麻紀達は仲間内で話し合いをすることになった。上条がリアスの攻撃を止めたことが問題になり、一旦どうするかとあるチームとリアスチームその間に麻紀と転生者がいた。
上条がリアスの攻撃を止められたことが問題となり、彼の言い分からまず先に提案した。
「とにかく、正輝達を狙うのは止めにしないか?あいつが本当に悪いのかどうかハッキリしてないし、このままいくと正輝達以外にまで敵視されるだろ?」
上条は正輝の様子見を提案した。敵が現れた時は嫌々でもその場は協力して、落ち着いて場所を移して戦う方がいいとのこと。なのはとフェイト達から麻紀が正輝を否定したことに怒っており、彼女達を麻紀の都合で巻き込むことになれば正輝達は同盟を組んでいる他の正義側の転生者達と協力して、麻紀達を葬ろうとする。しかし麻紀は
「けど、堕天使の彼らは兵藤一誠やアーシアを虐げて、シンフォギアという世界では大量虐殺…その彼を許せっていうのかい⁉︎」
「いえいえ。正輝という男が何故そんなことをしたのかというのを知りたいだけです。だいたい貴方が側から見るだけで根本的なことが全く分からず、他の無関係な人まで巻き込んで反感を買われだなんてこと。それこそ貴方は本当に警官なのが疑わざるおえないですし」
「うっ…」
ジャッジメントである黒子も麻紀の行動に疑問を持つようになっていた。黒子の方は麻紀がシンフォギアに行き、正輝と対立が勃発した後に出会った。最初の方は悪い人だと麻紀から来たのだが上条達の方は麻紀の反応から正輝が本当に悪いのかどうか分からない状態。
しかし、リアスは
「確かに側から見るのはいけないことだけれど私達は悪魔よ?そして、堕天使と仲良くする気も組む気は毛頭ないわ。」
正輝や堕天使と組むことを拒んだ。
彼女の言っていることはあながち間違いではない。大事な下僕を傷つけられて、それをお咎めなしに許して協力しようだなんて虫が良すぎる。
「お前らの事情の事だから正輝達を完全に敵対するかは仕方ないと思っている」
「私らが言いたいのは正輝の奴が本当に下衆な野郎なのかってこと。その証拠があれば。下衆なら正輝達には協力しないし、
正輝が下衆でなくてそれでも麻紀が否定するなら麻紀なしでも私らがやる…」
麻紀の場合は、シンフォギア世界とすれば正輝のやっていたことが外見から見て実際、会う前に正輝がどうなっていたかを知る必要があった。本当はどうなっていたかという根本的なことを知らない。根本的な内容が結局正輝が下衆なら麻紀の言うとおり倒すしかない。それこそレイナーレの方も性格が変わらないままの状態である。正輝がその逆であり、麻紀が彼をそれでも悪なら話は別。
「ち、ちょっと!そんなことされたら困るに決まっているだろ⁉︎」
麻紀や正輝の持っている携帯の神サービスは余り使えないが、リアス・グレモリーに使った命令権というものがある。
ーーーーーーーーー
命令権
いかなる場合も指示された仲間はその権利によって従わなければならない。仲間が命令権を拒もうとした場合…(その先は読められないようになってる)
ーーーーーーーーー
上条達に命令権を使用すれば、止むなしに動くだろうが、乱用することになればそれこそ上条達の信頼を最悪化になりかねない。こればかりには麻紀も焦ってはいたが、
もう一人の転生者が話を止めてくれた。
「落ち着いて麻紀。上条達の言い分もあってひとつ提案があるんだが…みんなは正輝が本当に残虐で非道かどうか知る方法を考えて欲しいんだけど…その間は正輝に手を出さないこと。それでいい?」
