G&Kの猟犬   作:試作型機龍

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ミッション21

ティスが女の子になって2時間後

ティスは先に終わった416を連れて武器を調達して来ると言って屋敷にある車をかっぱらって出かけて行った

残ったメンバーは37の可能な限りの修復が終わるまで屋敷をぶらついていた

 

45「ここってほんとやる事ないわよね…」

 

4人は退屈していた

だだしG11の場合は寝れそうな場所探しだが場所を間違えると自分が蛇の寝床になる為ちゃんと場所を吟味している

 

9「ねぇ!G11、あそこなんて良さそうだよ!」

 

3人は9の指差す所を見る

そこは中庭にある大きい池のほとりで木がほどよく日光を遮っている

地面は芝生で寝床としてはいい感じではあるが…

 

G11「…9、あそこに居るの何か解る?」

 

今度はG11が指差す、それは池に浮いておりいい感じのほとりのすぐ側だ

 

9「勿論!ワニだね!多分いい感じの枕代わりになるよ!」

 

9はニッコリと笑いながら言う

種類は分からないが池にはワニが見えるだけで10匹程いる

小さくて2m程だが大きいのはその数倍の8mは優に超える

蛇は大人しいがワニが大人しいかは分からないのに近付くのは無理だ

もし噛まれれば幾ら戦術人形だとしても無事では済まない

 

45「9、落ち着きなさい、流石に可哀想よ…」

 

9「大丈夫だよ!大人しいし可愛いよ!」

 

そう言って行こうとする9だが

 

45「止めるわよ!」

 

3人が9を止める

 

その後偶然通りかかったスカルがワニも大人しいと話たのでG11はほとりで寝始め残りの3人はワニと戯れた

因みにG11は蛇の寝床にはならなかったがワニの子供たちの寝床になった

 

 

 

 

 

2時間後位後

416とティスはI地区にある富裕層向けの街に来ていた

富裕層向けとは行っても少し前の事で今では観光地となっている

そんな所を416が運転するジープは走る

本来ならティス1人で行くはずだったがまともにロリボディになった事でまともに運転出来ないので416を先に終わらせ運転させている

 

416「…それで?何処へ向かえば良いの?」

 

416が助っ席でタバコを吸っているティスに聞く

見た目はアレだがティスなのでそれは無視する

I地区の観光地とは聞いたが正確な場所は聞かされていない

 

ティス「……あぁ、ホテル·ヘイブンに向かってくれ」

 

416「…なるほどね」

 

ホテル·ヘイブンとは会員制の高級ホテルだ

会員に成れなければどんな人物でも入る事すら出来ないので1部では最高級のサービスが受けられるとか色んな噂が飛び交うホテルだが実際は全く違う

 

その実態は殺し屋等の裏稼業専用のホテルだ

裏の人間だからといって会員になれるわけではないが

BLACKWATCHはホテル·ヘイブンの警備をやっており1部ではあるがBLACKWATCHの社員ならほぼ強制的にここの会員になる

 

そんなこんなでヘイブンに着くと416は車を正面ロータリーに停め2人は車を降りる

416は自身のARが入っているバックを取り車の鍵をホテルマンに渡す

ティスは歩道に移動し伸びをしながら軽く周りを見る

姿は見えないがBLACKWATCHの人間がちゃんと警備をしている

 

416「…ちゃんとやってるの?」

 

ティス「4人いるし大丈夫だろう、中にもいるはずだ、いなかったら先方からクレームが来てるだろうし」

 

言いながら中に入り受付に行くが受付はティス達を一瞥して

 

受付「ガキが来る所じゃねぇぞ、ここは選ばれた人間だけが来る事を許されるホテルだ、痛い目に合いたくなければとっとと消えな」

 

このザマだ

 

ティス「…こんな奴をよく受付にしたな、経営難か?」

 

受付「……ガキ、てめぇ今なんった?」

 

416「ホテルの名が泣くわね…経営方針を変えたんじゃない?」

 

ティス「それは盲点だった、そこん所どうなんだ?オーナー?」

 

受付「このクソガk」カシュンッ

 

後ろから頭を撃ち抜かれた受付はそのまま倒れる

撃った人物はスーツを着た初老の人物、ここI地区のホテル·ヘイブンのオーナーだ

 

オーナー「申し訳ありません、この…ティス「それは良いから通してくれ、やる事が山積み何だ」……わかりました、要件は?」

 

ティス「テイスティングだ、なんでも416でも問題ないのが入ったって聞いてな」

 

オーナー「ハッハッハ!彼女の酒癖はこちらも良く把握しています、仕入れたのはそんな彼女でも大丈夫な1品ですよ」

 

416「どういう意味よ!」

 

オーナー「…ではこちらへ、ご案内します」

 

ティス「頼むぞ」

 

416「無視するんじゃないわよ!」

 

416を無視して行く2人に納得いかないもついて行く416

受付の死体は2人が帰る頃には綺麗に無くなっていた

 

 

オーナー「こちらです、私はバーに居ますので後で少し話しましょう」

 

ティス「それはいいが416には酒渡すなよ?」

 

2人を地下の一室に案内したオーナーはそう言って去っていった

中に入ると所狭しとワインケースが並んでおりその中にはワインではなく銃が入っている

奥に進むと一人の男が銃のチェックをしている

彼はホテル·ヘイブンのソムリエだワイン等のソムリエもやっているがメインは銃のソムリエだ

 

ソムリエ「いらっしゃいませ416様、それと…ティス様」

 

ソムリエはティス達に気付くと銃を棚にしまいお辞儀をする

 

ティス「一瞬悩んだが気付いたから目を瞑ろう」

 

ソムリエ「悩んだ、と言うよりも驚いたが正解ですね」

 

ティス「……まぁいいか、テイストしたいんだが良いのはあるか?」

 

ソムリエ「勿論です」

 

テイスティングが始まった




ホテル·ヘイブン
(元ネタはジョンウィックに出てくるコンチネンタル·ホテル)
表向きは会員制の高級ホテルだが実際は裏稼業専用のホテル
世界中に同じ系列のホテルがある(本社はヨーロッパ)
ホテルのルールはコンチネンタル·ホテルと同じ
戦前はほぼコンチネンタル·ホテルと同じだが戦後からは裏専用の金貨の製造、両替等もやっている
戦後経営難になったがBLACKWATCHからの資金等の提供により持ち直した
この為BLACKWATCHはある程度優遇される
ヘイブンのホテルでは武器の販売、違法カジノ等の施設がある
武器はBLACKWATCHから提供、若しくは買い取っている
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