そしてシンフォギアGX、1話最初凄すぎだろ。
2話の方はノイズが出たと思ったらノイズじゃないという。
あの生物はなんなのか…すごい楽しみに見ています。
「フェイトには手出しさせないよ!」
「はぁ…懲りない女だな?無駄って言ったろ!言っても分からないのか‼︎」
フェイトを殺させないためにアルフが前に出て、行かせまいとした。しかし、実力や経験、能力の差の時点で反逆者相手にアルフだけでどうにかできる敵ではない。いくら殴ろうとしたところで『逆転』を使われたら自分か仲間に攻撃が跳ね返ってくる。
フェイト達となのは達が反逆者に殺されそうな時に黒い龍が正輝の身体を覆った。服が変わり、瞳がだんだんと赤くなり、目が黒くなってゆき、後から黒い龍も正輝の背後から出現させる。
三度彼は暴走した。
しかし、最初に暴走した時とは全く異なる姿をしており、英雄殺しになっているのかどうか側から見て5人ともよくわからなかった。その姿にはなのはとフェイト達だけでなく反逆者も驚いている。
「■■■■■‼︎」
「⁉︎正輝、あんたその姿…」
「お前がそんな姿になるなんて知らねぇぞ?こんなの…だが」
なのはの殺傷設定による収束魔法であるスターライトブレイカーと反逆者による乖離剣を食らってタダですむはずがない。それでも反逆者は笑いながら王の財宝を使って宝具を、手にした。
「これで正輝を…楽に殺せれる‼︎」
今の正輝は反逆者を殺すことしか考えることしかできなくなり、冷静さを失っている。
落ち着くことができないことがどういう結末を招くのか反逆者には分かっていた。
「暴走に…しかも、頭まで狂っちまったことが分かった時点で俺の勝利は目に見えている‼︎」
剣を投げ飛ばすが、その剣を避けながら近ずいていった。
「俺を殺すことしか頭に無いってか?最高だねぇ!理性も知性ない今のお前じゃあ、このまま俺の手のひらで踊らされて死んでゆく‼︎
所詮てめぇはそんなものなんだよ‼︎」
反逆者の予想通り、正輝は考えずに無闇に突っ込む。それを見た反逆者は逃げながら上空から剣を作り出し、正輝の頭上に大量に降り注がれる。
「正輝‼︎」
「今俺はホッとしている。まずお前をいち早く殺せたんだからな?」
剣に刺されて地面に倒れ伏せていたが、 正輝はまだかすかに動く。王の財宝を防ごうとせずに武器の雨を受け続けて、そう早く動けるわけがない。それでも、剣を沢山刺されてもまだ立ちあがろうとしている。よく見ると傷口が治ってゆき、刺されていた宝剣が正輝の身体と同化し、正輝を守るバリアとなっていた。
「なんだそりゃ…今のは本気で殺す気でやったつもりだったんだが冗談抜きで信じらんねぇぞ。剣をぶっ刺されたまんまだぞ?不死身か不死身なのですかおい。
…なんだよその能力は。
お前…マジでイカれてやがる」
「■■■■■■■ッ‼︎」
正輝は背後にいる黒い龍の口から黒い閃光が放たれた。
反逆者の目を眩ませ、負を吸い取り、拘束器を大量に具現化させて逃げられないようにする。
捕らえられた反逆者は今までなのは達が反逆者に殺されそうになっていたのに逆に正輝が復活して反逆者を圧倒している。
「すごい…でも」
側から見て正輝は単に暴走しているというものではなく、フェイト達から見たら狂人となり、あまりにも見るに堪えない、痛々しい姿だった。
投影を繰り出し続きながら蹴り、殴り、斬り、刺し、潰し、焼き、溶かし…そんなことを繰り返していた。
(あれが…本当に正輝なの⁉︎)
暴れ狂う姿に四人は正輝に恐怖していた。
正輝の攻撃を受け続けていた反逆者は身動きも取れずにされるがままにやられている。正輝が人を殺しているのを見ていること自体、フェイト達は心が重くなっていた。
「いい加減に…しろやぁ‼︎」
反逆者は王の財宝を展開し、大量の剣を正輝の四方八方に作り出す。正輝による拘束を解かれたが、
「なんて野郎だ…これでも死なないのかよ」