*****
最後に止めてくれたのは誠治という監禁所にいて連れて帰った男である。彼は僕のことを大事にしてくれており、心から歓迎している。まさか、あんな早く正輝と出会うなんて思わなかったが始末するのは絶好のチャンス…の筈だったんだけど。上条が予想外な発言に驚きが隠せれない。それと、上条達があんな強行に映るようなことを言うなんて思わなかった。
「あんな行動に出るなんて思わなかったよ⁉︎僕と離れたらどうなるかことぐらい」
「落ち着いてくれ麻紀。上条達だって本当に正輝がどうなのか分かったものじゃないんだから」
「目の前で救おうとせずに快楽で殺した奴ってことじゃないか‼︎」
連れていった誠治は苛立っている僕を落ち着かせてはいるけれど…彼を許すなんてできるわけがない‼︎
「ひとまず、落ち着いて冷静になろう。正輝は確かに目の前で大量虐殺を行った。けどどうしてそんなことをしたのかという理由がまだ分からないんじゃないのか?僕らの決めつけってだけで」
「レイナーレ達は一誠を虐げたんだ!正輝も同様に彼女らと同じ思考でしかない!考えるだけ無駄だ!」
誠治は話を真面目に聞いてくれており、頷いてくれる。彼は僕らの関係を紙に書いたりしてまとめてくれていた。
ーーーーーーーーー
1.リアス達はほとんど正輝の敵
(堕天使+リアスの下僕を傷つけた)
2.上条達は正輝が本当に下衆なのか分からない
(外見から見て人としておかしいが、彼がなぜ、どうしてそのようなことをしたきっかけが分からない)
3.麻紀(堕天使を完全の悪と認識。更にシンフォギア編で正輝も同様となる)
ーーーーーーーーー
「麻紀は外側じゃない視点を変えてどうして彼がこんなことをしたかなどの内面的について考えるほうがいいんじゃないのかな?それで結論を出して君がどう思うかは大事なんじゃないのか」
「…分かった。」
誠治は怒ったりしない。上条はなのは達を巻き込んでどういうつもりだって僕に対して怒ったりしていた。上条達を尊重すればリアス達の信頼は消える、だからと言ってリアス達を尊重すれば上条達は勝手にやる。
結局のところ、
シンフォギア編までは、僕の理解者がいない。
でも目の前にいる誠治だけが僕にとって唯一の理解者がいた。
*****
特典を持っていない転生者の二人の女性を保護し、麻紀との件あって一週間。何気なくフェイトの家に居てもらい、寝たりして…普通にやっているがどこで襲われてもおかしくはない…更にジュエルシードが増えた20個も5つぐらいは回収されて、のんびりやっている。平和にやっているが…一向に試練編出ててくる敵が現れてこない。
「おいおい…あれからもう一週間だぞ⁉︎」
幾らなんでもおかしいだろと感じた。なんで敵が襲わない⁉︎普通ジュエルシードを取ろうとするときとかの漁夫の利で襲ったりとか考えたりするだろ!
*****
私は一人で自由行動をしていた。
公園でぼーっとして、心が落ち着かなくて空気を吸いたかった。昨日あんなことがあったから泣いてて、今は自分の中にあるモヤモヤが収まらない。
「怖かったな…」
転生者でも私を助けてくれた人がいます。でも、どんな転生者でも正輝の許諾を得ないとダメだなんて。
正輝さんの言っていることは正しいのかもしれません…けど。
(あのな立花?常識で考えて、その行為を喜んで協力する人こそマゾヒストに等しいようなものだからな。俺らはそんな組織でも無いし、ましてや俺を否定してくるあいつらに快く迎えるってこと自体。
そんなことを、できるとでも思っているのか?
俺はお前じゃないんだから。
お前のアホみたいな言い分を俺が許可したとして、他の仲間や俺まで多大な迷惑話掛けて危機に陥れるの分からない?だから却下。お門違いだ。理解したか?
