Justice前章:善と悪 正輝編   作:斬刄

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結構手間がかかった。
推理の描写ってムズイね…


正輝編70話犯人解明

ここまでのあらすじ

 

 

幾多の襲撃を防ぐために総動員の戦力を使って守り抜いた。襲撃される原因とどう襲撃されたのかという…どのようなことが起きたかの話し合いが開始された。

 

 

まず、麻紀達の反乱(一誠、木場、子猫)の発端は正輝がリアス、朱乃を含む麻紀達の暗殺…レイナーレ達が三人に狙われた。しかし、この件は試練編の偽正輝がやったとのこと。

 

正輝の携帯にはそのような連絡がなかったのは明白。

 

 

この連絡によって誰が誰を倒し倒されたのかの連絡が送られる。そのしょうこに正輝は仲間全員に携帯を見せて消せれないというのを確かめてもらった。

 

 

時空管理局のことについては彼らがこんなことをして何を考えているのかまだ理解しようにも分かりきらないので。

 

少なくとも死人が出た以上彼らは迂闊に手を出すことはできない。

 

 

木場と子猫についてはリアス達の件で正輝が倒したのが理由で襲撃していると言ったが、

 

 

正輝はリアス達に手出しをしておらず、偽者の正輝を本物の正輝がリアス達を倒したと勘違いしている。

 

 

兵藤一誠の件については、倒されたという連絡もなしとなり、謎のまま倒されて終わりとなった。

 

 

 

正輝が話をここで終わらせ、行方不明の二人の転生者を探しに行こうとむかうはずだったのだが、アーチャーが謎で終わらせた【兵藤一誠が倒された】ことについて質問をする。兵藤一誠が倒れる前に駆けつけることは可能であると、アーチャーが正輝に聞いた。兵藤一誠がまだ倒れていない間に先に駆けつけているのなら兵藤一誠が倒れていない前に何が起こっていたのかを知らないわけがない。

 

 

 

そのことに正輝が何かあることを隠していた。仲間達は正輝が隠していることに追求するのだが、一向に正輝はまだ口を開かない。

 

 

それは、正輝が堕天使を助けに行く前に何かあったということが分かる。しかし、正輝が兵藤一誠が倒される前の状態を雪音クリスと一緒に見ているのは確か。

 

 

そうなれば矛盾が生じてならない。

 

 

その時、喋っていなかったミッテルトが口を開いた。自分が兵藤一誠を倒したというのを

 

 

*****

 

あくまで謎で迷宮入りにして無理矢理終わらせようとしたが、それを確かめれるのは正輝、レイナーレ、ミッテルトしかできない。

 

雪音の方は三人が兵藤一誠が倒される前になにがあったのかは知らない。いくら仲の良い雪音クリスを呼ぶにしても、呼ぶ前に信頼できる堕天使を助けに向かう方が最優先にされる…やはり何かあったのだな。

 

 

兵藤一誠が倒される前に

「ち、ちょっとミッテルト⁉︎正輝からは話さない方がいいって言ったじゃない‼︎」

 

 

 

隣にいた同じ堕天使のレイナーレが驚いていた。どうやら正輝から口止めされていたのだな…

 

「正輝、これはどういうか説明してもらおうか?」

「はぁ…仕方ない分かったよ。ここまできたら単刀直入に言うぞ。ミッテルトとレイナーレが光の槍で兵藤一誠を刺し殺してしまったんだよ…自分の身を守るために」

 

なぜレイナーレ達に加担しているのかという…彼らの世界は悪魔と堕天使の関係は敵対関係となっている。

正当防衛としてやったのなら私の方も文句は言えない。

レイナーレ達は兵藤一誠が襲ってくる理由を知らないし、正輝が不意打ちで襲ったなんて信じられないからだ。

 

 

「ミッテルトが?といっても隠すようなこと必要はなかったんじゃねーのか?」

 

 

杏子のほうはミッテルトが敵を殺ろしたりするのはミッテルト達のいる世界では殺す殺されるの世界なのだから仕方ないことなんじゃないのかと思っており、隠してもそんなに問題ないんじゃないのかという顔をしている。

 

 

「隠す必要がいる人物がいるじゃないか…特に『殺す』とかに敏感になってしまう二人が」

 

正輝がそう言いながら視線が立花と翼に向けた。立花はそれにビクッとして怯えており、翼は険しい顔をしていた。ミッテルト達の世界が残酷でも、それを許容できない人物がいる。

 

 

シンフォギアの四人の天羽奏はまず、助けられた恩もあり、正輝の事情もあるから何も突っ込むようなことはしていない。いくら残虐でも正輝がいなければ死んだも同然だったからな…

雪音クリスの方は転生者の裏表を見ている。正輝と一緒にいて、残忍と冷酷なものを見てしまったために一緒について行くとのことになったのだ。

 

 

 

翼の方は間接的にだろう。立花が心配なために一緒に行くとのことになっており、船に乗ることはやむ終えないと受け止めざるおえない。

そして、立花の方は正輝の印象からしてまず仲が悪いものだった。正輝は…彼女に対する暴言というわけではないが…彼女の行動、反論に嫌気を感じており、きつく当たったりしている。そのために正輝と接しらずなったり、間に触るようなことを言ってしまえば怒られたりして正輝のことが(恐怖)としか受け止められなくなっている。

