Justice前章:善と悪 正輝編   作:斬刄

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正輝編59話質が悪い幕引き(戦姫絶唱シンフォギア)

あの激戦を終え、兵隊にしていた全ての死人はNo.4が帰ったのと同時に灰となって消え去られたが、みんな汗をかいている。

何回倒してもまた傷口が回復し、きりがなかった。俺以外の死者の兵隊は流血シーンがなかったが…一番の問題は死者の兵隊になる前に殺されてしまったのを二人の目の前であること。雪音クリスは俺のそばから離れないし、立花達はストーカー転生者の光景にトラウマを生むのは目に見えている。翼の方も身体が焼かれて死んでいるというのを見てはいるが、立花達よりは余り酷くはない。それでも彼女自身は精神的苦痛だそうだ。

 

 

「…お前。大丈夫か」

「悪い。今大丈夫じゃない。真面に考える余力が無い」

 

 

そして俺も落ち着つこうとしている。今回は殺戮を行わざる負えなかったので感情に流されたら俺自身が取り乱し自分の命を落とすことになる。冷徹さを取り戻すために一度『英雄殺し』となった。

その冷徹さによって手段を選ばず着実に実行できるからだ。士郎達には何も言わずにいきなり雪音家族を守ってくれなんて唐突だったけど守ってくれたんだな。

 

「そうか…なぁ正輝…一つだけ質問していいか?あれは全部お前が」

「葬ったのは…事実だ。俺が殺るしかなかった」

 

俺の『英雄殺し』になるデミリットは終わった後めまいや頭痛がすることだ。しかし、俺は本来の『岩谷正輝』に戻れば…デミリット関係なしに最初は気持ち悪くなって嘔吐したのを思い出すな。その時は酷い光景だった大量の死体に耐えられなかったから無理もないか…そのうち何回か見ることになり慣れてしまってはいるが。

 

 

今の俺は少し不調なのだ。

英雄殺しの利点は周りの負を利用して金剛力士や、霊圧、チャクラなど具現化し力に変えたり。自分の体の復元や回復に使ったり。

相手の負の感情から負を吸い取って楽にさせたり。

使い方は色々。

 

「ハァ…」

 

急激な疲れに、目が覚めた。

あそこまでキレたのは久しぶりだったからどっとくるのも無理はない。俺自身の中で残虐性が増しているのか分かってしまった。あの人数を狂いながら潰して進んだのだ。狂気が進行してもおかしくはない。

 

段々俺は『岩谷正輝』としてではなく『英雄殺し』になり易くなっている。もしこのまま俺の堪忍袋の尾が切れ易くなっているのなら自分自身の体調や精神を回復させる必要がある。俺自身余り怒らない性格なのだ。怒れば、それだけ体力もいるし無駄な力を使いたくないのも一つ。けれど、今思えば何度かキレている。

 

 

「説明…面倒くさいな」

 

今日は二課からあの戦いの結果や詳細に、俺たちが何者であるのかということについても話さないと駄目ならしい。そりゃあ前までは敵側で俺の場合は調べても何もないから何者なのか分からなかったのも無理ないんだよな。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

「監視カメラや、録音センサーも無意味だというのか」

「だから…無意味なんだよ。翼が突如消えるってことは結界で何もかも見ることも聞くことも出来ないってこと」

 

弦十郎さんから色々質問を出された。俺と雪音クリスがどうやって知り合ったか?君達の仲間も何者なのか?

