Justice前章:善と悪 正輝編   作:斬刄

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正輝編52話冷静になろう(戦姫絶唱シンフォギア)

 

 

 

辺りを虱潰しに調べ続け、二人を探すにも結構手間取った。しかし移動して、ホテルにいるとは思わなかったが…もしものことのために早くつくようにした。

 

「もしあの男が無理矢理あの女の子を…許さん‼」

 

あの男が転生者で、雪音クリスが襲われるのならば助けにいかなければならない。そのホテルの管理の鍵を特別に貸してもらい、その扉を開けた先が、ただ二人がベットで抱き合ってた光景だった。

 

*****

 

最悪だ。こんな事になるとは思わなかった。今は寝起きなのに…

「逃げるぞ!」

「いきなり⁉」

やべぇ…歌えない。服は正輝の携帯でもとに戻せれたけど。

(まだ…クラクラす)

この状況から逃走なんて無理に決まっている。少なくとも正輝だけでも。

「に…げろ。」

正輝だけでも逃げてくれ、私はここから逃げることが出来な

「夜激しすぎたから俺無理」

バタン

…は?正輝までぇぇぇぇ⁉

「お前もかよぉぉぉぉお‼」

あたしも正輝の後から倒れた。

てゆうか、体力的に限界。

二人一緒に寝転ぶ形になった。

*****

忘れた。完全に弦十郎のことについて全く忘れていた。畜生め。

 

 

改めて比喩表現で表そう

 

 

…まるで頭に冷水を死角から急にぶち込まれたようだった。

「「…」」

「…とりあえずだ。

仲間は呼んでいない。

俺一人でここにきた。

 

さ、差し入れだ。く…食え。」

やべぇ…どうしてこうなった。

目を合わせられない…てゆうかやりずらいというか。

 

 

なんか色々と凄い気まずい!

 

 

「あのー「す、すまない!空気を悪くしてしまったなら本当に申し訳ない!少し気になることがあるのだが…」」

今の俺はだいぶ落ち着いてきている。あのイカレ状態は他人に見られたらまず後悔と反省の両方しかない。

 

結構キツイ言われるかもな。

特に俺がガチで言われるだろう。

もう覚悟しよう。

「君達は

 

 

 

お互いに愛し合っているという関係だったのか?」

…はい?

何言ってんですかこの人は?

「いや君が案内してここに連れてきたのを聞いてね…

 

けれどダメだ!特にそこの少年!

何を考えていたんだ!歳を考えろ!まだそういうことをする様なことをするべきではない!」

うん。かなり話からするとあの光景から考えて示した結論なのだろう。た、助かった。てっきり、思いっきりぶん殴られるかと思っていた。

「あ、俺はさ。二人で環境の悪い住み場所に長くいるのはまずいか「違うぜおっさん。あれは布団が暑くて…「ちょっと待てぇぇ!」何だよ!邪魔すんなよ!」」

こいつまだ暴走列車になってる!

てゆうか何とんでもないこと口走ってんだよ!やばい…今のクリスは常識から外れた答えしか絶対言いかねない!

「常識で考えろ!俺らまだそーゆーことはまだ出来ねーだろ‼」

危ない、本当に危ないこと言わないでくれよ!あと、弦十郎からもらったあんぱんと牛乳食べながら喋るなよ‼あと俺にも分けろよ!

「クリス君…何故俺が入って君達を見たときその姿が裸だったんだ?」

「「…」」

言えない。言えるわけがない。過去の事語りまくって愛し合っていたなんて言えるわけがない。

「ま、まあ君達の関係は後で話しておこう。それでは本題に入るとしようか」

この後弦十郎は調べたことについて語り出した。

 

父親であるヴァイオリン奏者の雪音雅律と母親である音楽家のソネット・M・ユキネと雪音クリスを連れて難民救済を行うNGOの活動に参加し、8年前に一人娘が行方不明となった。

 

その後は国連軍のバルベルデも介入したが、俺のおふざけキャラであるクッキーマンという異性物が大きく影響されており、紛争を解決させ介入後の死亡者がゼロであり、現地にとらわれていた娘も発見され保護され日本に移送されるようになった。

 

「よく調べたもんだな…そうゆう詮索反吐がでる」

 

ニ課の方は適合者を探すために音楽界のサラブレッドに注目して、一人となった娘の身元引受人として、弦十郎は手を上げた。

しかし、フィーネに連れていかれて、この件に関わった人間は死亡もしくは行方不明で幕が閉じてしまったわけだ。

 

「何が言いたい!」

「俺は君を救い出すことだ。引き受けた仕事をやり遂げるのは。それが大人の務めだからな」

「大人の務め…いい大人が「待てィ⁉クリス」な、何するんだよ!」

抑えるわ。

とにかく落ち着けボケぃ。

俺だって情報が足りないし、もしかしたら弦十郎の方から何か過去のことについて、有益な情報があるかもしれない。

「落ち着けクリス。お前が怒ってここから出ても状況が変わらないだろ。それに俺は弦十郎と話し合いたいことがある。分かってくれるか?」

「…分かった。」

そう頬を膨れるな。頬を指でいじりたくなるじゃないか。

「弦十郎さん。一つ知りたいことがある。クリスの父母はどうなっている?」

「正輝!私のパパとママは‼」

「クリス‼これは重要なことなんだ。特に俺ら二人のな」

そう、父母のことが死亡したなんて何も言われていない。ましてや、言ったのは

 