 

しかも叱られ続きだったため悪化しており、彼女には耐性がないために動揺する。

 

 

 

「この二人はそんな残虐なことに耐性はないし、いきなり殺したとか。

どう殺されたのかとか…そんなの冷静沈着に言っても、あまり物騒なこと言えんだろう…その2人がミッテルトのことを恐ろしく思ってしまうし

 

 

みんなに言うにしても余りに残酷なものもあるから答えずらかったからな、特に立花達には。すまない雪音」

 

 

正輝には正輝なりの対処があった。それは分かる…だがな、

 

「ち、ちょっと待ちなさいよ‼︎」

 

 

凛が割って入ってきた。

正輝はミッテルトを悪い印象にさせないために立花達がいるのを考慮して、あまり言いづらかったのはわかる。

 

「正輝!それじゃああんたの言ってること矛盾してんじゃない‼︎」

「連絡にはミッテルトちゃんがどうとかって入ってなかったよ⁉︎」

凛が割って入ってきたのは無理もない。そう、まどかと凛の言っている通り正輝の言っていた連絡が携帯の中には来ていない。兵藤一誠が倒されたという連絡が来てないのならミッテルトはさっきの言葉通り正当防衛で刺したが…連絡メールの方をみんなに見せてもらっているし、削除されてもいない。

 

 

「ちょっと待ちなさい。仮にそれが事実なら兵藤一誠はまだ死んでいなかったってことになるわよね」

「そういうことになるな?てっきり死んだのかと思っていたんだが…俺とクリスの二人で見ていたのに」

 

ほむらの方も正輝が謎で終わらせようとしたことと、嘘をついていだという点について指摘した。

 

「正輝、あなたの言っている連絡について…それは本当なの?それとも嘘をついているの?」

「本当だ。でなきゃこんなにメールなんて来てない。」

「そう…ね」

メールの内容にはちゃんといつに襲撃されたのか、誰が誰を襲撃したり倒したりしたのか…試練編で神様によるサービスはメール連絡だけが機能していないということ。

 

連絡メールを削除できないという点については神様のサービスなのだろう。

 

「にしても兵藤一誠についてのメールが来てないんだな。倒したんならメールが来るでしょ?」

「だとしたらあいつは偽物か…兵藤一誠は実は死んでいませんでしたっていう」

 

 

 

三人以外はダミーか本物かどうかもわからん…だが、そうだとしてなんのために偽物が用意されのだ。

偽物を作り出し、それが第三者によるものだったら…メールが来て正輝達を襲撃するだろうし。

 

「衛宮くん。兵藤一誠って確か」

「あぁ、リアスの方と悪魔の契約した眷属の一人だ…」

 

兵藤一誠。正輝によると兵藤一誠は人間の頃は普通の高校生活をしており、彼の人間観察をしていた正輝は彼の様子を見て苦い顔をしていた。

だが、恋人のフリをした堕天使レイナーレに狙われ…ドーナシークの光の槍で殺され、リアス・グレモリーに人間をやめて悪魔として転生された。

 

 

「それに彼らにとって天使と堕天使が悪魔を殺し、悪魔が天使と堕天使を殺すことだってありうる…伝記に記されているんじゃないのか?

 

これで話しただろ。それじゃあ探しに行くぞ」

 

 

それが正輝の隠していた全貌…なのか?

 

 

振り返なければならない…何か見落としがあるはずだ。もう一つ何か引っかかる点が…

 

 

まず兵藤一誠がいつの間にか倒されていたという謎で終わったから始まり…雪音クリスを呼ばなくとも駆けつけことができたこと。正輝が駆けつける途中でミッテルトが兵藤一誠を刺したのは分かった。

問題はその後だ…

 

 

刺したのは分かったが、兵藤一誠を動けないようにし応急手当をし、リアス達を倒していないということを話さなかった?メール連絡のことを話せば、正輝はリアス達を襲撃していないという事実を彼も納得するはずなのだが…

 

 

 

そしてクリスを呼んで…呼んで?

待て、なぜ呼ぶ必要がある。

呼ぶ理由が分からない…兵藤一誠が倒されたから?しかも仲間の救援だというのなら兵藤一誠が単独行動をしているなら正輝…レイナーレ達が無事であるならばその三人で十分だったはず。

 

 

 

 

「正輝…まだだ」

「ハァ…あのさ。この後に及んでまだあるっていうのか?さっき話しただろ?

ミッテルトが光の槍で刺してしまったって。まぁ連絡メールで生きているだなんて思わなかったがな」

 

 

正輝、しつこく言っているのは…また新たに面倒な問題が生じたのだからな。そして、正輝の隠し事がそれだけでは済まないということも分かった。

 

 

「立花。どうやら倒したのでも、殺したのでもない…半殺しにしたのか?しかも、生きているだなんて思わなかったというのなら…命の危険に晒された兵藤一誠を助けずに放置したのと聞こえる。クリス…倒れていた一誠はどうなっていた…」

「槍は突き刺さってなかったけれど辺りを見回したら結構血は出てたぞ…」

 

 

よし、大体理解できた。ミッテルトの方は刺して、その光の槍を消したのだな。これで、兵藤一誠が出血したのは分かった。

 

「私が言いたいのはな正輝。まだ生きていたのならば応急処置をしてリアス達を襲っていないと説得をしたのか?」

「オイオイなんで助ける必要がある?こっちは約束を守ってやったというのにあっちからルールを破って仲間を襲われたんだぞ?