俺の謎のために質問が多かった。

勿論答えたよ。

面倒臭かったけど勿論答えた。

質問に答える代わりに俺は弦十郎達にある条件を出した。このことをニュースや報道、裏に絶対に隠すこと。そうしなければ色々面倒なことになる。天羽奏を連れ去ったのは俺だが表には出さない方が良い。

 

長々と質問の質疑応答があったがそれでも…ここから新たな複数の問題がまだ生じる。

俺らについてだが君らに害はないし、敵対はしないという説得はアーチャーも協力してくれたそうだ。俺が敵であるというのも本来はフィーネの協力者ってだけだ。

しかし、

 

 

「何か彼らに疑問点とかあるか?」

「あ、あの」

(お前が正直に言ってもいいが俺がお前の首を締めたっていう証拠が無けれゃ唯の決めつけだ。二課の方はお前のことは完全に信用すると思うが、逆に俺は「何もせずにただ見守っていました」と言えばいいだけだ。なぜならお前を苦しめているのだとしたらフィーネと同じ立ち位置だからな。俺が敵なのだとしたら二課に転生者のことも話さないし、転生者という存在の名称を知らなかったらお前らは何もできなかったんじゃないのか?俺が敵だったらお前の所在を特定してあのストーカー転生者に教えるということも可能だったんだからな)

首と腕を締めた痕なんて残ってないし、こいつは正直にいうだろうな。なら俺はこいつに不利な選択を与えれば良い。俺がそもそも弦十郎に少量の情報しか教えていなかったら

 

 

 

二課はフィーネと戦闘を行う前に壊滅的な状態になるだろうけど。

 

 

 

「つっ!な、何もありませんでした」

「…本当にそうか?」

 

翼は俺が立花を見た時に怯えていたのを察知したけれど、何があったかは分からない。そりゃ転生者結界張っていたから見えないし聞くことも出来ない。

 

 

そう、問題の一つは立花と俺の中の悪さ…いや意見の対立。立花のやり方は俺とは正反対の考え方であり、俺の提案を疎外されかねないことが多くなり、この意味は何度か衝突にもなりかねないということだ。けれど、俺が怖いというのと転生者がおぞましいという恐怖心は残っているから船に残ることなくこの世界にこのまま残るんじゃね?という気持ちもある。

 

 

あと、脅しに見えたようだが俺の言っていることは全く持って事実だ。もし情報提供をしなかったらあの事件以上に非常に恐ろしいのは結果としてあり得た。

 

死人が生きている人間を襲うという転生者結界を張らずに行うという可能性もあり得たのだから。

 

翼の方も自身の戦いに矛盾を感じてしまうだろう。天羽奏と会えたのは嬉しかったがそれでも、一緒に行くとしても転生者の討伐は本業の目的から外れている。相手を人と思わずに化け物だと思って戦った方が気が楽だが彼女らはそんな考えを持っていない。翼の言う戦場はノイズやライブのもあり命の駆け引きもあるだろうが人を斬るというのは望んでは無い。

 

大体翼が俺に対するのは好印象ではないからだ。

 

 

「俺は弦十郎に情報を教えて二人を守っただけですよ。弦十郎と俺の先輩がなんとかしてくれることを信頼していました。」

 

 

天羽奏はこのシンフォギアの世界にまだ現界させてはいけない。助けて生きて残らせたとしてもまた他の誰かが天羽奏を利用してくるかもしれない。

 

報道や天羽奏を移したり撮ろうとする人もおり、噂にする人もいる。安全という保証はない。

 

「私は…無理です」

「私も反対だ。奏は貴方たちの船に乗せざるおえないのは分かったけど。

 

私達がとても背負える問題じゃない」

こいつら二課にとっては専門外なのだ。普通の一般市民の警察や大人たちが同行できる範囲を超えている。相手が相手なのだから当然捉える側から殺される側に一変するのは必然。だから否定されるのも当然だと思っていた。

 

「分かった。ただし雪音は連れて行くことになるだろうからな。」

 

クリスの場合は二人とは違う。

人殺しはして欲しくはないが、責めてクリスは余りにも知りすぎてしまった。これ以上は俺が責任持つしか無い。

 

 

 

 

二課の話し合いを終えてーーーー

 

 

