この日とある全体放送の後BLACKWATCH内の空気が若干ピリピリしていた
その理由は社長であるブランが幹部達が召集されたのだ
その為ピリピリしているのだがピリピリしているのはBLACKWATCH創設後に入った者達だけで創設メンバーの古参組はいつも通りだった
幹部達が入った会議室の前では数名の古参組が武装して立っていた
物々しい雰囲気ではなくいつも通りの若干ダラけた感じで
そんな会議室の中では
「このカップ麺旨くね?」ズルズル
「確かに、出来れば家系のこってりラーメンが良かったけど」ズルズル
「カップ麺で家系って出来るのか?」ズルズル
ビーストとインセクトがカップ麺を食べていた
この2人は小腹が空いたのでカップ麺を食べようとお湯を入れていた時に召集されたのでそのままカップ麺を持ってきたのだ
「他の連中遅くね?」
「今居るの誰だっけ?」
「チーフはブラックドックと一緒にア〇ブ〇ラの研究所に行った、ティスは相変わらず、残りの初期メンツは来るだろ」ズズズ
「ア〇ブ〇ラだっけ?ト〇イ〇ルじゃなかったっけ?」ズゾォォォ
「ア〇ブ〇ラだ、みんな大好き地下研究所だし」ズズズ
「ふーん、そういえばなんで召集されたの?」ズゾォォォ
「麺すすりながら汁を呑むな喋るなむせるぞ、リホーマーの所と万能者のことらしい」ズルズル
「へ〜」ズゾォォォ!!
「勢い増すな」ズズズ
そんなこんなで食べ終わると同時に扉が開く
入って来たのは甲冑の上から白いマントの様な物着て紅い般若の面を付けた少女、トラチヨが入って来る
両手に大きなポテチ3つと腰に二升は入る酒壺を2つ紐で括り付けて
「すいませーん、少し遅れました?」
「まだお前で3人目だ、来れるなら後4人」
「いや〜武器の手入れをキリのいいところで終わらせようと思ってたのですが後少しだったのでなんなら終わらせちゃおうと」
「だからまだ来れる奴全員来てねぇよ」
「あぁそうでしたか、所で呑みます?」
「もちろん、だが4升で足りるか?」
ビーストとトラチヨはツートップの酒クズだ
それもブラックドックの酒クズ達が可愛く見える程の
因みにインセクトはそこまで呑まない
「会議なら足りますよ♪」
「それもそうか」
ビーストは酒壺を1つ貰いポテチをツマミに呑み始める
それと同時にブランが入って来た
「……てめぇら、会議だってんだろがァ!酒盛りしてぇンなら出てけ!」
「呑み始めたばっかだ、問題ねぇよ、まぁ他の連中がいつ来るかによるがな」
「アイツらが来ると思ってんのか?」
「………だよな」
「酒クズ共が酔う前にやるぞ」
幹部会が始まった
「本題の前に兵器関連はどうなってる」
「まずは炉の小型化を優先させた、アヴァロンの方が結構出来てるからそっちを少し減らして炉の方にまわしたから少しは早くなるはずだ、最もアイツらが遊ばなければの話だがな」
「ゴーストに〆させるから問題ねぇな、本題だがリホーマーと万能者についてだ、ブレイン」
『はい、まずはリホーマーの方ですがMDRから随時送られてくる情報ですとどうやら新たなボディに入ったようです、身体的なスペックまでは分かりませんがかなり高いハッキング能力を持っています、それと液体金属の様な物を自在に操る能力も持っています』
「ハッキングはどれくらいだ?」
『正規軍の人形が1分未満で堕ちました』
「どれ程か分からんがとりあえずハッキング対策を可能な限り強化しろ」
『了解』
「万能者の方はどうだ」
『正直少し混乱しています』
「「は?」」
『万能者の変装した姿があるのですがそれをリホーマーの所で確認したのですが衛星が外で活動する万能者を確認しました、それもほぼ同時に』
「面倒だな…二人いたのか…あるいは……」
「とりあえずMDRに変装した万能者を可能な限り監視する様に言えば?」
『それは出来ません、バレる可能性を考慮し一切の連絡を絶っています』
「現状なら尚更ですね、ならMDRが1人で外に出た時に接触出来ませんか?」
「ならカラスを使うか、何羽か飛ばしてリホーマーの会社周辺の監視とMDRへの通信として」
『あれは一応幹部専用のホットラインなのですが…』
「使ってる奴なんて殆ど居ねぇだろ」
「確かに、殆ど近衛団の連絡手段と化してるし」
『………まぁそちらに任せます、それでこの2人はどうしますか?』
「リホーマーは適当に商談話を掛ければ釣れそうだな…やるならダミーカンパニー使うか、とりあえず放置」
「万能者は戦闘にならない限り見つけても放置しろ、戦闘になった場合はすぐに1番近い幹部の誰かを向かわせる、これを全員に伝えとけ」
『了解です』
「そういえば万能者は今の所どれだけ強いんですか?」
『なんとも言えませんがハイエンドモデルなら楽に倒せます、監視映像を見る限りでは進化している様にも見えます』
「リヴァイアサン見てぇにか?」
『そこまでではないですが…現在対万能者の人形を作ってはいますが万能者の詳細な戦闘データが無いのでどこまで通じるか……そういえばリホーマーが面白いモノを作ってました』
「あの人型か?なんかプラズマ何たらかんたらを搭載してたな、どっかと契約してたからこっちには来ないだろうが、監視はしておけ」
『もちろんです、願わくばMDRのエロ配信も一緒に…』
「……AIの個性って素晴らしいよな」(目そらし)
「目逸らしながら言ってんじゃねぇよ、どう考えてもぶっ壊れてんだろ」
『正常です』(ドンッ)
「変な効果音つけんな!」
会議は続く
カラス
元は偵察、監視用の動物型人形として開発されたが幹部専用の通信機として改良された
しかし幹部達が使わなかったので近衛団が主に使用している
大きさや見た目、行動がカラスと全く同じで見分けが殆どつかない
見分け方としては目の色(この人形は目が紅い)だけなので基本見分けられない
幹部専用の通信機として改良されているので回線はかなり特殊な極秘暗号回線で通信の盗聴したり傍受されたりするとすぐにサイバーブレインに通達されハッキングをかけられ色々と持っていかれる
そこそこの数が作られた
前にリホーマーの所に行ったのは初期型で偽装がされていない