命の営みに感謝する母親の姿は側からみれば、まさに感動の絵面だろう。

が、抱かれている私としてはそれどころではなかった。

(は?この人今、何て言った!?藤丸、藤丸(・・)!?嘘でしょ!?いえ、有り得ないわ、ゲームの世界に来たなんt)

そして、母親の口から、止めの一撃が放たれる。

「ああ、早くあの人と立香(・・)に伝えなくちゃ、こんなに元気な女の子ですよって!!」

 

そして、わたしはめのまえがまっしろになった。

 

生まれて五年目

やっと状況が理解出来てきた。

どうやら、生前ハマっていたfgoの世界に転生したらしい。

しかも、主人公の妹として。

正直言って複雑だ。

好きだった話の世界に、しかも、カルデアに行けるかもしれない!

そう思うと、とてもワクワクするが、現実的に考えるとそんな楽観的な事は言っていられない。カルデアに行けば、あの地獄の様な特異点の旅、行かなければ最低一年は灰になり、その後も何度消え去るか分からない。つまりは最高にハードモードな人生である。ヒャッハー!

どうしようかなぁ、どっち選んでも地獄なんだよなぁ。迷っちゃう~(ハイライトの消えた目)

生まれてすぐの頃まではそう思っていた。

 

 

うん、ヤバイ、兄さんがクッソ可愛い。

そう、言わずもがな我が兄、藤丸立香である。

自分の妹に自慢のお兄ちゃんと思われたくて頑張っている姿は、言っては悪いがとても可愛い、とても。very。

何というか、母性本能がくすぐられる。とても守ってあげたくなる。

決めた、兄さんがカルデアに行く時に私も付いて行こう。

私も生前に憧れていた、ダ・ヴィンチちゃんやロマ二の様に兄さんのことを助けるんだ!!

 

そして今。

私は兄をサポートしている、兄さんの横で(・・・・・・)

・・・・な ん で???




どうだったでしょうか、投稿は不定期になりそうです。
感想を頂けると作者の励みになります。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。