そのおかげでほぼずっとパソコンと対面しています。
腰が痛くならないのが救いかな。
無駄話はさておき、
本編をお楽しみ下さい。
???
海の底の深海棲艦の泊地、そこには一つの死体と二つの影があった。
「ふふ、可愛い子、あんなに刺され、斬られ、焼かれても最後まで喋らないなんて」
「ですがまだ利用価値はあります」
「ええ、それでは頼みます、品はしっかりと綺麗にしておいてください」
「了解です。我らがアベル」
横須賀第7鎮守府 執務室
ロイ「ううむ、既に『ガーディアン計画』は終わっているんだよな」
机に座るというマナーなどを無視し、煙草をふかす、提督ロイ。
着ている服は前の黒の服から所々に緑の線が入っている服を着ている。
相棒妖精「はい。既に完成しています」
ロイ「よし、敵泊地に捕らわれているかもしれない加古を探すため、
単騎で奇襲を仕掛け、泊地内を探索、加古を探す」
相棒妖精「ガーディアンは確かに戦闘力を上げますがいくら何でも無理が・・・」
無謀すぎる策に待ったを掛けようとするが、
帰還すると思い言いとどまる。
工廠
ロイ「・・・改めて説明を」
相棒妖精「はい。本『ガーディアン計画』はパワードスーツの開発計画であり、
完成した先行型は機動力と継続性を重点的にを上げる設計です。
またパワードスーツのため、装甲と近接攻撃も上昇しています」
ロイ「テスト用か、すぐに完成形を作れ」
黒と緑で塗装されたパワードスーツを着用し、銃を取るロイ。
今回は装弾数一発のジョンより室内という狭い空間で戦いやすいように、
マガジンを改造し装弾数を増やしたショットガンを持っている。
ロイ「ロイ、抜錨する」
アベル 深海泊地
アベル「次の泊地に移る」
浮遊要塞「待って下さい。接近する人間がいます」
浮遊要塞「やり過ごせると思うので、今少しお待ちを」
カメラに映るロイの姿、それが、突然
消えた。
浮遊要塞「消えたぞ!!」
浮遊要塞「どうなっているんだ」
浮遊要塞「直ぐに部隊を派遣して調べます」
アベル「・・・来るのか、ここに」
ロイ視点
ロイ「・・・ホログラムに釣られた奴らが出てきたのもあの泊地からか。
突入する、アクティブカモフラージュ起動」
海中で止まっていたロイは奇襲のため透明化する。
ロイ「あの換気口から突入するか」
パワードスーツの力で換気口の鉄格子を歪め侵入するロイ。
入ったは良いもののファンによって足止めを食らってしまう。
ロイ「このファン全てを破壊するとなると弾と時間が掛かる。
かと言ってこのままではミンチになってしまう。
・・・止めるには配線を弄くるしかないか」
だが配線盤は何重ものファンの先にある。
ロイ「あいつなら何か考えつくかもな」
ロイは相棒妖精に電話する。
相棒妖精「どうしましたか?」
ロイ「今換気口から侵入しているんだがファンに邪魔されて進めないんだ。配線盤も手が出せない」
相棒妖精「配線盤を破壊すればいいのではないでしょうか」
ロイ「今回は狙撃銃を持ってきてないんだ」
ロイから配線盤までは数百メートルある。仮にショットガンを撃ってもファンが弾いてしまうだろう。
相棒妖精「ならパワードスーツに内蔵されているEMPロケットを使ってみてください」
EMP、電磁パルスのことで核爆発などで発生する。機械が誤作動を起こすもののことである。
ロイ「了解、EMPロケット、発射」
発射されたEMPロケットはファンの隙間を通り抜け、配線盤に直撃した。
それに伴いファンも停止した。
ロイ「数分で復活するからな、急がねば」
泊地内
深海棲艦「次の出撃は何時だ」
深海棲艦「焦るな、ゆっくりしようぜ」
ロイ「だな、天国まで旅行に行け」
何もない空間から突如ナイフが出現し、深海棲艦の胸に刺さる。
倒れる深海棲艦と入れ替わるように出現するパワードスーツの男。
ロイ「警備が薄いのか?、今のところ順調だ」
