あの後俺は翼という名のSAMURAIに疲れ果てて寝ているはずなのに…そう、あの後俺は疲れ果ててぐっすりと寝ているはずなのに…なのに気づくと俺は被疑者席にいた。
なんでさ…
カン!カン!
周りにはいつの間にか俺の仲間が座って
「貴方はわいせつ容疑と痴漢罪にかかっている!」
え?なにこれ?
何で俺立ってんの?
目の前になんで神様いんの?
なんで俺被疑者席に立たされてんの⁉てか裁判官なんで俺の神様ぁ⁉俺寝てたよね⁉
何がどうなってんの⁉
「被告人!前へ‼」
「はい…」
被告人の方を見てみると青い髪と学生の服
の…
風鳴 翼がいました。
なんでおめーがいるんだよぉぉぉ‼確か精神ボコボコにされてアーチャーの念話によると休んでるよね⁉
「私は…ヒック…胸を揉まれて…更にエック…ツヴァイウイングを穢されました…」
「辛い経験をしたね風鳴 翼。もう大丈夫。彼をしっかり逝かせてあげるからね」
「俺が一番の被害者だろ⁉てゆうか裁くだよな普通⁉それも逝くの文字時点でもう結果見えてるよね⁉」
「私語は慎め!」
もうやだこの神様。そもそも何で俺裁判で立たされてんの⁉悪い冗談も程々にしてくれ…悪い夢から早く覚めたい。こんなの不当以前の問題だろ?
検察官
アーチャー、暁美ほむら、立花 響
、遠坂凛
うわぁ…嫌な予感はしていたけれどこいつらか…立花は余り酷く言わないからどうでもいいとして…アーチャーと遠坂についてはもう嫌な予感しかない。
「全く神様の言う通りだ…風鳴 翼は正輝に無理矢理胸を触られて挙げ句の果てには…
しかし、正輝は更に罪を犯している!」
「いや覚えが無いんだが?」
え?何か俺悪いことしたっけ?
確かシンフォギアの介入するまでの間は反省はしているけれど。
俺まだなにかしたっけ?
「勝手に私と衛宮を偽名にさせたのと幼女と結婚するロリコンの罪もある!」
それまだ引きずってんのかよ!それと、結局お前はそれを強調したいだけだろうが!あと誰がロリコンだ‼絶対に結婚なんてしないからな‼
「令呪を持って命ずる!自害しろ!アーチ「やめなさい」」
暁美ほむら
「何か無理矢理こっち側にされた」
「ほむらは俺が何か悪いところはないよな?」
あー良かった。お前を怒らせるようなことはしてないし、目をつけられて俺を憎んでいるわけでもなく。特にまどかを傷つけるような事してないし、おまえを怒らせるようなこと…
「どうあっても女の人の身体を無断で触るのはセクハラ容疑で逮捕されるわ」
「お前どっちの味方だよ!」
いやあれ不可抗力!狙ったつもりでもわざとでもないからな!それこそこっちの仲間に女子が多くて欲情していると言っているのと変わらないだろうが‼
「いやあれは誤解d…「なら貴方が女の子になればいいじゃない」は?」
は?何と言った?
女の子になれ?
ほむら異論
ある例え話をしていた。
ある山奥に大きい城がありました。夜の最中に、かん高い二人の喘ぎ声。二人の禁断の愛を育んでいた。しかし、大きな壁があった。同性愛禁止という名の大きな壁が。
「例え話無茶苦茶だろ…」
「黙って話を聞きなさい」
1人のピンク色の少女と黒髪のロングの少女の愛のせめぎ合い。しかし‼大きな難題が立ちふさがる!同性愛結婚禁止令が‼‼‼
この国での規制というルールが彼女らを苦しめている‼
「ほむらちゃんのこと好きだけど…この国では」
「大丈夫よ!愛があれば!」
「ほむら…ちゃん。激しぃよ////」
その壁をぶち破り、断崖絶壁を乗り越えていき遂に同性愛が許可されました。その愛は綺麗で過敏で不純もなく。純愛で紅い唇を互いに重ね合い、激しく、自分の身体も重ね。遂に彼女らの潤愛で世界は平和になり、こうして二人仲良くベッドインして平和に暮らせました。
そして愛は世界を救い。
私とまどかは結婚し、永遠にそのお城で暮らしましたとさ。めでたしめでたし。
ほむらちゃぁぁぁあん‼
まどかぁぁぁぁぁあ‼
Justiceここに完結
百合レズEND
いままでありがとうございました‼
「ハイ!速攻異議ありぃぃぃぃぃい!お前も同罪だと思います‼(怒)あとこの小説終わらせようとするな‼そもそもこの小説のジャンルに百合もレズも無いからな!」
何勝手に雰囲気でおわらせようとしてんの⁉終わらせねぇよ‼終わりなんて言わせねぇよ‼まだ続くわ‼てか、この物語を百合で終わらせようとするな!
