G&Kの猟犬   作:試作型機龍

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試作強化アサルト様とのコラボ
万能者鹵獲、捕縛作戦


アウターミッション19(長編コラボ回)

AC-130内

特戦隊の5名は戦車隊の後に本部を出た

戦車で行っても良かったがこちらの方が速くまだ不明なポイントに分かったと同時に迎える

後衛部隊は戦車隊と一緒だ

 

特戦隊はそれぞれの武器の最終確認を行う

必要以上に持って来た弾薬にマガジン、渡された装備品等など

AC-130のクルー達も搭載されている105mm砲、40mm機関砲、25mmバルカンの最終チェックを行う

このガンシップに積まれた砲弾も通常の2倍近く積まれている

バルカンの25mm弾に関しては3倍はある

通常よりも積まれているとはいえこの機体のベースは輸送機だ

これだけ積まれていてもまだまだ余裕はある

しかし相手はまだ未知数の万能者、効かなければ無駄になる

 

だからBLACKWATCHは高確率で効果がありそうな弾を積んできた

105mm砲弾は通常弾の他に何発かは着弾と同時に赤リンの煙を周囲に撒き散らすスモーク弾

そして半数が運用が議論されている白リン弾

40mm砲は3分の2が通常のELIDにはかなり効果的だった硫酸弾

25mm弾は全て鉄甲焼夷弾

少なくともスモーク弾以外のどれかひとつは効くはずのものだ

 

特に硫酸弾はそこそこ期待されている

硫酸弾、正確には濃硫酸弾は酸化力や脱水作用を有している

これにより万能者の装甲や武器を酸化させ使い物にならなくし他の攻撃で破壊及び本体へのダメージを期待している、つまり濃硫酸弾はあくまでもサポートウェポンなのだ

通常のELIDには硫酸弾だが万能者の為に濃硫酸弾にしたのだ

そこに白リン弾や鉄甲焼夷弾を喰らわせれば確実なダメージを与えられると思う…

 

勿論ながらデメリットもある

赤リンのスモーク弾は赤外線を阻害するのでサーマル等が使えない

ガンシップや特戦隊はその辺の対策はしてきているが他は恐らくしていない

そして白リン弾と濃硫酸弾は着弾と同時に周囲にそれらを撒き散らす

白リン弾はそこまで撒き散らさないが濃硫酸弾は最低デモ10mは離れてないと巻き添えを喰らう

 

「……これ、私達よりもブラックドックの方が適任じゃない?」

 

そんな注意書きを見ながらベクターが言う

ベクターの言いたい事は全員が分かっている

今いる特戦隊はハンドガン、ショットガン、スナイパーが1人づつでザブマシンガンが2人だ

しかも万能者の装甲や組織サンプルを回収しないといけない

つまり否が応でも接近戦をしなくてはいけない

しかもEA小隊も来るらしい

巻き添えを喰らう可能性が高いのだ

 

「ですが幹部達が仲間を捨て駒にする事や死ぬ事を嫌っているのは知っているでしょう」

 

百式の言葉にベクターは悩む

BLACKWATCHは仲間の危機ならばどんな危険を侵してでも助けに来る

場合によっては大部隊が動く事もあるし幹部に至っては高確率で来る

それが例えバックアップをとった人形であってもBLACKWATCHに認められた新人であってもだ

この救出劇で戦争一歩手前までいったこともある

 

『安心しな、お前らになんかある前に俺らが援護してちゃんと救出してやるから』

 

無線からパイロットのイーグルが言う

 

「私達の心配よりも先ずは自分の心配をして下さい、護衛がいるとはいえ1番狙われやすいのはこの機体ですから」

 

『俺のテクニックを舐めんじゃねぇぞ?どんな暴れ牛でも大人しくなるんだぜ?』

 

「それただブルより暴れて暴れさせないだけでしょ…私達が降りてからやってよ?」

 

『女は逆に暴れさせるのが得意だぜ!俺の105mmの前には敵無しだ!』

 

『22口径デリンジャーが何言ってんだ』

 

『黙ってろアメリカン180!女イカせられないからって出し過ぎなんだよ!早漏ゼツリン野郎が!』

 

『万能者より先にテメェ片してやろうかゴラァ!』

 

「黙れポークビッツ共」

 

『『ウッス』』

 

百式がキレた所で謎会話は終わる

 

「…とりあえず私達が見捨てられる事はありませんよ」

 

『見捨てたら死が救いになるレベルの事をされるからな、だから撤退する時は早目にな、コレが落されたら折角のフルトンが台無しだ』

 

「……出来れば使いたくないんだけど」

 

『諦めな……っと、万能者が動き出したみてぇだ』

 

イーグルの言葉に全員が臨戦態勢に入り特戦隊は降下準備をする

 

『座標確認、いいか!降下をバレないように少し離れた場所に降ろす!それと喜べ、俺らが一番乗りだ!』

 

「戦車隊は?!」

 

『5分以内に到着する!今は後衛を降ろしてるところだ!』

 

『降下1分前、機内減圧完了…後部ハッチ、開きます』

 

ハッチが開くと同時に特戦隊はハッチに移動し装備を確認する

 

『……全て正常……オールグリーン』

 

『HALO降下じゃねぇから開くタイミング間違えんなよ?』

 

「何度もやってます!高度は!」

 

『2500だ!ターゲットの場所は俺らの一番槍だ!』

 

『降下10秒前……8…7…6…5…4…3…2…1…降下!』

 

『幸運を祈る!』

 

「そっちこそ」

 

そして特戦隊はハッチから飛び降りた

 

2、3分後地面に降り立った特戦隊の耳に砲撃音が聞こえた

 

作戦は始まった




濃硫酸弾

BLACKWATCHが対ELID用に作った砲弾
着弾と同時に濃硫酸を撒き散らすもので使用には注意がいる
ELID用だが戦車や装甲車等の装甲にも効果的
濃硫酸に手が加えられているらしく金属に着弾すると金属が短時間で酸化しボロボロになる


アメリカン180

トンプソンの様な見た目をしたサブマシンガン
トンプソンとは違い22LR弾若しくは22ショートマグナム弾を使用する
マガジンは上部に置くパン型マガジンで弾数は最低で165発、最大で275発という規格外の弾数を誇る
また連射速度も高くLR弾モデルではではイングラムやグロック18Cと同じの毎分1200発
ショートマグナム弾モデルでは毎分1500発の連射速度をもつ
警察等の公的機関に採用されたが22口径とはいえ車のドアを貫通する程の威力があり防弾チョッキをズタボロにする強い銃だった為早々に民間に払い下げされた
BLACKWATCHでは民間向けの警備等で使用されている(22口径でそこまで危険じゃない、というアピールの為)


22口径デリンジャー

恐らくハイスタンダード社のデリンジャーの事
22LR弾モデルと22マグナム弾モデルがある
結構小さく護衛用に人気のあるモデル
小さい為人差し指で銃身を抑え中指で撃つという独特な射撃方法がある
安全装置が無いためトリガーを重くして暴発を防いでいるがコレが非常に重くトリガープル(トリガーを引くのに必要な力)は10kg以上と言われている(工場出荷状態は11.3kg)
この為非力だと撃つことが出来ない
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