「■…■■ス‼︎」
剣が突き刺されたとしても、剣ごと吸収し、体力回復として糧になっている。
「なにっ⁉︎」
正輝の身体に刺されていた剣がボロボロとなり崩れ落ちて粉々になった途端、黒い霧が出現した。
「不味い…こいつを暴走して錯乱したとは覚えているが、マジでこんなの知らねぇぞ…逆に俺が」
視界を奪われた反逆者の背後に正輝が周り、片手で反逆者の首を絞めて殺そうとしている。手が黒い龍の手のようになっており、鋭い爪が喉を突き貫くか、絞め殺して窒息死させるつもりだった。
「て、めぇッ。なのは達の目の前で俺を…」
「殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪滅滅滅滅滅滅滅滅滅滅滅滅滅滅滅滅滅滅滅滅」
たとえどんな状況であろうと正輝は目の前にいる敵を真っ先に殺す。子供の目の前でだろが、助けようとしている人だろうが、正輝に味方はいない。
邪魔をしてくるのなら邪魔する奴は逃さず捕らえて逃げられないようにし殺す。
反逆者は抵抗する力が段々と無くなってゆき、遂に正輝は反逆者をもう少しで殺せれる
筈だった。
「がっ…ァァァ…ッ‼︎」
正輝の脳に激痛が走り、反逆者の首を絞め殺そうとした手を離し、頭を抱えてもがいていた。反逆者は今の正輝の状態が予想よりも遥かに危険すぎるために間合いを取っている。
「最後の最後で倒されるところだった。今ここでお前を倒すチャンスだが…流石に俺の身体がヤバすぎる。力を出すにしても僅かしかねぇ、危うく意識が逝ってしまいそうだ…運が良かったな」
反逆者は自分の体力を回復するためにその場から逃げ出した。
*****
「なんだよ…これ」
クリスはようやく正輝達の元にたどり着ついたものの、その惨状は酷いといってもいいくらい酷い。
地面には亀裂ができており、なのは達はボロボロ。フェイト達は擦り傷で出血しているものの二人とも正輝を泣きながら止めている
正輝の身体は反逆者によって負った傷が完全にまで治っているが、精神面に関しては最悪の状態だった。
反逆者がなのは達を殺そうとされるのは正輝によって避けられたものの、なのは達とフェイト達の四人が心配して止めているのに、変身が解かれても正輝は
「殺す…殺す…殺す…殺す‼︎」
姿が元に戻ってもまだ落ち着くこともできず、正気を保っていない。なのは達四人の心配よりもとにかく反逆者を徹底的に殺すことで頭が一杯だった。もう周りのことは御構いなしに、自分のことだけしか考えておらず、反逆者が逃げる方に歩いている。
アルフが抑えようとしているが、正輝は腕で振り払って強引にどかしている。
「正輝、頼むから…落ち着いて!」
「逃げんなよ…逃げんなよ
なのはとフェイトはほとんど動けず、アルフの聞く耳を持つ気は毛頭無かった。英雄殺しになった正輝は邪魔をされると誰であろうと殺すことを厭わなず、四人を標的にして殺しかねない。
姿が元に戻って力が弱くなっても英雄殺しになってしまえば近くにいるなのは達とフェイト達が正輝の標的にされる。クリスは正輝を正気に戻すために反逆者の元に行かせないようにした。
「おい!もう止めてくれ‼︎」
「…邪魔だ」
「行かせるわけないだろ!おまえ、こんなッ…」
正輝の表情を見た瞬間、クリスの身体が震え出している。あんな状態になっているために襲って殺されそうになることになるのは覚悟していた。
前回はシンフォギアの世界で。二人っきりの部屋、正輝がナイフを投影し、クリスを殺そうとしていた。
だが、それ以上に危険な状態になって自分自身で制御できなくなり、正輝は死んだ目をしている。
「邪魔だって…言ってるだろぉぉぉ‼︎」
英雄殺し化した正輝の武器の全てが殺傷設定になっている。武器に血が付いているのがその証拠だった。これ以上正輝を悪化させてしまえば仲間以外でもなのは達まで巻き込まれてしまい。最悪正輝の手で殺すことになってしまう。