「その必要は無いわ!何故なら百愛と異性のLOVEは別物だもの!(ドヤ顏)&(キリッ)」
「思いっきり同罪だ‼」
終わるとかの嘘ネタもうこれで終わりにしろよ!この小説もう終わりだって?嘘だから!まだ続くから‼
立花の場合
「翼さんに謝ってください!」
あーこの子か。
確かにいたね。正輝さんと翼さんの二人で事情を話せば良いよって先に言えよ。俺にも悪気があったわけじゃないってのが証明されるし。だからと言って俺が謝らなかったら謝せるようにするだろうからな。すごく面倒だな。
「そりゃぁさ。謝るけどさ…あの様子で許すと思うか?」
さっきから翼さんの目が俺の方を見て結構鋭いんだが。すごい怒ってるよね…
「それでも謝って下さい!」
けどな…怖いんだよね。
接しづらいんだよね…いやあんなことがあった時点で顔合わせづらいのもあるけど。んでも、俺にも非はあったし、こればかりは謝るか。
「分かった。あの時はどうもすみませんで…」
飛んできた小刀が俺の首筋を通り過ぎた。うん顔色が真っ青になりました。マジで鳥肌立ったぞ⁉
謝ることもままならないのか⁉
「…すまない。手元が狂ってしまった」
「やっぱあんた俺を殺す気だよね!これ‼」
いやこれ謝る以前に殺されるわ‼
無理だよこれ!謝る以前の話だろ!謝る事も許されないのかよ!
結論
無茶な謝罪要求
遠坂凛
「あんたも苦労しているわね?こんな公平でもない裁判に立たされて、風鳴さんに訴えられて。まぁ不運だと思って。」
「不運もなにも元々これ避けられない不運だよね?俺に勝ち目なんてないよね?そもそもこれどんなに無罪を主張しても確実に有罪だろ‼裁判官はおろかこの裁判自体問題だから」
遠坂はスーツを着てるし、なんか資料とか色々右腕に抱えているし。いつからお前検察官のようになったんだよ。
「まず理論上から話すわ。
(時間がかかるので略します)
つまり一方的に男性が悪いという印象だけが残るわ。正輝が高確率で無罪になることなんてあり得ない。つまりよ…あの時点で」
「…お前。いくらなんでも俺に憎悪感じてるよね」
よくそんなに調べたよね?
いやなんていうかさ思いっきり弁護士には向いていないような気がするんだけど。検察官側だよ完全に。でもこんなふざけた裁判で凛がそんな積極的なわけ…
「あーあとこれお金。よく頑張ったからサービス。」
お金で釣られたのかよぉぉぉぉ‼
おい目が$化しているぞ‼お前そのために検察官側に行ったんかい!
「ありがとうございます〜♪」
「ふざけんな!この赤い悪魔!赤鬼‼鬼畜女‼」
「誰が悪魔じゃゴラァァァ!」
「ぎゃぁぁぁぁぁ‼」
ちなみにさっきの暴力行為は違反として検察官が不当なことをしているので連行されるのだが。
「え?遠坂さんは正輝になんかしたっけ?見てなかったから無効です。」
「このエセ裁判官か‼」
見て見ぬふりをしやがった。
弁護士
雪音クリス、士郎、セイバー、美樹さやか、巴マミ、鹿目まどか。
「以外と多いな。」
「正輝は悪くねぇ!あれは正真正銘の事故だ!」
マシなのがいて良かった。
クリスは俺の味方だもんな!
弁護人が多くて本当に良かった。クリスは性格が真面だからシンプルな答えを言ってくれるだろう。
ありがとう俺の親友‼
「不可抗力という方法で性欲を出しているだけだ!」
そうそう。そうでなかったら船で女子を襲っているし、そんな風に俺は統一されていないんだよ…っては?
「ちょっと待てぇぇぇ‼お前それカバーどころか俺が窮地に立たされる台詞だからな‼弁護じゃないからなそれ‼‼」
ダメだ!期待した俺が馬鹿だった!シンプルな答えじゃないって!弁護でもないし!
「もし、性欲が収まらないなら私の身体を使ってあげる…それが一番合理的で堅実的だ!」
「合理的でも堅実的でもないから!つかあれは本当に事故なんだって‼」
やっぱり脳がどうかなってるし。
神様の野郎‼
一体クリスに何を一服盛らせた!