「…その八年前のこと、戦火に巻き込まれたはずの雪音クリスの両親を発見したが、突如消えたのだ。すまない…親子の行方が全く分からず手に負えなかった。」

「なっ⁉どういう事だ‼」

行方不明⁉あの転生者達はこのきっかけにも目をつけて狙っていたのか⁉まさか…今回は雪音の両親にまで絡むことなのか‼

「ああ、事故をして、両親を発見したのだが、目を離した隙に誰かがその二人を連れ去ったのだ」

「どういう…ことだよ」

「…」

ここまでの内容で分かったことがある。聖遺物に関係した人の死体が完全に消失している。偶然なわけがない。遺体となる事が分かったと推定して持ち帰ったんだ。

これは、間違いなく。

「確実に転生者の介入としか言いようがない…」

「…加藤君から聞いて考えてみれば俺もその結論に至った。」

奴らが誰か一人が死者を操れるのならば厄介だ。それも能力を取り入れれるのならばもっとたちが悪い。

「クリス…もし、両親と出会うことになって二人の様子が異変だと気づいたら…覚悟しておいた方がいいぞ…」

「…それって。利用されているのかもしれているからか…」

奴らは真面じゃない。

不死身の肉体を利用して作り上げた魔法少女魔改造計画。しかし、開発者である雨宮は敗北した。

今回もそういう系統ならば死体を集めて彼らの手で俺達を殺すだろう。転生者の特典を使用して。

「こちらの質問だ、君は一体何のために彼女を守る?君と彼女はどんな関係だ。天羽奏を連れ去ったのは事実か?」

「おい!いくらなんでも正輝に失礼だ「いいんだ。クリス」

質問の多いのは分かるが、二課にも情報を知る必要があるからだ。ここで知りたい事を話し、半分ぐらいは必要だとな。

「ギブ&テイクだな?きっぱりと一言で言うぞ。天羽奏は生きている。同時にガングニールを多少直してな。」

「⁉本当なのか‼」

「ああ、連れ去ったのは事実だが、会うのは転生者を撃破しても、翼と響にしか見せれないからな」

弦十郎はそれを承諾せざるを得ない。天羽奏が生きてまたここに帰れたとしても、小日向と立花が襲われたように翼と天羽奏も例外ではない。

「君はクリスを守るために必死に守り、彼女を守ったのだね?一体どういう関係なのだ。」

「仲間。そして、俺のかけがえのない親友だ…!」

弦十郎はある提案をした、二課と協力して転生者を撃破するという考えだ。けれど入れたのは立花小日向に翼と奏とクリスに正義側の転生者達とその仲間たち。

協力は難しかった。

「悪いが断る…今クリスを守るのは俺一人でやらせてくれ。」

「それが自分の身を滅ぼすことが何故分からない‼‼そんなことをしたはクリス君は…苦しむのかもしれないんだぞ‼」

今のあんたらじゃ駄目なんだよ。

少なくとも俺のマスター・オブ・ザ・リンクが繋がれていないと不可能だからな。あんたらは介入できない。いや、出来たとしてもあんたらの被害は甚大じゃないよ。

いや、俺一人で大群の敵を殺すのは

「でもこれが…俺のやり方でしか無いんだよ。」

 

この後弦十郎のほうももう一つ話があった。この事は内密だったが、特別に俺たちに話してくれた。

「広木防衛大臣とその秘書が二課にきたという話だ。二人とも米国の闇組織に連れていかれて、隠れて命からがらここまで逃げたらしい。」

…なるほどな。二人は間違いなく嘘をついている。連れ去ったのは転生者だ。米国とフィーネが手を組んで広木防衛大臣と秘書を殺そうとしたのは事実だが、転生者がその二人を助けてなにかしらの暗示でもかけたのだろう。

もし、二人が二課で暴れ出すということになればかなりまずい。

「色々と情報の提供助かった。あと、広木防衛大臣とその秘書に気をつけな。転生者とグルだ。あと話していた内容の全ては今のところまだ内密にした方が良い。この事を知られたら、奴らも行動を変えるかもしれないからな。言うなら加藤だけにしてほしい。」

「いや…こっちも知らないことばかりでこっちも助かった。クリスを保護するのは今のところ安静になってからだな」

頼むぞ。OTONA。クリスを連れ帰っても危険になるだろうし、むしろ俺らと一緒にいた方が安全だ響達とツヴァイウイングの二人を守る一人なんだからな。

「い、良いのかよ。あんなに情報バラして…」

「良いも何もこれで良いんだよ。この事をバラす事になればすなわち立花達の危機にもなる事は弦十郎が一番良く知っている。」

弦十郎は帰っていってくれた。これで良かったのかは分からないが、少なくとも危険に晒されない為にも弦十郎には知るべき事だからだ。

 

ともかく、言えれる事は言えたし、連絡も取れるようにした。これで問題ないとは思ってはいた。

 

詰めが甘いのか、それともやはり黒沢と俺と加藤先輩が手を組んでいた事も言うべきだったか。クッキーマンの事もいうべきだったか?

 

 

 

夜に黒沢君から連絡がきた。翼と響達の外出で遊んだり、夜に開催されたアーティストフェスのライブも翼が歌い、成功出来た。転生者の邪魔もなく安心して、楽しく過ごせれたらしい。俺とクリスはここのホテルで寝る事にした。弦十郎もこの件については何も言わないことを約束してくれたおかげで、助かった。

 

 

そして、次の日午後11:00

 

転生者の計画は始まった。計画は始まり、俺達は激しい戦闘を強いられる事になった。いやこれはもはや戦闘ではない。

 

 

紛争、戦争と言っても過言ではなかった。そして、奴らは正輝を本気で怒らせるような行為をしたのだ。

 

紙に書かれてあるダイイングメッセージ。

空の敵側の拠点。

人が死亡したところだけしかない新聞。

聖遺物関係者の行方。

広木防衛大臣と秘書の生存。

計画の全貌が明かされる。

 

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