 

助けても血眼になって襲ってくるにきまってるだろ?」

確かに助けても襲われるという可能性があり得る。だが、レイナーレ達が無事なら…

「た、助けなかったんですか‼︎なんで‼︎」

「あのさぁ、さっきからいちいち話してる最中に横から割り込んできて本気で鬱陶しいんだよお前はァ‼︎‼︎もう黙ってろよ‼︎」

「ヒッ⁉︎」

 

なんで助けなかったのと言ってきたことに…正輝も質問攻めで疲れている。立花に対して更に攻撃的になっている…

 

 

「アーチャー…幾ら何でも疑り深いし、間際らしいにも程がある。仲間を襲われたんだから殺さないとこっちが殺されるところだったんだぞ?」

「しかし正輝。君がリアス達を暗殺していないのは我々全員が全くの無実を証明できる。

 

それに、兵藤一誠の動きを止めて…連絡とやらを見せれば兵藤一誠を説得させることもできたはずだ。それとも兵藤一誠の応急手当をしないほどの…怒らせることをしたのか?」

 

そうだとするのなら、ということは正輝を怒らせることをしたというのだな。

 

 

 

「なぁ正輝。あたしを呼んだ理由を教えてくれないか?

 

正輝が駆けつけた時にはミッテルトが刺し殺したんなら、既に倒されていたって言うのを念話とかで報告すればいいのに。なんでわざわざあたしを呼んだんだよ?」

 

そうなれば何故雪音クリスが呼ばれたのかという理由ができる。

 

飛び散らかした大量の血、そして生きているのなら血がポタポタと逃げて行く血痕が落ちていない。逃げて行く痕跡もなし…分身と変化を可能とするのなら、兵藤一誠の偽物を作り出して見せることができる。

ここまでくれば大体は分かる…一体何があったのか。何故兵藤一誠を動けなくして説得しなかったのか…

 

「まさか、兵藤一誠を倒したのは

 

 

 

正輝、君なのか?」

「はぁ⁉︎さっきミッテルトが刺し殺してしまったって言っただろ⁉︎それに俺とミッテルトとレイナーレ以外にも兵藤一誠と一緒である上条達の偽者になって、一誠の背後を襲ったっていう可能性だったあるだろ‼︎行方不明の上条達だって可能なはずだ‼︎

 

それになのはと一緒にいた試練編の敵だって可能だぞ‼︎」

「それならばレイナーレと戦闘になる前に襲撃されるというのは可能だが、彼がリアス達を倒されたのを聞いて落ち着いて話を聞いている場合なのか?

 

それを聞いて、偽物とはいえ…話を聞く状況のはずがない。

 

別の方法で兵藤一誠を狙う偽者が襲ったとして第三者の介入を立花が協力してくれる前に襲われたというメールが来ているはずだ‼︎」

 

 

 

一つ目は揉め事になっているとして暴走した兵藤一誠が止めれるとして眷属達は一緒を止めるつもりはないだろうし、上条達が止めるとしてあんな大量に血を出して止めるようなことはしないだろう。

 

 

二つ目は、偽者が出たとしても第三者の介入したという連絡メールが来ることに違いない。そうなれば、他の戦闘にも関与してくることを知ったために…立花響を呼ぶことはしない。

 

 

とすると、三つ目のなのはと一緒にいた敵の方は確かにレイナーレに駆けつける前の兵藤一誠を倒すという可能性が高い。なのはと一緒にいた敵の方の手によって兵藤一誠を倒すという方法もあるな…だが

 

「ミッテルト…兵藤一誠に会ったのか?」

「あ、会ったに決まってんじゃん⁉︎レイナーレ姉様の目の前にいたよ‼︎私が刺し殺したんだって言ってんじゃん‼︎」

「ということは…出会うまでは襲われてはいなかったということだな」

 

レイナーレとミッテルトに出会ったのなら三つ目の方法をするのなら、もう兵藤一誠だけではなく堕天使の二人も一緒に倒せるはずだ。出会う前に兵藤一誠が倒したのならあのミッテルトの刺し殺したという嘘を言っている。

 

 

「それに俺がさっきメールで見せただろ…俺が襲ったとしてそれこそ【俺が兵藤一誠を襲っています】ってメールが送られるんじゃないのか?」

「ならなんで兵藤一誠を雪音クリスに見せる必要がある。見るとしてレイナーレ達だけで十分だったはず…それをする前にフェイトの家の方に向かわせるべきだったはずだぞ」

 

正輝の言っているまさに欺瞞に満ちた言動だった。兵藤一誠を殺そうとした理由として本気で怒らせる場合…それは。

 