「それもいいな…////もうがまんできないって襲われて…感じまくってえーと…(妄想中)////お風呂がいーい?私は…えへへへへへ///」
「クリスが壊れた( ;´Д`)」
結論:クリスのキャラ崩壊
士郎・セイバー
「俺は正輝は悪くないと思うけど」
「はい。そもそも正輝がそこまで変態に陥っているわけでもなく、そんな下らないリスク背負うつもりは本人には無いでしょう」
喜んでいいのか悪いのか分からん。まぁ変なことしてないし。
「それに…俺にはセイバーがいる」
「し、士郎…///」
「リア充死ね」
「貴様が言うな。堕天使二人いるだろ」
結論:リア充
ミッテルト・レイナーレ
「正輝…なんかやっちゃったね」
「大丈夫。私たちは蔑んだりしないわ。ただね…」
ドン引きされなくて良かった。
堕天使達まで引かれたら俺もうショックだからな。んでも二人とも赤くなってるけど…
「ミッテルト、レイナーレに、4人の魔法少女と結婚でいいんじゃないのでしょうか?」
神様一体なに吹き込んだ。
クリスだけじゃなくレイナーレ達にまで。
「一夫多妻でもいいよ!あたし受け入れるから‼」
「う。うちもだよ‼」
「それじゃあ重婚で解決!」
「神様あんたいっぺん地獄に落ちろ」
結論:一つのうっかりは俺への勘違いを伝染させる。
鹿目まどか
目を合わせてくれない。
嫌われたわけじゃないけど…なんか誤解されてる。俺がどスケベって勘違いされてる。
「スケベかもしれないけど…正輝さんも多分色々今詰めて頑張っているし、そんな簡単に自分を被疑者にすると思えません」
やべぇ綺麗だ…なんと言うか女神だよ。感動物だよこれ。
畜生…目から何か液体が…
「正輝さんが痴漢なのは反対だけど…正輝さん」
「な、何か?」
「うっかりのセクハラはいつか誤解が誤解を呼んで、大変になるとね…他の周りを誤認させて、警察に連行されちゃうよ?」
綺麗でマスコットキャラクターをしているまどかは現実で最低なことはやっちゃいけないのをよく知っている。
「肝に命じときます…」
結論:綺麗な事実
美樹さやか
「全部が全部正輝が悪いってわけじゃないしさ。もう一度考えてみてよ?」
さやかが馬鹿じゃなくなった。
よしいけさやか。その調子で俺を弁護してくれ。
「まーあたし的には
(しばらくお待ちください。)
(長いので早送り+さやかの自己的な感想)」
ん?だんだん聞いているとそれって…弁護じゃなくてただの個人的感想だよね?
「結局俺の弁護されてないよな‼」
「ごめんごめん!」
「やっぱりお前ホント馬鹿だろ!」
結論:さやかis varyフーリッシュ
佐倉 杏子
只今、妄想中。
「さやかぁぁぁぁあ‼////」
「杏子ぉぉおお‼///」
ほむらと同じ以下略
現在裁判中
「さやかぁぁ////」
「あーうん。ほむらと同類ね。分かります」
結果:ほむらと同類
巴マミ
「正輝さんの心は純白だと思うわ。だって正輝さんの仲間達のほとんどは女子が多いでしょ?」
だからそういう真面なの先に言ってくれよ。みんな弁護という割にはそういうことを言わないからさ。
「それで正輝が変態だったら正輝さんの仲間にいる私達女子は嫌ってる筈よ」
「す、凄い」
お前が弁護側で良かった。
いやその理由が一番適切だよなんで言わないんだよ。いやーこれで俺は無罪は確定かn…
「待て!巴マミ‼‼そんな男を簡単に許してはいけない!」
【反論‼‼】
なんか黒沢の奴他のネタまで突っ込んで反論してきたぁぁぁ‼まだ何かあるのかよ!今弁護側の論議だよね⁉介入とかあり⁉
「マナーぐらいは守ったらどうなの?」
「すまない。けれど納得できないところがあるのだ」
お前の納得できないところって対して俺を否定するしかないものばかりだろ!
「そもそも正輝の仲間が女子ばかりだから耐えていた性欲が暴発したのだ‼」
お前大概酷いな⁉もう一回令呪で自害しろって言われたいのかよ‼
「その言葉斬らせてもらうわ!」
【論破!】
マナー守れとか言っているお前もノリで使うんかい!そもそも、お前ら言ってることもやってることも矛盾だらけだよ!てか、論破早いなおい!