雪音クリスの両親は二課に残ることにした。生きているというのが早くしられてもややこしい事になるし、俺の船に連れて行くより二課の方が安全だろう。

 

 

 

「お邪魔します。ソネット・M・ユキネさんと雪音雅律さんですね」

「…娘がお世話になってます」

 

 

一応不便のない暮らしをさせられたが、それでも外には出してもらえず二人は監禁状態にさらされていたこと。二人とも最初はやせ細っていたが今では体力を取り戻していた。

「君がクリスを守ってくれたのか?」

「はい。俺が守っていました」

 

フィーネの計画はまだ時間がかかるだろう。転生者達がフィーネの計画より早くやったのは予想通りだったが転生者はフィーネの計画に賛同する気はなかったからな。

 

 

 

「娘と山程話したいことがある」

「ではここからは家族で話し合う方が良いので俺は失礼します」

 

ここからはクリスに任せるとしよう。俺が関与することではない。

これはクリスの家族の問題だ。家族の問題は家族で一緒に考えなければならない。

 

 

「あの…名前は正輝さんですよね」

「?ええ。そうですか」

「私達の娘を今後もよろしくお願いします」

 

船に乗せるけど、安全は保証する。雪音クリスが危険な目に合ったり、何か悩みがあれば俺や仲間が助ける。それは絶対だ。

 

 

そして、俺は船に帰ろうとしている途中、雪音クリスと弦十郎さんの二人で何か話し合っていた。

盗み聞きは悪いが…気になっているため隠れてその場にとどまった。

 

 

「なんで…あたし1人でノイズに立ち向かってた時にギアを纏わないあんたがあたしを守ろうとしたんだ…」

「俺がお前を守りたいという理由はお前が少しばかり大人だからだ」

クリスは俺以外は大人が嫌いになっていた。けれど、クリスもいつかは大人になる。これは俺たち人間…全ての生き物にとって避けられない運命だ。

 

「あたしは大人が嫌いだ‼だからパパとママを過去の頃は嫌いになってしまった‼

 

良い大人が夢なんか見てんじゃねぇ!本当に戦争を無くしたいのなら戦う意思と力を持つ奴を片っ端からぶっ潰していけば良い‼それが一番合理的で堅実的だ‼」

「なら…そのやり方で戦いを無くせたのか?」

 

復讐のサイクルと同じだ。自分の大事な人が殺されて、殺した人に復讐を繰り返すのと一緒だ。

俺はクリスのやり方を否定したかったけれどその時はフィーネもいたし、フィーネがいなかったとしても追われた身だったし謎解きに必死だったから言いづらかった。

 

 

「大人だからこそ夢を見るんだ。

子供の頃はただ見るだけの夢も大人になったら叶えるチャンスが大きくなる。夢を見る意味が大きくなる。お前の親はただ夢を見に行ったのか?違うな。歌で世界を平和にするっていう夢を叶えるのをこの世の地獄に踏み込んだんじゃないのか?お前に見せたかったはずだ。夢は叶えられるというゆるがない現実を」

クリスの方は頭をがっくりと下げている。それが事実ならばクリスはなにも知らないまま会うことになると両親の思いが逆効果に大人が嫌いなのと同様に両親を嫌悪することになってしまうことになる。

 

「だから…あたしは両親に合わせる顔なんてない…両親の思いを否定してしまった。」

 

いやいや、クリス。

確かにお前が大人達に酷い目にあって大人が捉えた子供達に酷いことをしていたために大人に夢を見るなとか言ったんだろうな。そして、紛争に娘を連れて行く両親の方のほうもいくら危険とはいえ娘の身を守れるような方法ぐらいは考えてくれよ。

 

 

「お前は嫌いと吐き捨てたが…お前の両親は今もなお大切に思っているんじゃないのか?