前にクリスは凛と話していることを思い出した。
*****
試練編が始まる前にクリスは船の凛とアーチャーの部屋で話していた。
「正輝の弱い点?」
「あぁ。正輝はいつもどんな場面に弱いのかなぁって」
クリスは正輝の過去についてはよく分かっているものの、暴走をどうやって抑えれるのか、アーチャーと凛なら何か正輝のことについて知っているのかと聞いた。一度は暴走したが、これから先また暴走する可能性もある。
正輝のとって弱い点を凛に聞いた。
「んーそうね。少なくとも、アーチャーと同じ…予想外なことには絶対に弱いタイプね。あいつは」
「まぁ、否定できんな…」
戦闘中にこんなことをされたら驚いて解除してしまうくらいの衝撃と暴走による緩和が必要だった。
*****
「正輝!そんなことをしちゃダメだ‼︎」
「それだけは…やめて‼︎」
フェイト達は必死に叫んでいるが全く耳に届かない。
正輝は反逆者を殺しに行くのを邪魔している雪音クリスを殺そうと右手にある最後の劔を振り下ろした。
攻撃を避けて逃げることもできるが、黒い龍によって引き裂かれるか投影魔術による投影された剣を射出して逃げようとしても貫かれる。
もう、逃げることはできない。少しの間は怯えたがそれでも、クリスは正輝の顔の方に近づいて
「クリス、ああああんた⁉︎」
「え、えええ⁉︎」
正輝が振ろうとする前に、クリスはあることをした。その行為はこんな事態なのに予想外なことをすれば驚くのも無理はない。
雪音クリスはなのはとフェイト達の目の前で正輝に抱きついて思いきりディープキスをしていた。
正輝を元に戻す手段としてはあまりにも直接的な方法で、正輝自身殺すつもりだったはずが、突然の敵の行動に動きが止まった正輝の思考を鈍らせた。
「クリスさん⁉︎」
フェイトは顔を赤らめ、顔を隠してながらも見ている。正輝が武器を落とし、意識を取り戻すと、目の前にクリスがいてキスされたことに顔を赤くして驚いていた。
「クリス、な、なんでお前が⁉︎」
「こういうでしか、抱きしめても絶対に邪魔扱いされる。だから…キスしたんだよ‼︎お前の意識を元に戻すために‼︎‼︎」
クリスの背後にいる泣きながら心配していたアルフとフェイトを見た。
自分が暴走していたことにようやく気付いた。
反逆者を全力で殺したいがために、誰にも構わずに自分一人で考えもせずに向かって行こうとしていた。
それを、クリスが止めてくれた。
「き、キスして俺の暴走を」
「そんなもん…お前か好きだからに決まってるだろ!」
正輝を止めた理由は雪音クリスからの突然の告白だった。英雄殺し化がなくなった後に目の前でクリスに思いっきりキスされているのだから、正輝は力が抜けて座り込んでいる。
正輝の最初の暴走を止めてくれたのも雪音クリスだった。
「え、ええと、俺はクリスと俺はクリスと」
「落ち着けって!今度は私のせいなのか⁉︎でも、正輝の暴走を完全に止める方法としてはこれしかなかったんだ!」
状況把握ができていない正輝はあやふやになっているが一旦深呼吸し、落ち着いてからもう一度クリスに話をかけた。
「その…クリス」
「なんだよ…」
「…ありがとう。その、お前のおかげで救われた。あと、来てくれて凄く嬉しかった…」
「れ、礼をするのはまだ後だ!反逆者倒してねぇんだろ!た、たくっ…私が正輝の過去を一番よく知ってんだ。それと…お前一人だけで戦っているわけじゃないんだからな」
二人はそっぽを向いてはいるが、さっきのことを思い出しながら二人の顔が段々と赤くしている。下を向いている正輝は亀裂があるのを見て、辺りを見渡すと周りは斬り刻まれた跡だらけになっていた。
(酷いこと暴れたんだな…)
「正輝その…大丈夫かい?」
「ん?あぁもう正気に戻ったよ」
アルフとフェイトの二人が正輝の方に駆けつけて心配しに走って抱きついた。
