のび太の幻想旅行記   作:fate信者

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疲れた~~
寝よ


博麗の巫女(前)

「賽銭に来たのなら100円は入れなさい」

 

目の前にいる巫女さんはそんな事を言ってきた。

 

「い、いや、僕は賽銭に来たわけじゃなくて」

 

「何? 冷やかしに来たの?

なら、帰った、帰った」

 

巫女さんは嫌そうな顔をしながら神社へと戻ろうとしていた。

 

「待ってください! 僕は博麗の巫女に用事があるんです!

貴方が博麗の巫女ですよね?」

 

僕がそう言うと巫女さんはこっちを嫌々ながら見てきた。

 

「何? 貴方? 私に一体何の様なのよ?

妖怪退治とかなら行かないわよ

めんどくさい」

 

巫女さんはめんどくさそうに言ってきた。

 

「いえ、僕は紫さんに言われてここまで来たんです」

「何? 紫があんたを? 一体何の様なのよ?」

 

「実は…」

 

ーーー

 

僕はここまで起きた事を全て巫女さんに話した。

僕の友達の道具でなにやら目玉がいっぱいある場所に来てしまった事。

紫さんから言われた幻想入りするか、死ぬか、異変を解決して元の世界に帰るかで、僕が異変を解決して帰ると言ったらここに来てしまった事。

 

「はぁーーあんたもめんどくさい事になってるのね。

異変を解決したらって事は適当に一つやっとけば帰れるのよね。

なら、ぱぱっと終わらせちゃいましょう」

 

「いえ、一つじゃないです」

 

「何、なら二つ? まさか3つじゃないでしょうね?

3つなんて下手したら何年かかるか」

 

「いえ、3つでもないです」

 

「何よ早く言いなさいよ!」

 

巫女さんは若干切れながら言ってきた。

 

「え、えーと、10個です…」

 

僕は声を小さくしながら言った。

 

「は? 10個?!」

 

僕は首を縦に振る。

 

「10個かぁ~もう、貴方諦めて幻想郷に住みなさい。

家は紫が用意してくれると思うし、幻想郷は良いところよ」

 

「えっ? どうしてそんな話になるんですか?

僕は10個の異変を解決して早く帰りたいんです!」

 

僕は巫女さんを睨む様にいった。

 

「良い? 異変なんてそんな頻繁に起こるわけでは無いのよ? 早ければ明日にでも起こるだろうし、遅ければ私の代では起こらないかもしれない。

そんな不確定的に起こる異変を10個よ! 10個!!

そんな事が起きるなんてまず無いわ。

一つや二つぐらいなら待ってればいつか起きるけど…10個は無理!

それなら幻想郷で暮らしていく方が良いと思うわ。

住み処や食料は紫が持ってきてくれると思うから安心して良いわ」

 

「いや、僕は元の世界でやらなければいけない事があるんです。だから、僕は帰らないといけない」

 

「そんな事を言われたっても無理なのは無理なのよ

諦めなさい」

 

「じゃあ、僕はどうすれば」

 

僕は膝を着く。

ドラえもん僕はどうすれば良いのかな?

僕は…僕は…本当にどうすれば…

 

「はぁ~ちょっと待っててね。

可能性は薄いと思うけど紫に聞いてみるわ」

 

「えっ? 居るんですか紫さんが此処に?」

 

「紫~居るんでしょう?

でてきなさーい!」

 

巫女さんがそう言うと巫女さんの目の前の空間が縦に割れて中から目玉達がこちらを見ていた。

あの目玉には見に覚えがあった。

そして中から

 

「霊夢」

 

中から僕を幻想郷に送った張本人紫さんが出てきた。

 

「紫私が言いたい事はわかってるわよね?」

 

「ええ、どうしてのび太君をここに連れてきたのか?

どうして解決する異変を10個にしたのかよね?」

 

「ええ、そうよ」

 

「最初の問いは簡単よのび太君が自分から言って来たのよ幻想郷に幻想入りするとね」

 

紫さんが微笑みながら言った。

 

「あれはあの子が自分の意思で行きたいと言った訳じゃない。

あれは、貴方が言わせたのよ。

死ぬか、幻想入りするか、なんて普通に考えたら幻想入りする方しかないじゃない」

 

「そうね。でも、しょうがないのよ

私や幻想郷の事が外に知られたら色々と不味いのよ。

それに、あの子自信にも興味があったから幻想郷に来て貰ったわけ」

 

「それよりも問題は10個の異変を解決したら元の世界に帰すなんて厳しすぎるでしょうが。

異変なんてそんな直ぐにポンポンと起きるわけでも無いし、起きたとしてもあの子じゃ足手まといになるわ」

 

「霊夢そこまで疑うのなら弾幕ごっこで使えるかどうかを見れば良いじゃない」

 

巫女さんは紫さんが言った事に驚いている。

一体何に驚いているのか?

 

「正気? あの子は人間よ。それに、弾幕についても何も知らない。ただの人間の子どもよ!