「もし仮に正輝さんがそんなものには興味がなく。
女に興味が無いのだとしたら?」
「いや!現に正輝の仲間は女子ばかりだ!」
興味あるなしを勝手に決めんじゃねぇよ!発言だけでキャラ設定も自由自在かあんたらは‼
「…あ!そういえば面白かったわ。あのキ○肉マン漫画」
なんか俺の性格設定を変えるとか、もうこれなんの議論してんの⁉漫画の話とか、もはや俺関係ないよね⁉
「あー言いたいことがあるのですが。貴方方の弁護士達のその胸です。何故そちらの弁護士の女の人は巨乳なんだ!」
神様。今のはあんた言っちゃあいけないこと言ったよ。そんな発言を全国にしてみろ。全貧乳女子を敵にまわしてるから。
「「‼///」」
「今すぐ宝具を使ってよろしいでしょうか!」
「どいてまどか!私の大切な貴方を侮辱したその神様野郎を殺せない‼」
「怒っちゃダメだよほむらちゃん!私もあの人を許したくないけど!」
「うん。これはキレて宝具と兵器使ってもおかしくないから」
ここにいるまどかとほむらが殺気立ってんだけど。
結論:真面だったのに後から中二病全開。何もかも台無し。
議論終了
カンカン!
「そもそも何で俺の神様が裁いてんだよ!」
「バイト〜」
バイトでやってるの⁉人を裁く職にバイトで入れる裁判官って酷すぎるだろ‼
「お前ら最悪だなぁおい⁉」
ーーーーーーーーーーー
判決
結論それは有罪!
これにて話し合いで解決!
良かったね風鳴さん‼
ーーーーーーーーーーーー
「ふっざけんなぁぁぁあ!控訴に決まってんだろ!理不尽すぎるわ!それ以前に議論つっても被害妄想をばら撒いただけだろうが‼」
立花もまどかと声一緒ならこんなの絶対おかしいよって否定しろや‼まどかの方は慌ててるし!
「貴様…これは公平だ!これで奏と私を穢された罪を償え!」
たからあれは自分の意思で穢したつもりなかったし‼だいたいあれ不可抗力つっているだろ‼
「お願いだから真面な誰かがこの裁判自体間違ってるって突っ込んでくれよ‼」
「議論には被疑者以外の介入者達は自分の主張や百合、愛、空想、妄想、幻想、仮想などのそれらの主張を言える。つまりなに言ってもOKなわけです。ワシが決めた」
それじゃあ俺以外は何言っても裁判上問題無し⁉自由過ぎるわ!
それじゃあ不可抗力って正論も無理だろ!いやどんな事実論でも無理だよねこれ。
「そんな裁判認めるか‼お前絶対ドS性が酷いだろ!もうそれってどの道俺の場合議論しなくとも有罪だよね⁉裁判関係ないよね⁉」
てか、勝手に無視してなんか刑罰を言おうとしてるし!なら控訴しても勝ち目ないだろ!
「ゲイ化の刑に処する!」
「んな刑あるかぁぁあ‼」
何がゲイ化の刑だよ。
ふざけんな!そんな刑あるわけがないだろうが‼
「勿論ワシが決めた。やっぱりほむらの印象がでかかったね?あ、はい。アーチャーくん。これサービス。」
「どうも」
お前もお金で釣られたんかい!
もはやハメただろ!不当以外の何物でもねぇよ!
「お前ら人間じゃねぇ‼この裁判自体が間違ってるし!あんたら専用の裁判でしかないよね‼」
「さぁ連れてゆけ!そしてその男に同性愛を分からせろ!」
「ふざけんじゃねぇ!やめろぉぉお!俺は…俺は…
嫌だぁぁぁぁあ‼‼あり?」
「うるさいぞ…正輝…」
俺の目の前には天井とすぐ横で寝ているクリスが目をこすりながら起きてきた。それにしても…疲れた。
「夢オチで良かった…」
もうあんな夢見たくない。あんなにみんなの性格がぶっ壊れるのはもうごめんだ。そして人生の中であんな理不尽で史上最悪な裁判をされるのはもうされたくない。
*****
翼さんが歌うことはなかった。
けれどあのまま歌っていたら翼さんが重傷になることが分かっていた。なのに…
「翼さんが自ら望み歌おうとしたのですから」
私は何もできなかった。
翼さん泣いてた。命を落としても絶唱を歌う覚悟で戦ったんだ。見れば心をズタズタにされて大泣きしている翼さん。何もできなくて、何もしてあげられなかった。
