Justice前章:善と悪 正輝編   作:斬刄

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正輝編48話誰かの相談役になるのも楽じゃないなby黒沢くん(戦姫絶唱シンフォギア)

*****

 

私を墜落させ、管理間に連れていかれて数日。噛み合わなかった立花と風鳴の関係は良くなっており、なにやら不審者撃破作戦とか考えているが私もよく混ざって入っている。まぁ…撃破といっても気絶させて連行という感じだろうが。

 

それからというものの立花響の腕や首筋にはアザを確認したが、正輝が魔法を利用して回復させたのだろう。

 

二課のほうも突然回線が切れ、立花が酷い目にあったことは見ていない。見ているのは正輝とクリスと立花と加藤だけだ。しかし、加藤があのまま止めなかったら最悪立花は呼吸困難で意識不明にもなっただろうに。何を考えているのだ。私が駆けつけた時は正輝達と加藤は去っていた。加藤が去る時も回線が切れ、あの二人は協力者なのではないのだろうかということが現れた。おかげで謎ばかりで厄介なことになったぞ?

 

(正輝、流石にあの暴力行為は過剰過ぎるぞ…)

(悪いな黒沢、ちょっとキレた。これ以上控えてやるけどあいつとの分かり合いは、ごめんこうむるからな。

俺には合わん)

この会話だけでも、正輝にまだ怒りが残っていることがわかる。

 

不審者にされた正輝との念話で色々と情報を交換しあっている。殺者の楽園(キラーエデン)とは何も情報が入って来ない。しかし、ここまで順調に進むのは何か裏がありそうだな。緒川さんと協力してここの従業員として働いて…全くここでの作業は汗をかくような仕事ばかりだ。おかげで、コーヒーも美味しい。それに敵側に正輝いるなら思う存分彼を倒せれる。

 

一番問題なのは殺者の楽園と正輝と立花響の仲立ちだ。

 

正輝は立花の理想を拒絶した。予想通り対立が起きてしまった以上彼女は私たちのチームと仲良くなれるのだろうか…そして今頃雑マスターの正輝はどうしているか?

まぁ。最後のはどうでもいいか。

「…」

 

ん?あれはどうやら立花の言っていた未来か?彼女も暗い顔をしているようだな。そう言えばあの後寮に帰った立花と彼女が喧嘩していたな。正輝にはこういう役目をするのも勤めだからな。なんとかしなければな。

 

「どうしたのだね?」

「実は…私…響のこと信じられなくなったんです」

 

彼女は私に不満を話した。

二年前のツヴァイウイングのコンサートの時、大災害に立花を一人で送ってしまった彼女はTVを見てショックを受けた。彼女は生きているがもうまた大怪我するようなことに巻き込んで欲しくないという願いだろう。

 

今もなお大きな怪我をするようなことをしている。そのことで嘘をつかないで欲しかったのに嘘をついたことだ。

「しかし…彼女の嘘は別に君を傷つけるようなものではないかね?好きという言葉で偽って君が嫌いで裏切るというわけではないのだろう。彼女には良心がある。嘘をつくにしてもここの都合上つかざるおえなかった。」

「でも…それでも」

「…立花は人を傷つけるような人ではないだろう。大きな怪我だって出ることもある。それは事実だ。この二課では知っているだろうがこのことについての内容を言うことは制限されている。ここの組織においての活動は機密事項であり、こんな危険な仕事を言えば君は黙っておけない。もしこの組織が言えるような制限を解除していたら立花は真っ先にいうだろうが…そもそも人を守っているといってもそれでも危険な事をしているなんて特に唯一の親友である君には言えなかったんじゃないのか?そしたらノイズを守るという役目もできなくなり、彼女の人助けができなくなる。人はいつか生きていれば誰だって嘘をつく。嘘を100%つかない人はいないし、その嘘はある人を傷つけたりしない為の嘘や自分の失敗を隠す嘘、色んな嘘をつく。そして彼女も…君とは違う別の苦しみがあるんじゃないだろうか?

だからと言って友達として拒絶されたら、彼女はこんな形で友達ではいられないのは嫌だ。と。

 

そして、立花響は立花響のままだから立っていられる。君は…立花は立花のままでいるなと彼女自身侮辱することになるぞ。…すまない。説教みたいに聞こえてしまったなら謝罪する。あくまで私は…」

「黒沢さん。相談してくれて…ありがとうございます。仲直りするのはいきなりは難しいかもしれませんが…」

確かに大きな怪我をするのはこの組織において起こりうる話だ。だが彼女自身をなくすことは彼女ではなくなってしまう。

「いや、少しずつでいい。今は納得いかない点が沢山あるだろうが…悪くなった仲を良くするのは簡単ではないからな。本当にお互いが仲良くなりたい、離れたくないと思っていた時に仲直りすることだ。」

彼女が一番信頼しているのは君なのだからな。

さて、仕事に戻るか。

*****

 