「君が冷静でいられないのはたった一つしかない…レイナーレ達が倒されたからか?」

「アーチャー‼︎だからあたしらは無事の状態だったし、兵藤一誠は私が刺し殺したって言ってんじゃん‼︎」

「ならなぜ、雪音クリスを呼ぶようなことをした‼︎彼女の言う通り念話だけで十分のはずだぞ‼︎」

「駆けつける前に兵藤一誠が既に倒された。そのメールが来ていない。そして、正輝が雪音クリスを呼ぶことによっていつの間にか倒されていた。

 

 

雪音クリスを呼んだ理由は駆けつける前に既に倒されていたっていう風に終わらせるつもりだった。敵として襲ってきた兵藤一誠の件について絡んでも何の意味もないだろ…

 

 

もう、それで終わりでいいだろうが‼︎何が不満なんだよ⁉︎」

「正輝、落ち着いてください⁉︎」

 

雪音クリスの方は倒したという証人としてだからということは分かった。だが、このままでは強引に終わらせる気だ…いい加減話を終わらせないと…

 

『俺と他のリーダーの受信メールはこの試練編の間は消せれない』

襲う…倒す…連絡…倒した後に連絡のメールが来る?まさか…

 

 

『勿論、俺の方には連絡メールが来てなかった。正輝が兵藤一誠を討伐っていう』

 

 

「じゃあ逆に聞くがアーチャー…俺が兵藤一誠を殺したっていう証拠を見せてみろよ‼︎」

 

 

 

 

試練編

麻紀との一騎打ち(必ず倒す倒されるの連絡が来る)

 

【複数の携帯の所持】

 

 

 

神様のシステムのルールを守っており、なおかつ正常に試練編が続行しているのならこれしかない。

 

「最後に、そのメールの中に一騎打ちとして正輝が麻紀を倒した…というメールは?

来てないなんて言わせないぞ?」

「っつ⁉︎」

 

一騎打ちの件についてだ。あそこで麻紀と正輝の一騎打ちをして倒すか倒されるかという賭けをしていたはず、ならば…それもメールにちゃんと貰っているはずだ。

 

必ず携帯一つで神様のサービスを受けろとは記してはいない。複数の携帯を使っても支障もないということか。

 

 

「携帯を一つ以上持って、受信メールの設定を別々に変えているのなら…話は別だ」

「え!二つも⁉︎」

「試練編が始まる前にあらかじめ二つ携帯に神様のシステムを組み込んでおいたのだろう…。受信メールの設定ぐらいプログラミング語などの専門用語を使わず、誰にでもできるはずだ。

 

 

二つの携帯に応じて受信メールを設定し…君が持っている襲撃されるメール…そしてもう一つの携帯は誰が誰を倒した…或いは殺した。またある時は、特定の敵を倒したことにより復活させた。

 

というメールが別の携帯で来るようにな」

「「「「「「「⁉︎」」」」」」」

 

 

そして、サービスの方を複数の携帯によって別々に使うというのは何も規制がきていないために可能だ。携帯の中身を弄って魔改造するのは無理だが、複数の携帯を所持して、サービスごとに分けることはできる。

 

 

正輝は何も言い返さない。

無反応で、黙ったままだった。

 

 

「…」

「これで証明しよう…これが事件の全貌だ…」

 

 

 

*****

 

act1

 

 

まず、この話し合いの通り…幾つかの襲撃から始まった。

 

 

君は雪音クリスを呼ぶ前にすぐさま危険になっているレイナーレ達を助けに向かうために必死に駆けつけた。雪音を呼ぶとするのならレイナーレ達を倒すために兵藤一誠は木場や子猫などを複数人連れてきているのを見てクリスを呼ぶつもりだろうからな。

 

クリスの増援を時間を待つ前にすぐに駆けつけた。だがしかし、レイナーレとミッテルトの二人は兵藤一誠と出会い…駆けつけたらすでにレイナーレ達が倒されていた。

 

そうでなかった場合、応急手当をして連絡メールのことを言えば許せれる…大量の血が出ることもない。兵藤一誠も倒されることも君が隠す必要もなかった。

 

それに仮に、兵藤一誠が生きていたとしているのなら痕跡が残っているはずだ。しかし、それがない以上…彼はその場で倒された。

 

 

act2

 

レイナーレ達を倒した兵藤一誠を見た君は考える余地もなく、頭に血がのぼり…すぐさま兵藤一誠を斬殺し、倒した。

一誠はこっちの仲間である堕天使の二人を躊躇なく倒した。当然、キレて襲ってもおかしくはない。

そして、兵藤一誠の撃破後…携帯システムを使ってレイナーレ達を復帰させ…彼女らにこのことをなるべく言わないように口止めをし、クリスを呼ぶ時に自分達は無傷だから大丈夫という演技でもさせたのだろう。兵藤一誠の再起不能を…謎の撃破として終わらせるために

 

act3

 

 

兵藤一誠を倒されたという証拠を見せるために雪音クリスを呼んで…正輝の持っていたシャドーの影に形取った偽物の兵藤一誠を置き、雪音クリスという証人を置いた。

偽物を置けれるのは君ぐらいしかいないからな。クリスが来る間にあらかじめ立花との電話と仲間の増援を要請し…試練編の敵をどうにかするための司令塔をしていた。

 

正輝が駆けつけたら既に兵藤一誠が倒されていたという風にな。

 

 

