2時間後
ティス達は発見された鉄血基地から離れた場所にいた
いい案が出ずとりあえず偵察、という形になった
メンバーはティス、アリス、37のフェンリルと何故かロリスキンのネゲブとG36の5人だ
場所は川の反対側にある森の中
『2kmあるとはいえ馬鹿な事すんなよ…』
『ダレガスルノ?』
『ネゲヴさんじゃないですか?』
『やらないわよ!』
『正解は37だ』
『私ですか?!』
『ソノ心ハ?』
『C-03地区』
『アレハ酷カッタ』
『……あれ、あなた達のせいだったのですか』
『俺らのじゃねぇ、主に37のせいだ』
『アンタらも入ってんじゃん!』
『オイ、連中ジュピターヲ撃ツ気ダゾ』
『話逸らすな!』
『試射か?てかこんな所にジュピターかよ』
ジュピターの砲口はティス達の方に向けられる
全員の位置はバラバラなので直接じゃ無ければ多分問題無いが
『……ねぇ、こっち狙ってない…』
『向けられてんな……やべ、ピンポイントで俺狙ってる、砲門の中が見えるし』
『ただの試し撃ちとバレてるのどっちですか?』
『知るか、逃げ……やべ』
ジュピターが撃った
ティスはすぐさまブラットラストを抜き砲弾を切る
砲弾は真っ二つに切られ爆発し爆炎がティスを隠した
『っ?!』
G36がティスの方へ向かおうとするが
『……問題ねぇよ』
煙が晴れると服が所々焦げてはいるがほぼ無傷のティスがいた
ティスがジュピターを見るがジュピターは砲口をティスに向けたまま
鉄血人形も特に動きはない
『試射にしてはピンポイントだったが…』
思考を巡らせるがジュピターの影から出て来たら人形を見て確信する
『……何でアイツがいるんだ…』
G36とネゲヴがティスの見ている人形を見て驚く
『…何でエージェントがこんな所に居るのよ?!』
鉄血の最上級指揮人形のエージェントがそこにいた
こんな辺境に近いG地区にだ
だがティスは特に驚いた様子はなかった
『出て来なさい』
『Shut up Now!!Bitch!!』
無線からエージェントが言うがティスが条件反射の如く中指を立てながら暴言を吐き間をいれずジュピターが2発目を撃ち出し崖の上に設置されていた短SAMを3発発射した
ティスは全て叩き切ったがコートがボロボロになり破り捨てる
「ちょっと!巻き添え喰らいたくないんだから辞めてくれる!!?」
ネゲヴが大声で叫ぶ
バレてると分かった以上無線で話す意味は無い
「挨拶みてぇなもんだ気にすんな」
「気にするわよ!」
『出て来なさい』
2km離れているが無線はそのままなのでエージェントに会話は丸聞こえだがエージェントは無視した
『話を遮ってんじゃねぇよ!』
『落ち着いて、エージェントは構ってちゃんなんだから』
無線から別の声が聞こえると同時に今度は短SAM5発と固定銃座に改造されたM61バルカン3丁の一斉射撃がティスを襲う
流石のティスもこれに苦笑しながら逃げる
いくら命中率の高い短SAMでも森の中の人1人に直撃弾を与える事は出来ない
とは言ってもバルカンの雨のように降り注ぐ20mm弾は木々を貫通、破壊して飛んで来る
逃げながら別の声の主、サイバーブレインにキレる
『テメェボディ出来たら真っ先にぶっ壊して殺るからな!』
『残念です、私のボディの完成は半年延長されました(泣)』
『仏の顔も三度までです、出て来なさい、次は全弾撃ちます』
『鉄仮面の下は仏だったのか、なら仏さんよ、1つ願いを聴いてくれや』
『聴くだけならタダです』
『あの……なんだっけ?妄想家?のダミー含めた全てに発信機付けてくれや、使える全てを使って全力で叩き潰すから』
『良いですね、それを理由に主要な基地に近付けさせなければエルダーブレイン様に近付かなくて個人的にも助かります、次いでに言うのであれば夢想家です』
『後、懸賞金もかけるか』
『金は?』
『こっち持ち』
親しげにエージェントと会話するティスにネゲヴとG36はティスに疑いの目を向け
アリスと37は巻き添えを喰らわないようにティスから離れつつ鉄血基地に近付いていた
この話でドリーマー包囲網が作られた
次回辺りにドリーマーの懸賞金等を出します