G&Kの猟犬   作:試作型機龍

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ミッション22

ホテルから戻ったティスと416だがまだやる事は山ずみだ

416は手の空いているリザードドールと共にブラックボックスの解析に入りティスは新兵器のテストに付き合わされる

 

外で新兵器を待っているティスはそれが来るまで蛇と戯れている

意味も無くニシキヘビを持ち上げてみたりボディのチェックをしたりしているとリザードドールが2人やって来る

その内の1人がバカでかいライフルと弾薬箱を持っている

恐らくそのライフルが新兵器だろう

ティスの横に来るとライフルのバイポッドを立て地面に置く

ライフルは軽く2mを超えている

付いているのはスコープなのだろうがカメラの長距離レンズ並にデカく50cmはある

そして弾薬箱を開けると奇妙な大口径の弾が入っている

その弾頭は30mm弾より少しデカく薬莢部分がかなり太い

銃口にはこれまたデカいマズルブレーキ

 

ティス「……なんだこれ?」

 

リザードドール「リーリヤ様が設計製造した対強化装甲のライフルです、使用弾薬はオリジナル36.6mm弾で炸薬の量を最大限に増やしてあるのでこの様な薬莢の太さになったのです、想定では有効射程が8kmで最大射程に関しては15kmを超えると見ていますがなにぶんまだテストも行っていないので……弾薬の方は問題ありませんが銃本体は何とも言えません」

 

ティス「…威力は?」

 

リザードドール「それに関してはライフル本体が完成しなくては何とも言えませんが想定では主力戦車の装甲を難なく貫けます」

 

ティス「………全て想定か…やるしかないか」

 

リザードドール「ではターゲットを設置してきます、彼女がスポッターをやります」

 

そう言うとリザードドールの1人はターゲットを設置にバギーで森の中に消えていった

その間にライフルを見る

ブルパップでボルトアクション方式の単発ライフルで何処と無くDSRに似ている

ライフルの右側に弾薬ホルダーが付いている

ティスはホルダーに弾を入れ本体に装填する

一息入れボルトを引いてホルダーから弾を再装填する

 

ティス「……流石に2秒は掛からんが遅いな…」

 

リザードドール「…1秒76……2秒切っている事に驚きですよ…しかしこれで納得出来ないのであれば何度もやるしかありません」

 

ティス「確かにな…」

 

ティスはスコープを覗く

スコープには距離計レーザーが付いており距離がスコープ内に表示されている

測定可能距離は20km

スコープのピント合わせをしているとターゲット設置に向かったリザードドールがターゲットを設置していた

距離は8km

このライフルの有効射程だ

 

リザードドール『…設置しました、見えますか?』

 

ティス「良く見える、ターゲットは戦車の装甲か?」

 

リザードドール『そうです、斜めに設置しました』

 

ティス「…1番貫きにくい場所を想定したか…撃つから離れてろ」

 

リザードドールが安全圏まで離れて行くのを確認し狙いを定める

 

リザードドール「距離8000、風は東北から微弱、5300地点で西北からになっています」

 

ティスはスポッターからの情報を頼りにスコープを調整していく

スナイパーは距離があればあるほど当てづらい

風は距離によって方向等が代わる

勿論風だけでなく湿度等も影響するし障害物があればそれに当てないように位置を調整する

 

リザードドール「…………撃て」

 

ティスがトリガーを引く

バカげた発射音が周囲に響き渡る

発射音は銃声と言うより至近距離での砲弾の爆発音の方が近い

その爆発音にも似た発射音によりスポッターのリザードドールは聴覚が良いのが災いして気絶

ティスはその異常なまでの反動により右肩を粉砕骨折し吹き飛ばされた

そして十分な程離していたスコープが右眼を襲い失明する

これらを1度に受けたティスは少し飛ばされ意識朦朧状態

周囲にいた蛇達も大半が気絶し1部は暴れてる

そんな状態のティスがライフルを見ると発射の衝撃に耐えられなかったのかバラバラになっている

 

少しして騒ぎを聞きつけた416とリザードドール達、そしてライフルを造ったリーリヤがスカルと共にやって来る

 

ティス「……リーリヤ…バラバラになるのは兎も角せめて反動制御位付けろ……」

 

言うとティスは気絶した

 

リーリヤ「……付け忘れました……」

 

リーリヤが呟くと同時にリザードドール達が2人を搬送した

 

因みに弾はちゃんとターゲットに命中し装甲をぶち抜いてその奥の岩を貫通し弾は最終的に発射位置から様々な障害物を貫通し14km先で見つかった

弾は想定以上の性能を発揮した




次回はアウターミッションを更新します


36.6mm対装甲ライフル(仮名)
2mオーバーの大きさのモンスターライフルで長距離での装甲破壊用にリーリヤが造った試作品
威力は8km先の戦車の装甲を難なく貫き途中にある物を貫きながら14km進む程威力と貫通性能は高い
ライフル本体は何処と無くDSRに似ている
しかし試作品でしかも反動制御がなかった為反動は凄まじくティス曰く、40mm砲の方がマイルドに思える、らしい
ライフルは発射音の衝撃でバラバラに壊れた
このライフルを試したティスは右肩粉砕骨折に右眼失明
スポッターのリザードドールは発射音で気絶
という散々な結果に終わった
弾は性能以上の結果を出した

後に対万能者用として改修される…
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