雪音クリスの方は来る前に何が起こったのかは分からない。知っているのはミッテルト、レイナーレ…この三人となった。

 

 

act4

 

 

 

 

クリスは正輝と一緒に駆けつけていたらそこにレイナーレ達二人が生きて立っていたのと、兵藤一誠が倒れていたということぐらいしか知らないからな。駆けつけた時には既に倒されていたという風に堕天使にも演じてもらい…君の方は雪音クリスと一緒に兵藤一誠が二人で一緒に正輝の作った偽者の一誠がちゃんと倒れているというのを見させなければならなかった。

 

 

 

しかし、まだ問題が残る…携帯には襲撃されたというメールと倒したというメールが来るはず。もし、このシステムについて知ってしまい正輝の携帯を見れば即座にバレる可能性が高い。

 

第三者介入時にクリスはフェイト家を守っている翼や奏、立花の増援に向かっていったが、君の方はメールにある証拠をどうにかして隠す方法を考えていたのだろう。

 

 

 

メール内容に【正輝が兵藤一誠を倒した】と記されたことに気づいた君は、兵藤一誠を倒したという事実が明かされるのは時間の問題だったことが分かったのだろう。話し合いの時に携帯のメールを見られてしまえば一発で君が倒したと知られてしまう。

 

だが、神様のルールを守りつつ…そのルールを逆に利用し、仲間を信じ込ませるために使った。

 

神様システムに関与した携帯は一つしかもっていないという盲点により分けた。しかし、バラバラに分けるとしても携帯をいちいち変えなければならない…一つに纏めるたほうがひとまとめに連絡が来て便利ではある。

 

だが、その連絡メールの削除は絶対にできない…そこで、携帯を複数にし神様のサービスを投入し、受信メールの設定を変えた。【襲撃】と【討伐】の二つを二つの携帯に連絡が来るというのを使ってな。

 

 

そして、全員船に戻り、ルールをあらかじめ説明した。

 

 

サービス提供を複数の携帯にバラバラに与えることを禁じられてはいないから、しかも携帯を二つ持っていたなど考えにくいものだ。

 

 

麻紀達の『一騎打ち』さえなかったら君の思惑通りに中断されるところだったが…そして、話し合いをする時に神様のルールは絶対であると言い。同じ機種の二つの携帯を使って見せることで我々を信用させた。

 

 

こうして何事もなかったかのように終わらせることのできる人物…

 

 

そして、このような方法を可能にできるのは…

 

final(犯人解明)

 

 

「そうだよな?

 

 

 

 

 

岩谷正輝?」

 

ーーーーーーーー

 

話し合いを纏めた結果を出した。が、なんとも言えない空気にはなっている。

 

木場達の方は全滅を避けるためにその場から逃げ、さやかと杏子が協力して第三者との戦闘を行い、フェイトの家を守るために翼や奏、ほむらとマミそして立花の五人が時空管理局の方をどうにかしていたのは分かる。

時空管理局の方は何があったのかというのは試練編の敵の手によって堕ちたのか、それとも彼らの独断で我々を危険な存在として倒そうとしてきたのか…こればかりは何も言えん。

 

「正輝、何か間違った点はあるか?」

「アーチャーさん、探偵でもやってんの…すごいんですけど」

「さやか、私は順々に謎を解いたまでのことだ…」

 

 

さやかに探偵かとつっこまれたが、私の推理に正輝はそれでも黙ったままだった。どうやらその反応だと…ほとんど当たっていたらしいな。

 

「君はそこまで携帯を酷使しているのかね?しかも連絡がそんなに大事なら…連絡を兵藤一誠が倒れたのを雪音クリスと一緒に見ながら携帯を確認するということも出来るのならするはず…だが、それも言わなかった。

 

そのことも含みおかしいと思ったからだ。

 

我々いや、私は君を責めるつもりは全くもってない。

正直に言えばそれでいい。

まだ黙っているのなら…私が推理した通りのことが本当だと受け止めていいんだな?」

正輝は何も喋らない。何も言わない正輝に仲間の方はどうして嘘をついたのかという事は言わなかった。

 

 

何か正輝に対して攻撃的で反抗的ことを今言ってしまえば正輝は立花のように威圧してくるからだ。

「私達の方は正輝のことを虐げたり、引っ掻き回すようなことをするなどと…そういうつもりは我々には全くせん」

「仮に…ミッテルトが兵藤一誠を倒したとしても倒されなかったあんた達二人が無事なら…駆けつけた正輝が二人を見た後に死にそうな兵藤一誠を助けて説得ってことになる。

 

 

正輝、アーチャーの言った通りあんた何か隠していたのね…」

 

凛とセイバーの方は私も同じように正輝が隠していたことは咎めてないというのを言っている。士郎の方は…

 

「なぁ、正輝。何があったかって言うのが苦しいんなら…なにも言わなくていい。

 

ただ、隠し通しているのならそれを…一人で背負って抱え込むのはよくないんじゃないのか?お前にとっても…堕天使の二人にとっても…俺達にとっても」

 

だが、ミッテルトの方はまだ犯人扱いされた正輝を弁護しているが…

 

 

「だから…うちらがやったって言って「もうやめろミッテルト‼‼‼」ま…正輝。ウ、ウチは…ほんとはウチらが悪いのに…」

 

