G&Kの猟犬   作:試作型機龍

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地下鉄は混沌としています(ニッコリ)


アウターミッション2

百式の言葉に全員が銃を撃ち地下鉄内部に銃声が響く

いくらサプレッサーを付けているとはいえ地下のトンネルでは余り意味をなさない様だ

最初に撃たれたのは死肉を貪る亡者達

反応する間も無く蜂の巣にされる

 

銃声を聞いて様々な場所から飛び出して来る亡者

発砲主に理由は分からないが近付こうとするも弾丸の雨に為す術なく倒れていく

少し離れて狙撃をしていたドラグノフは逃げて行く亡者が居る事に気づきその後頭部に7.62mm弾を叩き込む

 

百式、ベクター、9A91フルオート組は指切りでバースト射撃をし確実に殺していく

グリズリーは近づくモノ、殺し損ねたモノを優先して殺していく

そんな中KSGは躊躇しているのか撃つ感覚が誰よりも長い

ポンプアクションショットガンだからと言えばそれまでだが明らかに遅かった

百式と後方のドラグノフはそれに気付くが何も言わない

 

亡者達は1分足らずで全て倒れる、しかし生きているのも少なからずいた

百式はソレに近づきサブマシンガンに付けられた銃剣で躊躇い無くトドメをさす

9A91もナタを取り出しそれに参加する

ベクターとグリズリーは銃を構えながらソレを強く蹴って確認する

 

KSGはそれを複雑な表情でみていた

この部隊に入ったばかりのKSGだがさっきやった事、今やっている事の意味は分かっている

いや、分かっているつもりだったのかも知れない

 

そう思った時何かに脚を掴まれた

それは撃ち損じた亡者だった、そして亡者は泣いていた

 

「ッ?!」

 

ショットガンを亡者に向けたKSGだったがそれを見て撃つのを躊躇った

亡者はKSGに何かを訴えているが呻き声だけで何を言っているか分からない

 

「躊躇っては駄目です」

 

KSGがショットガンを降ろそうとした時その声が聞こえ次の瞬間には亡者の頭は肉片と化していた

声の方向に向くと9A91がTP82を持って立っていた

その銃口からは紫煙が立ち込めていた

 

「貴女の思っている事は分かります、ですが躊躇うのではなく殺して下さい、でなくては次に死ぬのは仲間です、でなくともコレらはもう普通の生活を送れません」

 

そう言い9A91は戻って行く

それと入れ替わるように後ろからドラグノフが近づいて来た

 

「この後来るのは味方だ、今は敵意が無かったとしても味方が来た時はどうなっているかは分からない、我々は必要悪だ、ブラックウォッチに我々という必要悪があるから味方が生きて行けるんだ」

 

そう言うとドラグノフはKSGの背中を押し前に進む

KSGはまだ悩んでいるがドラグノフに押されているので進むしかない

 

 

 

「今どれくらいですか?」

 

「大体1kmだ、日本なら駅に着く頃だが反対側の距離を入れれば1km圏内に駅がある筈だ」

 

「日本なら1km以内に次の駅がありますしね」

 

「駅ではどうするの?」

 

「駅の状況次第ですがとりあえず着いたら一旦休憩します」

 

「早くない?」

 

「先は長いですので」

 

進みながら会話するが周囲を警戒してるい

但し一応のレベルだが

と言うのも前進を再開してから酸素濃度が一気に下がったのだ

現在は生物の住める濃度ではなく一呼吸で気絶する程低い

 

『こちらHQ、シャドー、応答を』

 

無線が入る、シャドーは特戦隊のコールサイン

 

『こちらシャドー0、どうしました』

 

『先程、ハウンドより通信が入りリホーマーとの戦闘場所を衛星で確認した所、地下鉄がある事が判明しました、位置はラヴェジャーに送信しましたので後程確認して下さい』

 

『了解です、そちらには誰が?』

 

『ブラックドッグです、あちらの制御はハウンドに投げました』

 

『お疲れ様です』

 

ブラックドッグ、ティスがどこからか連れて来た戦術人形達の部隊

ヘルハウンド同様の問題部隊プラス絶滅主義者である

 

『我々は?』

 

『そのまま進んで下さい、ブラックドッグの目的は周辺の調査です、地下には入らない……はずです』

 

『確信持って言ってください…』

 

『無理です(キッパリ)、距離はかなり離れていますしブラックドッグのポイント到着は1時間後ですので問題ないかと……ですが気を付けて下さい、彼等レールガンや個人携行型の40mm砲を持ち出しましたので』

 

言い終わると無線は切れて百式は頭を抱えた

とりあえず駅に着いても休む暇は無くなった




リホーマー逃げてェェー!超逃げてェ!
制限時間は1時間とちょっと!
リホーマーは気付き逃げられるのか!
戦闘になれば確実に倒される!

レールガン(モデルはMGSシリーズの)
ブラックドッグが持ち出した物
チャージ式で連射は出来ないものの威力と射程が凄まじく射程は50kmオーバー、威力は30km先の主力戦車を36台貫通、破壊した程
命中率はそこまで高くないが衛星や航空機とリンクする事でピンポイント射撃を可能としている
装弾数は20発で本体内部に発電機とバッテリーが内蔵されている
反動が少ない


個人携行型40mm砲(モデルはバイオハザード1リメイクに出てくる無限ロケットランチャー)
ブラックドッグが持ち出した物
弾数は1発だが40mm砲弾が撃ち出せるので問題にはならない
砲身が左にスイングし装填が出来る
主力戦車を覗いて全ての地上兵器に対して使える
但し反動が凄まじく人間では元より戦術人形で使えるか使えないかというほど強い反動がある
また命中率も低く100mで当たれば良いレベル
だが高い威力(レールガン程では無い)と特殊砲弾で中距離ではかなりの戦力になる
現在、装弾数を増やしたモデルが造られている
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