そう呟くロイ。しかし、運が敵になったのか、敵が出てくる。
アベル「ファンが停止して変だと思い部隊を連れて歩いてみれば、敵ね・・・」
ロイ「アベル・・・」
護衛要塞「敵発見、交戦」
アベル「お待ち、侵入者、あなた、この前試作MSを送った部隊と交戦した鎮守府の提督ですわね」
喋る合間にもロイの殺意は高まっていく。
ロイ「そうだ、あの時一緒にいた奴はどこにいる」
アベル「MSの搭乗者?、彼女ならもういないわ」
ロイ「どこだ、どこにいるんだ!!」
質問に期待通りの回答がされずイラつくロイ。
それに対し怯えもしないアベル。
アベル「逝ってしまったわよ。楽に逝こうとせず」
ロイ「・・・やっぱ、死んでたのか」
アベル「ふふふ・・・」
ロイの反応を見てわらうアベル。
しかし次の瞬間には、
ショットガンの銃口はアベルに向いていた。
浮遊要塞「お下がりください」
浮遊要塞「ここでこいつも殺します」
前に出てくる浮遊要塞。
アベルは一歩下がり、歩いていく。
アベル「無駄で無茶で無意味なことをしたわね」
ロイ「残念だがそんなことはない」
加古の死を知らされたことは悲しい。
しかし、それ以上の収穫はあった。
ロイ「誰が加古を殺したかまでは分かっていなかったし計画犯も分からなかったが、
お前がまず間違いなく計画犯だな」
アベル「私が?、どうしてかしら?」
歩みを止め、振り返って聞いてしまうアベル。
ロイ「アレックスを送り、その隊の戦闘を見ていた。
大方あの深海棲艦の部隊もあんたの指揮した奴だろ?
加古と俺のどちらか、いいや、両方を一気に殺そうとした」
アベル「あらお見事、確かに私があの部隊を指揮してあのMSを破壊してあの娘を回収しましたわ。
だけど、だけどね。はなっから私の作戦はあなた達じゃない。目標は女王、あの人の抹殺よ」
ロイ「俺達は通過点に過ぎないのか」
アベル「ええそうよ、そしてもう通過点はとうに過ぎた」
そう言うと無線通信がアベルに入った。
アベルは無線をスピーチモードにし、それに出た。
アベル「はい、今出ましたわ」
深海棲艦「以前から我々を監視していた女王の部下を尋問したところ、女王の居場所が分かりました」
アベル「ありがとうね、直ぐに連合艦隊を七つ組織、包囲して殺してやりなさい」
深海棲艦「了解です」
その返事の後、無線を切ったアベル。
アベル「残念だったわね、あの娘が死んでも喋らなかった女王の居場所を、今女王の部下が喋っちゃったものね」
ロイ「そっちこそ乙だわさ、加古は元々陛下の居場所を知らない、お前たちこそ無駄に働いたな」
アベル「ええ、けどもう王手は指した、さよならね、ええっと・・・」
ロイ「ロイ、ロイ・ヴィッフェ・ヒドルフだ、覚えておけよ、女王気取りのアベルさん」
ここで初めて、アベルはロイの名を知る。
自分が殺したあの娘の夫、自分が殺そうとしている元上司の部下、
そして何よりも・・・
自分の部下を数秒で殺し、今自分に銃口を突き付けている、
いつか自分を殺しにくるであろう男の名を。
アベル「そう。覚えておくわ、復讐者のロイさん」
彼女がそういうと、シャッターが下りロイの攻撃は防がれた。
ロイ「・・・ロイ、これより帰還する」
帰り道は堂々と玄関から、帰路にいた敵は全て殺し、返り血がビッシリと付いていた。
ロイ「こちらブリッジ、アベルが連合艦隊を七つ、陛下の元に送りました。
はい、本当です。直ぐに迎撃してください。私はアベルを殺すため、後ろから行きます。
それとスターターズの皆も招集します、よろしいですね、将軍」
将軍「構わない、私の方からも深海棲艦の大群が出現したとして、
全ての一番鎮守府から、部隊を借りる」
ロイ「了解です、それでは、彼女達との真の理解の為に、ブリッジアウト」
次の投稿は明日かな?、明後日かな?、明々後日かな?、
まあゆっくりと気長に待っていてください。