ティス「…ケツにつかれてんぞ、早くしねぇとアナが増えっから何とかしろ」
ラグーン『 黙ってろよ!?そもそもハインドとミグだぞ!速度差どんだけあると思ってんだ!』
ティス「ミグは高高度で2400、低空で1450、そんでウチで改修したこのスーパーハインドは巡航速度が350、超過禁止速度が395、だいたい6~7倍かな」
ラグーン『 説明どうも!クソがっ!!』
ハインドとミグの空中戦が始まって15分程たった
双方共に変態軌道でほぼ無傷だったがミグがスキをついて後ろに付いたことでハインドが僅かに追い込まれていた
ハインドは強力な赤外線ジャマーにフレア、そして兵員室に積まれた多数の信号弾でミグのミサイルに対処しているが攻撃手段が殆どない
そもそも後方への攻撃が出来るのはドアガンか乗っている者だけなのだが
現状の攻撃手段は乗っているフェンリル隊だけでM2は弾切れで今はフェンリルの盾になっている
ティス「……そろそろか?」
ラグーン『 後500!』
ティス「なら戻るか」
ハインドのガンポッドでミグを射撃していたティスが兵員室に戻る
ティス「全員ちゃんとベルトしとけよ?じゃねぇとブルに振り落とされんぞ?」
それを聞いたフェンリル隊はすぐに行動する
落ちそうなものを適当に積めて怪我人をキツく固定する
それが終わると席に座りベルトをしキツめに絞める
ラグーン『 ロックンロール?』
ティス「YEAH!!」
言うやいなやハインドは急上昇する
ベルトで固定していなかったら壁に激突していた
ティスはドアの手すりに捕まってその時を待つ
ミグはハインドの急上昇には対応出来たのかハインドと共に急上昇するもハインドが急上昇ギリギリの速度まで落としたのでミグはハインドを抜かして上昇して雲の中に消えていった
その数秒後
ラグーン『 ミサイルアラート!ミグがのってきたぞ!』
ラグーンの言葉にティスは信号弾を数発撃ち出した
それと同時にラグーンはハインドのエンジンを切った
ミサイルはエンジンの切れたハインドを掠め信号弾に向かって飛んでいく
そしてミグが雲の中から出てきたがハインドと直撃コースだったので慌ててハインドの横にそれ回避した
……だが
ティス「残念、ハズレだ」
ミグのパイロットが最後に見たのは片手でトールハンマーを構えるティスの姿だった
ミグがハインドの真横に来た瞬間、ティスはトールハンマーをフルオートで全弾撃つ
ティスの持ってるトールハンマーはフルオート機能がある
それもレートは900というサブマシンガン並の連射速度でだ
それがミグのコックピットを襲う
ある程度の強度はあるコックピットの風防だが近距離からのショットガンのフルオート、しかもスラッグ弾を防げる程の強度はない
スラッグ弾はコックピットの風防を容易く破壊しパイロットに当たる
ほぼ一瞬の出来事ではあったがスラッグ弾はパイロットやミグ本体に命中し数ヶ所から黒煙を出しながら落ちていく
ラグーンはハインドのエンジンを再始動し空中で安定させる
その間もティスはミグから目を離さない
弾は確かにパイロットに命中したが生死は分からない
ティスはハインドが安定するとDSRに持ち替える
そして構えた時ミグが立て直そうとしているのが見えティスは狙いを定める
ミグが立て直そうとしていると右翼のフラップとスラットが外れた
それでも立て直そうとしているのかパイロットは脱出しない
ティスは僅かに見えるパイロットに狙いを定め
ティス「ゲームオーバーだ」
撃った
14.5mm弾は残った風防と座席を容易く貫きパイロットに命中する
パイロットが死んだのかミグは抵抗を無くしそのまま地面に激突し爆散した
ティス「ミグの墜落を確認、ラグーン、近くに着陸しろ」
ティスの指示にラグーンは降下していく
フェンリル隊は疑問を浮かべるが
ティス「ブラックボックスを回収するぞ」
その言葉に納得した
そしてハインドはある程度離れた場所に着陸し降りたティス達が炎上する残骸からブラックボックスを探す
ヘリに備え付けてある消化器を使いながら探いているとパイロットの一部が見つかった
ティス「…ロシア空軍?」
ティスは残骸を更に探す
そしてパイロットの他の部分やブラックボックスを見つける
見つけたパイロットは部分的だったがほぼ確実にロシア空軍である事が解った
ティス達は疑問に思いながらもG05基地に戻ることにした
途中基地に無線を入れて報告をしたらマグべがかなり焦ってていたがティスは無線を切った
次を書いたらアウターの方をある程度進めます