「二年前のノイズの事件でノイズの被害を最小限に抑えようと奏さんは絶唱を解き放とうとした。奏者への負荷を厭わずシンフォギアの本来以上の力はノイズを破壊しようとしましたが、謎の不審者がノイズを撃破し奏さんを連れていかれました。」
「それは私を助ける為にですか?」
「奏さんの穴を埋める為に翼さんは恋愛や遊びを覚えず、自分を殺して一振りの剣として生きてきました。そして、今日剣としての使命を果たす…はずたったのですが連れ去った犯人に止められてしまいました。しかし、翼さんは奏が死んでも絶対に心を折れてはいけない、自分を殺して強くあり続けています。奏さんが生きているかどうかはその犯人に聞かない限り、分かりません。彼の突拍子な発言でまだ奏さんが生きているかもしれないという希望があって…嬉しくて泣いていたのかもしれませんね。
不器用ですよね。それが風鳴翼さんの生き方なんです。」
「そんなの…酷すぎます。そして翼さんのことをなんにも知らなくて…奏さんの代わりになるだなんて」
私の奏さんの代わりにはなって欲しいなんて緒川さんも黒沢さんも。誰も思っていない。けれど、
「ねえ響さん。奏さんの代わりになるなんて私も、どこの誰にも望んでません。
貴方に頼みたいことがあります。
翼さんのことを嫌いにならないで下さい。翼さんを世界で一人ぼっちにさせないで下さい。」
翼さんを嫌いにも世界で一人ぼっちにもさせたくないとこの時約束した。
結局のところ私を連れ去ろうとする理由は分からないけれど。それが何を意味しているのは
「個人を特定しているなら内通者がいるということだ」
「内通者か…」
「どうしてこんなことに…」
内通者。
この中にあの鎧の少女と男の関わりのある人が情報を伝えていること。だけど…
「私が悪いんです…二年前も今回のことも私がいつまでも未熟なばかりに翼さんが。翼さん。泣いていました。強いから戦ってきたわけじゃなく誰よりも泣きながらも感情を押し隠して強い剣であるが為にずっとずっと一人で…
私だって…守りたい物があるんです!だから!」
学校で親友である未来に昨日流れ星見れなかったり、私が隠し事をしているのをきづかれているけど、自分で考えたい。これは自分でどうにかしないといけないことなんだ。
「考えても響は響のままでいて、私にとって響の代わりなんていないから。」
未来のおかげで自分を見失うことなく私のまま歩いてゆける。
未熟で終わりにしたくない。
ノイズと戦って、明日の朝に修行を頼もうと弦十郎さんに頼んで、戦い方を教えてノイズから逃げずに立ち向かえるようになりたい!
人を守るために。
夕方ごろ。
私は教科書を忘れて持って帰ろうと教室に戻っていたけど翼さんの機嫌が悪いのかな?
震えているというか。
「あの…翼さん。どう…⁉」
私の目の前には翼さんの机には折れたシャーペンの芯が散らばって、私は急に翼さんが誰かにいじめられているんじゃないのかと本気で心配になった。
*****
「嫌だ…弱虫でもいい!だから…一緒にいてよ!」
「あとさ…思いっきり歌うとお腹すっごい空いてしまうんだ」
今度は邪魔はいない。
周りを見渡してあの男がいないか確認したら駆けつけた。私が奏を助けなきゃ。
「奏で「俺はとんでもないものを盗んでいきます…」⁉だ、誰‼」
奴がそばにいた。
見渡して誰もいなかったのに彼がすぐそばにいて私は影から現れた人型の影に動かないようにされた。
「それは…天羽奏の全てです!というわけでお持ち帰りぃぃぃ‼」
奏の手をつかんだあと、奏の身体が回復して、元気になって元どおりになったけど。その姿は戦闘時の格好ではなく、花嫁姿でお姫様抱っこさせられている。
「フハハハハ!返して欲しかったら俺を倒して見せろよ!まぁ?豆腐メンタルのおまえには無理難題だろうけどなぁ!お、さては怒っているか?俺が許さないのか?お?青ざめたか、それとも眉間にしわを寄せたか翼?
