G&Kの猟犬   作:試作型機龍

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今更ですがコラボが終わり次第ブラックドックのウィルス破壊の続きを書きます


アウターミッション20

特戦隊が降下する少し前

ゴーストはとある正規軍基地内に居た

万能者捕縛作戦に関わってない基地だ

現状捜し物であるエリザの初期AIデータの入ったチップは見つかっていない

正規軍のネットワーク内にもないので恐らくまだ使われていないのだろう

今も正規軍のネットワークやらにアクセスしサイバーブレインが探っているが見つからない

 

『ダメです、ここもハズレです』

 

正規軍内にあったPCに接続されている端末からサイバーブレインがまるで興味なさげなゴーストに言う

ビーストの執務室に来た時とは違い灰色のチェック柄のミニスカートに袖や胸元にベルトが巻かれている白のパーカーに着替えていた

あの時の服装は私服だったのか?

フードを深く被っているので顔は見えずらいがその眼にやる気は見えない

サイバーブレインはゴーストと関わるのは初めての為行動が全く読めない

しかし実力はあるようでこの正規軍基地を1人で壊滅できる程度には強い

最も八割は気付かれずに殺し死体が見つかった時にはサイバーブレインが各回線を遮断していたので問題は無い

異常に気付くのは先の話だ

 

『そういえばどうして此処なのですか?』

 

捕縛作戦に関わってないこの基地に来たのはほぼゴーストの独断だ

まぁBLACKWATCHでは幹部達の独断は珍しくないが

 

「作戦に関わってない此処ならエリザのAI置いとけるからだがハズレたらしいな……ったく…あんなの持って作戦本部に居るか普通…」

 

サイバーブレインは正直無視されると思っていたが予想外な事に普通にかえされた

 

「終わってんならとっとと次行くぞ」

 

ゴーストは端末のケーブルを引き抜いて端末を回収し基地を出る

 

『…待って下さい』

 

基地から出た所でサイバーブレインが待ったをかける

 

『衛星が見えない機体を捉えました、近いです』

 

見えない機体とはステルス機等のレーダーに映らない機体の事ではなく目視出来ない機体の事だ

 

『恐らく熱光学迷彩ですね、ですがエンジンの排気熱かガスかは知りませんがで僅かに歪みがありますね、後気流の乱れも、この乱れ方はヘリですね』

 

隠そうとすれば必ずなんかしらの見つけ方が出てくる

今回の場合はBLACKWATCHの異常な見つけ方を知っているサイバーブレインに軍配が上がった

 

「何処のだ?」

 

『恐らくリホーマーかと』

 

ゴーストは少し考えて

 

「ならなんかしらの情報を持ってんな」

 

そう言ってゴーストは消えた

 

 

 

 

アサルターが降下したのを確認したサーチャーがハッチを閉めようとした時また足音がした

このヘリには自分以外誰もいないはずなのに…

サーチャーがゆっくり音のした方を見るとそこにはいないはずの学生の様な見た目の少女がいた

しかもその少女が持っている端末から出ているケーブルはヘリに繋がれていた

 

「……?!!、誰だ!!?」

 

銃を抜いた時にはその少女はケーブルを抜き取り開いているハッチの前に立っていた

 

「動くな!」

 

少女はゆっくりと手を上げポケットから手を出す

左手には端末

しかし右手には深緑色のボールの様なものが握られていた

サーチャーはそれがなんなのかすぐにわかった

 

「手榴弾!??」

 

サーチャーが1歩下がるがここはヘリの中

逃げ場はない

 

『次からは排気熱等も消せる様にするんですね、後情報ありがとうございます』

 

端末から声が聞こえたと同時に少女は手榴弾のピンを抜きサーチャーに投げ渡す

手榴弾は投げられたと同時にレバーが外れる

サーチャーが手榴弾をキャッチすると少女はハッチから飛び降りた

 

「え?!」

 

サーチャーは驚くがすぐに手榴弾をハッチから投げ捨てた

その時には既に少女は見えなくなっていた

サーチャーはすぐにこの事をリホーマーに連絡した

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