「もうっ心配してたんだよ!」
「いだだだだだ⁉︎痛い痛いって⁉︎」
「アルフ、強く抱きすぎだよ…でも良かった」
フェイト達が正輝が正気に戻ったことに安心ているのを見ていたクリスはホッとしていた。これで正輝は元に戻ったから仲間を殺さなくてすむ。
「それと、凄く激しかったね…クリスさん。その…正輝と長い時間チューして…」
「い、いうなぁ!」
その時に、遠くから声が聞こえており、その声は段々近ずいている。その声のする方には
「無事か正輝‼︎フェイト達も‼︎」
「なっ…お前!遅すぎんだよ‼︎」
士郎が正輝を探していたのを見つけ、到着した。クリスはたどり着くのが遅い士郎に怒鳴っている。
反逆者は何処かに逃げて行き、正輝の暴走による味方殺しが止まっていたことに士郎もまたホッとしたが、
「それにしても正輝の暴走をどうやって止めたんだ?」
「べ、別にその話は後でいいだろ!」
(言えるわけない…キスされて元に戻ったなんて…何処ぞの美女と野獣かよ)
クリスと暴走した正輝をどうやって止めたかは恥ずかしくて言えず、暴走した正輝もまさかキスされて元に戻されるとは思わなかった。
反逆者と憎悪者は殺されていないが、差別者と無情者の二人を殺し、あと2人となる。仲間達全員の体力と魔力をほとんど使っているために一旦プレシアの家に戻って体制を整えるという話となった。
しかし、残りの2人が信頼していた人の予想外な裏切りにまだ動けれずに取り残されていた。
なのは達は放心な状態で自問自答をしておりユーノは苦しんでいるなのはの姿に心が痛んでいる。
「私…私…」
「僕はなんてことを…ごめん…なのはッ!」
騙されたとはいえ自分のした行為にまだ目が眩んでいる。
本当なら魔の手である正輝から友達であるフェイトを助けて仲間も騙した正輝を時空管理局の刑務所に突き出すという結果という形だったが、
「私…フェイトちゃんと正輝さんに酷いこと、した。こんなつもりじゃなかったのに…」
助けるという目的においては純粋な気持ちだった。最後の切り札として収束魔法を使い、正輝が血を流しているのを目にし、ずっと隅で一人怯えていた。
一歩間違えれば正輝を殺したかもしれない、反逆者を復讐心で殺したら後悔して、殺して以降これから先お話というより魔法という暴力を酷使して分からせたのかもしれない。
自分のしたことでフェイト達に嫌われていると思っていた。
「なのは?」
「フェイト、ちゃん」
フェイトは隅で震えているなのはに近ずいた。それに対してなのはは近づいてきたフェイトに恐怖している。
フェイトはなのはに手を差し出す。
かつて、なのはが友達になろうとしたことと同じことをした。
ユーノの方はなのはのことについては庇いたくてもどうにもできずに立ったままでいた。
「私のこと…嫌いに「ならないよ」へ?」
「だって、なのはは私を助けようとして戦っただけだよね?」
フェイトは震えたなのはの身体を優しく抱いた。その行為に恐怖心が無くなり、震えが止まった。魔法でフェイトを傷つけたのにそれを許してくれたことに泣いた。
「ヒック、正輝さんにフェイトちゃん。私…私!本当に…ごめんなさい‼︎
思いっきり泣いていい?」
「いいよ、なのは」
その一言でなのはは大泣きした。なのはは自分の怪我よりも怪我をさせてしまったフェイトに嫌われるのが何よりも辛かった。
友達になろうと言ったものの、反逆者という男のせいで二度とフェイトと友達になれなくなるのが辛くて泣いた。
「うわぁぁぁぁぁぁん‼︎‼︎」
「それとお帰り。やっと元のなのはに戻ってくれたね」
フェイトもまたなのはと同様に泣いた。反逆者に騙されたなのはがようやく元に戻ってきてくれたと思いながら。
*****
一方、反逆者は少しずつ正輝達の場所から離そうとしている。正輝にやられたところが完全には治っておらず、今の状態で戦えば勝ち目はなかった。