ってかお前は16歳なんだから理解できるよな、それぐらいのこと)
「理解出来ませんよ…そんなの」
私はどうしても納得できなかった。
正輝さんの言い分は麻紀さんを拒絶した。悪魔と堕天使の境界線があって人じゃないから、転生者だからお前ら奏者にとって危険だから関与するな。けれど、そんな場合じゃないと思うんです…殺者の楽園が出てこないということは何が出てくるかわからない。
だからこそみんなで協力し合えば困難にうち勝つことができると思ってる…正輝さん。あんなに怒り飛ばさなくても良かったのにな…
「あーぁ…私呪われてるかも」
彼と出会っていきなり、首を絞められて殺されそうになって、人が死んだのを目の前で見て、私の勝手かもしれないけど協力できたら正輝さんの苦労を小さくしてくれるかもしれないと思ったから勝手だけど正義側なら…それなのに思いっきり怒鳴られて。なんで私。こんな散々に言われて、酷い目にあって泣いているのかな…
「あの?貴方が立花さんですか?」
公園でフェレットとちっちゃい子が何か頑張っていたけど…確か
「えっ…正輝さんから聞いてた高町なのはさんですよね?」
その直後何か音がして、その音がする方に向かったら、1人が礼装を着ていた小さい女の子と普通の私服を着ていたツンツンした男の人が倒れていた。
*****
麻紀とリアス達との話し合いも終えて、ひとまず提案が出るまでの間は正輝達に関与するなとのこと。真木の方はそれを聞いているし、流石に身勝手に手を出すとは思えない。
「とうまーとうまー。お腹減った」
「上条さんのこずかいは麻紀がみんなより多くあげたんだぞ…どうなっているんだよ。お金は麻紀にこずかい多くは貰ってくれるけど一瞬にしてほとんどがパーになってしまうじゃないか…」
あーどうすっかな。食事代とか船の方の代金はあいつが払ってくれるし、それなりにお金に余裕があるはずなんだよな。なんで俺のお金ほとんどおじゃんになっちまうんだよ…
一度船に戻ってご飯代を貰い、何処かで食べ
「ガブッ」
「噛むなァァァァァァ⁉︎」
私、上条当麻とインデックスはそのまま倒れて気を失った。
「だ、大丈夫ですか⁉︎」
どれぐらい寝込んだか。
携帯を見て、気づいたらもう三時になっており、一時間ぐらい寝込んでいた。
「ああ、ありがとうございます」
「あっ…麻紀って人と一緒にいた」
なのはとフェレットの方は確か麻紀が大暴れして巻き込まれそうになったけど、もう一人の子は確か正輝に強制送還されて…
「私、高町なのは!あとこっちはユーノ君‼︎」
「立花響です!」
「た、助けてくれてありが…」
グキユゥルルルル‼︎
そういえば昼食食べてませんでした。インデックスの方も目を覚ましたけれど倒れたままである。
「あ、あの。私サンドイッチ持っているので一緒に食べませんか?」
ああ、救いの手を差し伸べてくれた。ありがたくいただきます。
「悪いな。立花さん。こんなに食事を頂いて」
「いえ。いいんです。なのはさんとユーノ君もいいですよ?」
サンドイッチを美味しく頂いて、インデックスの方もガツガツと…
「立花さんはこんなに優しいのになんで当麻に聞いたら食べ物が出てこないのかな?」
「いうな…余計虚しくなる」
「あの、相談してもいいですか?」
立花さんから食べ物を貰ったんだ。暗い表情で正輝に強制送還された理由を聞いた。
「実は…」
立花は人助けが好きなのだ。だから困っている人を無理してでも助けたりする子だ。そのためにジュエルシードの散策に協力したいがために時空管理局や正輝達と俺達との協力関係に手を差し伸べてくれたのだ。
正輝が立花に怒り飛ばして最近彼が怖くなっていた。
怒り飛ばした理由は、
正輝の言い分を無視したこと
正輝は協力は無謀だと思っているが立花はそれと真逆として俺達と協力するということを言った。
自分達の弱点である情報を迂闊に話すこと
俺からすれば、ルールは守れ。
それはわかるんだが、ルールを破ってでも俺たちと仲良くなろうと努めて…正輝の奴…幾ら何でも横暴過ぎるだろ⁉︎
「アイツッ…‼︎」
「お、怒らないでください!」
「でも、お前もこのままでいいのかよ⁉︎」
立花の方は正輝に恐怖しているしこのことを知っているのは彼女の友人である風鳴翼と雪音クリスって2人の女子ぐらいだ。それでも正輝は動じないし、立花のアイデンティティーを潰すようなことになりかねない。
彼女の為、正輝達や麻紀達が争わない方法が…いや、一つだけ手はある。
「方法はある。一対一の公平な真剣勝負を持ち込めばいい」
「で、でも正輝さんがそれを許すはずは…」
それだけじゃ足りない。だから、あいつと麻紀が許せる条件を考える必要がある。
*****
立花の方は一人にしてあげて落ち着かせたが、なんて無神経なんだ。敵の仲間に話したりして情報が渡れば溜まったもんじゃない。お前そんなんで自分の身を守れるのかよ…立花ともう一人連れて行くべきだったか?