図星なんだろう?ズバリ当たってしまったか…なぁぁぁぁ⁉︎」
「あ、あたしら…こいつと結婚することになっちゃってさ…悪いな翼。でも、あたしは新しい人生を進むから生きるのを諦めるなよ!」
「奏ェェェェエ‼」
また壊した。
あの空気を、状況を、私の意志を、
思いっきりぶち壊された。
私にとって彼は徹底的に斬り刻む敵といっても過言ではない。奏がたとえ無事で帰ってきても奴だけは許せないと心の底から思っていた。
次会う時は絶対に斬りつける…奏を穢した罪は重い。
許さん…許さんぞ‼
「翼さん!どうしたんですか⁉」
「うわっ⁉た、立花か…どうした。」
「あのっ‼私…誰かが翼さんを嫌がらせでこんなひどいことをされたのか心配だったので!」
黒沢さんと立花の二人と協力して…奴を絶対この手でこの手でこの手で…
倒す‼‼‼
「あー…まさか彼のことですか…翼さん。」
「⁉立花…なぜわかるの⁉」
「翼さん見てて小声に出しながらシャーペンの芯を何回も折れさせてるんですが…」
⁉いつの間に!私の机の上がシャーペンの芯だらけに。私が苛立っており続けていたのか。思えば周りも私が変になっているのに不審がっている。
「昨日の今日ですから。でも私もあれは許さないと思います。
だから翼さんの代わりにわたしが彼を倒して連行します…」
「…奴を殺すことに目が眩んでしまって、今の私が彼と会い、そのまま戦えば感情的になって、目的から外れたようなことを私はしかねない。」
そう。司令は彼と会えば怒りに満ちてしまい、自制心を抑えられなくなり。ノイズじゃないのに斬り殺すことになる。
「気を付けろ立花…奴は恐ろしい。そして私の代わりに頑張ってくれ。」
あの男を連行するのは立花に託すしかない。
「は、はい…頑張ります!」
それにしても私どうしてこんなに立花に親密になれたのだろうか。
*****
次の朝
どうも。アーチャーこと黒沢だ。
さて、立花が学校を休んで弦十郎の修行をしているわけだが。大丈夫なのだろうか?今私は調理室か探してご飯を作っており、ここで働いている人にも評判がいいという話にまで広がっていた。
そして、【特異災害部対策機動の切り札】とも言われておる。
料理は最優であり、ノイズに襲われても私がいればこの基地に襲ってきても倒せるので貢献度が高いのだ。
「あ!黒沢さん!弁当とても美味しかったですよ‼」
「いや。そっちも急用だったのだろ?しかし、必ずしも全員分まではいかないから翼さんのプロデューサーである緒川さんと最責任者である弦十郎さんを優先するぞ?」
正輝からの報告によると転生者は4人いたが、どうも早く倒せたらしくて、違和感があり、理由の一つとしては、倒された相手が俺が現われたら驚いた顔をしていることだ。
ひとまず、風鳴翼と立花響の監視は怠るなよと。転生者があっけなくやられる訳がない。何か裏があってもおかしくないで終わりとなった。
なぜ転生者はあんな丸腰の状態だったのか?能力が無いわけではなく防ぐことぐらいは可能なはずだろうに。
私はそう考えながら夕食を作っていた。
*****
フィーネは米国との会話中。どうやらソロモンの杖についてだろうだが手を組んでいる相手側にはソロモンの杖の覚醒については何も言っていない。昨日連れてくるだけなのに空手で戻ってくることに俺とクリスは叱られた。米国への電話の後、クリスは電気を身体中に浴び続けている。
フィーネだけがクリスを愛せれる。俺の場合は愛というより親友ってだけ。好きですとかという恋愛感情はまだなのだ。
痛みこそが人の心を繋ぐのよ。
それが世界を繋ぐ手段である。
フィーネとあいつが笑顔だったこと。愛というものは普通は純愛があり、異常なのが同性愛に人より物に対する愛が大きいのと片方が溺愛してもう片方が好きでもなんでもないというのもある。ヤンデレも厄介だが、こういう愛も厄介というものだ。特に、お互いヤンデレ同士でふたりとも溺愛しており意見が合ってしまえば誰であろうと止められない。俺がフィーネを裏切るにもにも難しかったし、雪音クリスのそばには絶対に俺がいなければ一人になるところを転生者達が襲ってもおかしくはない。
俺はネフィシュタンの鎧による副作用をどうにかする治療法なんてないし、仮に方法があっても俺が手をつけてはいけない。目をつけられる為フィーネのやり方に賛同するしかない。
クリスは利用されてるというのも気づいてはいない。俺が変な言動をすれば必ずフィーネはクリスより、俺を先に沈めるだろう。
雪音クリスは俺だけじゃなくフィーネにも愛している。二人の笑顔が俺を苦しませた。フィーネがクリスに対して間違っている教え方に俺は何も言えない。結論としては余計な詮索はフィーネが俺を始末するということになりかねない。
こうなれば従わざる負えない。
はっきり言って俺は苦心するしかなかった。
*****
ネフシュタンの鎧
個人を特定しているということは誰か内通者がいるということだ。
あの少女よりも、俺が気になっているのはあの男が謎過ぎることが多すぎる。何故彼も聖遺物無しでノイズを倒し、なおかつノイズに接触されても炭素にならずに奏者と同じ様に吹き飛ばされるのか。彼はどうしてあの少女を守るのか。天羽奏を連れ去った犯人はこの男だとしても、その発言は本当なのか?