 

 

死んだはずの両親は生きている。

会ってこい。お前の両親に。」

俺が見ていたクリスの顔は目を真っ赤にして泣き顔だった。

 

「ったく。そんな顔してたら両親はまたお前のことを心配になるだろ」

 

クリスは両親がいる部屋に入った。行っていた紛争にとり離れ離れになり、クリスは変わってしまったが親を愛する気持ちは前は嫌いだといったが。

「パパ…ママ…あたし」

「今まで1人にしてごめんなさい‼」

「クリス‼すまない‼謝罪で許されることではないと思っている‼‼」

対して両親はクリスのことを大切に思っていた。親が子を大事に思う。それは俺にもある。血縁関係の姉もまた俺のことを大事に思ってくれた。

 

「あたしの方こそごめんなさい‼‼あたし…何も知らずにパパとママのこと嫌いになっていった‼

そのまま会ってたらあたしパパとママのこと拒絶していた。両親のことを知った私は生きているのなら…聞きたいことだって山程あったけど一番は会って抱きしめたかった‼」

 

クリスの本音。今まで信用していた大人達に裏切られ、今度こそ信用していたフィーネにも裏切られたこと。両親のやっていたことは綺麗事によってクリスは苦しんだ。

けれども、

 

 

「うわぁぁぁぁぁあん‼」

「ごめんなさい…クリス」

「本当にすまなかった…‼」

クリスは抱きついて泣いた。

本当ならこんなことはあり得ないはずなのだが、死んだはずの両親と出会い感動の再会という奇跡が

 

今ここにある。

 

俺は空気を読んでここから去った。俺がどうこうするもんじゃないな。

あいつが過去にいった台詞。

「そして…あたしは一人ぼっちになるわけだ」

 

敵側の転生者が生け捕りにした家族は結果として死ぬことなく二年間も離れ離れになったが、大事に思ってくれてクリスは幸せで涙が止まらない。

 

救ってくれたとしても奴らが救いたかったという覚悟がなかった、そして命の奪取を娯楽としていたために、俺はそれが許せなかった。

 

 

 

そして、良かったなクリス。

お前はもう一人じゃないからな。

 

 

「さてっと。出直すとすっか‼岩谷正輝はクールに去る「くたばれ正輝!」どわっ⁉」

「貴様…よくも介入前に蹴落としたな‼」

 

あ、そういやぁいたな黒沢くん。

剣とか振るったら俺を殺す羽目になるからドロップキックで俺を気絶させるとは中々やるな。

 

 

「もう終わったことじゃないか。とっつぁん!」

「誰がとっつぁんだ‼この責任転嫁‼」

「お前が言うかそれ!大体嘘ついて翼を変にさせたのはお前の責任だろ‼あと一旦帰るぞ!」

 

俺はもう疲れてんだ!色々ありすぎて戦闘とか説明とか詳細とか解説するのは柄じゃないんだよ‼

「よし!帰ったら俺は寝る‼」

「貴様の場合は気絶しろ‼」

 

 

*****

 

 

雪音クリスだ。

昨日は号泣してたから目が赤い。

正輝からある詳細を伝えられ私が船に乗るのを許可してもらった。

私達のいない間危険な場所でクリスのことを守ってくれているから信頼が大きかった。

 

私と正輝について過去でせめぎ合いになったり、転生者とか色々知りすぎたけど。立花と翼は連れていかないという結論は良しだよ。

 

あいつらでどうにかするには荷が重すぎる。ましてや、正輝をどうにかすること自体苦戦していたのに。いや、原に翼はSAKIMORIをSAMURAIにされたりとか。あいつにからかわれすぎなんだよ。

まぁでも正輝はしゅっぱ〜つって絶対快く言うんだろうな。後黒沢と白沢?だったっけ。

 

 

 

 

立花達に奴らをどうにかすると言うのは無理であることは一番正輝がよく分かっている。なのに、正輝は昨日のこととは関与することなく全く違ったことを言った。

 

 

 

 

 

「立花。お前はこい。これは決定事項だ」

「そうだなって…は?」

 