持っていた携帯を置いき、ミッテルトに歩いて近づいた。もうやめろと言っているということはようやく隠していたことを話すつもりらしい。

正輝はミッテルトの頭をなでた。

 

 

「もういいんだ。ミッテルトとレイナーレ?二人はよくやってくれた。ほんと嘘が下手くそだな、俺は。まぁ俺なりにはあがいたかな?仲間を守るなら戦い方がどこまでえげつなくとも平然とそれをするまでだ

 

 

それとクリス、もう一度言うが済まなかったな。こんなことに巻き込んでしまって」

「い、いいんだよ!でも嘘って、お前…」

 

 

正輝の右手に持ってある携帯を置き、もう一つの携帯を取り出しそれを見せた。そこには【討伐】と【襲撃】の連絡メールが二つの携帯にそれぞれ分けられている。

 

そして、メール連絡を仲間全員に見せた。

 

「さっきも言ったが…メール連絡に

ついては事実だ。

 

 

アーチャーの言う通り。そう…俺が、兵藤一誠を倒したんだよ」

ーーーーーーーー

 

メール報告

 

 

兵藤一誠がレイナーレ、ミッテルトを倒しました。

 

 

 

メール報告

 

 

正輝が兵藤一誠を倒しました。

それによりレイナーレ、ミッテルトをその場に復帰させます。

 

 

 

ーーーーーーーー

 

兵藤一誠がレイナーレ達を倒し、それを見た正輝が兵藤一誠を倒す形になっている。…レイナーレ達を復活されるがために兵藤一誠を倒したということか。

 

 

 

「こんなの、こんなの間違ってます‼︎

殺者の楽園達を倒さなくちゃいけないのは分かってます。

元々私や翼さんがとても関われる問題じゃないですし…目の前で人が死ぬのを見ましたから。

 

 

普通の転生者とかでも話し合いができるかどうかって言えば不安です。でも同じ組織なら…私達の正義側同士で仲良くしたりして…一緒に戦かったほうが良いのに…こんな形にしたら不味いじゃないですか⁉︎

 

 

連絡メールを見せればそれだけで分かってくれるのなら!兵藤一誠さんと話をして彼らの携帯を持っている人に頼んで復帰させてもらうっていう方法だってあったはずです‼︎

 

復讐だなんてそんなのダメに決まってます‼︎それなのに…どうして⁉︎」

 

 

それを聞いた正輝は大笑いしていた。

 

 

確かに、立花の言っていることは『人間的』な意味で合っている。

復讐は言葉どおりやってはいけないだろう。

 

 

だが、『聖杯戦争』『転生者』『堕天使』『悪魔』…そんな言葉が並べられて復讐をしてはいけないという問題ではない。

 

もう、正輝の方は血生臭いことばかりをやっているのだがら立花がいくら否定さでも結局笑われてしまう。

 

 

 

もう、それ以前の問題になってしまっているんだ。仲間を傷つけた時点で正輝はリアスと同じに潰すつもりだったのだろう。

 

あちらの方も倒された以上は仲間を助けるために倒した正輝と接触して復讐とやらを行うだろうからな。

 

 

 

「何を笑っている‼︎立花の言っていることの何がおかしい‼︎」

「イヤイヤ、お前が否定してくるというのは分かっていたけどさ。毎度聞くたびにお前の言っていることって随分俺の予想の斜め上を言うよなぁほんと、怒りを通り越して笑いが止まらなくて何も言えねぇよ。

 

今までの経験を見てまだそんなこと言えたのが逆にスゲーよ。

 

何が…こんなの間違ってますだって?バッカじゃねぇの?

 

なら逆に聞くが立花…もしこの携帯システムとかがあってお前の友達が兵頭一誠によって殺されたらお前はそのまま何もすることなく堪えれるんだな。

 

あーそうか?なら…まず俺が兵藤一誠と対面して起こったことを隅から隅まで長話で言ってやるよ」

 

 

ーーーーーーーー

 

俺は連絡のメールが来た後に必死に駆けつけた。

 

二人が無事なのか心配でならなかった。俺はリーダーでもあるし、二人は俺のことを信頼してくれる。

 

 

だが、兵藤一誠は既に堕天使を倒していたのをこの目で見てしまった。

少し聞いてしまったよ…

 

 

「…消えやがれ糞堕天使‼︎てめぇらがリアス部長や朱乃先輩をはめたんだろ…これで分かったよ。堕天使がロクな性格じゃないってことが‼」

その言葉にぷちんと切れた俺は

兵藤一誠は俺を発見して攻撃しようとした所を狙って俺は不意打ちを食らわせた。

その後は、兵藤一誠をどうやって倒したのかはあまり覚えていない。倒す方法として斬殺して血が飛び散っているのと兵藤が俺に対してトラウマを作るほどのことをしたのは覚えている。

逆らえないように徹底的に切り刻んで、叩きつけて、殴り倒して、ひたすらボコボコにした。

 

 

メールで『正輝が兵藤一誠を倒した』というメールが来るまで…俺は拷問をしていた。

一番早計だったのは…その殺戮の場面をもう一人の転生者が見てしまった。

 

 

