私は彼女達の橋   作:ロイ1世

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前回に引き続きかき方を少し変えてみました。
何か意見あれば、どうぞ感想にて言ってください。

それでは本編ほ、どうぞ。


迫りくる魔の手

横須賀第7鎮守府 警備室

 

ここにはセンサーやレーダーなどの警備機器を管理する部屋である。

 

妖精「ぬ?、対空電探に反応あり」

妖精「映像を回して」

 

警備室の大型テレビには何も映っていない。

 

妖精「どうなっているんだ?」

妖精「対空電探には依然として反応ありです」

妖精「確かサーチライトの射程内だよな?」

妖精「はい。サーチライト、照射します」

 

対空電探の示す場所にサーチライトを照射すると、

そこには輸送機が映し出された。

 

妖精「!、提督に報告。警戒モードに入れ」

妖精「何か落としてないか?」

妖精「あれは・・・人だ!!」

 

輸送機からは人が飛び降りていた。

 

ロイ「あれがその輸送機か」

妖精「はい。サーチライトを照射するまで、カメラには映りませんでした」

ロイ「総員、第一種戦闘態勢!!、不明機を撃墜せよ」

 

下された決断は撃墜命令。まあ当然だろう。

無断で鎮守府上空にいて、

しかも透明で人を落しているのだから。

 

妖精「・・・パラシュート降下をしているぞ!!」

ロイ「空挺部隊か、撃ち落とせ、対空機銃に対空ミサイル、

出来る限り空中で倒せ!!」

妖精「敵輸送機がこの空域を離脱していきます」

ロイ「荷物は全て降ろしたか」

 

上を見れば軽く100は超えるパラシュートの数。

つまりは・・・

 

ロイ「ここを潰しに来たのか」

妖精「恐らく敵の目標はここの科学技術か、提督です」

ロイ「ううむ、工廠にディスクがある。部隊はそこに一つか」

妖精「降下場所はここから北に五キロの平原です」

 

数分後には到着する場所。

援軍要請は無意味。

 

ロイ「だとすれば、今ある戦力での撃破か」

妖精「艦娘は全員シェルターに誘導し終えました」

ロイ「よし。ならば教えてやろう、ここが奴らの墓場だと」

妖精「了解、防衛プログラム起動」

妖精「地雷オンライン」

妖精「迫撃砲、機関銃、起動、射程内に入るのを待っています」

妖精「有刺鉄線に通電完了」

ロイ「さあ来い、こっちは準備が終わったぞ」

 

降下部隊

 

兵士「・・・29名、対空迎撃でやられました」

兵士「作戦では二キロ南に降下する予定だったのに」

兵士「だがあの弾幕の中を降下するのは不可能だ」

隊長「文句言ってねーで進むぞ」

 

降下したのは黒服の集団。全員が新しい銃を持っている。

 

隊長「匍匐前進で行く。頭を上げれば狙撃されるぞ」

兵士「あの情報ですか」

兵士「ああ。何でも狙撃で深海棲艦を数十体倒したっていう・・・」

兵士「隊長、司令部から通信が」

隊長「了解した」

 

匍匐前進で進みつつ、司令部と話し合う。

 

司令官「作戦では南に二キロ・・・」

隊長「はいはい、それについては弾幕が濃すぎて降下したら全滅するかもしれなかったからだ」

司令官「あの場所には、どれ程の力があるんだ」

隊長「さあな、もしかしたら、連中宇宙人かもしれねえ」

司令官「冗談はやめろ、このロストナンバーが・・・」

 

ロストナンバー、簡単に言えば、使い捨ての戦力。

ここに降下したのは、仮に全滅しても構わない戦力。

 

隊長「・・・、はいy!?」

 

爆発音、それもかなり近い場所から。

 

兵士「地雷原だ!!」

隊長「なんで気づかなかった!?」

兵士「う、埋まっています、地上に露出していません」

隊長「サーマルだ、どうにかして反応するシステムを探れ!」

 

コロコロ、コロコロ

隊長の周りに、小さいベアリングの玉が転がっていた。

 

隊長「ベアリングの玉・・・鉄屑じゃないのか」

 

普通、グレネードには金属片などが入っている。

理由としては、爆発の際に飛び出た破片がとても殺傷力のある者だからである。

 

兵士「反応するシステムは分かりませんでしたが、起爆方法は分かりました」

隊長「なんだ」

兵士「外部から、起爆信号が送られることです」

隊長「・・・手動起爆、これは地雷というよりも爆弾だ」

司令官「チャフを使い起爆信号を送れないようにしろ」

隊長「分かってる、チャフ散布」

 

横七 警備室

 

妖精「チャフが使われました」

妖精「カウ・・・」

ロイ「いいや、進ませろ、迫撃砲発射!!」

 

降下部隊

 

隊長「ふう、これで安心して進める」

兵士「司令部から通信が入っていますが、よく聞き取れません」

隊長「それでいい。むしろはっきり聞こえたらそれはチャフの効果が切れたってことだ」

兵士「何かが落ちてくるぞー」

隊長「?・・・伏せろ!!」

 

響き渡るのは爆発音。それが何回も聞こえてくる。

 

隊長「迫撃砲か、次に砲撃が止んだら走るぞ!!」

兵士「了解です!!」

隊長「・・・今だ!!」

 

その合図と共に一斉に走り出す黒服部隊。

しかし、そう事は簡単に進まない。

 

兵士「ぐはっ」

兵士「うぐおぉ」

兵士「あがっ」

 

迫撃砲の後には機関銃が待っていた。

 

隊長「冗談じゃぁねえぜ」

 

輸送機

 

司令官「地上の様子はどうなっている」

観測員「既に銃撃は止まっています」

司令官「降下した奴らはどうだ」

観測員「見当たりません」

通信士「ダメです。応答しません」

司令官「・・・プランAを変更、プランBを開始する」

機長「了解、移動を開始します」

 

降下部隊の全滅後、すぐに移動を開始した輸送機。

 

横七警備室

 

妖精「敵降下部隊の殲滅を確認」

妖精「他に敵もいません」

ロイ「よし、防衛プログラムを停止しろ」

妖精「了解」

妖精「待ってください!!」

 

完全勝利を得たと思った直ぐ後に、一人の妖精が待ったを掛ける。

 

妖精「再び対空電探に反応あり。サーチライト、照射」

ロイ「戻ってきたのか」

妖精「撃ち落とします、ミサイル発射」

妖精「敵輸送機が巨大な何かを落としました!!」

ロイ「映像を」

 

画面に映ったのは、巨大人型兵器だった。

 

ロイ「おいおい、冗談じゃないよ」

妖精「正面海域から接近してきます」

ロイ「迎撃は?」

妖精「機関銃と機雷のみであれを倒すには火力が足りません」

 

すると通信が入った。

 

相棒妖精「主、そいつを倒す兵器が工廠にある、誰かもう一人連れて一緒に来てくれ」

ロイ「そんなのあるのか」

相棒妖精「何言っているんですか、凍結した開発案の派生型です」

ロイ「ああ、あれか。分かった。加古を連れてすぐに行く」




HELLSINGのベルナドット隊長の戦い方を見ていてカッコいいと思い、
少し真似(できてるか分からない)させていただきました。
物語はもう後半に入っているんです。
この話を早く終わらせて続編を書きたいのです。
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