望みとしては正輝が英雄殺しとなって仲間殺しをする。
それが反逆者にとって一番理想的なものだったが、正輝達のいる場所から爆音や斬撃の音が全くしない。
正輝の仲間が暴走を止めたか、背後から無理矢理気絶させたかとどちから。
周りが見えなくなった正輝による気絶という線はあるが、反逆者の王の財宝による射出された剣で作られたバリアを纏っている正輝にそう簡単に気絶させることはできない。
「つまんねぇ…!」
反逆者は自分の傷よりも自分の都合通りにいかず、気に入らない結果に苛々していた。誰もいない森に向かったもののまだ隠れている憎悪者と合流した。
「おい、なんでおめおめとやられてんだよ」
「テメェの方こそ!何正輝ごときに負けてんだ!お前、あんな奴に二度も負けるなんざ恥だろ‼︎」
憎悪者はプレシアの家を襲って以降の結果が報告された。聞いていくうちに反逆者の目が鋭くなってゆき、憎悪者を睨んだ
「は?1人も殺せなかったって…お前マジで言っているのか?」
「冗談なんかじゃない!あいつら俺を退けたからって調子に乗ってやがる‼︎」
反逆者によると差別者と無情者は既に倒されている。時空管理局を退けられ、クローン達も使えなくなり、正輝達の死人がゼロという結果となった。
「ざけんなぁ!人殺せない連中に何負けているんだ‼︎正輝に負ける以前の問題じゃねぇか‼︎‼︎」
「け、けどよ。無情者が殺されててなかったら絶対俺に勝ち目があったんだよ!」
クローン達が突然倒れて消えたことは無情者が倒されたというのは間違いなく、差別者は連絡しているものの返事が全くなく、二人とも正輝の仲間によって敗北したことが分かった。
「そうだ、俺とあんたで手を組んで奴らを火炙りにしてやろうぜ‼︎」
お互身体が限界の状態になっており、正輝の仲間の内少なくとも1人だけでも死に追いやればいいと憎悪者は提案した。
反逆者の状態は首が出血し、全身刺されたり、斬られたりなどを拘束されてやられたせいで血まみれになっている。
反逆者は憎悪者の提案を拒み
「いや、もう俺の糧になれ」
「…は?」
憎悪者は武器を変えれば避けることは可能だったが、反逆者が切り捨てられた。その突然のことに脳が追いつけず逃げる間もなく王の財宝で串刺しにされて殺された。
「てめぇが殺せない奴らを殺せなかった時点で、マジで役立たずなんだよ。さて吸収させてもらおうか?」
憎悪者が肺のように消えて行く前に反逆者は憎悪者の血を採取して、それを飲んだ。
すると反逆者が付いていた傷が塞がってゆき、完治されている。
「本当ならクローン共を吸収して体力回復ってのもあるし、憎悪者と無情者が瀕死なら2人を吸収し、いろいろ能力を使って殲滅したいんだがな。
四人の内一人を吸収して全回復するなんて言ってない。だから憎悪者は避けられることはなかった。
まぁ憎悪者は協力したところで役に立たなかったからな。
しっかし、馴染むなぁ。これで全回復し、強くなった。上がった強さに関しては気にはするが…まぁそこは無視しておこう」
反逆者はかつて憎悪者が持っていたナックルを手に持ち、高速でプレシアの家に向かっていた。
*****
(えーと、正輝だ。反逆者はまだ倒してないけど、俺の暴走はまぁクリスのおかげでどうにかなった。今そっちに向かっている)
プレシアの家にいるほむらに念話で連絡していた。正輝の暴走が終わった後に全員でプレシアの家の方に向かっている。衛宮の方には差別者を倒しだというのを聞き、ほむらからは憎悪者を倒すことはできなかったが、退けることはできた。
「プレシアの家に戻って、一旦休むことにしよう」
「みんな戦い続けて疲れてるからな…」
反逆者側の方は相当のリスクが生じているために多少はゆっくりできる。クリスのおかげで正輝が正気を取り戻し、歓喜になってはいたのもつかの間。
(⁉︎大変よ!今反逆者がすごい勢いでこっちに迫っている!急いで戻ってきて!)