 

 

 

信じ難い言葉が出てきた。

さっきまで断るのを許諾したんじゃないのか?矛盾しているだろ。

そんな事正輝が

 

 

「ど、どうして⁉」

「正輝!貴様どういうつもりだ‼」

「お前に選択の余地はない、すぐ船に乗れ。

拒否権はない。

 

お前を船に乗せる理由は、手に持ってる端末を見れば分かる」

 

 

立花を連れていかせまいと翼は立ちふさがったが、正輝が翼とふたりきりにさせてある事を話していた。終えた時は翼は苦い顔をしていた。

 

「あの。翼さん」

「私も一緒に行く。だから…すまない立花。この男の言うとおりにしてくれ」

 

今度は翼も正輝の話に納得して立花を連れて行くように勧めた。

なんなんだよ⁉

何がどうなってんだよ⁉

こんなの聞いてないぞ‼

 

ーーーー

「その子を強引に入れたのか⁉︎」

「何があったの…?」

立花達は今紹介して部屋にいる。俺にまどか達と批判が来るのはわかっていたことだ。特にまどかとクリスはおかしいだろと指摘している。

俺だってこんなことはしたくはない。が、こうせざる負えない。

そうしなかったら立花達のいる世界は…

 

「このことについてひとまとめで言えば…昨日メールでお知らせで着た新しいルールが原因だよ」

「新しい…ルール?」

ーーーーーーーーーーーーーー

それは俺がクリスとその両親と話し合って帰った後、俺と黒沢が帰ってみんなが寝ている時間。船に戻って衝撃的な知らせが送られてきた。それ知らせは今の状態の俺にとって許容し難い内容だった。

 

どうしてこんな知らせが来る?

おかしいだろ?

やっばい。

頭の血流マジではちきれそう。

「…おいCMバカ神」

「なんじゃ。ルールを見たのなら」

 

 

この内容には正気を疑うしかない。俺にとっても彼女らにとっても余りに不都合なことばかりだ。

これを絶対に守れって言うのか‼

 

「どういうことだ…この追加されたルールは‼‼

頭湧いてんのか⁉︎」

「…言葉通りの意味じゃ」

 

言葉通りの意味?

その意味を受け入れろっていうのか?冗談じゃない。

 

「今すぐ変えろ…俺達とあの大馬鹿を入れるのなんてどうかしてるぞ⁉︎」

「いいや。これは決定事項じゃよ」

「決定事項?あんたらがルールを作っているのならその一人であるあんたはなんで規約に猛反対しない‼

立花を入れても、厄介事が増えることぐらいわかってるだろうが‼‼‼」

 

 

途中で起きていたミッテルトが飛び上がった。今俺は本気で機嫌が悪い。こんな馬鹿なルールを許容すれば無理矢理参加しろと言うことになる。

 

「仕方ないじゃろ。これが君らにとってベストだからだ」

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

No.全員に告ぐ

これより自分の仲間に特定の主人公が配属または加入された場合元の世界に置かず、船内で過し世界を廻り戦え。

 

No.1

???

 

No.2

???

???

???

 

No.3

衛宮士郎

???

???

 

No.4

上条当麻

???

 

No.5

天道

???

???

???

 

No.6

三崎亮(ハセヲ)

???

???

 

破った場合…上記の仲間に船を連れていない主人公の世界を殺者の転生者の所有物にする。

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

この意味が分かるだろうか。

主人公の世界を滅茶苦茶にされたくなかったら強引にでも主人公を連れいけという話だ。

主人公らに選択権はないのか?