「分からん…特にこの男についてだ」
そもそも彼の過去も住んでいるところも分からない。だからと言って学校に行っている経歴も無し。
ノイズとの関連性が全く見えない。その男が一般人が関わることなどありえん。黒沢くんと同じような存在だが…奏を連れ去った犯人はこいつだろうが。
「奴は一体何者なんだ?」
奏を連れ去ったのはこの男だろうが…知っていることは聖遺物を所用せずに倒すことができるということとネフシュタンの鎧の少女と同行していることだ。
黒沢くんの能力とは異なっていたこと。これで黒沢くんが犯人である疑惑は晴れ、奴が連れ去った誘拐犯の被疑者であること。
「翼はまだ戦場に出さない方がいいだろう…聖遺物の使い過ぎとあの精神の疲労。休ませるつもりだ。」
翼は奴と出会えば確実に奴を斬ろうとしかねない。立花は自分の意志で学校を休んで、俺の修行を積み上げていっている。
響君は着段に強くなっている。
未熟な彼女を一歩前進させた。戦い方を学び、その成果を発揮させて欲しい。日本以外の国では到底真似できない為に黒沢君のレアスキルと響と翼の聖遺物は最重要なものだ。
櫻井了子くんは広木防衛大臣に呼び出されており、本部の安全性および防衛システムについて説明を果たしに行っている。
やっと遅く帰ってきたが、通信機が故障していたらしい。
帰ってきていない途中、広木防衛大臣とその秘書が行方不明となったが、機密資料も無事であった。
俺たちは機密資料からデュランダルの移送計画の内容を知り、実行するための準備を行った。
*****
さて、またアーチャーこと黒沢だ。なぜ広木防衛大臣と秘書が行方不明になったのは不明だが詮索は船内にいる暁美ほむらとセイバー達に携帯で電話して頼むことにしよう。
「頼めるか?」
「いいわ。調べるだけなら」
さて、私の仕事はデュランダルの移送の為の防衛だが、立花響の護衛だ。転生者が介入するかもしれないので気は抜けない。さて、私は私の仕事をしなくてはな。
*****
デュランダルの移送が開始した。
俺はヘリコプターの上空からデュランダルを乗せたのを含む5台の車を見ている。ノイズは下水道から襲ってきており、黒沢くんによる上からの攻撃は無意味である。
近くの薬品工場で爆発でも起こさせる気か。狙いがデュランダルの確保ならあえて奴らは危険な場所に連れ込み攻め手を封じる。黒沢君には至急響達に駆けつけるよう言ったその時…薬品工場で車が爆発して、煙によって二人が見えなくなった。
*****
俺はデュランダル強奪の前日に夢を見た。小さい頃のクリスが笑顔になってはしゃいでいて、両親は顔は見えなかったが父親はバイオリンを引いて、母親はクリスと同じ白色の長い髪をしていた。
あれは海辺か?
その途端目が覚めてしまった。
クリスの小さい頃の姿はくっきりわかっていたが…にしても身長も身体の方も成長したな。前に会う時は穏やかじゃなかったっけ?
「うん。ちっちゃいツインテも今のお前も可愛い」
その返事は暴力で答えられた。
うん、マジ痛い!つかなんでぇぇぇ⁉そもそも俺って南米の戦争前の過去って見たか?
*****
し、信じられねぇ!
こいつ家族と一緒だったあたしの過去を知ってんのか⁉パパとママが死んだ後ならまだわかる。けどその前って何でそんなことも知ってんだよ!でも…可愛いって////
「お前のせいで調子がくるっちまっただろうが!」
「マジなのかよ!ホントなのかよ⁉」
クッキーマンが現れたのはパパとママが死んでから後だ。なのに…何で戦争前の昔のことしってんだよ‼
*****
鎧の少女も翼さんを泣かせた人もいる。鎧の子は顔真っ赤にして彼と何か話してるけど。二人って恋人なのかな?で、でも奏さんを連れていった犯人だし。許すわけにはいかない。デュランダルを守るのが今の私の務めだけど…一つ気になって聞きたいことがあるんだけど。
「ふ、夫婦喧嘩?」
「「夫婦喧嘩言うな!」」
今度はデュランダルの略奪。何としても守らなくちゃ!翼さんの代わりに私がどうにか守るんだ!
あ、そう言えば翼さんに伝言を残しているんだっけ?