連絡中に、正輝によって死にかけになっていたはずの反逆者が突然プレシアの家に向かい、襲いにきた。
*****
正輝とフェイト達となのは達、雪音クリスと衛宮士郎以外の仲間が一斉にプレシアの家に戻ってきた。憎悪者は捕縛しようとしたものの逃げられて、何処にいるのかわかない。レイナーレ達がクリスの元に行こうとはしたが、正輝が直接念話したおかげで行く必要がなくなった。
家から正輝の仲間達が続々と出てきて防ごうと試みたが、
「下がれ!」
反逆者が偽・螺旋剣で家を狙って撃ってくる。その時はまだ凛達は帰ろうとした途中にプレシアの家の近くにおり、狙われているのを察知したアーチャーがアイアスの盾で防いだ。
「やっと戻れたと思ったら…」
「このままじゃあ…」
今度は王の財宝を使って遠くから家ごと狙い撃ってきた。プレシアの魔法防御とアーチャーのアイアスの盾で防いでいる。
反逆者を攻撃したくても出来ない。何故なら、
「迂闊に攻撃したら…」
「分かっている!」
「正輝の連絡だと反逆者はボロボロの状態だったんじゃ…」
『逆転』を使われたらそのまま物理がそのまま返されてしまう。
正輝の連絡によると急に反逆者が手負いのはずなのにプレシアの家に出撃した時、仲間達が驚いていた。
しかも反逆者が接近してきたら、無傷のままの姿で襲ってきた。
「憎悪者は吸収した、後はお前らを潰すか?波動砲‼︎」
「自分達の仲間を、吸収しただと⁉︎」
正輝と戦った傷が癒えて、彼の言う通り憎悪者を吸収したことは事実となっていた。
現に憎悪者が使っていた技を反逆者が使っている。
物理がダメなら妨害として誠治と蒼海が家から出てタロットを使って足止めをしようとしたら。
「ダメよ!」
「あー俺相手にそれは無意味だっての」
反逆者にはタロットが全く効かず、それどころか『逆転』でタロットを使用した仲間たちが異常状態にかかってしまった。主人公でない限り『逆転』は物理だけではなく異常効果もはね返られてしまう。
「ひっ⁉︎」
タロットを使っていた2人を殺そうと投影した剣で斬ろうとした。アーチャーと凛の二人は反射的に殺されまいと動こうとしても能力で倒される。
「死ね」
「させるかっての」
正輝は反逆者の攻撃を防いだ。暴走した後に傷が回復されているため、無傷のままで戻ってきている。正輝が先に高速に移動して、反逆者を止めた。
「そのまま奴を足止めしろ正輝!」
「正輝!そんな奴に負けるなよ!」
アーチャーは反逆者によって動けない誠治と蒼海を持ち上げ、後から衛宮達とクリスとフェイト達がアーチャーの後に続いてプレシアの家に戻っている。
「まーだお前か?」
「正輝!あんた怪我は‼︎」
「大丈夫!色々あったけどなんとかなった‼︎すぐに仲間達全員プレシアの家の方に戻ってくれ」
正輝が駆けつけ、反逆者の前に立ち塞がった。
最初と同じように正輝対反逆者となるが、憎悪者の力を手にした反逆者はかなり強くなっている。
凛は正輝が反逆者と戦闘をしているために怪我があってもおかしくないために、正輝が無傷であることを知らない。
「俺が怪我してないってのは家にいる仲間達と俺といたフェイト達がちゃんと話してくれるから」
「…分かったわ、絶対に死なないでよ」
凛とアーチャー、クリス達とフェイト達は正輝が足止めしている間にプレシアの家に全員戻っている。
よって今外に残っているのは正輝と、反逆者だけとなった。
「今は憎悪者を吸い取ったおかげで気分がスッキリする!
最高に気分がいい‼︎ズタズタになった身体が一気に復活して高揚感が一気に高まったもんだ!」
「波動砲が見えていたから憎悪者を吸収したってことは事実だな…吸収なんてことが出来るなんて聞いてないぞ…」
(おい正輝!大丈夫なのか⁉︎)
(大丈夫だ。それとクリス、衛宮の方は早急に回復させておけ。俺が不味い状態に衛宮の助けも必要かもしれない)
トドメを刺すことができるのは反逆者による『逆転』を受け付けない人物。立花と上条は戦闘以前に人を殺せないから『逆転』の効果は受け付けないが向いていない。
なのははデバイスが殺傷設定になるために殺してしまえば心に大きなトラウマを残してしまう。
お互い傷が全回復している。
「来いよ!正輝ぃぃ‼︎‼︎」
「もう…終わりにしようぜ!」
反逆者は憎悪者を吸収し、暴走した正輝による怪我が全回復されている。彼を葬ることができるのは、岩谷正輝か、衛宮士郎の二人しかいない。
「投影開始!」
「波動砲、三十連弾‼︎」
正輝の試練編における最後の戦いとなった。
憎悪者、死亡
王の財宝で徹底的に刺され、反逆者に吸収される。吸収した反逆者が憎悪者の力を利用している。正輝の仲間に殺されることなく反逆者の手で役立たずと罵られ、力を使われる羽目になった。
残り…1人
例、暗殺教室132話
渚が姉の復讐心として暴走した茅野を止めるためにディープキスしたシーン