ハインド内部
ティス「……てな訳で準備よろしく」
ブレイン『いや、まるで意味分かりませんよ』
ネゲヴとG36をG05基地に任せてフェンリル隊の乗るハインドはBLACKWATCH本部へと飛んで行く
BLACKWATCHオリジナルである37は本部の施設でなければ治せない
それにBLACKWATCH製の人形は基本的に企業秘密が盛り沢山の為他の設備には任せられない、という本音もある
因みにアリスに関しては全てに置いて秘匿事項が多いので他にやらせるという事自体が論外なのだが
ティス「分かれよポンコツ」
ブレイン『最新です、まぁヘリの映像で状況は理解していますが……ですがこっちではなく蛇屋敷に向かってください、向こうには連絡入れていますので問題はないかと』
ティス「なんか問題でもあったが」
ブレイン『大アリです………まぁ問題もありますがG地区なら本部に戻るよりも蛇屋敷の方が近いんですよね……それはそうとブラックボックスのGPSは切りましたよね?』
ティス「回収した時点で引っこ抜いて捨ててある」
ブレイン『ならいいです、とりあえず蛇屋敷で修復をしてください』
ティス「あいよ……ラグーン、聞いたな?蛇屋敷に向かってくれ」
ラグーン『了解』
ハインドが軌道を変える
ティスは37を見る
37の意識はまだ戻っていない
左手足は無くなり左半身は重度の火傷状態だが恐らくコアは無事な筈だが調べない事にはわからない
ティス「ラグーン、出来るだけ急げ」
ティスの言葉にラグーンはハインドの速度を上げた
それから1時間位で山に入りそれから更に10分程飛んでそれが見えてきた
山の山中にぽっかりと空いた場所に日本風の屋敷が見えた
ラグーンは屋敷の前にハインドを着陸させる
着陸するとティスはすぐにドアを開け37を連れて出る
続いてアリスが半壊しているBML37を持って出てきた
残りの4人も出るとハインドは本部に向けて飛んで行った
ティス「……久しぶりに来たがなんも変わらねぇな」
庭を見渡せば至る所に蛇がいる
ここが蛇屋敷と呼ばれているのは敷地内に世界中の蛇がいる為で中には絶滅危惧種もいる
ここまで蛇がいる理由はここの主人が蛇が好きだからという単純明快なもの
その蛇を踏まないようにして建物に進んでいく
ここの蛇は本来なら気性が荒い個体だろうが何もしない限り襲っては来ない
興味を持って近付いてきたり体を登ってきたりはするが攻撃される事は敵対しない限りない
現にキングコブラがティスに近付いて体をよじ登り頭の上に乗っている
このキングコブラは来るメンバー中で1番上の者の頭に登る、そして登ったキングコブラの顔は心無しかドヤって見える
そんなキングコブラを無視し搬入口のシャッターを開けようとするが開かない
ガシャガシャッ、とシャッターを持ち上げようとするが鍵が掛かってるらしく開かない
ティス「…………下がれ」
言うと少し下がりティスは45に37を渡しトールハンマーを持ちアンダーレイルに付いているM203グレネードランチャーに弾を入れ構える
ティス「3……2……1……」
カウントをするが一切反応が無い、そして
ティス「Fire」
擲弾が撃たれた
弾はちょうど鍵がある所に当たり1秒程おいて爆発した
シャッターに人が通れる程の大穴が開きティス達はそこから中に入る
中にはシャッターの破片が散らばっているが中の物には被害はない
最後のG11が中に入ると奥の扉が開き10人程のミニガンを持ったメイド人形達が入って来てミニガンをティス達に向ける
ティス「…相変わらず
リザードドールとはその名の通りのトカゲ人形で蛇屋敷の主人が造った唯一無二の人形で全身が強固なウロコに覆われ指先には鋼をも引裂く爪があり尻尾がある
口はせり出しており眼は蛇等の様に瞳孔が細長いのが特徴
因みにスネークドールではなくリザードドールなのは蛇には手足が無いのでメイドにはならないと言う理由があったりする
リザードドール「……次は玄関からお越しください」
リザードドール達はティス達だと解るとミニガンを下ろした
ティス「急ぎでな」
45が背負っている37を指差しながら言う
リザードドール「…わかっております」
??「ウチが連れて行くから修理頼みますわ」
声の方に向くとそこには5m程の緑のコブラが居た
頚部のフードからコブラだと分かるがその太さはニシキヘビ並に太い
何より喋った
ティス「スカルか、居たんなら開けてくれても良かったんだが?」
スカル「堪忍してや、手足がないのにどう開けるんや?」
このコブラの名前はスカル、フードの模様がドクロに見える事からつけられたらしい
スカルもコーラップスに汚染されたELIDで喋る事が出来るが何故かエセ関西弁で喋る
スカル「まぁええは、ついて来いや」
スカルが鎌首を持ち上げ倉庫の奥へと向かっていったのでティス達もそれについて行く
予想より長くなったので分けます
スカルとリザードドールの解説は次回に