そんな子に弾幕はやり過ぎじゃないかしら?」

 

「大丈夫よ。霊夢じゃあの子には勝てないし、万が一あの子が危険な目にあいそうなら私のスキマで何とかするから」

 

「随分とあの子の事を信じてるのね」

 

「ええ、私のお気に入りの子なんですもの」

 

紫さんは良い笑顔で言った。

 

「と言うことで貴方と弾幕ごっこする事になったから弾幕ごっこについてルールを説明するわ」

巫女さんは弾幕ごっこについて色々と教えてくれた。

弾幕について、スペルカードについて教えて貰った。

 

「ルールは普通の弾幕ごっこだけど今回は特別にルールを付け足すわ。

霊夢はスペルカードの使用を一回だけよ

あとは、霊夢はのび太君から一撃でも貰ったら負けよ例え服にかすっただけだとしても霊夢の負けよ。

のび太君は参ったと言ったら負け」

 

紫さんはルール説明を終えて僕の方に来た。

 

「貴方は未来の道具の使用を許可するわ

ただし、あんまりやり過ぎないでね」

 

紫さんはそう言うと元の立ち位置に戻って行った。

僕は巫女さんの方を見る。

巫女さんはいつでも準備万端らしい。

 

「それでは始め!」

 

紫さんの合図と供に巫女さんは僕の方に走ってきた。

 

「流石に弾幕は可哀想だから、この御払い棒で叩く事にするわ」

 

そう言って巫女さんの横払いの攻撃を運良く避けられた。

そして、体制を崩して尻餅をついた僕に巫女さんは棒を縦に降った。

僕はポケットに手を入れて適当な物で巫女さんの攻撃を防ぐ。

その時にポケットから出した道具が

 

「名刀「電光丸」」

 

この刀は相手の攻撃に反応しガードしてくれるひみつ道具だ。

巫女さんは更に攻撃をしてくる。

だけど電光丸のガードを切り崩せないようで巫女さんは舌打ちをしながら言った。

 

「その刀…貴方が操ってる訳じゃないわね?

逆か刀が貴方の体を動かしているって所かしら?

全く、外の世界には面白いものがあるのね

だけど、悪いけど御払い棒で攻撃しても意味がないとわかったのなら弾幕を使うしか無いわね」

 

巫女さんはそう言うと手のひらから光る球体を僕に向けて打ってきた。

僕はそれをよけてポケットから新しい道具を出そうとポケットを漁る。

 

「さあ、この量はどうかしら?」

 

巫女さんの方を向くと光る球体が10個あった。

それを巫女さんは順に一つずつ打ってくる。

僕はポケットから道具を出す。

 

「空気砲」

 

空気の塊を前方に向けて放つ道具。

僕は空気砲をこちらに来てる球体に向けて放つ。

 

「どかん!」

 

空気の塊と球体はお互い相殺されて何もなくなっていた。

 

「なっ?」

 

巫女さんは驚いた顔をしながら僕を見ていた。

 

「成る程ね。あれは、空気の塊を放つ道具なのね。

ふふふ、面白いわね」

紫さんは道具の分析をしていた。

 

「ふん、そんな事で勝ったきにならないでよね」

 

巫女さんはそう言うと後ろから無数の球体があった。

その数は視認するだけでも15は優に越えていた。

そんなものを一斉に打たれたらと思うと僕は顔から血の気がひく。

 

「貴方のその空気の塊を飛ばす道具は多分連射は出来ないわよね?」

 

巫女さんの言った事に僕は顔をしかめる。

 

「じゃあ! 行くわよ!」

 

巫女さんがそう言うと球体が一気に一斉に僕の方に来た。

僕はポケットを漁る。

そして、出てきたモノはーー

 

「これは、コエカタマリン!」

 

僕はそれを一気に飲み干す。

そしてーー

 

「あ~~!!」

僕の声が球体を全て弾き飛ばした。

 

「なっ?!」

 

巫女さんは何が起こったかわからないと言った様な顔でこちらを見ていた。

 

「成る程ね。

あれは声を具現化させる道具なのね」

 

紫さんは道具の分析をまたしていた。

 

「どうだ!」

 

「ちょっと貴方を侮っていたらしいわ。

だから、次が本気の一発よ!」

 

そう言うと巫女さんは空を飛んだ。

いや、正確には段々と上空に浮かんでいった。

 

「タケコプターも無しに空を飛んでる!!」

 

「行くわよ! 霊符「夢想封印」!」

 

そう言うと巫女さんの回りにいろんな色の球体が出てきた。

弾幕の時の球と違い大きさが十倍ぐらいある

一つ目の球体が此方に向かって来た。

僕はそれをコエカタマリンの力で実体化する声で迎え撃つ。

 

「あ~~!!」

 

威力は相殺されて何も残っていない

残りの球の数は6つ。

今度は二つ同時に来た。

 

「あ~~!! うあ~~!!」

 

二つの球を声で相殺する。

残りは4つ。

 

「ちっ! 早くやられなさい!!」

 

巫女さんもどうやら相当腹をたててる。

今度は3つも来た。

 

「あ~~!! うあ~~!!」

 

二つ相殺した。

最後の一つに狙いを定める。

「う、うあ」

 

ここで声が枯れてしまった。

僕は急いで逃げる。

 

「っち! あと少しだったのに…だけど、あの声のやつはもう出せなさそうね。

しかも相当疲れている様にもみえる」

 

巫女さんの言うとおり声は枯れたお陰でコエカタマリンの効果はもうない。

おまけに最後の体力もあそこで使ってしまったからもう走れない。

だから、最後の攻撃は避けられないだろう。

 

「これで、最後よ!」

 

巫女さんの言葉を合図に最後の球がこちらに迫って来た。

僕はそれをーー

 

 




ちょっと長くなってしまったので前編と後編に分けて書きたいと思います。
内容が急展開だったり文の内容がおかしかったりとかあるかもしれません。
もし、あったら教えて頂ければ幸いです。
最後に評価や感想をお待ちしています
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