のび太の幻想旅行記   作:fate信者

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久しぶりです。
遅くなってごめんなさい!!


美鈴VS霊夢 (前)

これはレミリアが、のび太の記憶を見る少し前に遡る。

 

「潰す!!」

 

「あんまり人間の肉は好きじゃないのだけど……お嬢様のお土産にしますか」

 

私は弾幕を展開する。

その数は30!

それを妖怪に向けて一斉に放つ。

普通の妖怪ならこれで終わりだ。

私は勝利を確信し、館の中に入ろうとする。

するとーー

 

「これが博麗の巫女の力? なら拍子抜けね」

 

声が聞こえた瞬間、妖怪に放った弾幕は全て弾かれた。

私は驚きのあまり声が出せなかった。

 

「貴方、態度の割りに全然大した事無いのね」

 

妖怪は余裕の表情だった。

あれだけの弾幕を弾いたのに息一つ切れてない。

私は妖怪を睨む。

 

「言ってくれるわね。

ただの妖怪だと思って力を抜いていたのかもしれないわね」

 

「そう…なら本気で来なさい。

じゃないと死ぬわよ?」

 

妖怪から放たれる圧倒的な死の気配。

私は心臓の音がどんどんと早くなっていくのを感じた。

体が重い。呼吸がしづらい。ここに居たくない。

 

「はあ…もう、やめね」

 

妖怪が放っていた重圧が消えた。

私は突然の事に驚きながら妖怪の方を向く。

 

「な、んで……」

 

「なんで、止めたかでしょう?

そんなの貴方から戦意が消えたからよ。

戦う気がないヤツを倒しても何の意味も無いわ。

今回は見逃してあげるわ。

帰りなさい、そして、もう二度とここに来ない事ね」

 

私は妖怪の言った事を理解出来ないでいた。

戦う気がない? 誰が?

見逃す? 誰を?

帰れ? 誰に向かって?

私は妖怪の言葉に段々と腹がたってきた。

気がついたら、早い心臓の音も、重い体も、呼吸のしづらさも、ここから去りたいという気持ちも嘘のように消えていた。

 

「……け……る、な」

 

「ん? 何かいったかしら?」

 

妖怪が聞き返してきた。

 

「ふざけるな!」

 

私は怒鳴り声をあげる。

それは何に対しての怒りなのだろうか?

異変を起こしたやつへの怒り? 違う!

のび太を連れ去ったやつへの怒り? 違う!!

私を煽ってくるこの妖怪への怒り? 違う!!!

この怒りは博麗の巫女でありながら妖怪にビビり、一瞬でも、異変解決に対して逃げようとした自分への怒りだ!!

 

「私は逃げない! 博麗の巫女が逃げる事なんてあってはならない!」

 

「闘気が溢れている

やっとやる気になったのね」

 

「行くわよ!」

 

私は弾幕を展開する。

その数は30

私はそれらを妖怪の視界を埋めつくす様に放った。

 

「また、同じ事を! こんな事を何百回しても私には当たらないわ!」

 

妖怪は弾幕を全て弾き、私の事を探している。

ーーずるいとは言わないでよね。

私は妖怪が弾幕を弾こうとした時に、素早く妖怪の後ろに回り込んだ。

私はお払い棒に霊力を込め、それを妖怪の頭に叩き込む

 

「なっ!」

 

筈だった。

妖怪は左手で頭を守っていた、前を向きながら(・・・・・・・)

 

「危ない危ない、流石に同じてを二回もするわけないわよね

ちょっと貴方を見直したわよ?」

 

私は妖怪から距離を放した。

 

「なんで」

 

「ん?」

 

「なんで私の場所が解ったのかしら?

私は貴方から見つからないように、音も出さずに移動したわ」

 

「ええ、確かに音も姿も無かったわね。

貴方を見つけられたのは、私の能力のおかげなんだけどね」

 

「そう…じゃあ、貴方の能力は何て言うのかしら?」

 

まあ、バカ正直に答えてくれるとは思わないけど、一応聞いてみる。

 

「まあ、言っても良いかな?

私の能力の名前は「気を操る程度の能力」って言うの」

 

予想外に妖怪は答えてくれた。

でも、これが本当の能力かどうかなんてわからない。

さらに、妖怪が私に能力を言う理由なんてない。

 

「本当かしらね?」

 

「なに? 疑ってるの?

貴方が教えてって言ったから教えたのに」

 

「当然よ。

私は正直、貴方が能力をバカ正直に言うなんて思わなかったし、それに妖怪の事は信用できない」

 

私は妖怪に疑う理由をいった。

それを聞いた妖怪は首を縦に振って、うんうん、と頷いていた。

 

「確かにそうね。

貴方の判断は正しいわ

相手が言った事を疑うのは当然の事よ

だけど、疑い過ぎるのは駄目ね。

思考に無駄なモノが有ると、動きにまで影響するわ

だから、自分の目で見極めなさい。

貴方が見て、感じて、考える事ね。

そうでもしないと貴方は死ぬわ、絶対に」

 

妖怪の言葉は私の胸に重く突き刺さる。

ーー死。

今までは自分にとっては関係の無いモノだと思っていた。

だが、実際に遭遇してみたらどうだ?

それは想像以上に恐ろしかった。

死の恐怖は体を支配し、心を蹂躙した。

 

「まあ、しょうがない…か。

貴方はよく頑張ったと思うわ

人間が妖怪に攻撃をしただけ凄いと思うわよ?

ただ、貴方は余りにも若過ぎたのよ。

だから、もっと成長しなさい。

貴方なら五年、いや、十年経ったら、もしかしたら、お嬢様とも良い試合出来ると思うわよ?

まあ…聞こえてないか…」




すいません!!
原作無視です。
あと、美鈴強すぎと思った人は大丈夫です!
原作の異変起こしてる奴らも強く設定してます。
霊夢弱すぎって思った人は大丈夫です!
霊夢もどんどんと強くなっていきます
最後の描写は自分が入れたかっただけです!
そのときは広い心で見て貰えば嬉しいです
最後に評価、感想、お気に入り登録お願いします
それでは、次回!
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