「お前…まさかサーヴァントと俺の能力による情報を提供したんじゃないだろうな?」
「こ、怖いですよ…」
「あと上条からの提供だっけ?馬鹿馬鹿しい帰れ」
「でもここで引いたら試練編を乗り越えることができないって思っている。ここで協力し合えば…試練編の後も協力できるかもしれない!それが唯一私にとって許すことができ「いいからとっとと出て…ッツ。」
いきなり俺の携帯が鳴った。一旦立花の話を中断して、耳を傾けて誰かを聞いた。
『正輝か?立花から少しは聞いたんだろ?話がある』
『何用だ?』
上条から俺に話があるという電話で、俺との電話番号を話したんだな…どうやら立花の方とあって色々話し合って仲良くなったんだろう。
〈なんで俺の電話番号を知っている?さしずめ二人で仲良くなって聞いたんだな?〉
メモを立花に見せて、彼女の反応はほとんど無言のまま。どうやら一人の時に会ったってことは事実か。
〈図星か…もういい。〉
どんなことを考えているのかは知らないが、ひとまずはこいつらの提案を聞くだけ聞くか。
『お前が本当に凶悪なのか白黒ハッキリさせる方法がある。それを拒むのなら、もう俺たちはお前のことを完全なる敵としか思わざるおえない。リアス達の方は勝敗がどうなろうがお前を嫌悪するだろうけど…逆にお前の行動や性格次第で俺たちは正輝達とリアス達以外で協力しよう…裏切るつもりはない。今回はあんたの方で俺たちを従ってもいい。あんたが勝利したら…』
上条からの説明はこうだ。
俺が勝てば、試練編では麻紀達全員は正輝達に攻撃しない。逆に麻紀が勝てば前回敗北した賠償金を1.5倍にして返して欲しい。とのこと。
どっちみち俺がどんな性格なのかを知り、それ次第で上条達は協力しないんだな。麻紀達がリリカルなのはの世界でなのは達とジュエルシード事件に手出ししない。という条件を含めて提案を提供した。俺達限定だが、襲う方はリアス達ぐらいだろう。
確かに上条達を味方側にして試練編の敵に打ち勝てるのなら勢力は多いほうがいい。どうやら、麻紀との一騎打ちだ。転生者結界はないが、対応してくれているんだろう。
まぁ損はあるが、協力者が増えることに越したことはない。
「いいぜ…お前らが提案した一騎打ちに乗ってやるよ。但し、イカサマが確認された瞬間俺たちは上条側の仲間の信頼は完全に皆無だからな」
こうして、試練編を乗り越えるための決闘を4日後に開催することとなった。リーダー同士の決戦で上条達が互いのことをどう見るか。それ次第で協力者が増えるのなら嬉しい限りだ。