「あと翼さんからの伝言です…もし連行してくれるなら…「嫌だよ!つか、好き好んで地獄に行く馬鹿がいるか!」断った場合は代わりにあたしが貴方を倒します!」
まず、私が戦えるようになったことにネフィシュタンの鎧をつけた少女が驚いてた。彼は黒い球から拳銃が取り出して…
「速くノイズ召喚しろ‼」
「今やってるっつーの!」
彼がこっちに向かってきた!ひ、人⁉同じ人間同士争うつもりはないのに⁉殴ってきた‼
ふ、防がないと‼
「悪いがここから先は通行止めだ!」
ノイズじゃないけど、この人銃を使わないで接近して攻撃してきてる。でも生身の人間だとしたら…この人ノイズに襲われたら炭素にされちゃうのに!駄目!背後からノイズが…
「重いんじゃい!ボケぇ‼」
ノイズを吹き飛ばした⁉
それよりなんで物理攻撃が効かないノイズを倒せるの⁉やっぱり黒沢の言っていた礼装に似たような物を持っているからなのかな。
「そろそろかな!」
銃口から赤、青、黄色の燃える鳥が出てきて、私に襲いかかってきた。私は嫌な予感がして逃げたけど…
「馬鹿ーアーホドジマヌケー」
火の鳥が小さく複数になって、四方八方逃げ道を妨げて、近づいて爆発させた。
「きゃぁ!」
「チッ!惜しい‼」
私はギリギリ爆発する前に隙間から飛び込んで直撃は避けれた。身体はまだ動けれる。それと舌打ちとか酷いよ!でもケースから飛び出したデュランダルを彼が手に持っている。なんで彼は平然と片手でデュランダルを掴むことが出来るんですか⁉起動はしてないけれどそのままその子に渡されたら!
「へい!パス!クリス!!」
「ちょっ!ま「させるかぁぁぁ!!」う、うわぁぁぁぁぁ‼」
私は取られないために必死で走って、その聖遺物を掴み取った。けれどつかんだ後の、私の意識がそこから保てなくなった。
******
「あ」
「■■■■■■‼‼」
やばい。これはやばい。デュランダル持って暴走してしまってる。たしか、その力を思いっきりぶっ放したっけ?
「そ、そんな力を見せびらかすなぁぁぁあ‼」
あのバカ‼完全聖遺物相手にノイズを召喚したところで無意味に決まってんだろ⁉
「撤退だ!こうなった以上あいつはどうにもならん!」
「■■■■■■‼」
派手にぶっ壊してやがる。とんでもない無差別破壊だな。あんなもの持たせたらやばいだろ。そして、やっぱりノイズを一掃かよ⁉
だけれど一回ぶっ放したら流石に…あれ?まだ暴走している。
暴れたりなくて無差別に周りをぶち壊そうとしてるし、デュランダルをこっちにもう一回ぶっ放す気なのかよ⁉待て待て待て待て‼
「ハァァァァァ⁉((((;゚Д゚)))))))んなのありかよぉぉぉ!!」
で、でもフィーネもいるし、流石に俺らがいなかったら計画が進められないし、止めてくれるよ…
「ぁあ////いいわぁ…」
フィーネの奴顔赤らめて高揚しちゃってるしぃぃ!もう俺達眼中に見てねぇぇぇ⁉期待した俺が馬鹿だったぁぁぁぁ‼
「あ、あああ…」
「その幻想をぶち殺ぉぉぉおす‼」
もう俺が行動するしかない。
このままだといくらネフィシュタンの鎧を装着してたとしてもデュランダルでクリスごと消される。
剣を振り下ろすのが先か俺が止めるのが先か。
何はともあれ急がないとクリスがやられる。俺は必死の思いで立花の身体を押してデュランダルを飛ばした。
*****
正輝…どこ触ってんだよ!
こんな時にまで…肉体的接触を…それもあのアイドルと同じ様な光景で‼
「今すぐ手を離せ!」
やるならあたしだけでいい!
正輝の奴また別の女の人と!
あの時と同じようなセクハラをしやがって‼
******
「今すぐ手を離せ!」
何でこの世界は俺を変態扱いされるのだろうか?俺は悪くないのに。ただ止めたかったのに。
最低な人ならまだ分かるよ?
何で俺?
デュランダル飛ばしたよ。
クリスを守ってあげたよ?
何この理不尽。
立花は暴走(デュランダルのせい)が更に暴走(俺のせい)し始めて今の立花は俺を真っ赤になってガン見している
何故なら
俺の手には
立花 響の大盛りが俺の手に収められていた。
おのれ上条ぉぉおお‼
「いやぁぁぁぁあ‼」
立花はすぐさまに右ストレートを放つ。このゼロ距離だと避けられない。言っても遅いがあえて言わせてもらおう。
「不幸だぁぁぁぁ‼」
No.4thの船
「ヘックション!」
「どうしたの?」
「ちょっとくしゃみがな。誰かに噂されたのか?いや、まさかな」
いや、気づかない。