その転生者が行方不明の一人…魅杏が俺が気づかないように隠れて、俺のやっていたことを見てしまった。

 

 

「あ、あぁ…」

 

声を聞いた俺が向いたら、怯えていて力が抜いてガクンとしていてその場に座っていた。

 

その時は、どう声をかければいいか困ったもんだよ。

 

一騎打ち始まる前は快楽で殺したりしないよね?って尋ねられたからな。

 

でも、俺のやっていることは結局のところ堕天使を助けたいがためと、一撃で倒さずに平気な顔をして一誠を苦しめたんだからな。俺が魅杏に近づこうとした瞬間に拳銃を取り出してきた。

 

「泣いているのか」

「…てたのに」

 

 

持っている拳銃が震えている。

俺の行動を見て知ってしまった以上今度はこっちが殺されるんじゃないのかって小動物のようにガクガクって震えていたさ。

 

「信じてたのに!貴方だけでも真面だってこと‼︎どうしてあんなことしたの⁉︎それが本性だっていうの⁉︎

助けてやるって言ったのも、大丈夫って言ったのも…あんな奴らじゃないって…言ったのも。全部…

 

 

 

全部嘘だったの‼︎‼︎」

「そうか、お前には見せてないもんな。正義側の…闇を。

 

誰にでも触れていいものと触れてはいけないものだってあるんだ。それをこいつが触れた。それだけのことだ」

 

 

 

「狂ってる‼︎転生者も、それに入ってる貴方も‼︎」

「お前も俺と同じ転生者で、俺と同類だ」

「私は貴方と同類なんかじゃない!私は私は⁉︎貴方達のような存在のせいで…

 

 

学校も、他の人も、みんなみんなぶち壊しにしたくせにぃぃぃ‼︎‼︎」

 

助けた時は死んだ目をしていたのに彼女が記憶思い出したら咄嗟に俺の方に銃口を向けたまま撃ってくるから驚いたよ。

 

「そんな物で俺は殺せないぞ…それと記憶思い出したんだな?良かった。

 

なら、もうどっかに行けよ。何をするも自由、どうしたいか一人で勝手に決めればいい」

「…え?」

そう言ったら彼女は自分を殺そうと考えたんじゃなかったのかって顔をしてたな。

 

 

「もう…行けっていってるだろ‼︎そんなに俺を拒絶するんなら…俺の目の前から消えろよ!」

 

拳銃を持って怯えながら必死に俺から逃げようとしていた。なんだこれ、なんでこんなことになったのか俺自身もうよくわからない。

 

「なぁ、レイナーレ。お前らが傷つけられて、お前らを助けたのに。なのに文句を言われて、いちゃもんつけられて、せっかく救ったはずの転生者に虐げられて…

 

 

俺の一体何が悪いって言うんだ…‼︎」

「貴方は、何も悪くないわ…それは一緒にいた私達が保障する」

俺はミッテルトとレイナーレを復活させ、俺が兵藤一誠にどんなことをしたのかというのと、今起きた現状に口止めし、

 

雪音クリスを呼んで駆けつけたら既に倒されていたという演技、携帯のシステムを利用して何事もなかったかのように終わらせるつもりだった。

 

 

ーーーーーーーー

 

「俺は神様のシステムを使って助けただけだ。兵藤一誠を倒さない以上、レイナーレ達は復帰できない。

 

 

 

 

立花…あの行動の何がおかしいって言うんだ。間違っているとでも言いたいのか⁉︎」

「私は…」

 

 

 

この神様によるシステムで倒した相手を倒して復帰させれることも可能であり、兵藤一誠達の携帯のシステムを使って復帰させることも可能だった。

 

だが、レイナーレ達を倒されてそのまま正輝が黙ることをするのか?できるわけがない。

 

 

話を聞いていくうちに一気に空気が沈んだ。正輝のやっている事がおかしいと言う立花に…まどかも間接的にはそう思っているだろう。

 

「正輝…さん」

 

 

だが…もし兵藤一誠の敵対象として倒した相手が

 

 

『鹿目まどか』となれば【暁美ほむら】が

『美樹さやか』となれば【佐倉杏子】が

『天羽奏』となれば【風鳴翼】

 

 

確かに復讐心で倒し、倒された人を復帰させてあげたいと思っているだろうし、兵藤一誠も堕天使は正輝と一緒にいたためにそれに絡んでリアス達を復帰させるために倒したのだから。

どっちもどっちなのだが、正輝の言い分も分からなくもなかった。

 

「もう話し合いは終いだ。一人離反してもこっちにはもう一人いる…俺一人で探しに行く

 

 

お前らは待機してろ」

 

 

そのために正輝は兵藤一誠を倒したのを隠した…ということか?だとするのなら正輝は

 

 

 

その時に衛宮士郎が訪ねた。

「なぁ正輝…行方不明になった一人を探しに向かうって言ったが…

 

まさか…その目的じゃなくて麻紀の仲間達を全滅させると考えているんじゃないだろうな」

「…何言ってんだよ士郎、そんなことするわけないだろ?」

 

士郎と凛は私とほむらにアイコンタクトしている。兵藤一誠がレイナーレを襲撃したのと、約束を破ってきた時点で。正輝の方はレイナーレを倒されたことに『復讐』に目が眩んでいている。

