更には名前しか知らない艦娘が多く含まれており、
原作とは違うセリフの言い回しをしたりするのを予め、
覚えていて下さい。
それでは本編、はっじまっるよー
横須賀第7鎮守府
ここ最近、横七の提督は荒れている、と言われている。
理由としては嫁艦の死から始まった職務態度の悪化である。
煙草を吸い始め、机に座り、自分の仕事が終われば工廠に入り浸る。
少し前までのアイドルの様に電話が掛かったり
鎮守府正面玄関前に人混みができるということは無くなっていた。
世界は誰もがロイのことを隔離しようとした。
だが、横七の艦娘に、研修艦は更に付いていった。
転属願を出す者までもが現れた。横七は、もはや一つの武装独立集団になりかけていた。
講堂
ここには今、全ての勤務員が集まっている。
説明されるのは、敵深海棲艦本軍殲滅作戦である。
兵力差は圧倒的、目的地は遠い、鬼や姫のオンパレード。
だが集まった、志願者のみのはずが全員が参加した。
研修艦も無理を承知で申し込んだ。
ロイ「ここに集った全ての兵に告げる、次の作戦は、
世界を敵から救う決定打になる作戦である。
世界を再び、明るき太陽の時代に戻す戦いである。
諸君らの、命の賭け場所である!!。
恐れた者は引き返せ、私達はそれを咎めたりしない、
勇気あるもの、覚悟のある者は付いてこい、
それでは、作戦を説明する」
アベル抹殺、及び人類撲滅委員会主力殲滅作戦『ジェノサイド作戦』
陛下近衛部隊と戦闘しているだろうアベルの軍に後ろから殴り掛かる。
戦闘開始前に大規模爆撃で頭数を減らし、主力艦隊を潰す、
この間にスターターズでアベルを葬る。
この作戦が成功すれば、将軍が深海棲艦の真実を話し、対米宣戦、
講和後、国連が深海棲艦に謝罪する。
そのために、アベルを抹殺しなければならない。
その後の世界の為に、陛下を守らなければならない。
でなければ世界は暗黒時代に突入するだろう。
でなければ、地球の文明がすべて消えてしまう。
世界の運命を賭けた作戦が、始まろうとしていた。
工廠
パワードスーツを吟味する男、ロイは相棒妖精に修正を伝えた。
ロイ「『ガーディアン計画』は、現時刻をもって『ネメシス計画』に変更する」
相棒妖精「ネメシス・・・神の怒りですか?」
ロイ「違う、意味は違うが復讐、という意味でだ」
ネメシスの語の元来は義憤であり復讐とは違う。
だがロイは、敢えてこの名を選んだ。
それはこの戦いが、女王陛下のため、世界のためと言いながら、
自分の復讐のために使っている自分自身を皮肉るために。
ロイ「『流星作戦』は直ぐに開始、
『帰化作戦』は任意のタイミングで発動できるよう調整を開始しろ」
相棒妖精「了解です、お前ら、出番だぞ!!」
弟子妖精「待ってました!!」
弟子妖精「ようやく俺達の出番だー!!」
相棒妖精の声に釣られ、あちこちから妖精が出てくる。
物凄い数だ、工廠を既にはみ出している気がする。
相棒妖精「調整をします、こちらへどうぞ」
出撃ドック
摩耶「横七主力第一艦隊、旗艦摩耶、抜錨だ!!」
第一艦隊が勢い良く飛び出していく。
ビスマルク「海外派遣艦隊、旗艦ビスマルク、抜錨」
海外から研修艦として来たドイツ艦達が出ていく。
翔鶴「横七空母機動艦隊、旗艦翔鶴、抜錨よ」
一航戦と五航戦、護衛の艦がそれに続く。
明石「移動ドック兼補給基地、ミニ七、抜錨」
巨大な船が出ていく、出撃ドックを揺らしながら。
ロイ「スターターズ、旗艦ロイ、抜錨します」
そしてロイを筆頭にスターターズが抜錨する。
同時並行で全横須賀鎮守府から横七と有志の艦隊が出撃していく。
目指すは人類に絶望した深海棲艦、アベル。
目指すは恋人を討った憎き黒い奴。
そいつらの元に、日本から艦隊が駆け付ける。
己の刃を喉元に突き刺すために。