衛宮は分かる、まどかは自分の力が無くてもほむら達の心の支えになりたいという意思がある。けれど立花の場合は…誰かを助けたい。そんな不利な処遇を突きつけてきやがった。

「いやなんでだよ、寧ろ悪化するだろうが⁉︎」

「いい加減気づけ正輝。立花響と鹿目まどかが書かれていない理由が分かるか?」

「…えっ」

 

 

神様の話によると立花達とまどか達については書かれていない。そのキャラの性格を利用して標的にされたり、人質にしたりとかを防ぐためである。

 

No.全員が分かっていないキャラはハテナとして記されてある。

「分かってくれ」

「結局、どの道連れて行けって話かよ…」

 

強制的に戦えということは記されてなかったことには感謝しているがそれでもリスクが高い。だからと言って立花を置くことになれば再びその世界に戻っても地獄絵は確定だろう。

 

 

「つまりだ。立花は何があってもここに連れて行かなければならなかった」

「ちょっと待て!てことはあいつも「安心しろ。まどかと同様に戦わせない。情緒不安定になるのは目に見えているからな」…ならいい。」

 

強制的に戦えとなれば目的遂行のために俺たちのために死んでくれと言っても同然だ。そんな人を道具に使うことは絶対にしないし、出来れば戦わせたくない。

 

 

「俺だって連れて行きたくはない‼‼‼

けど、さっきの奴等が生き返ってお前らを支配されるのとどっちがお前らにとって大事なのかお前が一番良くわかっているだろ‼‼‼」

 

俺が立花響を世界においた場合彼らは生き返ったならば二課の実力であっても、いや世界中の各国政府が協力しても相手は人を超えている。

 

もし、立花達を殺者の楽園側と戦闘になれば。

倒しても、倒せなくても。

勝っても負けても

その先は結論として地獄しかない。

 

 

 

「悪い。怒鳴ってしまって」

「…私も。そこまで考えてなかった」

「いや。いい」

 

翼も立花も不機嫌のまま部屋にいれてしまい。俺の説明を聞いても納得できないほむらやまどか。

立花達をこれからどうするのか。

 

今日はこれらをどうにかするために俺は頭を悩ますことばかりだった。

 

 

就寝時間

 

「怒鳴ってて悪かったな」

「お疲れ。あと大丈夫ッス」

俺は夜遅くまで意見の出し合いをしていた。勿論立花達をどうするのか。不快になっている二人をなんとか和解できないだろうか。

そんな考えを悶々と続いていた。

「なぁ…ミッテルト」

「…なに?」

立花と翼の本業はノイズを倒すことだ。関与したくもないのに無理にでも連れていった俺は

「俺は…ひどい男か?」

「…そんな事ないっすよ。あたしやレイナーレ姉様に他の仲間にとってもかけがえのない一番大事なヒトっす。」

 

堕天使のミッテルトがそう言ってくれた理由は俺が堕天使の組織として外された二人を助けたからだ。まどか達も正輝のお陰でミッテルト同じ返答をする。けれど、

 

「すまない…このままにさせてくれ‼」

「…イイっす。正輝の気が済むまでウチが抱きしめるッスよ」

 

あのシンフォギア二人は俺は酷い男か?と言ってそうではないと言うとは限らない。

こんな理不尽な規則を押し付けた貴様は言葉通り酷い男だ。と翼に、突きつけれたルールに不快に思いながらも受け入れて我慢する立花は偽善にそんな事言わないでください。それは仕方なかったんです。と言うだろうな。

 

リリカルなのはのフェイト

ハイスクールD×Dの堕天使二人組

まどかマギカの魔法少女達

 

どれも最終的に感謝してくれた。

 

今回のシンフォギアの聖遺物適合者に俺はなんて事をさせているんだ?無茶をしてでも計画や陰謀が分からなくても臆病にならずに彼女らが安全に何も知らない状態にするためにも無闇に突っ込むこそが正解だったのか?

 

 

 

 

この先俺は自分の精神と体に仲間の管理や大事な人を守る覚悟も「大丈夫」の三文字を言えるのか?

 

 

 

戦姫絶唱シンフォギア

白い少女と英雄殺し

CLEAR

 

 

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