リホーマーとの戦闘第2弾!
ブラックドッグは駅に着くとサイバーブレインからの情報を見る為ホームに登った
情報はリホーマーに関するものと発見された駅の場所だ
「駅の場所は良いとしてリホーマーの情報は使えるな」
「駅はどこが見つけたのでしょうか?」
「まぁ予想は着くけどねぇ、しかし独自に生産ライン確保出来るのは良いねぇ」
「『……了解、それじゃその方向で』ハウンドからよ、可能ならリホーマーを確保、無理なら破壊して良いとの事よ」
「………?」
そんな中ロボは何かに気付き線路を見た
「どったの?」
「先行していたラヴェジャーが何かに破壊、いや、轢かれた」
「轢かれた?」
「あぁ、ELIDに見つかり戦闘していたのだが突如現れた何かに轢かれた、相当のスピードだ」
「……リホーマーか!」
PKPの言葉に動こうとした時それは来た
一瞬だったが先頭車両に乗った人影も見えた
「キラー!レールガンチャージ!AEKは40mm!」
すぐさま行動する
キラーは線路に降りると同時にレールガンを撃つ
音速の数十倍で発射された弾頭は既に500m以上離れていた電車の最後尾の車両に向けて飛んで行くがまともに狙わなかったのでかすり地面に着弾する
最後尾の車両は着弾の衝撃で跳ね上がり脱線しスピードが落ちる
うちに怨みでもあんのか〜、と声が聞こえた気がしたがブラックドッグは無視する
スピードが落ちた武装電車に向けて今度はAEKが40mm砲を撃つ
レールガンに比べれば弾速は遅いが今度は当たった
脱線していた最後尾は40mm砲の着弾に装甲はもったが車両は横転した
横転した事により更にスピードがおちた上に横転した車両が壁などに当たって余計に遅くなる
「追うぞ!」
「そんな急がなくても大丈夫よ、この先には脱線した電車がわんさかあるんだから、それに第2先遣隊やらがもう地下に入っているわ」
「逃げられたら面倒ですよ…」
リホーマーは焦っていた
ブラックウォッチに遭遇した上に攻撃され車両が横転した
「あかんあかんあかんあかん!」
リホーマーは横転した車両を切り離そうと電車の上を移動する
元は普通の電車のため切り離しは手動だ
「こんな事ならもっと時間かけて造るんやったぁ……!?」
もう少しと言う所で電車は外に出た
トンネルを抜けた事により横転した車両は先程よりも暴れる
そして更に速度が落ちる
「ちょっ!?アカンヤツヤ!」
切り離そうした時地下に入り横転した車両が入口に当たり連結部分が壊れた
「オッシャァァー!!!」
勢いがあったらしく外れた車両は入口を塞ぐようにして止まった
「速度は落ちてもうたがこれなら……?何や?」
先頭からの音に振り返ると前方に横転した電車があった
そしてその上には装甲を着た兵士達がおりLMGをこちらに撃ってきた
「一難去ってまた一難ンン!なんでこんなにブラックウォッチがおんねん!?」
リホーマーはブレーキをかけるも間に合わず電車に激突した
リホーマーは投げ出され壁に激突するが運良く無事だった
「……うちの運も馬鹿に出来んな」
電車を見るが先頭車両が電車に突っ込んだ為動かす事は出来ない
反物質炉のある第2車両は弾かれたのか横転した車両の上にあった
リホーマーは第3車両に向かう
扉を開けると子供達がふらつきながらも物陰から出て来た
適当に突っ込んだ椅子とかがクッションになったようだ
「急いでずらかるで!地下はヤバい奴で溢れかえっとる!」
リホーマーは言いながら使えそうな物を持って出る
そのまま第4車両に行く
車両は損傷はしていないが内部は衝撃でめちゃくちゃだった
その中から使えるP.A.S.Cを着込んで子供達も中に入る
食料や使える物を適当なボックスに詰め込んで持つ
反物質炉を持って行こうか考えたが止めておく
今の所ブラックウォッチは見えないが車両の向こうから大勢の声がする
だが運はリホーマーに味方した
近くに非常口を見つけたのだ
「ほんとうちって悪運強いな」
非常口の近くには今にも崩れそうな車両がある
直ぐに非常口に入り階段を駆け上がる
少し登った所で後ろから何かが落ちる音がし振り返ると非常口が塞がれていた
「ヨッシャァー!早く逃げるで!」
そのまま進み外に出る
場所は分からないが近くにトラックをみつける
軍用ではなく民間用なので追われれば逃げられないが問題はないだろう
リホーマーは荷台にボックスとP.A.S.Cをいれ運転席に入る
「うごいてよぉ…」
祈りながらキーを回すと3回目でエンジンがかかった
「もう地下は懲り懲りや……」
リホーマーはトラックを運転しながらボヤく
今度こそ快適な旅をする為に
「……逃げられたか」
ブラックドッグはリホーマーの電車に着いたが誰も居なかった
入口を塞いだ車両を乗り越えて地下に入ったが遅かったようだ
ブラックドッグの到着とほぼ同時に第2先遣隊等と合流したが無駄となった
だが完全に無駄となった訳では無かった
試作の反物質炉は手に入り他にもリホーマーの良い意味での置き土産があった
リホーマーの使ってた車両も使えるらしい
「とりあえず主要任務は達成ですね」
「リホーマーに逃げられたけどね」
『反物質炉の回収ありがとうございます』
『特戦隊はむだだったねぇ』
『そうでも無いです、破壊したリホーマーの要塞ですがまだ使えるのが結構あり回収部隊を送りました』
『それは良かったな、リホーマーはどうする』
『現状追跡手段がありませんのでしばらくは放置されますが確認され次第回収若しくは破壊任務が出ます』
『わかりました、それじゃあ、我々は地下鉄探索に戻ります』
『了解です、必要な物があればそちらの部隊に言ってください、大抵の物は用意出来るはずです』
「イングラム、任せた」
イングラムに補給を任せたPKPは適当な瓦礫に腰を下ろす
そしてあるものをみつけた
それはムカデだった
ムカデは頭を上げ蛇のようになってPKPを見つめていた
「……監視はしておけ、何かあればビーストかハウンドから連絡がいく、それまで待ってろ」
PKPがそう言うとムカデは首を下ろし瓦礫の中に消えていった
「やっぱり情報は彼女達が?」
「だろうな」
PKPは煙管を取り出し皿に煙草の葉をつめマッチで火をつける
近づいて来たAEKに返事をしつつ煙管を吸う
煙を吐き出すとそこに蜂が来た
蜂は吐き出された煙を突っ切って奥に飛んで行った
PKPはそれを見ながら煙管を吸い煙を吐き出した
リホーマーはトラックで逃げられました
持ち物は食料等を適当に詰め込んだボックスとP.A.S.Cを1台だけです
子供達も荷台にいます
最終手段を使わなかったのはブラックウォッチの人数が多くどんな部隊がいるか分からなかった為です