「なんで…なんでなんだよフィーネ!」

「クリス…」

戦争の火種をなくすフィーネの教えは確実に間違っている。もうフィーネとの干渉はないだろう。あそこにある衣服類は携帯で船に転送させておいたし、食糧も十分ある。

 

フィーネのことについてまだ愛しているから何も言えないのだ。俺がフィーネを否定すればクリスは俺に反感するのは目に見えている。いけないということはフィーネが変身して、クリスと俺を攻撃した後でしか言い出せない。

 

 

今現在俺とクリスは迷子になっている二人の子供の親を探している…やっぱ歌好きだよなお前。嫌いと言っても悠々と歌ってんじゃないか。鼻歌歌って歌が嫌いな人な訳がない。

 

 

数分後その父親に交番に会った。

雪音のほうは友達になるにはどうしてらいいか聞いている。その子達は俺にふって仲良しじゃないの?とクリスに聞いたが、いきなり女の子の返答が

「ねぇねぇ!お兄ちゃんにお姉ちゃん‼二人ってカップル?」

「「⁉なっ…///」」

「こ、こらっ!すみません。」

俺もクリスも戸惑った。

カップルというわけではないが今思えば長い間クリスと一緒にいまから仲良しなのだ。

 

 

子供達の別れを告げて、そして俺たちはフィーネのところへ辿り着いた。雪音のほうはもう疑問ばかりで苦しくなっている。

「おいこの後始末どうするつもりだよ?俺らを見捨てるって?俺なら分かるが雪音は大事だったんじゃないのかよ」

「私は要らないのかよ!分かんねぇよ!頭ん中グシャグシャで何が悪くて何が正しいのか分からないんだよ‼」

俺のほうもイラついている。愛しているクリスを切り捨てたのだから、黙るつもりなんてない。

「流石に潮時かしら?

そうね、貴方のやり方なんて争いをなくすどころか精々一つ潰して新たな火種を二つ三つばら撒くことくらいかしら?

 

それに新たに有能な人材を手に入れたからよ。あたしが与えたシンフォギアもへほどの役には立たかったからね」

するとフィーネの横から男が現れた。黒い長ズボンにロングの髪をした男だ。

「(やぁ !雑魚 で 凡骨 でしかない 哀れな 二人組 !)Hello , the poor duo who is only an ordinary mind in small fish !」

分かることはこの男が、俺らを誹謗中傷しており、敵の転生者であることだ…どんな能力かは知らないが急いでここから逃げることは確かだ。

 

「今は日本語で言いなさい。」

「(おっと !すみません )Oops , I'm sorry !(つい調子にのって英語で喋ってしまいました!)I got in the swing carelessly and have talked in English」

 

「前にクリスを洗脳させたのはお前か?」

「NOT!あえて言うならその質問の答えは私ではない。まぁ?クリスを洗脳させた犯人を見つけたいのなら100パーセント命を賭けなきゃいけないケドネ?」

フィーネと転生者達が手を組んでいた。最悪だ。敵の転生者達がどんな能力を使うか分からない。一旦引かないと確実にやられる。

「あんた…転生者とグルってか…憎しみをクリスに灯らせ、その復讐心を利用して自分の人形にするつもりだったのかよ?」

「違うな?手を組んだのは貴様がきた後だ。前に手を組んでいるならよほど複雑になっている。それにもし転生者と前に手を組んでいるならその時点で雪音クリスは廃人と化している。」

同盟を結んだのは多分最後の命令の後だろう。現にカディンギル移送の後に広木防衛大臣が生きていることに苛立ちはしていた。

「カディンギルは完成しているも同然。もう貴方達の力に固執する理由はないわ」

「と、いうわけで君らはここでDEAD END‼」

転生者達が囲ってやがる。

この人数で戦うのは分が悪すぎる。俺は姉さんからもらった投煙球を使って逃げようとしたが、

「…」

「おい!何してる‼」

フィーネに裏切られたショックが大きかったせいか、クリスは思うように動けなかった。襲われる前に俺はクリスを担いでこの場から立ち去った。転生者達の力が知らない以上どうしようもない。彼らの基地が容易に見つからないのは奴らのリーダーとその仲間の数人が頭がさえているからだ。

「畜生が…!」

 

 

 

予告

 

「やめろよ…やめてくれよ!」

彼女は触れてしまった。彼の触れてはいけないものに。彼は精神に衝撃が走った。頭の中で錯乱が入り混じっていた。知りたくないものを雪音クリスは知ってしまったから。いままでは彼の激昂が一度はあった。しかし、この世界に入ってから異様なことばかり起きている。やはり、マスター・オブ・ザ・リンクは能力、強化だけではなかった。もう彼の中では落ち着くなんでできるわけない。

 

 

彼は投影した小刀を振り下ろした。

 

「俺は俺は俺は俺はァァァァァア‼」

 

遂に明かされる

彼の生前の絶望の全容を。

 

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次回のつもりがまだあったので少し先のを一部だけ公開ということにしています。
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