 

 

頭に血がのぼった正輝のことだ、探索ではなく

 

 

 

最悪、麻紀達全員と試練編の敵全員を一人で倒しに行きかねない。

 

(みんなよく聞いて、正輝を止めるわ)

(ね、念話⁉︎てゆうかほむらなの⁉︎正輝が側から見てヤバイ状況なのはわかるけど、止めたら止めたで逆上して逆効果に)

(いいから‼︎彼が船から出る前に急いで‼︎)

 

船から出ようとする正輝の目の前には凛、奏、マミ、立花、私が立ちふさがり、正輝の後ろには衛宮とセイバー、さやか、杏子が正輝の後ろの道を塞いだ。

 

 

「どけ、今の俺は非常に機嫌が悪い」

「そこまで機嫌が悪いのなら尚更行かせるわけにはいかないな…貴方は私と最初に会った時以上に冷静な判断ができなくなってる」

「落ち着け正輝、あっちの方だって悪気があって襲ってきたわけじゃない!それに探索よりまずリーダーのお前が錯乱しない方が優先だろ…!」

「頼むから冷静になってよ!」

 

 

もう仲間達から見た正輝の様子が私だけではなく他の仲間にも前以上におかしくなっている側からみても分かっていた。

 

正輝自身は気づいていないようだが、今の正輝が外に出ればまずいことになる。

 

たった一人で、レイナーレ達を潰してきた麻紀達を全滅させ、フェイトの家に攻撃してきた時空管理局を潰し、試練編の敵を倒しに行くというのは絶対避けなければならない。

 

 

 

正輝はその場に溜息をついて立ったままでいた。

 

「分かった。みんなが俺を行かせちゃいけないっていうのはよく分かったよ」

 

その言葉を聞いて正輝がここに残って安心して落ち着ければ、問題はない。

我々が上条達と会い、交渉し、時空管理局の方もどうなっているのかを調べて…試練編の敵を倒す。

それが一番この試練編を終わらせるための理想的な方法だ。

 

 

 

だが、正輝の方は行かないでほしいってだけで納得するわけがなかった。

 

 

「…そんなに俺が行くを止めさせたいのなら響、士郎の二人で俺と戦って勝ったら諦めてやるよ」

「なっ⁉無茶苦茶です!幾ら何でも貴方の方が部があります‼︎」

「無茶苦茶?問題なしだろ?実際今まで転生者と戦ってきたんだ。別におかしくないんじゃないのか」

 

 

正輝の心は見ているこっちが見ても荒れているのは分かった。条件を守らなかったら、正輝はこの場で強行手段を取り、一人で外に出るだろう。

 

 

「立花が加わるのから私も入れろ!」

「黙れ風鳴。言いたい放題言ってきたのはこいつだ。士郎の方は副リーダーだから俺を止める権限はあるからな」

「…なら、私も入れなさいよ!」

「さやか!お前まで」

 

さやかも正輝に時雨蒼燕流といつ剣術を教えられた身だ。そのおかげで雨宮との戦闘で彼女は強くなった。

さやかを助けた正輝を、今度はさやかが正輝を助けるという形となっている。

 

 

「私にだってあんたを止める権限はあるわよ…弟子が暴走した師匠を止めるのは義務なんじゃないの?」

「…さやかも加わっていいぞ」

 

 

一番幸運なのは命令権という携帯システムを使って我々を縛ろうとしないことだ。あれを使われたら我々も正輝を止めることはできない。

 

だが、正輝の条件を飲まなかったら正輝は止めてきた我々を憎むだろう。

 

 

「特に立花。今の俺を止めたいのならそれ相応の覚悟をしとけよ?」

「…」

 

 

リーダーの正輝の条件を飲んで受けざるおえなかった。簡単な話、正輝が三人に倒されれば諦めてくれる…だが、

 

 

 

殺者の楽園の転生者を相手しており、機嫌の悪い正輝なら…私とほむらならまだしも…三人は正攻法と諦めない根性と意思、無理してでも立ち上がるだろう。それに対し、正輝は三人が降伏しない限り徹底的にやる。

 

「アーチャー…」

「あぁ、これはかなり…不味いな」

 

衛宮士郎は正輝と戦ってもどうかなる。

さやかの方は剣術を教えてもらったが、教えてもらったのは正輝本人だ。

そして立花は基本的遠距離を使わないという短所は…正輝が確認したりして一番よく知っている。

 

この条件は、条件にのったところで正輝の方は経験でも実力的に考えてみれば…確実に優勢になる。

 

今の正輝に何を言っても止まることはしない、そして容赦するつもりはない。

 

 

 

ーーーーーーーー

 

「正輝…あんた本気なんだね」

「なんでこんなことしなくちゃいけないんだ‼︎」

「もうやめろよ!正輝も‼︎あたしらも‼︎こんなことしてる場合じゃねぇだろ‼︎」

「正輝…それこそ全くの筋違いだ‼︎」

「悪で制しても生まれるのはまた悪です!それは貴方が一番よく分かっている…なぜ‼︎」

「やっぱ邪魔だわ。お前」

 

次回、正輝VS正義の味方三人

 

 

 

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