のび太の幻想旅行記   作:fate信者

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久しぶりに投稿しました
ちょっと長くなってますが読んで頂けたら幸いです。


美鈴VS霊夢 (後)

「ここからは本気で行くわよ?」

 

私が放った弾幕を弾きながら近づいてくる。

ーーここからだ。

私はここからあの妖怪に勝たないといけない。

だけど、悲しきかな…あの妖怪に勝てるビジョンが何一つ出てこない。

奴は私の弾幕を弾き、私の夢想封印を押し返す弾幕も持っている。

普通に考えたら詰み

 

「だけど! それだけで!! 諦める訳には行かないのよ!!!」

 

私はお祓い棒に霊力を込めて走る。

 

「弾幕が効かないからって今度は接近戦?

浅はかね博麗の巫女

自ら得意な弾幕戦を止めて接近戦をしたところでこの戦力差が縮まるとでも?

いいわ来なさい

妖怪と人間ではぜったいに埋まらない力の差を教えてあげるわ」

 

私はお祓い棒を頭目掛けて叩き込む。

 

「無駄よ」

 

それを軽く受け流された

 

「知ってるわ」

 

私の攻撃なんて軽く受け流される事ぐらい。

私は左手に出した弾幕を放つ

 

「!」

 

私の不意の弾幕攻撃にもしっかりガードしてくる。

これも読めていた(・・・・・)

私は右足に霊力を込めて妖怪の腹を蹴る。

 

「っぐは!」

 

妖怪は吹っ飛んで行く

そのまま館の門にあたって止まった。

私は自分の左手を開けたり閉じたりする。

ーーこれは一体?

体が軽い、今までの自分の体じゃないみたい。

頭が冴えている、相手の次の動きが予想できる。

……これなら行ける!

 

「さあ、早く起きなさいよ

教えてくれるんでしょ?

人間と妖怪の圧倒的な力の差ってやつを…」

 

妖怪は壊れた門の瓦礫の中から起き上がった。

 

「…やってくれたわね

お陰で私のお気に入りの服がボロボロよ」

 

「それはごめんなさいね

そんなに大事な服なら大切に仕舞っとくのをオススメするわ」

 

私は軽口をいい放つ。

 

「……確かにね

さて、今度はこっちから行くわ!」

 

妖怪はそう言うと弾幕を展開してきた。

 

「こんなもの」

 

私は弾幕を避けていく

そんな中に弾幕の球より早く動く物体があった。

「ほらほら後ろがお留守よ?」

 

妖怪が一瞬で私の後ろに回り込んで、更に弾幕を展開してくる。

少しずつ避けるのが辛くなってきた私は弾幕が展開されていない上空に避難しようとする…と。

 

「これはお返し!!」

 

妖怪が私の顔目掛けてパンチをしてきた。

私は両手を霊力で強化し、ガードする。

 

「くっ!?」

 

ーーなんて重い攻撃なのよ!

一瞬腕が折れたのかと思ったわ。

 

「あら?

な~んだ、腕の一本ぐらい折ったと思ったのに全然ピンピンしてるじゃない」

 

「そんな攻撃で私は倒せないわ」

 

私は強がりを言いながら、震える腕を抑える。

 

「ふ~ん、ならもう少し力を込めるわ」

 

妖怪の両手が虹色に光った。

 

「なによ…それ」

 

「私の気を操る力で手に気を集中させただけ

だけど、今までの攻撃とは天と地程の差があるわ」

 

妖怪は試しと言わんばかりに地面に拳を降ろした。

その攻撃によって地面には巨大な亀裂が走っている。

 

「本当に…冗談きついわ

やっとアンタの底が見えたと思ったら、また更に下があるなんて笑えないわよ」

 

「人間にしては貴方はよくやった方だと思うわよ?

だから、これで終わりにするわ

私の本気の弾幕を見せてあげるわ」

 

妖怪の両手の虹色の光がより一層輝いている

 

「くらいなさい!「虹符」彩虹の風鈴」

 

妖怪は虹色の弾幕を展開してくる。

その弾幕は例えるなら風に揺れる風鈴の様にゆらりゆらりと揺れている

だが、決して避けきれない程の弾幕ではない

だけど、私の体は動かない

私は余りにも美しい弾幕に意識を奪われていた。

 

「きれい」

 

そんな言葉が無意識の内に出ていた。

そして、私は大量の弾幕にーー

 

ーーーーー

 

美鈴side

 

私が放った弾幕が博麗の巫女に被弾し、地面に落下するのを確認した。

 

「ふう、やっと終わったわね」

 

私は一息ついた。

まさか、人間相手にここまで長引くとは思わなかった。

もしかしたら、私は久しぶりの戦いにワクワクし、少しでも戦いが長引く様に手加減していたのかもしれない。

だが、もう終わった事だ。

これ以上考えるのは時間の無駄だ。

 

「はあ、楽しい時間は直ぐに終わるモノね

さてと、仕事の続きをしないと……あっ! そういえば博麗の巫女は大丈夫かしら?

いくら殺傷力があんまり無い弾幕とはいえ、普通の人間なら只で済むとは思えないわね

少し様子を見てみましょうか」

 

私は博麗の巫女が落下したと思う場所に向かう。

 

「案外近くに落下したのね」

 

私は博麗の巫女の近くに行く

そして、私は博麗の巫女の体を起こそうとした時に違和感を感じた。

ーーおかしい

何故、博麗の巫女から気を感じない(・・・・・・)のだろう。

普通の人なら生きてる限り気を感じる事ができる。

だけど、死んでるモノや生き物ではない場合には気を感じる事は出来ない。

だから、私は確認する事にした

 

「さてと、鬼が出るか蛇が出るか」

 

私は右手に気をこめる

私の確認の仕方はこうだ。

ただ、ぶん殴る

それで反応するのか、しないのか。

たったそれだけだ。

 

「ふっ!」

 

私は右手の拳を博麗の巫女のみぞおちに叩き込む

私の拳は巫女の体を貫いた。

 

「なっ!?」

 

……だが、私の拳が巫女の体を貫いた時に、巫女の体は沢山のお札に分裂し、私の方に向かってくる。

 

「くっ!? 数が多すぎる!」

 

私はお札を避けていくが、途中からは避けるのは無理だと判断し、弾幕で迎撃する。

だが、迎撃できないお札が私の体に張り付いていく

外そうにもしっかりとくっついていて全然取れない。

ーーあの巫女が無駄にお札を飛ばしてくる事はありえないだろう。

この体についているお札には何か意味がある筈だ

 

「そろそろ姿を見せたらどうかしら?」

 

私の言葉に反応する様に弾幕が飛んできた。

私は両手で弾幕をガードしようとする。

 

「えっ?」

 

弾幕が近づく度に私の両腕が勝手に開いていく、見えない何かに両腕を広げられている。

ガードが出来ず、私は弾幕の直撃を食らってしまう。

そのまま私は数メートルは吹っ飛んだ。

 

「どうかしら私の弾幕のお味は中々のモノでしょう?」

 

ーーーーー

 

霊夢side

 

私の弾幕を食らって妖怪は後ろに吹っ飛んで行く。

妖怪は直ぐに起き上がり構えをとる。

 

「ええ、中々のモノよ。

だけど私はそんな事より気になる事があるわ。

貴方、私に何をしたのかしら?」

 

「何をとは?」

 

私は惚けてみせる

 

「そんなの決まってるわ

私が貴方の弾幕をガードしようとしたら、私の両手は弾幕をガードする直前に勝手に解かれたわ。

貴方の能力? それともこのお札?

答え合わせしましょう」

 

「別にいいわよ」

 

「あら? 貴方なら答えてくれないと思ったんだけど、案外素直なのね?

そういう子はキライじゃないわ」

 

「貴方が私に能力を教えたんだし、私が教えないのは余りにも不公平だわ

だから、答えてあげるだけよ」

 

「なら、お言葉に甘えて」

 

「私が貴方に張り付けたお札には二つの特性があるわ

一つは私の霊力に反応し、反発する力。

私の弾幕が近づいたら、貴方の体に張り付いているお札が反応し、貴方の意識に関係なく弾幕から逃れようとする」

 

「ふーん、それのせいでガード出来なかったのね?

なら、貴方の弾幕は弾幕で迎撃するしかないようね

さあ、続きを殺りましょう?」

 

妖怪が弾幕を展開し、今にも突っ込んできそうだ。

 

「まあ、待ちなさいな

まだ、そのお札の二つ目の特性を説明してないじゃない? 最後まで聞きなさいな」

 

「そう?

じゃあ、お言葉に甘えるわ」

 

「私のお札のもう一つの特性は、引き付け合う力。

私のお札は同じお札と合わさると両方が引き付け合い相手の動きを止める。

それが、例え鬼であろうと私のお札から逃れる事は出来ない」

「成る程ね

なら、今度は貴方が投げるお札にも注意しとかないといけない訳ね?」

 

「ええ、そうね。

だけどもう遅いわ

貴方、自分の足元を見てみなさい」

 

妖怪の足元には私が仕掛けておいた大量のお札がある。

 

「確かにこれで私の足は封じられた。

だけど、私の上半身は動くわ

私の全身全霊の一撃で貴方のお札もろともこの大地を砕く!」

 

妖怪は右手に力を込めている

その右手は眩い程の虹色の光を放っている。

確かにあれなら私のお札の干渉にも引っ掛からずに脱出できるでしょうね。

だけど、それは私が居ない場合に限るわ!

 

「えっ?」

 

妖怪は地面に振り下ろした拳は何かに弾かれていた。

 

「……ありがとう

今はそれしか言葉が出ないわ」

ーー私の弾幕は私の霊力を感知し、遠隔操作を可能とした。

それにより妖怪の足元に弾幕を移動させた。

妖怪に張り付けたお札の反発する力により、私の弾幕に反応し弾いたのだ。

 

「私の唯一の勝ち筋を潰されたって事ね

なら私の負けよ

さあ、最後にパパッと決めちゃいなさい」

 

妖怪は両手を上に上げて降伏のポーズをしている。

 

「私はアンタとの勝負を忘れないわ

だから、安心して逝きなさい

「霊符」夢想封印!!」

 

私の夢想封印は妖怪に直撃した。

 

ーーーーー

 

「……終わったわね」

 

妖怪は私の夢想封印によって気絶している。

一瞬死んでしまったかもしれないとヒヤヒヤしたが、呼吸をしている事で一安心した。

 

「ようやく私はコイツをちゃんと使いこなせた気がするわ」

 

私はお札を握っている手を見る。

ーーあの妖怪に対して行ったお札による拘束

名付けるなら弾幕結界

私の新たな技。

 

「つーか、ヤバイ

霊力を使い過ぎた。

意識が朦朧としてる。

ちょっとぐらい休んでも良いわ…よ……ね?」

 

私は激しい眠気に身を任せる様に眠りについた。




すいません!
ちょっとぐだぐだになっています。
内容も所々言葉がおかしい所もあると思います。
もし、誤字、脱字を見かけたら宜しかったら教えてもらいたいです。
これからはちょっとずつ投稿していきます。
また、失踪してしまう事もあると思いますがその時は寛大な心で許してください。
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